全国でも有数の渓谷美が見れる名所
日本でも有数の渓谷美を誇る、奥秩父最後の秘境といわれる「西沢渓谷」は、渓谷ハイキングを楽しむ人達にとっては必ず訪れて頂きたい場所です。
山梨県北端の秩父多摩甲斐国立公園内に位置し、手付かずの大自然がそのまま残っています。
渓谷歩道は整備されていて危険は少ないですが、自然そのままの道なのでハイキングには注意が必要です。
しかしながら、渓谷の大自然を直接、間近に肌で感じることができ、最高の渓谷美を楽しむことができます。
「雁坂トンネル」手前の道の駅「みとみ」の近く
山梨県北端の「西沢渓谷」へは、国道140号線を北上して牧丘町、三富村を抜けると辿り着きます。
まず石和方面に向かい国道140号線を北上するか、又は中央道勝沼インターを降りて国道20号、国道411号を通過して国道140号線を北上するのがわかり易い。途中には、複数の温泉や道の駅もあるのでハイキングの行きでも帰りでも立ち寄ってみるのも良いと思います。
所要時間3~4時間、距離約13kmの本格的ハイキングコース
往路は渓谷歩きの遊歩道、復路はトロッコの森林軌道跡の山道
新緑に囲まれた吊り橋を渡り、渓谷歩きのスタート
驚愕の渓谷歩き、「こんな所を本当に歩くの?」
岩肌の露出した急傾斜の渓谷道
西沢渓谷最大の名所「七つ釜五段の滝」
帰り道は整備された「森林軌道跡」を歩く
総評:日本有数の渓谷美
「西沢渓谷」は奥秩父最後の秘境といわれるとおり、手付かずの大自然が残り、その渓谷の大自然の美しさは絶賛に値します。少しでもハイキングに興味のある方なら、ぜひとも訪れて頂きたい名所です。
渓谷遊歩道とはいいますが、実際は渓谷沿いの歩道を歩くというより、渓谷の中の道なき道を歩いていくといった感じで、最高の渓谷美を体感できます。
数多くの淵や滝、新鮮な空気、周囲の森林、冷たくて澄んだエメラルドグリーンの川、どれをとっても素晴らしいです。新緑の季節や紅葉の時期に訪れれば、更に美しい渓谷美が見れる事間違いないでしょう。
ただし、紹介してきた様に、渓谷道はかなり険しいので、ちゃんとした服装で足元に十分注意して頂きたいと思います。
周辺観光案内
「西沢渓谷」は山梨県から埼玉県へと抜ける、一般国道としては日本最長の「雁坂トンネル」の手前にあります。雁坂トンネルは総延長6,625mで、普通車通行料金は710円の有料道路です。トンネルですので観光というわけにはいきませんが、機会があれば日本一の山岳トンネルを通過するのも良いと思います。
また、西沢渓谷の手前には「道の駅三富(みとみ)」があり、休憩・食事のみならず、地元産品の購入もできます。名物の「猪豚」を使った「猪豚まん」や「猪豚ラーメン」をはじめ、巨峰ワインや地場産の果物を利用する事ができます。
道の駅の手前には「広瀬ダム」があり、国道140号線を走行しながらダムとその先の山々の美しい景色を眺める事ができます。紅葉の時期には赤く色づいた景色を所々見る事ができて、とても素晴らしい眺めになります。
詳細情報
- 住所 山梨県東山梨郡三富村
- 電話 0553-39-2121(三富村企画観光課)
- URL 三富村ホームページ http://www.vill.mitomi.yamanashi.jp/html/index.html
- 駐車場 渓谷入口の村営駐車場
- アクセス ①中央自動車道甲府南IC又は一宮御坂ICから石和方面へ向かい、国道140号線を北上し、雁坂トンネル手前 ②中央自動車道勝沼ICから国道20号、県道34号、国道411号、県道38号、国道140号線を北上し、雁坂トンネル手前
- 備考 三富村ホームページにて「西沢渓谷のガイドマップ」を閲覧・ダウンロードできます。是非ご覧になって下さい。
周辺地図
周辺観光情報
道の駅「みとみ」 / 広瀬ダム / 笛吹の湯 / 雁坂トンネル / 放光寺 / 信玄館 / 川浦温泉山県館 / 恵林寺 / 大菩薩の湯 / 大菩薩峠 / 石和健康ランド
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