山本勘助生誕の地「富士宮市山本」
静岡県富士宮市は戦国最強の武田軍団の軍師となった山本勘助の生誕の地といわれています。駿河の国富士郡山本村、現在の富士宮市山本に父、吉野貞幸、母、安女の三男として幼名は源助と命名されました。父貞幸は軍学師範だったといわれ、勘助は幼少より軍学を聞かされていたといわれています。12歳を過ぎてからは三河国、河内、芸備、防長と各地を巡る旅をしますが、50歳になる頃に武田信玄に召抱えられて頭角を現します。
山本勘助ゆかりの場所
富士宮市には山本八幡宮、山本勘助誕生地の碑(静岡県富士宮市山本165)、生家「吉野家」、母「安女の墓」、勘助が遊んだとされる「勘助坂」などがあります。
これら勘助ゆかりの地は東名富士インター下車、西富士インターを富士宮方面へ走り、国道139号線の最初の交差点を左(南方)に向かった先にあります。
JR身延線富士根駅の南に山本八幡宮、勘助生誕地、吉野家、勘助坂を経て入山瀬駅方面へ向かいます。
車でも行けない事はないのですが、この地域は元々観光地として整備されているわけではなく、道幅は狭く駐車スペースがないので、電車を利用して徒歩で散策される事をオススメします。
NHK大河ドラマ「風林火山」
余談ですが、現在は大分減りましたが、NHK大河ドラマ「風林火山」で山本勘助が取り上げられてからはかなりの観光客が訪れました。富士宮市も観光マップ、ガイド、案内表示を出して対応しましたが、もともとの場所が狭いので誘客には苦労したようです。
「おすすめ散策コース」
尚、電車を使って散策される場合には「おすすめ散策コース」が提唱されており、JR身延線富士宮駅から入山瀬駅まで総延長6km、所要時間約1時間30分です。富士根駅から山本八幡宮まで900m、徒歩15分、山本八幡宮から勘助誕生地の碑まで600m、徒歩10分、誕生地の碑から母・安女の墓まで100m、徒歩2分、墓から勘助坂まで1.9km、徒歩34分、勘助坂から代信寺まで1.3km、徒歩25分、そして入山瀬駅まで1.2km、徒歩27分の道のりです。
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