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毛無山(静岡県富士宮市)【日本二百名山・山梨百名山・静岡百山】

大自然景勝地
By: Kenichi Hirota
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静岡・山梨県境にある日本二百名山の一つ

「毛無山」は山梨県南巨摩郡身延町と静岡県富士宮市の県境にある標高1946メートルの山で、日本二百名山、山梨百名山、静岡百山の一つです。

天子山地、山梨県南部と静岡県北部の山地、の最高峰があるのが毛無山です。

登山道は整備されていますが、険しい斜面もあり、距離もあるので、本格的な登山になります。

往復約4~5時間はかかるので、装備は万全にする必要があります。

頂上までは大変ですが、天気の良い日に見える山頂からの景色は最高です。

毛無山の名前の由来は気候条件により山頂部に樹木がほとんどなく、草や笹等で覆われている姿を「毛成(けなし)山」と呼んだことによるらしいです。

富士山に登る気持ちで準備

「毛無山」は標高1,946mもあり、登山道も急斜面や険しい道が多く、本格的な登山になります。

「ふじやま」さんも登った事がありますが、成人男性でも往復5時間近くかかる難関の山です。

よく富士山へスニーカーやサンダルでたいした装備もなく登ろうとする人がいますが、これはとんでもない事です。

毛無山は富士山と同じく過酷な山で甘く見てはいけません。

夏の富士登山のシーズンでも遭難者や怪我人が出ますが、富士山はそれでも登山者の数が非常に多いので、事故の場合でも助けを呼べ易い点があります。

 しかし、毛無山は登山者も少なく、私が登った時は確か携帯も完全に圏外だったので、万一事故があっても救助が困難です。

私は何年も前に一人で上りましたが、今考えれば危険行為だったと反省しています。

運動靴で水や弁当を持ってリュックを背負って朝から登りましたが、道が険しく昼頃やっと着いたのを覚えています。

途中誰にも会わず険しい道を黙々と登りましたが、やはり登山は複数で行くべきです。

標高も2,000m近くあるので、天気や気温の変化を考えて、雨具や防寒着は持参するべきです。

でもこんな事は登山をする人なら周知のことで、注意する事ではありませんが、私の様な初心者向けに念の為、書き記しております。

登山道入口駐車場

「毛無山」登山道の入口は朝霧高原の麓にあります。他にも色々あるようですが、一番わかり易いのは東名高速富士インターから西富士道路、国道139号線を山梨県境方面へ北上します。

朝霧高原の 「ドライブインもちや」 、「朝霧ジャンボリーゴルフ場」、「パラグライダースクール」を過ぎ、 「朝霧高原グリーンパーク」 へ入る道の突き当たりにあります。

国道139号線からグリーンパークへの道へ入れば10分もしない内に突き当たりの「登山道入口駐車場」に着きます。

 「駐車場」は実は無人で、ポストが置かれていて、そこに自分の車のナンバーを記入した備え付けの封筒に料金を入れて登る事になります。

無人なので当然自己申告ですが、しっかりと定期的に管理人がチェックしている様で、「ふじやま」さんが下山した時には車のワイパーに領収証が挟まれていました。

山頂からの絶景

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 難関登山の「毛無山」ですが、山頂に着いた時の感動と景色は最高です。

標高約2千メートルからの山頂からの景色は富士山とその眼下に広がる広大な平原はたまりません。

そして、その頂上で食べるお弁当は何ともおいしいものでした。

「ふじやま」さんも朝から登り始めて、昼頃ようやく山頂に着きました。

辺りは誰も居ませんでしたが、目の前の素晴らしい景色に大変癒されたのを覚えています。

周辺観光案内

「毛無山」は往復5時間はかかるので、ハイキングというより本格的な登山です。

朝から登り始めても下山するのは午後になるでしょうから、やはり疲れも出るでしょう。

そんな疲れを癒すにはやはり近くの温泉に浸かるのがベストです。

かつて朝霧高原に「グリーンパーク」という温泉がありましたが、今は閉店していまったので、別の温泉を探さなければなりません。

近くてさっと登山の疲れや汗を流すには、 「天母の湯」 がオススメです。

毛無山から車で約20分程度で、1時間400円、3時間700円と料金もリーズナブルです。

もっと近くの温泉が良いというなら、 「富士ミルクランド」を南に下った 「風の湯」 があります。

施設はしっかりしていますが、1日料金で800円なので、さっと短時間で済ませたい方は勿体無いかもしれません。

周辺地図

周辺観光情報

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