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朝霧高原バナジウム温泉「風の湯」(静岡県富士宮市上井出)

温泉
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朝霧高原の温泉

県道71号線沿いの「富士ミルクランド」の手前にある、数少ない富士宮市内の温泉です。内湯、露天風呂、休憩所、食事処等施設は一通り揃っています。地元周辺の常連客が多いらしく、開館前には入り口で立ち並ぶ行列も見られる事もあります。話題のバナジウム水を使った温泉が人気で、飲用のバナジウム水もあります。バナジウム水の販売も行っており、持参のタンク等に詰める事もできます。朝霧高原の大自然の中、新鮮な空気を吸って、静かなひとときを過ごす事ができる温泉です。

1日800円の定額料金

 「風の湯」は時間に関係なく、1日800円の定額料金です。午後5時以降は500円で営業終了の10時まで入れます。「天母の湯」の時間制と違って、ちょっとした立ち寄りには少々高いのですが、1日ゆったりのんびり過ごす温泉好きな方にはおすすめです。

ただ、休憩所、食堂、カラオケルームまであるといってもさすがに1日中居るのは、温泉好きな「ふじやま」さんでもきついです。ですが、この「風の湯」は常連客が結構いるようで、開店前から並んで温泉に何度も浸かって夕方まで居るらしいです。

一方では、観光客やバイカーが帰り際にちょっと温泉に立ち寄りたいというニーズもあるでしょうから、短時間の低料金券などがあれば集客率アップにつながるかもしれません。

一大ブームを巻き起こした「バナジウム水」

 富士山周辺で湧き出る水は、富士山の雪が融けて数百年に渡って富士山麓の地層をつたってカルシウムやマグネシウムなど豊富なミネラルを含んだ天然の「バナジウム水」です。豊富なミネラルを含むバナジウム水は健康に良く、一時はそうした各種報道や宣伝の影響で「バナジウム水ブーム」が巻き起こりました。全国各地から体に良いと聞いたたくさんの人がポリタンクを持って、富士山周辺の水が汲める場所へ殺到したものです。今ではブームも下火になりましたが、それでも「バナジウム水」の人気は健在で、富士宮市のアサヒ飲料の工場では「富士山のバナジウム天然水」を製造しています。

休憩室でバナジウム水のサービス

「風の湯」の「休憩室」では話題の「バナジウム水」の無料サービスがあります。バナジウム温泉と謳うだけあって、バナジウム水をセルフサービスで自由に飲む事ができます。給水サーバーで十分に冷やされたバナジウム水はとても美味しいです。温泉に入る前でも後でも1杯飲めばこの温泉に来た甲斐があるというものです。特に風呂上りの冷たいバナジウム水は最高で、ぜひ一度味わって頂きたいです。

壁に囲まれた露天風呂

「風の湯」は「バナジウム水」を売りにした素晴らしい温泉ですが、残念なのが露天風呂から富士山が見えない事です。こじんまりした静かな温泉でゆったりとくつろぐには良いのですが、露天風呂は周囲がコンクリートの壁に囲まれて、景色が全く見えなくなっています。せっかく富士山麓の富士宮市にあるのですから、最高の景色となる富士山が見えないのは本当に残念です。県道71号線沿いにあるのでプライバシーのせいもあるのでしょうが、もし富士山が見えれば最高の温泉です。

詳細情報

  • 住所 静岡県富士宮市上井出3470-1
  • 電話 0544-54-2331
  • URL https://www.kazenoyu.net/
  • 営業時間 10:00~22:00
  • 休業日 火曜 (祝日の場合は翌日休)
  • 駐車場 あり
  • アクセス ①国道139号線上井出インターより、県道71号線を北上すぐ
  • 料金 大人800円、小人500円(17:00以降は大人500円、小人300円)

周辺地図

周辺観光情報

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