富士山周辺の水汲み場
富士山の水はどこで汲めるのでしょうか。
他にもあると思いますが、思いつくのはとりあえずこの位でしょうか。有料ならどこでも汲めると思いますが、無料で汲めるとなると上記の施設ではないでしょうか。一番オススメなのはやはり「道の駅富士吉田」です。物の手前に水汲み場があり、給水口がいくつも並んでいるので、あまり待つ事もなく利用できるのが良いです。休日や連休時にはさすがに混む事もありますが、平日に行ければ結構すぐに汲めると思います。道の駅店内では空のボトルも販売されていますので、突然汲みたいと思っても安心です。
次に、道の駅なるさわでは「不尽の名水」と呼ばれる富士山の水を汲める場所があります。地下300メートルから水を汲み上げているそうで、とてもおいしい水なのですが、一箇所しか水汲み場がないのが残念です。休日などは行列ができている事も多く、水量も少なめなので、富士吉田と比べると少々利用しづらいのは否めません。
また、道の駅すばしりは施設前に水汲み場があり、給水口も数箇所あります。
休暇村富士には最近になって水汲み場ができたようですが、宿泊施設なのでさすがに少し遠慮してしまいます。
そして、富士山本宮浅間大社ですが、特別天然記念物の湧玉池のそばに水汲み場があります。水量も豊富で給水口が多いので、たくさん汲みたい方はよいのではないでしょうか。
水汲みはマナーを守ろう
さて、ここまで水汲み場を紹介してきましたが、一番大事なのはやはりマナーです。無料ですからもちろん遠慮なく汲んでも良いのですが、度を過ぎた振る舞いは行けません。管理人も各所の水汲み場を訪れましたが、ほとんどの方は行儀が良いのですが、どうしても一部にマナーが悪い方がおられます。行列ができているのにタンクをいくつも並べている人、複数の給水口を一人で占領している人、長時間汲み続けている人、無料だからと大量にこぼしている人、無料なのに文句ばかり言っている人などいろんな方がいます。有料なら文句をいう権利はあると思いますが、無料で汲んでいるのに文句をいう事はできないのではないでしょうか。もちろん金さえ払えば良いという問題ではないのですが、無料で頂いているという感謝の気持ちでいれば決してマナー違反など起こらないと思います。管理人にもいえることですが、謙虚な気持ちでありがたく利用させて頂きたいものです。
水の保存について
最後にこれだけは注意しておかなければならないのですが、水汲み場で汲んだ水はできるだけ煮沸する必要があります。水汲み場の各所で案内が掲示されていると思いますが、大抵は保存がきかない事を説明しています。ペットボトルやタンクに入れてミネラルウォーターの様な感覚でいると細菌が繁殖する事もあります。水汲み場の水でも消毒してある事もありますが、だからといって何ヶ月も保管しておく事はおすすめできません。遠方から訪れる方はタンクをいくつも持って汲んでいきますが、果たしてどのように保管しているのでしょう。何度も汲みにきているようなベテランの方なら気をつけているでしょうが、それでもあまり貯め置きしない方が無難です。
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