ミルクランドの酪農体験
静岡県富士宮市上井出の富士ミルクランドでは団体向けの酪農体験を行っています。ミルクランドでは朝霧高原の酪農家を紹介して、実際の酪農作業を体験してもらっています。主に小学生や中学生などの課外授業向けの体験ですが、地元の学生だけでなく、県内外からの問い合わせも多いようです。
現地の酪農家で実体験
酪農体験の一般的コースとしては酪農家のお宅に行き、実際の酪農作業を見学、体験する事ができます。
まずは実際の作業に入る前に酪農の仕事がどんなものか紹介してくれます。牛の特徴を理解する事から始まり、牛乳がどのように作られるかや牛の食べているエサなどを知る事から始まります。牛の事を知らなければ酪農体験もできませんので、まずは牛について理解する事が大切です。
少しでも牛の事を理解できたら、実際に牛の乳搾りを体験する事になります。今は乳搾りの機会も普及していますが、やはり手作業で搾るのは酪農体験で重要です。酪農家の方に搾り方のコツを教えてもらい、実際に生徒達が乳絞りを体験する事になります。この作業は体験先により多少異なりますので、確認が必要です。
次は牛の世話をします。牛に餌を与えたり、ブラシをかけたり、牛舎の掃除をしたりと、牛の世話は大変な作業です。牛が病気にならないようにストレスなく暮らせるように、細心の注意を払わなければなりません。
バターづくり体験
そして、牛乳を使ったバター作り体験も行います。普段は何気なくパンに塗っているバターですが、実際どのように作られているのか知っている人はあまりいません。酪農体験では生乳、生クリームを瓶に入れてシェイクする事でバターを作る体験をする事ができます。出来上がったバターをパンにつけて試食する事もでき、自分で作ったバターは格別の味に違いありません。
以上が基本的な酪農体験の流れです。体験先の都合による変更、今後の体験内容の変更もあり得ますので、詳しくは富士ミルクランドの農業体験事務局までお問い合わせして下さい。
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