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富士宮市芝川町・内房は「竹の名産地」|たけのこ・桜・竹細工を楽しむ春の里山ガイド

芝川町のたけのこ(イメージ画像) グルメ
芝川町のたけのこ(イメージ画像)
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富士宮市の南端、身延線が走る芝川町・内房地区は、春になると一面が「竹」と「タケノコ」の里山風景に包まれます。稲瀬川沿いの斜面には手入れの行き届いた竹林が広がり、その足もとからは白くて柔らかいタケノコが顔をのぞかせます。江戸時代から続くタケノコ栽培の歴史を持ち、今も地域ぐるみで竹林を守りながら、おいしい「内房たけのこ」を育て続けている――ここは、そんな“竹の名産地”です。

春の週末には、国道52号を走るドライブ客や地元の人たちが、内房農林産物直売所や出荷場に立ち寄り、掘りたてのタケノコを目当てにやって来ます。川沿いの桜並木や菜の花とあわせて楽しめる「内房たけのこ・桜まつり」、竹細工「ゆらりとんぼ」や温泉施設など、周辺にはちょっと寄り道したくなるスポットも点在しています。

この記事では、芝川町・内房地区がなぜタケノコの名産地と呼ばれているのか、その歴史と土壌の特徴、直売所やイベントの楽しみ方、さらには話題の「タケノコ王」と地域との関わりまで、観光目線でやさしくご紹介します。春の富士宮観光やドライブ計画の参考に、「竹の郷・芝川」への小さな旅をイメージしながら読んでいただければ幸いです。


この記事のポイント

  • 芝川町・内房地区が“タケノコの名産地”と言われる理由(赤土の土壌・手入れされた竹林・歴史背景)がわかる
  • 白くやわらかい「内房たけのこ」の特徴と、美味しさを生む栽培環境が理解できる
  • 内房農林産物直売所など、タケノコを買える主なスポットが把握できる
  • 内房たけのこ・桜まつりの魅力と、桜・菜の花と楽しむ春の風景がわかる
  • 竹細工文化や「タケノコ王」風岡直宏さんの話題など、地域ならではの見どころが押さえられる
  • アクセス方法や周辺観光と組み合わせた“春のおでかけ”のイメージがつかめる

1. 富士宮市芝川町と内房地区の基本情報

1-1. 旧・芝川町と富士宮市への編入

富士宮市芝川町(イメージ画像)
富士宮市芝川町(イメージ画像)

現在「富士宮市芝川町」と呼ばれている一帯は、もともと静岡県富士郡芝川町として独立した町でした。町の中心を流れる芝川や稲瀬川の流域に沿って、

  • 柚野(ゆの)地区
  • 内房(うつぶさ)地区
  • 稲子(いなご)地区
  • 芝富(しばとみ)地区

という4つのエリアに分かれており、それぞれに田畑や茶畑、果樹園、里山の風景が広がっています。

2010年(平成22年)には、市町村合併により富士宮市へ編入され、現在は「富士宮市芝川町○○」という住所表記になりましたが、地域の人びとのあいだでは今も「芝川」「内房」といった地名が親しまれています。

富士宮市街地から見ると、芝川エリアは南側の玄関口。富士山本宮浅間大社や白糸の滝周辺から車で30〜40分ほど走ると、川沿いの穏やかな農村景観へと風景が切り替わっていきます。

1-2. 内房地区と稲瀬川沿いの里山風景

稲瀬川沿いに竹林と桜並木が広がる春の里山風景
稲瀬川・桜・竹林の風景(イメージ画像)

タケノコの名産地として知られる内房地区は、国道52号(身延道)に沿って広がる小さな集落です。

国道から少し脇道に入ると、

  • 稲瀬川のゆったりした流れ
  • 川沿いに続く田んぼや畑
  • その背後の斜面に広がる竹林

といった、昔ながらの里山の風景が一気に近くなります。春には川沿いに桜並木や菜の花が咲き、遠くには南アルプスや富士山方向の山並みも望める、のどかな景色が広がります。

この「川+田んぼ+竹林」の組み合わせこそが、内房地区のタケノコ文化を支えてきた重要な環境です。川がもたらす水と肥沃な土、そして山の斜面に広がる竹林――その間を、人びとが長年かけて整え、手入れを続けてきたことで、現在の「内房たけのこ」が生まれています。

1-3. 「竹の郷」と呼ばれてきた背景

竹林のたけのこ
竹林のたけのこ

芝川町一帯には、もともと竹林が多く、

  • 春にはタケノコの収穫
  • 通年で竹材の利用や竹細工の制作

と、暮らしの中で竹と付き合ってきた歴史があります。

なかでも内房地区は、江戸時代からタケノコの産地として知られ、斜面の竹林を生かしてタケノコ栽培を続けてきた地域です。竹林の手入れは、放っておくとすぐに荒れてしまうため、

  • 古い竹を伐り、新しい竹を育てる
  • 日当たりや土壌の状態を見ながら間伐を行う

といった「手間」を惜しまず続けてきたことが、土壌を豊かにし、タケノコの品質を高めました。

こうした積み重ねによって、芝川・内房は

竹林が美しく整えられ、春にはおいしいタケノコが採れる里

として知られるようになり、「竹の郷」「タケノコの名産地」というイメージが育っていきました。

2. 内房たけのこの歴史と特徴

2-1. 江戸時代・文久年間から続くタケノコ栽培

内房地区のタケノコ栽培は、記録によると江戸時代・文久年間(1860年代ごろ)にはすでに始まっていたとされています。
もともとこの地域は、川沿いの田畑と山の斜面が近接した地形で、斜面には自然発生した竹林が多くありました。

当時の人びとは、

  • 山の斜面=稲作には向かない土地
  • しかし水はけが良く、日当たりも適度にある

という条件に目を付け、そこを竹林として整え、タケノコ栽培に活かしてきました。

こうして始まったタケノコ栽培は、明治・大正・昭和と時代が変わっても絶えることなく続き、戦後には「内房たけのこ」の名で市場にも出回るようになります。現在も、内房筍生産組合を中心に複数の農家がタケノコ栽培を行い、地域の大切な農産物として受け継がれています。

2-2. 赤土が育む「白くてやわらかいタケノコ」

採れたてのたけのこ

内房たけのこの一番の特徴は、見た目の「白さ」と、口に入れたときの「やわらかさ」です。

その理由のひとつが、この地域特有の土壌です。

  • きめの細かい赤土
  • 川砂まじりで水はけがよい砂質土

といった土壌が組み合わさっており、タケノコにとって理想的な環境が整っています。

赤土は、タケノコの皮の色を明るく保ち、柔らかい繊維質を育てるのに適していると言われます。また、砂地は水はけがよく、雨の多い時期でも過度に水分が溜まりにくいため、根元が傷みにくく、スッと伸びたタケノコが育ちます。

さらに、内房の生産者は、タケノコが地表に顔を出さないうちに掘り出す「早掘り」を徹底し、必要に応じて

  • 土寄せ(株元に土を盛る)
  • 竹林に差し込む日光量の調整

などを行うことで、白くてみずみずしいタケノコを育てています。

2-3. えぐみが少なくシャキシャキ|内房たけのこの味わい

タケノコと言うと、「アクが強くて下処理が大変」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし、内房たけのこは

  • えぐみ(アク)が少ない
  • ゆで上がりがやわらかく、シャキシャキした歯ごたえがある

ことで知られています。

これは、

  1. 土壌の良さ
  2. 竹林の管理状態(古い竹の伐採・間伐)
  3. 地表に出る前の「若芽」の段階で掘る早掘り

といった要素が組み合わさっているためです。

そのため、生産者のあいだでは

「内房の筍は、ほとんどアク抜きなしでも食べられる」

と言われるほど。実際には、気になる方は米ぬかや米のとぎ汁を使って下ゆですると安心ですが、一般的なタケノコよりも手間がかかりにくく、家庭でも扱いやすいのが魅力です。

旬は例年、3月中旬〜5月ごろ

  • 3月〜4月前半:細めでやわらかく、香りの良い「走り」
  • 4月中旬〜下旬:サイズも充実し、定番料理に使いやすい「盛り」
  • 5月:やや大きめで煮物や惣菜向きの「名残」

と、時期によって味わいが少しずつ変わり、何度訪れても違う楽しみがあります。

2-4. 内房筍生産組合の取り組み

整備された竹林(イメージ画像)
整備された竹林(イメージ画像)

内房地区には、生産者で構成される「内房筍生産組合」があり、竹林管理や出荷体制を整える中心的な役割を担っています。

とくに印象的なのが、竹林管理の徹底ぶりです。

  • 竹には「年号」を記しておき、おおよそ5年ほどで計画的に伐採
  • 古くなった竹や込み合った竹を伐ることで、日当たりと風通しを確保
  • 地表の温度や土壌の状態を見ながら、タケノコが育ちやすい環境を維持

といった作業を、年間を通してこまめに行っています。

また、タケノコの生育段階に合わせた「内房筍配合肥料」の活用や、ベテラン農家の経験を若い世代に伝える勉強会なども行われており、単なる“個人の技”にとどまらない、地域ぐるみの取り組みとして進化しています。

こうした地道な努力の積み重ねが、

  • 毎年安定して高品質なタケノコが収穫できること
  • 「内房たけのこ」の名前で市場や直売所で評価されていること

につながっています。

3. どこで買える?内房たけのこの直売スポット

3-1. 内房農林産物直売所(うつぶさの農林産物直売所)

内房農林産物直売所(イメージ画像)
内房農林産物直売所(イメージ画像)

内房たけのこを代表する直売スポットが、「内房農林産物直売所」です。国道52号から少し入った場所にあり、車でアクセスしやすい立地が魅力。ドライブの途中にフラッと立ち寄れる、里山の小さな直売所です。

  • 住所:静岡県富士宮市内房1669-1
  • 営業時間:9:00〜16:00
  • 定休日:水曜日(資料によっては水・木曜表記もあるため、訪問前に最新情報を確認するのがおすすめです)
  • 特徴:春季限定で内房たけのこを販売/手打ちそばが味わえる「そば処」併設

タケノコシーズンには、地元の方はもちろん、静岡県内外からも多くのファンが訪れます。店頭にはタケノコのほか、季節の野菜や加工品も並び、内房の「今」がぎゅっと詰まったような雰囲気です。

タケノコ目当てで訪れる場合は、春(3〜5月頃)の午前中が狙い目。数量には限りがあるため、早めの時間帯の来店がおすすめです。

3-2. 佐野商店(内房たけのこ出荷場)

たけのこの出荷(イメージ画像)
たけのこの出荷(イメージ画像)

もう一つ覚えておきたいのが、「佐野商店(内房たけのこ出荷場)」です。こちらは、内房たけのこの集荷・出荷の拠点でありながら、一般の方も購入できるスポットとして知られています。

  • 住所:静岡県富士宮市内房4159-4
  • 営業時間:10:00〜12:30頃(※売り切れ次第終了)
  • 定休日:火曜・土曜
  • 電話:0544-65-0120(来店前に電話確認が推奨されています)

出荷場という性格上、その日の収穫状況によって在庫が大きく変わります。確実に購入したい場合は、事前に電話で在庫や営業状況を確認してから向かうと安心です。予約や取り置きに対応してもらえるケースもあり、遠方からの来訪者にとって心強い存在です。

3-3. 富士宮市街のファーマーズマーケット「う宮〜な」など

JAふじ伊豆う宮~な(イメージ画像)
JAふじ伊豆う宮~な(イメージ画像)

内房地区まで足を伸ばす時間がない方や、富士宮市内の観光と組み合わせたい方には、市街地の大型直売所も選択肢になります。代表的なのが、JA直営のファーマーズマーケット「う宮〜な」です。

  • 施設名:ファーマーズマーケット う宮〜な
  • 住所:静岡県富士宮市外神123
  • 定休日:火曜(祝日の場合は営業)

地元の農産物が一堂に会する大規模直売所で、春には内房たけのこが並ぶこともあります。内房地区まで行く前後で立ち寄るのはもちろん、「白糸の滝」や「富士山本宮浅間大社」など市内観光のついでにチェックしておくと、思わぬ出会いがあるかもしれません。

このほか、スーパーや市内の飲食店でも、内房産タケノコを使った惣菜や料理が登場する場合があります。見かけたら、ぜひ「内房産」の表記を探してみてください。

3-4. 国道52号沿いとコンビニを目印にしたエリアイメージ

芝川町内房地区へ向かう

初めて内房地区を訪れるとき、土地勘がないと「どこで曲がればいいの?」と不安になりがちです。

ざっくりとしたイメージとしては、

  • 新東名・新清水ICから国道52号を北上
  • 「内房」周辺のファミリーマートなどコンビニが見えてきたら、その一帯が内房地区の入口

と覚えておくとわかりやすいです。

そこから川側へ少し入ると、内房農林産物直売所や佐野商店のあるエリアに近づいていきます。ナビや地図アプリで

「内房農林産物直売所」
「富士宮市 内房4159-4(佐野商店)」

といったキーワードを指定して向かうとスムーズです。

3-5. シーズン中の買い方のコツ

せっかく内房までタケノコを買いに行くなら、「良い状態のタケノコ」を手に入れたいところ。ここでは、シーズン中の買い方のちょっとしたコツをまとめます。

① 時間帯は「朝イチ」が基本
タケノコは鮮度が命。開店直後〜午前中の早い時間帯ほど、

  • 掘りたてに近いものが多い
  • サイズや形の選択肢が豊富

という傾向があります。

② 天候と収穫状況を意識する
タケノコの出方は、

  • 雨の後に一気に増える
  • 寒の戻りで一時的に少なくなる

など、天候によって大きく左右されます。「今日はどうかな?」というときは、直売所や出荷場に電話で事前確認しておくと、空振りを避けやすくなります。

③ 形と重さをチェックする

  • 穂先が締まっていて、開きすぎていないもの
  • 皮の色が明るく、ずっしりと重みを感じるもの
  • 切り口がみずみずしく、乾いていないもの

を選ぶのが基本です。内房たけのこはもともとえぐみが少ないと言われますが、より良いものを選べば、下ゆでも短時間で済み、料理の仕上がりにも差が出ます。

④ 春限定の商品であることを意識する
内房たけのこは、あくまで春のシーズン限定の味覚。3月中旬〜5月頃の限られた時期にしか出回らないため、

「今年は絶対に食べたい!」

という方は、シーズンに入ったら早めに予定を立てるのがおすすめです。

4. 春の恒例行事「内房たけのこ・桜まつり」

内房たけのこ・桜まつり(イメージ画像)
内房たけのこ・桜まつり(イメージ画像)

4-1. たけのこ・桜・菜の花を一度に楽しめるお祭り概要

内房の春を代表するイベントが、「内房たけのこ・桜まつり」です。
例年タケノコの最盛期に合わせて4月第1日曜日の午前9時〜13時ごろに開催され、午前中だけの小さなお祭りながら、地元の方はもちろん、市外からのリピーターも多い人気の催しとなっています。

会場となる稲瀬川沿いのエリアには、川に沿って桜並木が続き、その足元に菜の花が咲き広がります。まだ雪を残した山並みと、淡いピンク・黄色・新緑が重なる風景は、まさに「里山の春そのもの」。そこに、採れたて内房たけのこの香りや、軽トラ市のにぎわいが重なり、内房ならではの春景色を楽しめます。

「タケノコも桜も菜の花も、一度に楽しみたい」という方には、まさにぴったりのイベントです。


4-2. 稲瀬川沿い5会場の回り方

お祭りは、稲瀬川沿いに点在する5つの会場で行われます。

  • 稲瀬(いなせ)
  • 内房小学校周辺
  • 瓜島(うりしま)
  • 尾崎(おざき)
  • 境川(さかいがわ)

といったエリアにそれぞれ会場が用意され、川沿いを移動しながら少しずつ雰囲気の違う春景色を楽しめるのが特徴です。

会場によって、

  • たけのこの販売が充実している場所
  • 軽トラ市や屋台が中心の場所
  • ステージイベントや体験コーナーがある場所

など、雰囲気が少しずつ異なります。ひとつの会場だけで完結させるのではなく、いくつかの会場をはしごしながら巡るのがおすすめです。


4-3. イベント内容と楽しみ方

内房たけのこ・桜まつりで、特に人気の高い楽しみ方は次のとおりです。

① 採れたて内房たけのこの直販・加工品販売
生のタケノコはもちろん、下処理済みのパックや、タケノコご飯・惣菜などの加工品も並びます。家庭で料理するのが不安な方でも、気軽にタケノコの味を楽しめます。

② 軽トラ市・屋台グルメ
地元農家さんや事業者が軽トラで出店する「軽トラ市」では、旬の野菜や果物、手づくりの加工品などがずらり。焼きそばやフランクフルトなどの屋台グルメもあり、ちょっとした縁日のような雰囲気です。

タケノコを使った屋台グルメ(イメージ画像)
タケノコを使った屋台グルメ(イメージ画像)

③ ステージイベントや体験コーナー
地域の団体による演奏やダンスなどのステージ、子ども向けのミニゲームや体験コーナーが設けられることもあります。家族でゆっくり過ごしたい方にぴったりです。

④ ラフティング模擬体験・川遊び(年によって内容変動)
稲瀬川ならではの体験として、ラフティングボートを使った模擬体験や、川辺での簡単な水辺遊びが企画されることもあります。水量や安全面を考慮しながら行われるため、内容は年によって変わりますが、「川×桜×タケノコ」という内房らしい組み合わせを満喫できます。

⑤ スタンプラリーで会場めぐり
複数の会場を巡るスタンプラリーが実施される年もあり、スタンプを集めながら自然と内房の景色を一周できる仕掛けになっています。子ども連れのご家庭にも好評です。

公式のプログラムや出店内容は年によって変わるため、直前には富士宮市や地元団体の情報発信(観光サイト・SNSなど)もチェックすると安心です。


4-4. アクセスと当日の動き方

車で訪れる場合
内房たけのこ・桜まつりの開催日には、内房小学校周辺などに臨時駐車場が設けられます。台数には限りがありますが、例年、会場近くに無料で駐車できるスペースが用意されるので、案内看板や係員の指示に従って駐車してください。

混雑のピークは、

  • 開催直後の9:00〜10:30ごろ
  • お昼前の11:00〜12:00ごろ

になりがちなので、午前9時前後の早めの到着を意識すると比較的スムーズです。

会場間の移動
会場間の移動には、稲瀬川沿いを歩くほか、年によってはシャトルバスが運行される場合もあります。すべて徒歩で巡るには少し距離があるため、

  • 「のんびり散策しながら2〜3会場だけまわる」
  • 「シャトルバスや車を活用しながら効率的に全会場をのぞく」

など、体力や滞在時間に合わせて計画を立てるとよいでしょう。

服装・持ち物のポイント

  • 川沿いは風が冷たいこともあるため、薄手の上着があると安心
  • 足元は歩きやすいスニーカーがベスト(未舗装の道もあります)
  • 買い物が多くなりそうな方は、エコバッグやクーラーボックスがあると便利

タケノコの旬と、桜・菜の花の見頃が重なる時期は一年のうちでもごく短い期間です。内房たけのこ・桜まつりは、その“旬を丸ごと味わえる一日”として、春の旅の目的地にする価値のあるイベントと言えるでしょう。


次の章では、内房たけのこを自宅でよりおいしく楽しむための「下処理のポイント」や、「タケノコステーキ」をはじめとした簡単レシピのヒントをご紹介していきます。

5. 内房たけのこのおいしい食べ方・レシピのヒント

5-1. 採れたてならではの「シンプルに味わう」食べ方

たけのこの刺身
たけのこの刺身

内房たけのこの魅力は、なんといってもえぐみの少なさと、やわらかさ・香りです。とくに掘りたてに近いものは、凝った味付けをしなくても、シンプルな調理で十分においしさを感じられます。

まずは、定番の下ゆでをしたあと、次のような食べ方で“素材そのものの味”を楽しんでみてください。

  • くし形や短冊に切ってそのまま刺身風に
    • うっすら温かい状態で
    • 仕上げに塩を少々+オリーブオイル or ごま油をほんの少し
  • 薄切りにしてポン酢+かつお節
    • おひたし感覚で、口に入れたときのシャキシャキ感と香りを楽しむ
  • 穂先部分を中心に、わさび醤油柚子胡椒+醤油
    • 日本酒やビールのおつまみにもぴったり

白くてやわらかい「内房たけのこ」は、こうした“ほとんど味付けをしない食べ方”でも、しっかりとした旨みと甘みを感じられるのが特徴です。


5-2. 人気の「タケノコステーキ」

内房たけのこを語るうえで外せないのが、豪快で簡単な「タケノコステーキ」です。
家庭でも作りやすく、内房たけのこの食感と香ばしさを一番わかりやすく楽しめる料理と言ってもいいかもしれません。

基本のタケノコステーキ(イメージレシピ)

タケノコステーキ(イメージ画像)
タケノコステーキ(イメージ画像)
  1. 下ゆでしたタケノコを、1〜1.5cm厚さの輪切りにする
  2. 水気を軽く拭き取り、フライパンにオリーブオイル(またはサラダ油)をひく
  3. 中火〜弱めの中火で、両面にこんがり焼き色が付くまでじっくり焼く
  4. 仕上げに、
    • バター+醤油
    • にんにく少々+醤油
    • オリーブオイル+塩・黒こしょう
      など、お好みの味付けでさっと絡める

表面は香ばしく、中はしっとり・ホクホク。内房たけのこの歯ごたえと甘みが一番ストレートに伝わる食べ方です。

少しアレンジして、

  • ベーコンやソーセージと一緒に焼く
  • 仕上げに粉チーズやパセリをふる
  • 醤油の代わりに味噌だれ(味噌+みりん+酒)で照り焼き風に

など、和洋どちらのテイストにもよく合います。タケノコ料理が初めてという方にもおすすめできる、失敗の少ない一品です。


5-3. 持ち帰り・お取り寄せでおいしく食べるコツ

現地で購入した内房たけのこを自宅でおいしく味わうためには、「できるだけ早く下ゆでをする」ことが何より大切です。ここでは、観光客の方にも実践しやすいポイントをまとめます。

基本の下ゆでの流れ(目安)

タケノコの下茹で(イメージ画像)
タケノコの下茹で(イメージ画像)
  1. タケノコの穂先を斜めに少し切り落とし、皮の縦方向に浅く切り込みを入れる
  2. 大きめの鍋にタケノコと、かぶるくらいの水を入れる
  3. 米ぬか or 米のとぎ汁(なければそのままでも可)を加える
  4. 沸騰したら弱火にし、40〜60分程度コトコトゆでる(サイズにより調整)
  5. 火を止め、そのまま鍋の中でゆっくり冷ます
  6. 冷めたら皮をむき、水に浸して保存

内房たけのこはえぐみが少ないと言われるため、米ぬかを使わずにゆでているご家庭も多いです。えぐみが気になるかどうかは個人差もあるので、心配な方は少量の米ぬかやとぎ汁を加えると安心です。

冷蔵・冷凍保存のポイント

  • 冷蔵:
    • 皮をむいて食べやすい大きさに切り、タッパーに水と一緒に入れて冷蔵庫へ
    • 毎日〜2日に一度、水を替えながら3〜4日程度を目安に食べきる
  • 冷凍:
    • 煮物や炒め物用にカットしたものを、小分けにして冷凍用保存袋へ
    • 使うときは凍ったまま煮物や炒め物に入れてOK
    • 食感はやや変わりますが、味噌汁の具・炊き込みご飯などに便利

えぐみが気になったときは

「内房たけのこでも、ちょっとえぐみを感じる」というときは、

  • さらに短時間、水から軽くゆで直す
  • かつお節や味噌、バターなど「うまみやコクの強い調味料」と合わせる

といった工夫で、ぐっと食べやすくなります。

お取り寄せやふるさと納税で手に入れた場合も、基本の考え方は同じです。生の状態で届く場合はできるだけ早く下ゆでを、すでにゆでてある場合は、表示されている保存方法と賞味期限を確認し、冷蔵なら早めに・冷凍なら計画的に使い切るようにすると安心です。


6. 竹細工の郷・芝川町と「ゆらりとんぼ」

6-1. 芝川町に根付く竹細工文化

竹細工
竹細工 / photo by tamba sc

芝川町は「タケノコの産地」であると同時に、豊富な竹林を活かした竹細工の郷でもあります。

タケノコとして収穫される若い竹だけでなく、成長した竹も大切な資源として活用され、

  • かご・ざるなどの日用品
  • 飾り物や玩具としての工芸品
  • 観光客向けのお土産

など、暮らしと観光の両面で竹細工文化が息づいてきました。

近年は、伝統的な技術に加えて、デザイン性の高い作品やインテリアとしても映える現代的な竹工芸も生まれており、「竹=古い道具」ではなく、「竹=軽やかで温かみのある素材」として見直されつつあります。

こうした背景の中で、生まれ育ったのが、芝川町を代表する竹細工「ゆらりとんぼ」です。


6-2. 代表作「ゆらりとんぼ」の仕組みと魅力

ゆらりとんぼ(イメージ画像)
ゆらりとんぼ(イメージ画像)

「ゆらりとんぼ」は、芝川町の竹細工を象徴する人気の工芸品です。

構造はとてもシンプルですが、その中に職人の技と遊び心が詰まっています。

  • 竹で作られた台(台座)
  • 台から伸びる細い止まり木(支点となる部分)
  • その先に載せる、竹製のとんぼ

という3つの要素でできており、とんぼの頭の先端部分を、細い止まり木の先にそっと乗せると、重心のバランスによって「落ちそうで落ちない」状態で、ゆらゆらと揺れ続けるように作られています。

追加資料では、ゆらりとんぼは

「竹製の台座に竹製のトンボが吊るされていて、風に揺れると自然な動きを見せる繊細な工芸品」

とも紹介されており、

  • 軽く息を吹きかける
  • そっと指でつつく
  • 風の通り道に置く

といったちょっとした刺激で、羽を広げたトンボがふわりと浮かんでいるような、不思議な動きを見せてくれます。

素材のほとんどを竹だけで仕上げているにもかかわらず、繊細なバランスと滑らかな動きが実現している点が、職人技ならではの見どころです。

お土産としても人気が高く、

  • 里山の思い出を持ち帰る小さなオブジェ
  • 子どもや孫へのプレゼント
  • 玄関やリビングに飾る和テイストのインテリア

として、芝川町の竹文化を身近に感じられる一品になっています。


6-3. 新稲子川温泉ユートリオの工房・体験教室

芝川町の竹細工文化を「見るだけでなく、体験してみたい」という方におすすめなのが、新稲子川温泉ユートリオです。

稲子地区にある温泉施設「新稲子川温泉ユートリオ」の館内には、竹細工の工房が併設されており、

  • 職人さんの制作風景を見学できる
  • 予約制の竹細工体験教室に参加できる

といった体験型のプログラムが用意されています。

体験教室では、初心者でも扱いやすい素材と道具を使い、

  • 簡単な小物
  • 竹のアクセサリー
  • ゆらりとんぼ風のミニ作品

などを作ることができ、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。

タケノコシーズンの春に芝川を訪れるのであれば、

  1. 午前中に内房地区でタケノコ直売所を巡る
  2. 稲瀬川沿いの桜や菜の花を散策する
  3. 夕方は新稲子川温泉ユートリオで温泉+竹細工体験

といった流れで、「タケノコ」と「竹細工」の両方を一日で満喫するモデルコースも組むことができます。

温泉でのんびり体をあたため、帰り際に手づくりの竹細工をお土産として持ち帰れば、芝川町で過ごした一日の記憶が、家の中でも長く楽しめるはずです。


7. 関連人物:「タケノコ王」風岡直宏さん

7-1. 「タケノコ王」とは?プロフィールとキャラクター

内房たけのこを語るうえで、全国的な知名度を持つ存在が「タケノコ王」こと風岡直宏(かざおか なおひろ)さんです。

  • 本名:風岡直宏
  • 生年:1973年生まれ(2024年時点で50歳前後)
  • 出身:静岡県富士宮市(旧芝川町)
  • 身長:185cmの長身

短大時代にはトライアスロンのプロチームに所属し、全国レベルで活躍した元アスリートでもあります。

その後、クワガタ・カブトムシの養殖販売で年商数千万円を売り上げるビジネスを経験し、2001年から家業であるタケノコ農家を継いで「風岡たけのこ園」をスタートさせました。

テレビ番組『沸騰ワード10』の「幻食材ハンター・静岡のタケノコ王」企画などで、

  • ショッキングピンクのタンクトップ
  • 地下足袋スタイル
  • 年間300日以上山に入り竹林を管理する“超ハードワーク”

というキャラクターで一躍人気者となり、「タケノコ王」の愛称が全国に広まりました。


7-2. 白いタケノコと放置竹林の再生

風岡さんは、富士宮市芝川町・内房地区の竹林を舞台に、白いタケノコ(白子筍)の量産に成功したことでも知られています。

  • 日光を遮り、タケノコが地表に出る前に掘る
  • 土寄せや竹の間伐を徹底し、温度と湿度を管理する

といった手間のかかる栽培管理を、広大な竹林で続けることで、えぐみが少なく白くやわらかなタケノコを安定して出荷できるようにしました。

また、放置され荒れていた竹林を整備し、

  • 古い竹や倒木を伐採
  • 竹の本数を間引き、日当たりと風通しを改善

することで、「放置竹林の再生モデル」としても注目を集めました。周辺の若手農家も整備作業に関わるようになり、春の直売所には早朝から行列ができるなど、タケノコ産業が地域の観光資源として機能する一因にもなっています。


7-3. 風岡たけのこ園の歩みと一度目の引退

直売所「風岡たけのこ園」は、2001年〜2024年7月21日まで営業し、内房たけのこの直販拠点として23〜24年にわたり愛されてきました。

しかし、20年以上にわたる“根っこ掘り”の過酷な作業により、

  • 右足に振動障害が出るほど体が限界に近づいていた
  • タケノコシーズンは年間3ヶ月ほどで、収入の不安定さが続いた
  • 物価高の影響で経営が圧迫された

といった理由から、2025年春での廃業・引退を決断

当初は取引先への影響を考慮して数年後の引退を表明していましたが、状況の変化により計画が前倒しされ、2024年夏での農家引退・直売所閉店を発表することになりました。

引退を決意した背景には、

  • 自身の健康状態
  • 農業収入の不安定さから、子どもに安心して継がせられないという葛藤
  • 家族の体調や生活を守る必要性

といった現実的な課題が複雑に絡んでいました。


7-4. 芸能活動への挑戦と農家復帰

直売所閉店後、風岡さんは東京の芸能事務所に所属し、「農家タレント」として活動を本格化させます。テレビ出演やイベント登壇など、メディアの世界に挑戦しましたが、本人いわく「現実は甘くなかった」と振り返るように、決して順風満帆な道のりではありませんでした。

その過程で、長年ともに歩んできた家族の心身の不調や、生活リズムの変化など、さまざまな問題が表面化します。支えてくれていたパートナーが心身ともに大きく疲弊してしまったことが、農家復帰を決断する大きなきっかけになったとされています。

その後、

  • 2025年2月:農家としての現役復帰を直筆メッセージで宣言
  • 2025年春シーズン:直売所も「気まぐれ風岡たけのこ園」として、シーズン限定・短時間営業スタイルで再開予定

という流れで、「完全引退」ではなく、形を変えてタケノコ農家に戻る道を選びました。

現在は、

  • タケノコ農業(内房地区の竹林管理・収穫)
  • フリーランスの農家タレントとしての活動
  • 元妻でありパートナーでもある友紀さんによるマネジメント

といった形で、家族とともに新しいスタートを切っています。


7-5. 「タケノコ王」に関するよくある疑問

風岡さんはテレビ出演が多く、インパクトのあるキャラクターということもあり、インターネット上ではさまざまな噂や疑問が検索されています。リライト指示書でも、

  • 「たけのこ王はどうしたの?」
  • 「本当に廃業したのですか?」
  • 「今は何をしているの?」

といった“よくある質問”が整理されています。

この記事で押さえておきたいポイントを、観光・グルメ情報の文脈に絞って整理すると、次のようになります。

Q. たけのこ王はどうしているの?
A. 2024年夏に農家引退・直売所閉店が大きく報じられたことや、テレビ出演の減少などからさまざまな噂が広まりましたが、2025年2月に農家としての復帰を宣言し、現在も活動を続けています。

Q. 直売所「風岡たけのこ園」はどうなったの?
A. 2001年〜2024年7月21日までは通常営業でしたが、いったん閉店。その後、2025年春シーズンからは「気まぐれ風岡たけのこ園」として、タケノコの旬の時期に限り、短時間営業・売り切れ次第終了スタイルで再開予定とされています。

Q. なぜ一度引退したの?
A. 主な理由は、

  • 20年以上にわたる過酷な作業による体への負担
  • タケノコシーズンが短く収入が安定しづらいこと
  • 子どもに安心して事業継承させづらいという経済的な現実

など、農業全体が抱える構造的な課題と深く関係しています。

Q. どこで最新情報をチェックできる?
A. 営業日や直売所のスタイルはシーズンごとに変わる可能性があるため、訪問前には公式SNSや最新のニュース記事を確認するのがおすすめです(参考リンクは記事末尾の「参考文献一覧」をご参照ください)。


7-6. タケノコ王と「内房たけのこ」のこれから

風岡さんのキャリアは、

  • 放置竹林の再生
  • 白いタケノコのブランド化
  • 直売所を通じた観光客との接点づくり
  • メディアを活用した地域PR

といった取り組みを通して、「内房たけのこ」の知名度を大きく押し上げてきました。

一度は引退を表明しつつも、形を変えながら農家として現場に戻ってきた背景には、

「農家をスターにしたい」「絶滅危惧職と言われる農業の厳しさを伝えたい」

という思いも込められています。

観光で芝川町・内房地区を訪れる方にとっては、

  • 直売所やイベントで「タケノコ王」のタケノコに出会う
  • 彼が守ってきた竹林のある里山風景を眺める

ことも、旅の一つの楽しみ方になるでしょう。


8. アクセスガイドと周辺のおすすめスポット

8-1. 車でのアクセス(新清水IC・国道52号経由が便利)

芝川町・内房地区は、車でのアクセスがとても良い里山エリアです。

  • 目安となるIC:新東名高速「新清水IC」
  • ICからのルート:国道52号を経由し、内房方面へ
  • 所要時間:新清水ICから約15〜20分

国道52号線沿いにはコンビニ(ファミリーマートなど)が点在しており、

  • トイレ休憩
  • 飲み物・おやつの購入
  • ナビの最終確認

といった小休止にも便利です。ドライブの目印としても覚えておくと安心です。

「内房農林産物直売所」「佐野商店」など、タケノコの直売所も国道52号からアクセスしやすい位置にあり、里山でありながら“寄り道しやすい”立地が魅力です。

カーナビ設定の目安

  • 内房農林産物直売所
  • 佐野商店(内房たけのこ出荷場)
  • 新稲子川温泉ユートリオ

など、目的地をあらかじめ登録しておくと、直売所と観光スポットを効率よく回れます。


8-2. 公共交通で訪れる場合のポイント

公共交通だけで芝川町・内房地区を巡ることも不可能ではありませんが、バス本数が少なく、やや上級者向けのルートになります。

一般的には、

  1. JR身延線「芝川駅」もしくは「内船駅」などで下車
  2. コミュニティバス・路線バスで内房方面へ

といった流れになりますが、

  • 平日・土日でダイヤが変わる
  • 1日の本数が限られている

といった事情もあり、事前の時刻表確認が必須です。

とくに、

  • 内房たけのこ・桜まつり当日に公共交通で訪れる場合
  • 温泉や周辺観光地もバスで回りたい場合

には、富士宮市や静岡県の公式サイトで最新の交通情報をチェックしたうえで、「行きだけバス+帰りはタクシー」など、柔軟な組み合わせを検討されると安心です。


8-3. たけのこ観光と合わせたい周辺スポット

芝川町・内房地区のタケノコだけでなく、富士宮エリア全体を楽しみたい方に向けて、相性の良い周辺スポットをまとめておきます。

白糸の滝

白糸の滝
白糸の滝

富士宮を代表する景勝地。無数の湧水が白いカーテンのように流れ落ちる様子は圧巻で、新緑や紅葉の時期も美しい名瀑です。タケノコシーズンの春は、水量豊かな滝と若葉の対比が楽しめます。

富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社

富士山信仰の中心として知られる浅間大社は、旅の安全祈願や一年の節目の参拝にぴったりの神社です。タケノコ直売所へ向かう前後に立ち寄れば、富士宮らしい歴史と文化にも触れられます。

白岩寺・白岩寺公園

芝川エリアの桜の名所として知られるスポット。春には境内や山頂の公園から桜越しに里山の風景が広がり、タケノコの里・内房とはまた違う「山の春」を楽しめます。ハイキングを兼ねて訪れるのもおすすめです。

新稲子川温泉ユートリオ

新稲子川温泉ユートリオ(イメージ画像)
新稲子川温泉ユートリオ(イメージ画像)

稲子地区にある温泉施設で、内房たけのこ観光とセットで訪れたい癒やしスポット。

  • 露天風呂や内湯でゆったり汗を流せる
  • 館内には竹細工工房があり、見学や体験教室が楽しめる

など、「温泉+竹細工+タケノコグルメ」を一か所で満喫できるのが魅力です。


8-4. 春のドライブ&ハイキングモデルコース

半日〜1日の観光を想定したモデルコースの一例をご紹介します。

モデルコース例(春・日帰り)

  1. 富士宮市街地 出発
    • 浅間大社周辺で早めの参拝&朝食
  2. 芝川・内房エリアへ移動(車で20〜30分)
    • 国道52号沿いを北上し、内房農林産物直売所や佐野商店などのタケノコ直売所をチェック
  3. 稲瀬川沿いの散策
    • タケノコシーズンには、約400本の桜と菜の花が川沿いを彩り、春らしい写真スポットとしてもおすすめ
  4. 内房たけのこ・桜まつり(開催日にあたる場合)
    • 5会場を巡りながら、タケノコ料理・軽トラ市・ステージイベントを楽しむ
  5. 新稲子川温泉ユートリオで温泉&竹細工体験
    • ドライブや散策の疲れを温泉で癒やしつつ、時間が合えば竹細工体験にも参加
  6. 夕方〜夜:富士宮市街地へ戻る
    • 市街地の飲食店で富士宮やきそばなど、地元グルメを味わって締めくくる

春の穏やかな気候の中で、

  • タケノコ直売所
  • 桜並木の散歩
  • 竹細工と温泉

といった「芝川らしさ」を一日でぎゅっと詰め込めるコースになっています。


8-5. 訪問シーズン・時間帯の注意点

シーズン面の注意

  • タケノコの旬:3月中旬〜5月頃(年によって変動)
  • 桜・菜の花の見頃:概ね4月上旬前後
  • 内房たけのこ・桜まつり:例年4月第1日曜日 9:00〜13:00ごろ

時間帯のポイント

  • 直売所のタケノコは午前中に売り切れることも多い
  • イベント開催日は、会場周辺や国道52号で渋滞が発生しやすい

そのため、

  • 午前9時前後までに現地到着を目標にする
  • イベント当日は、可能なら早い時間帯に直売所→中盤で会場散策→最後に温泉という流れにする

と、比較的ゆとりを持って行動できます。

服装・装備の目安

  • 春先の川沿いは風が冷たいため、薄手の上着+重ね着がおすすめ
  • 直売所や桜並木の周辺は未舗装路もあるので、歩きやすい靴(スニーカー)が安心
  • タケノコや野菜をたくさん買いたい方は、折りたたみクーラーボックスや保冷バッグがあると便利

――

ここまでで、芝川町・内房地区の基本情報から、タケノコ・竹細工・イベント・タケノコ王・アクセスまで一通りご紹介しました。

9. まとめ|「竹の名産地」芝川町・内房で春を味わう

富士宮市芝川町・内房地区は、

  • 富士山のふもとに広がる里山の風景
  • 江戸時代から続くタケノコ栽培の歴史
  • えぐみが少なく白くやわらかな「内房たけのこ」
  • 竹細工や温泉などと組み合わせた体験型の観光

がぎゅっと詰まった、「春に訪れたい小さな旅先」です。

タケノコの旬は3月中旬〜5月ごろ。国道52号沿いの直売所には、早朝から地元の人や遠方のファンが集まり、掘りたてのタケノコがどんどん並んでは売れていきます。タケノコステーキや煮物、炊き込みご飯など、どんな料理にも合うので、少し多めに買って帰っても、あっという間に食べ切れてしまうはずです。

春の一日をかけて、

  • 午前:内房農林産物直売所や佐野商店でタケノコを買う
  • 昼前後:稲瀬川沿いの桜と菜の花を眺めながら散策
  • 午後:内房たけのこ・桜まつり(開催日なら)や、竹細工体験・温泉へ
  • 夕方:富士宮市街地で富士宮やきそばなど地元グルメ

という流れで楽しめば、「春の芝川らしさ」を一度に味わえます。

また、「タケノコ王」風岡直宏さんの取り組みや、放置竹林を整備してブランドを育ててきた生産者の努力を知ると、一本一本のタケノコのありがたみも、きっと違って見えてくるはずです。

もしこの記事を読んで「春の里山ドライブに行ってみたい」「掘りたてのタケノコを一度味わってみたい」と感じたら、次の春はぜひ、芝川町・内房地区を旅の候補に入れてみてください。


10. 参考情報・リンク集

※記事作成時に参考とした主な資料・ウェブページです(アクセス日は省略)。

内房たけのこ・芝川町関連

イベント・観光情報

竹細工・芝川町の竹文化

「タケノコ王」風岡直宏さん関連

その他の参考資料

(※上記のほか、タケノコ王関連のニュース記事・インタビュー、タケノコ栽培や内房地区の地理情報に関する資料も内容確認に利用しました。)

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