はじめに
富士山のふもと・富士宮で毎年11月3日〜5日に行われる「富士宮まつり(秋宮)」は、富士山本宮浅間大社の秋の例大祭に付随する三日間の山車祭りです。氏子町内20区がそれぞれの山車・屋台を引き廻し、秋の実りと一年の無事に感謝します。正式名は「富士山本宮浅間大社秋の例大祭附け祭り」。会場は浅間大社と市内中心部で、富士宮ならではの勇壮な「富士宮囃子」(静岡県指定無形民俗文化財)が祭りを盛り上げます。
2025年の日程は、11月3日(月・祝)〜5日(水)。おおむね9:00〜21:00ごろに催しが続き、3日は「宮まいり」と宵宮、4日は浅間大社前に20台の山車・屋台が集結する本宮、5日は各町内での引き廻しと締めの行事が行われます。詳しい時間は毎年一部変動するため、直前の公式案内の確認がおすすめです。
この記事のポイント
- 初めてでも迷わない「三日間の回り方」をやさしく解説(宮まいり/本宮/最終日の流れ)。
- 県指定民俗文化財「富士宮囃子」と競り合いの見どころを押さえる。
- 2025年の開催日程・時間帯と、会場エリアの基本情報を確認。
- 20台の山車・屋台の内訳や楽しみ方を概要で把握。
- アクセス/交通規制/駐車場の要点をまとめ、混雑対策に役立てる。
1.基本情報(まず押さえる)
- 名称:富士宮まつり(秋宮)/旧称「富士宮秋まつり」
- 正式名:富士山本宮浅間大社 秋の例大祭附け祭り。
- 開催日程(2025年):11月3日(月・祝)〜5日(水)/毎年この3日間に開催。おおむね9:00〜21:00頃に催しが続きます(年により一部時間の前後あり)。
- 会場:富士山本宮浅間大社および市内中心部(門前の目抜き通り一帯)
- 住所(浅間大社):〒418-0067 静岡県富士宮市宮町1-1
- 参加規模:氏子町内20区が参加し、20台の山車・屋台が登場(内訳:人形山車14台/舞台屋台5台/屋根屋台1台)
- お囃子:祭りを彩る「富士宮囃子」は静岡県指定無形民俗文化財(平成7年3月指定)。別名「喧嘩囃子」とも呼ばれ、競り合いの場面を盛り上げます。
- アクセスの目安:最寄りのJR身延線「富士宮駅」から浅間大社まで徒歩約10分。開催期間は市街中心で交通規制(車両通行止め)も敷かれるため、公共交通機関の利用が推奨です。
- 駐車場の基本:市内の有料駐車場(例:神田川観光駐車場)を利用。近年は城山公園や東小学校の臨時駐車場が非運用の年もあるため、直前情報の確認がおすすめです。
2.歴史と由来(やさしく要点)
富士宮まつりの原点は、富士山本宮浅間大社の秋季例大祭です。浅間大社は約1200年の歴史を持ち、古くから秋の実りと一年の無事を感謝する行事が行われてきました。
やがて江戸時代末期になると、町内ごとに山車や屋台を引き廻す形が定着。寺社の日記にも、山車・屋台の運行や芝居・相撲・花火が行われていた記録が見られます。
この頃に始まったとされるのが、県指定無形民俗文化財にもなっている「富士宮囃子」。道が狭く山車同士が行き違えないとき、囃子の優劣で進路を決めたことが、いまの迫力ある「競り合い(喧嘩囃子)」の実用的な起源と伝えられています。
明治期には新暦の採用により、浅間大社の秋季例大祭は11月4日に。6月や9月に行われていた囃子や曳行は、秋の例大祭へと統合され、現在の三日間(11/3〜5)につながっていきます。
昭和初期は蚕糸産業の発展とともに祭りも大いに賑わい、芸妓の参加など花柳界とも結びついた華やかな時代に。一方で戦後〜昭和30年代後半には若者の祭り離れで一時縮小しますが、のちに復興し、いまは20区が山車・屋台を所有して伝統を受け継いでいます。
現在の氏子町内は、中心を流れる神田川を境に川東(磐穂)9地区と川西(湧玉)11地区に分かれ、各地区が誇りを込めた山車・屋台を曳行します。
3.三日間のハイライト(当日の動きが分かる)
11/3(月・祝)|宮まいり → 宵宮
- 午前:宮まいり
9:00ごろから浅間大社の境内で、氏子20区がお囃子奉納。ここから三日間が始まります。 - 夕~夜:宵宮
17:00ごろから浅間大社周辺や市役所北側駐車場一帯で、夜の引き廻し・競り合い・踊りが本格化。初日から盛り上がるので、到着が夕方でも十分楽しめます。 - 歩き方のコツ
「宮まいり」は境内で見やすく、日没後は宮町通り~中心街へ。最寄のJR富士宮駅→浅間大社は徒歩約10分です。
11/4(火)|本宮(最大の山場)
- 昼~夕:各地で引き廻し
市内各所で山車・屋台が巡行し、競り合いも随所で発生(~20時ごろまで)。 - 16:00ごろ~:浅間大社前「本宮」式典
20区の山車・屋台が勢ぞろいし、一斉囃子・共同踊り、さらに複数回の競り合いが繰り広げられます。期間中最大の見どころです。 - 交通規制が最も厳しい日
本宮日は中心市街地で広域の車両通行止め。公共交通機関の利用が安全・確実です。
11/5(水)|最終日(締め)
- 朝~夜:各町内で締めの曳行
9:00~21:00ごろまで引き廻し・競り合い・踊りが続き、御幣の返納で幕を閉じます。 - ねらい目
昼間は比較的動きやすく、夜は提灯の灯りで雰囲気が最高潮に。写真派は夕方~夜の時間帯が◎。
何時までやってる?(目安)
三日間とも概ね9:00~21:00ごろが目安。ただし進行や天候で前後します。直前に公式の当日案内を確認しましょう。
はじめての人向け・時間別おすすめ
- 午前だけ:3日=「宮まいり」を境内で/5日=各町内の日中巡行をのんびり。
- 夕方~夜だけ:3日=宵宮の競り合い、4日=16時~本宮のクライマックス。
- 一日じっくり:昼は市街散策、16時に浅間大社前へ集合→そのまま夜まで観覧。
観覧・移動の注意
- 最寄り駅はJR身延線富士宮駅(徒歩約10分)。混雑・規制があるため公共交通機関推奨。
- 車の場合は神田川観光駐車場など市内の有料駐車場へ。早めの行動&徒歩移動が基本です。
4.富士宮囃子と「競り合い」を見る(迫力の核心)

富士宮囃子とは?
富士宮まつりを象徴するお囃子で、静岡県指定無形民俗文化財(平成7年3月指定)。浅間大社の氏子が奉納し、勇ましいリズムで山車・屋台の巡行を盛り上げます。別名「喧嘩囃子」とも。
編成(5人囃子が基本)
- 笛(篠笛) ×1 … 曲の進行役・合図
- 長胴太鼓 ×1
- 締太鼓(きんど) ×2
- 鉦(かね) ×1
必要に応じて笛や鉦を増やすこともあります。重ねるリズムに笛の旋律が乗り、山車の動きと一体になって高揚感を生みます。
代表的な曲
- 「屋台」 … 競り合いの場面でよく演奏。
- 「にくずし」、「昇殿」 ほか。
勇壮でスピード感のあるフレーズが耳に残ります。
競り合い(喧嘩囃子)の見どころ
山車や屋台が交差点や狭い通りで鉢合わせしたとき、互いにお囃子を全力でぶつけ合い、技と気迫の優劣を示すのが「競り合い」。いまは祭り最大の見せ場ですが、起源は実用。道が狭かった時代、囃子の優劣で進路を譲り合って決めたのが始まりと伝わります。
いつ・どこで見やすい?
- 本宮(11/4)16:00頃〜 浅間大社前:全20台集結、一斉囃子や共同踊り、複数回の競り合いで最高潮。
- 期間中は市街の要所(宮町通り・中心街の交差点など)でも随所で発生。提灯が灯る夜の時間帯は雰囲気が格別です。
マナーと安全
- 山車の進路や曳き手・警備員の合図を妨げない位置で観覧を。
- 三脚の設置・フラッシュの多用は迷惑になることがあります。
- 接触や押し合いが起きやすいので、交差点の最前列や山車の回り込みは避け、段差や建物の端など余裕のある場所から鑑賞を。
(観覧混雑の基本情報・注意喚起)
5.山車・屋台の楽しみ方(20地区それぞれの誇り)

種類と台数をざっくり理解
富士宮まつりには20台が登場。内訳は人形山車14台/舞台屋台5台/屋根屋台1台です。まずは「どのタイプを見ているか」を押さえると、見どころがグッと分かりやすくなります。
- 人形山車:最上部に歴史・伝説の人物など人形を載せる豪華タイプ(例:坂上田村麻呂など)。
- 舞台屋台:一層構造で、飾りが比較的おだやか。お囃子や踊りの“舞台”になる。
- 屋根屋台:屋根形状がはっきりした希少タイプ(1台のみ)。
ワンポイント
山車=多層+人形/屋台=一層で舞台寄り、という「高さと用途」の違いを意識すると見分けやすいです。
どの地区が出す?(川東・川西のエリア感)
氏子20区が参加し、中心を流れる神田川を境に川東(磐穂)9区と川西(湧玉)11区に分かれます。代表例として、駅周辺の常磐、南部の貴船、市街中心に勢いのある大和など。全リストを把握したい方は後述の記念誌が便利です。
ここを見よう:装飾ディテールの“推しポイント”
- 彫刻:龍や力神などの精緻な彫りに注目。木肌は**欅(けやき)**が主流で重厚。
- 見送り幕:京都などの技が光る豪華な織・刺繍。後ろ姿も要チェック。
- 人形:各区の象徴的人物がテーマ。誰が載っているか、案内板や記念誌で確認を。
- 提灯:夜は灯りの演出で雰囲気が一変。宵宮の市内引き廻しは特に映えます。
実寸スケールを知ると迫力が倍増
たとえば城山区の山車は総重量約5トン/全高約8.5mという記録も。目の前でせり上がると圧巻です。
“推し山車”を見つけるコツ
- 本宮(11/4)16:00頃〜浅間大社前は全20台が集結。一斉囃子や踊り、競り合いで各区の個性を短時間で比較できます。
- 記念誌(祭典本部で販売)は全山車・屋台の紹介付き。巡行ルートの予習にも最適。
- 時間に余裕があれば、昼のディテール観察+夜の提灯シーンの“二度見”がおすすめ。
写真派のポイント
- 正面だけでなく斜め45°で彫刻の立体感を。
- 背面の見送り幕は人混みが途切れる瞬間にサッと。
- 夜は提灯の面をフレームに多めに入れると雰囲気が出ます(フラッシュは控えめに)。
6.観覧モデルコース(半日/1日)
はじめてでも迷わない、歩きやすい順路と見るべき時間帯だけをギュッと厳選。
最寄りはJR身延線富士宮駅、浅間大社まで徒歩約10分です。公共交通機関が安心です。
A:半日モデル(午後〜夜/約4〜6時間)
ねらい目は「宵宮(11/3)」か「本宮(11/4)」の夕方以降。提灯が灯って雰囲気が抜群。
- 15:00 富士宮駅 → 浅間大社へ移動(徒歩10分)
到着後、境内で雰囲気に慣れてから周辺の通りへ。 - 16:00 本宮の日(11/4)の場合は浅間大社前へ
全20台が集結し、一斉囃子・共同踊り・競り合いで最高潮。待ち時間が少なく一気に“推し山車”を見比べられます。 - 18:00〜20:30 市街の要所を回遊
宮町通りや中心街の交差点は競り合いが起きやすいスポット。提灯ライトアップの時間帯は写真派に最高です。 - 21:00 駅へ帰着
交通規制で車は動きにくいため、歩き+電車がラク。
ミニTIP:写真は斜め45°から彫刻と提灯を入れると立体感が出ます(フラッシュ控えめ)。
B:1日モデル(昼〜夜/約7〜9時間)
昼はディテール観察、夕方から本宮クライマックスへ。
- 11:00 富士宮駅 → 浅間大社 → 門前散策
まずは境内と周辺で山車の細部(彫刻・見送り幕・人形)をゆっくり観察。 - 12:00 昼食(門前や商店街)
露店や商店街で軽食。歩きやすい靴で。 - 13:00〜15:30 市街地を回遊しつつ“推し山車”探し
川東・川西それぞれの地区を見比べると個性が分かります。 - 16:00 本宮(11/4)浅間大社前に再集合
全山車集結→一斉囃子→共同踊り→競り合い。最大の見どころをまとめて体験。 - 18:00〜20:30 夜の提灯シーンを堪能
同じ山車でも夜は別顔。撮影は通行の妨げにならない位置から。 - 21:00 駅へ
歩行者天国や通行止めが続くため、帰り時間は少し余裕を見て。
体力・同行者別の調整ポイント
- 子連れ/年配同行:長時間の立ち見は負担。境内や広場など“抜け”のある場所で適宜休憩を。
- 雨天:基本開催だが、内容変更・中止の場合あり。レインウェア+滑りにくい靴で。
行き帰り&当日の注意
- アクセス:富士宮駅→浅間大社徒歩約10分。新幹線利用時は新富士駅から富士宮駅へ乗換。
- 交通規制:11/3〜5は中心市街で車両通行止め。11/4が最も厳格。公共交通推奨。
- 駐車:神田川観光駐車場など有料駐車場を利用。城山公園・東小学校の臨時駐車場は2024年以降使用不可。
- 時間の目安:だいたい9:00〜21:00(日や進行で前後)。
7.撮影&混雑&雨天対策(やさしく実用)
撮影マナー(写真・動画)
- 進行を妨げない位置から。山車の前に飛び出さない/踊りの列に割り込まない。
- フラッシュやまぶしい照明は控えめに。演者や曳き手の妨げになります。
- 三脚は人混みの少ない場所のみで短時間運用。係員・警備員の指示があれば必ず従いましょう。
- 映える構図のコツ:彫刻の立体感は斜め45°、夜は提灯の面を多めに入れると雰囲気アップ(被写体との距離は十分に)。
富士山バックの“ご当地ショット”は浅間大社の東側や宮町通りがねらい目。天候次第なので、夕方〜宵の時間に空をチェック。
混雑を乗り切るコツ
- 歩く前提で計画を。期間中は中心市街で車両通行止めが入り、特に11/4(本宮)は規制が広範囲です。
- 最寄りはJR身延線「富士宮駅」→浅間大社へ徒歩約10分。公共交通機関の利用がいちばんスムーズ。
- 移動は早め・こまめに休憩。混雑ピーク(夕方〜夜)は交差点や宮町通りが詰まりやすいので、1本裏の通りで回り込みを。
- 子連れ・年配同行は、境内や広場など“抜け”のある場所を観覧拠点に。ベビーカーは混雑帯ではたたむ準備を。
雨天・寒さ対策
- 基本は雨天決行。安全のため一部変更・中止になる場合があります(当日案内で確認を)。
- レインウェア+滑りにくい靴が安心(傘は視界を遮りやすい)。夜は冷え込みやすいので防寒も。
- カメラは簡易レインカバーやジップ袋で保護。濡れた路面では山車の方向転換に注意し、車輪や綱に近づかない。
駐車場と規制エリアの注意
- 近隣の有料駐車場(例:神田川観光駐車場)を利用。台数に限りがあるため早めの入庫が無難です。
- 城山公園・東小学校の臨時駐車場は2024年以降は使用不可。最新情報を事前確認しましょう。
- 期間中は時刻・場所で一時的な規制強化もあり。徒歩動線をメインに、駅↔会場の往復を基本計画に。
まとめ(サッと復習)
- 撮るなら:進行妨害NG/フラッシュ控えめ/斜め45°+提灯。
- 混雑は:徒歩前提+早め移動。11/4は規制が最も厳格。
- 雨天でも:多くは実施、変更・中止は公式で確認。装備はレインウェア+防寒。
8.アクセス・交通規制・駐車場
行き方(公共交通が基本)
- 最寄駅:JR身延線「富士宮駅」。浅間大社まで徒歩約10分で着きます。駅からは案内表示に沿って門前へ。
- 新幹線利用:東海道新幹線「新富士駅」からバスまたはタクシーで富士宮駅へ移動し、徒歩で会場へ。
- おすすめの動き方:公共交通機関+徒歩がもっともスムーズ。混雑を避けるなら午前中か夕方早めの移動がラクです。
交通規制(11/4が最も厳格)

- 祭り期間(11/3〜5)は浅間大社周辺~中心市街で車両通行止め。本宮(11/4)は広範囲で厳しい規制になります。徒歩前提の計画にしましょう。
- 山車の運行状況に合わせた一時的な規制強化もあります。車で来る場合は早めの入出庫と歩き移動を基本に。
駐車場(有料を利用/臨時は基本なし)
- 有料駐車場を利用:代表例は神田川観光駐車場(普通車・観光バス受入あり)。市役所前の有料区画もありますが、早い時間に満車になりやすいです。
- 臨時駐車場の状況:城山公園・東小学校の臨時駐車場は2024年から使用不可。2025年も無料臨時は設けない方針が想定されるため、最新案内を確認してください。
- 混雑対策:会場近くに停められても徒歩移動は発生します。公共交通+徒歩が総合的に速くて安心です。
迷わない歩き方のコツ
- 駅→浅間大社は一直線の門前ルート。まず境内で状況を把握し、宮町通り~中心街へ広げると回遊しやすいです。
- 観覧ピークは夕方〜夜。交差点は詰まりやすいので、1本裏の通りを使って回り込みましょう。
まとめ(アクセス要点)
- 電車+徒歩が一番ラク。富士宮駅から徒歩10分で会場へ。
- 11/4は最も規制が厳しいため、車より公共交通が無難。
- 駐車は有料を利用。城山公園・東小学校の臨時駐車場は不可なので要注意。
9.周辺観光・ご当地グルメ(短く役立つ)
観光(まつり前後の“ちょい寄り”)


- 富士山本宮浅間大社(境内・湧玉池)
祭りの中心。境内の空気感と湧水の風景は外せません。参拝後は門前へ。 - まちなか散策(宮町通り~中心街)
祭り期間は提灯と人の熱気でにぎやか。歩きやすい靴+小さめの荷物で。 - 自然スポットを組み合わせる場合(翌日など)
白糸の滝、田貫湖、朝霧高原エリア(牧場体験・景観)など、クルマなら半日〜1日で周遊しやすい定番です。
ご当地グルメ(門前&市街)


- 富士宮やきそば
コシのある麺とラードかすの旨みで全国区のB級グルメ。屋台や専門店で気軽に。 - しぐれ焼き
うどん×お好み焼きの“ご当地ミックス”。ボリューム重視ならこちらもおすすめ。 - 地元の名物いろいろ
ニジマス料理、朝霧高原の乳製品(ソフトクリーム・ヨーグルトなど)も人気。歩き回る日は、甘味や軽食でこまめにエネルギーチャージを。
立ち寄りのコツ
- ピーク時は席待ち前提:食事は早め遅めの“ずらし”が有効。
- 現金少額を用意:屋台・露店はキャッシュ中心のことも。
- 休憩スポットを先に把握:境内や広場、商店街のベンチなど“抜け”のある場所を拠点に。
10.よくある質問(FAQ)
Q1. 何時ごろ行けば見応えがありますか?
A. 三日間とも概ね9:00〜21:00が目安。初日は午前の宮まいりと、夕方からの宵宮、中日は16:00ごろ〜の本宮(全山車集結)が最大の山場です。
Q2. 「競り合い」(喧嘩囃子)はどこで見られますか?
A. 11/4の本宮は浅間大社前に20台が集結して複数回発生。ほかの時間帯も宮町通りや中心街の交差点付近で随時起きます(夜は提灯で雰囲気◎)。
Q3. はじめてでも移動はわかりやすい?
A. 富士宮駅→浅間大社は徒歩約10分。まず境内で全体の流れを把握し、宮町通り〜中心街へ歩くと迷いにくいです。
Q4. 車で行っても大丈夫?駐車場は?
A. 会場周辺は車両通行止めが広範囲(とくに11/4)。来場は公共交通+徒歩が安心。車の場合は神田川観光駐車場など有料駐車場を利用し、早めの入出庫を。
Q5. 例年の臨時駐車場(城山公園/東小学校)は使えますか?
A. 2024年以降は使用不可。2025年も無料臨時は設けない想定のため、最新情報をご確認ください。
Q6. 雨でも開催されますか?
A. 基本は雨天決行ですが、安全確保のため一部変更・中止の可能性があります。当日の公式案内でご確認ください。
Q7. 子ども連れ・年配と一緒でも楽しめますか?
A. はい。境内や広場など“抜け”のある場所を拠点に、こまめに休憩を挟むと安心です。ベビーカーは混雑帯で畳める準備を。
Q8. 撮影の注意点は?
A. 進行妨害にならない位置で、フラッシュは控えめに。交差点の最前列や山車の回り込みは危険なので避けましょう。
Q9. どのくらい歩きますか?服装は?
A. 観覧ピーク(夕〜夜)は混み合い、徒歩移動が基本。歩きやすい靴+防寒が安心です。
Q10. 公式の最新情報はどこで確認すればいい?
A. 当日案内や交通規制の最新情報は出発前と来場後に必ず確認しましょう(本記事末の参考情報一覧も参照)。
11.参考情報一覧(出典・参照)
公式情報
- 富士宮まつり公式サイト(秋宮)
最新スケジュール、運行図、交通規制など公式情報。
https://akimiya.com/ - 富士山本宮浅間大社 公式サイト
祭礼の由来や社殿・境内案内。
http://www.fuji-hongu.or.jp/sengen/ - 富士宮市役所/観光課(交通規制情報)
例年の車両通行止めや歩行者導線、祭り当日の注意事項。
https://www.city.fujinomiya.lg.jp/1025200000/event/p000045.html - 富士宮市観光協会(公式観光サイト)
周辺観光・宿泊・飲食情報などを包括的に掲載。
https://fujinomiya.gr.jp/
基礎情報・参考記事
- 秋祭りスケジュール詳細(過去年版参考)
宮まいり/本宮/還御/共同踊りなど時間別の進行例。
https://akimiya.com/ - 歴史・起源・文化指定資料
富士宮囃子の由来、静岡県指定無形民俗文化財(平成7年3月指定)。
https://www.pref.shizuoka.jp/kankosports/bunkageijutsu/bunkazai/1002825/1041003/1041889/1004987/1021563.html - 富士宮囃子の編成・曲目
「屋台」「にくずし」など代表的な楽曲と笛・太鼓・鉦の構成。
https://akimiya.com/hayashi/ - 山車・屋台の種類と見どころ
人形山車・舞台屋台・屋根屋台などの構造や装飾の違い。
https://akimiya.com/ - アクセス・駐車場情報(神田川観光駐車場案内含む)
JR富士宮駅から徒歩10分。臨時駐車場の廃止情報も反映。
https://akimiya.com/r7fmyotei


