家庭流富士宮やきそばの作り方
いまさらですが、「富士宮やきそば」の作り方を紹介したいと思います。
ネット通販や富士宮市等でおみやげとして購入したはいいければ、作り方がイマイチよくわからないという方もいるのではないでしょうか。
とはいっても「富士宮やきそば」が有名になって相当年数が経っていますから、本当にいまさら感が一杯ですね。既にそんな事知っているよという方はぜひ読み飛ばして下さい。
焼きそば作りの手順
さて、管理人は店を出しているわけでもないので、商売人でもプロでもありません。
ごく家庭的な作り方を紹介致します。
まず、フライパンに油を引いて温めます。
次に「肉かす」を適量炒めます。やきそばとしては別に肉かすがなくても作れるのですが、これがあるのとないのでは味が断然違います。
なければ豚のばら肉等を使いますが、昔は貧しくて豚肉も手に入らないので肉かすを代用したわけです。
今となっては逆に肉かすの方が豚肉より入手しづらい事もあり、値段も結構します。
さて、肉かすをある程度炒めた後、キャベツを投入です。お好みで玉ねぎ、にんじん、もやし等入れても良いですが、やはりキャベツだけは外せないものです。
こうして野菜をじっくり炒めた後にいよいよやきそばの麺の登場です。
富士宮やきそばの麺は一般的な麺と違って水分が少なくパサパサしています。
このパサパサ状態が富士宮やきそば独特の麺のコシの強さを生み出すのですが、コシの強さはお好みで調節できます。
野菜を炒めて麺を投入した後、すこーしずつ水を足しながら炒めていくのがポイントです。水の含有量でコシの強さ、麺の歯ごたえが決まっていきますので、はじめから水を大量に加えてしまうと後で調節できなくなってしまいます。十分なコシが欲しければ水を少なくし、なるべく柔らかいほうがよければたっぷりと水を加える事にします。
美味しいやきそばを作る
尚、水加減でコシを調節したとしても、後ほどソースを加えるのでその水分量も計算しておかなければなりません。なにやら難しそうな話になってしまいましたが、行き着く結論は「馴れ」ですね。こういってしまうと身も蓋もありませんが、はじめから自分の好みどおりにうまくできる人はいませんからね。かくいう管理人もひさしぶりに富士宮やきそばを作ると結構酷いものです。それから何度も繰り返すと快心の作ができたりします。
話が随分それてしまいましたが、水を加えて麺の固さを調節した後しばらく炒め続けます。もうこれで良いだろうというお好みの焼き加減で一旦火を止めたら、ソースを加えて弱火で混ぜ合わせます。その後、お皿に盛って削り粉と紅しょうがをのせてできあがりです。
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