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道の駅鳴沢(なるさわ)(山梨県南都留郡鳴沢村)【国道139号】

道の駅
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交通アクセスも容易な国道139号線沿いの道の駅

道の駅「なるさわ」は、山梨県南都留郡鳴沢村にあります。西湖と河口湖の間の国道139号線沿いにあり、隣には宿泊施設の「緑の休暇村」富士眺望の温泉「ゆらり」があります。又、富士山の歴史や構造を紹介する「なるさわ富士山博物館」も隣接しています。この道の駅は駐車場もかなり広く、オープンしてからかなりの年数が経つと思います。隣接する施設との相乗効果もあって、来駅者は多数で常時賑わいをみせています。

施設充実の道の駅「なるさわ」

 「なるさわ」の道の駅は、なるさわ物産館、食堂、休憩所、観光案内所、トイレなど施設は充実しています。特に「物産館」は当駅の最大の魅力で、売り場スペース・品数共に圧倒的です。地元の野菜、名物、お菓子など充実した品揃えになっています。一方、食堂はこじんまりとしていて30~40席位しかありませんが、良心的な値段ですぐに食事ができます。休憩所では飲食不可ですが、座ってちょっと一休みしたい時にはおすすめです。そして観光案内所では、常時駅職員が事務所に滞在していて、地元周辺の観光案内、道案内をしてくれます。わずかですが観光パンフレットなどもおいてあります。トイレはかなり大きいので団体客が何百人も来なければ、それほど混むようなことはないと思います。

豊富な品揃えの「なるさわ物産館」

さて、一通り説明した所で、最大の魅力である「なるさわ物産館」について述べてみましょう。物産館は鳴沢村の農協で運営されているようで、地元鳴沢村や富士山麓の野菜、名物、お菓子などが取り揃えられています。物産館はかなりのスペースで、私の目測では縦10m横50m位あるのではないでしょうか。3分の1位が野菜売り場で、3分の1がほうとうや漬物等の地場産品、残る3分の1がお菓子やキーホルダーなどの土産品が所狭しと並べてあります。

地場野菜・果物販売コーナー

 まず、野菜売り場についてですが、品数・量共に豊富です。道の駅は全国700ヶ所以上もありますが、地域ごとの個々の特徴は違います。その違いが際立って表れるのが、地場野菜のコーナーです。キャベツ、白菜、芋、大根、玉ねぎなど多くの種類の地元生産農家の野菜が店頭に並びます。
また、山梨といえば果樹王国ですので、もちろん季節の果物も並びます。さくらんぼ、もも、ぶどう、柿等の山梨名物が道の駅ならではの格安価格で購入できます。山梨の各地道路沿いや観光地などでは、時期になるとこうした果物が売り出されますが、観光地価格ともいうべく値段はかなり高めの場合が多々あります。このように、道の駅「なるさわ」の物産館では数多くの地場野菜や果物を手に入れることができます。

道の駅「なるさわ」の人気商品
果樹王国山梨からの超厳選の桃「プレミアムピーチ」
果樹王国山梨の代表的果物の一つが桃です。その桃の中でも特に手をかけて育てた最高級の桃がこの「プレミアムピーチ」です。綺麗なピンク色に輝く特大の桃は一目で美味しそうと叫びたくなります。ジュワーと口の中に広がるとろける甘さを堪能して下さい。
戦国の武将、武田信玄も食した甲斐の郷土料理「ほうとう」
名武将、武田信玄の陣中食であったほうとう鍋が、ご家庭でお気軽にお楽しみいただけます。甲斐風にこだわるなら「かぼちゃ」と「里芋」はお忘れなく。じっくり煮込んでお召し上がりください。

地場産以外の野菜も販売

 しかしながら、実は残念な事に、豊富な品数の中には必ずしも地場産品ではないものも多数あります。つまり、鳴沢産又は山梨県産でない商品が結構売られているのです。品数が多いのにこした事はありませんが、だからといって他県や外国産のものを置くのはいかがなものでしょうか。例えば、茨城県産のたまねぎとか、千葉県産のじゃがいもとか、しいては中国産のにんにくまで販売しています。産地が明記されているのは良いのですが、全国各地からそして外国から集めた野菜を販売しているのでは、まるでスーパーマーケットの様で、地域の道の駅としての意義が薄れてしまう気がしました。

山梨名物・土産物販売コーナー

 次に、鳴沢村又は山梨県の名物やお菓子の販売コーナーがその野菜コーナーの隣にあります。甲州名物として名高い 「ほうとう」 は大小種類様々の製品が並び、選択に困る程です。お菓子では山梨県随一といえる 「信玄餅」 ももちろん置いてありますし、桃の形をしたお饅頭の「信玄桃」というのもあります。果物王国山梨ならではのぶどう、さくらんぼ、もも等を使用したお菓子が山のように並んでいます。干しぶどう、ブドウパイ等沢山の箱菓子が並んでいました。

お馴染みのキーホルダーや置物土産

 そして、その隣の、物産館の一番奥にはキーホルダーや置物などのおみやげ品が多数置いてあります。お土産物でお馴染みのキーホルダーや、携帯ストラップ、ぶどうのオイルや子供の玩具等があります。また、定番の地域限定「ハローキティ」の山梨県、富士五湖バージョンがあります。最後に、物産館の総括としては、「豊富な品数と膨大な商品量」といえます。とにかく、駅建物の半分近くを占めている「なるさわ物産館」は、この道の駅「なるさわ」の最重要施設です。この物産館を語らずして、道の駅「なるさわ」を語ることはできません。野菜の品々の産地については議論の余地がありそうですが、野菜、お土産品、名物等の全体像を考慮に入れると、ポイントの高い売り場ではないでしょうか。

安くて美味しいなるさわ食堂

 物産館以外の施設についてですが、皆様が気になると思われる食堂についてだけ述べてみましょう。食堂は質素で簡易的なものですが、良心的な値段です。私も近くに寄ると良く利用させて頂いてますが、かけうどんやかけそばは確か250円で食べれます。天ぷらそばなんかも350円位で食べれて、とても安いのが嬉しいです。安いといっても、味は結構良くて、スープ、麺、天ぷらも美味しいです。他にも、ラーメン、カレー、定食などがあります。食堂はセルフサービスで、食券を買って自分で食器を片付けるようになってます。結論としては、簡易的な食堂で、旅の立ち寄りでさっと食事したいという方におすすめですが、値段の割には美味しいので十分利用価値はあると思います。

「物産館」で地場野菜・果物を利用

 全体の総括としては、「なるさわ」の道の駅は施設最大の魅力が「物産館」に尽きるといえます。施設建物総面積の約半分近くを占める物産館には、地元の野菜・果物が集結していて、道行く人々の楽しみとなっています。特に、「果物王国 山梨」の季節の果物(ぶどう、もも等)が道の駅ならではの格安価格で購入できるのは、大変魅力的です。前述した野菜の産地の問題などの多少の難点はありますが、全体的には豊富な品揃えと良心価格で、物産館はおすすめです。富士五湖沿いの国道139号線に接しているので交通アクセスもよく、立ち寄りやすくなっています。遠方からの旅行者の方は、旅の休憩もかねてぜひ一度寄ってみては如何でしょうか。

「不尽の名水」を味わう

 道の駅「なるさわ」の構内には「不尽の名水」なる富士山の伏流水が流れており飲用する事ができます。
富士山周辺には「忍野八海」「湧玉池」など名水の地が数多くありますが、周辺各地でも富士の名水を味わう事ができます。
「不尽の名水」は地下300メートルから富士の伏流水をくみ上げており、飲用の為の滅菌処理もしてあるのでその場で飲むことができます。
最近は名水ブームで名水の地といわれる場所に水を汲みにたくさんの方が訪れますが、この道の駅「なるさわ」も例外ではありません。
「ふじやま」さんもここには何度か足を運んでいますが、ポリタンクを持ってきて水を汲んでいる方を良く見かけます。
しかし、この「不尽の名水」は水量も少なく、その場の飲用が主たる用途のため、水汲みする方に注意書きが掲示されています。
飲用できますが保存処理はしていない事や他の方に迷惑をかけないで欲しい旨が書かれています。
至極当然の事が書かれていますが、公共の場で無料で提供しているのですから節度ある行動が求められます。
「ふじやま」さんも各地の水汲み場を見た事がありますが、ある場所では1人でポリタンクを10個以上も持参して、水を流しっぱなしで場所を独占している方がいました。
幾ら無料で持ち帰り自由といっても遠慮して譲り合いした方がいいかなと感じました。

詳細情報

  • 住所 山梨県南都留郡鳴沢村
  • 電話 0555-85-3900
  • 開館時間 8:00~20:00(季節により変動)
  • 休業日 年中無休
  • 駐車場 普通車 259台 大型車 17台 身障者 4台
  • 施設概要 ①JAなるさわ物産館 ②食堂 ③観光案内所 ④トイレ ⑤休憩室 ⑥富士山博物館

周辺地図

周辺観光情報

富士眺望の湯「ゆらり」 / 紅葉台 / なるさわ富士山博物館 / 西湖こうもり穴 / 野鳥の森公園 / 西湖温泉いずみの湯 / 富岳風穴・鳴沢氷穴 / バラの森ローザガリカなるさわ / 青木ヶ原樹海

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