自然と触れ合える富士山麓の湖
「ダイヤモンド富士」で有名な田貫湖
「田貫湖」は「ダイヤモンド富士」で有名な写真撮影の名所です。「ダイヤモンド富士」とは、富士山の頂上と太陽がちょうど重なり、光のコントラストが幻想的な光景を見せてくれる富士山の事です。田貫湖では毎年4月20日頃と8月20日頃に見る事ができます。もちろん、天候等により確実にその日に見えるわけではなく、「ダイヤモンド富士」の瞬間をフィルムに収めるのは写真家でも苦労するようです。私は写真家ではないので詳しいことは知らないのですが、田貫湖は写真家の間ではかなり知名度が高いです。

「桜の名所」でもある田貫湖
もちろんダイヤモンド富士だけが、田貫湖の魅力ではありません。田貫湖は「桜の名所」でもあります。湖畔には、約350本もの染井吉野や山桜が植えてあり、特に南側キャンプ場横の駐車場からの眺めは絶景です。左の写真は、その駐車場前の管理事務所前から撮った写真です。毎年、桜の見ごろは前後しますが、4月中旬位には富士山と田貫湖をバックに満開の桜の風景を見る事ができます。
自転車を借りて「サイクリング」
ハイキング、キャンプと「アウトドアレジャー」に最適

田貫湖ふれあい自然塾
田貫湖の南西にある「田貫湖ふれあい自然塾」は環境省が推進する自然学校の第1号です。管理運営は環境省、静岡県、富士宮市、財団法人休暇村協会、「田貫湖ふれあい自然塾運営協議会」が行っています。「自然とのふれあい」をテーマに富士山麓の大自然とのふれあいや体験活動を行い、自然を学び、尊ぶ心を養います。自然のしくみや恵みを肌で感じる事で、自然の尊さや環境保全の重要性を認識することができます。とはいっても、あまり形式ばらずに子供から大人まで気軽に体験学習ができます。専門のスタッフがいかに楽しく気軽に自然を体験できるかのプログラムを組んでおり、個人から団体まで気軽に利用できます。
国民休暇村「休暇村富士」
最後に、最近でもないですが、田貫湖の新しい名所として「休暇村 富士」が脚光を浴びています。話題の国民休暇村の施設で、絶景が見られる田貫湖の湖畔に位置し、食事良し施設良しサービス良しで、地域の宿泊施設としては一躍名を挙げてきました。オープン当時はテレビでも紹介され、予約も半年先まで埋まっているような人気だったようです。今ではそこまでの過熱ぶりはないようですが。私は地元の人間なので、この休暇村に泊まったことはありませんが、評判はすこぶる良いようです。読者の皆様がこの地域で宿泊を考えているなら、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
周辺観光案内
「田貫湖」北側には大小120余の池が点在する「小田貫湿原」が広がり、ハイキングに最適です。歩道が整備され、湿原植物やトンボなどの小動物を観察する事ができます。歩道は1周約900メートル、30分位で歩く事ができます。又、天然記念物の「白糸の滝」にはわずか4キロの距離です。広大な牧草地が広がる「朝霧高原」にも5キロほどで、「田貫湖」の周辺は富士山麓の自然で溢れています。又、レジャー目的なら、「まかいの牧場」、「富士ミルクランド」、「ドライブインもちや」、「富士花鳥園」などがあり、一日中遊んでいられます。又、朝霧高原の牛乳を使用したソフトクリームを食べたいなら「道の駅朝霧高原」がおすすめです。
詳細情報
- 住所 静岡県富士宮市佐折
- 電話 0544-27-5240(富士宮市観光協会)
- 駐車場 120台(無料)
- 施設 ①キャンプ場②ボート乗り場③ふれあい自然塾④休暇村「富士」
周辺地図
周辺観光情報
白糸の滝 / 朝霧高原 / 小田貫湿原 / 富士花鳥園 / 富士ミルクランド / 東海自然歩道 / まかいの牧場 / 道の駅「朝霧高原」 / ドライブイン「もちや」 / 富士山本宮浅間大社 / 陣場の滝 / 毛無山
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