河口湖の新名物「かっぱめし」
山梨県南都留郡富士河口湖町の新しい名物としてうまれたのが「かっぱめし」です。
最近生まれた名物なので「ほうとう」や「吉田のうどん」ほどの知名度はありませんが、富士河口湖町を中心に現在50店舗ほどで提供されている名物です。
「かっぱめし」は河童が大好きとされる「きゅうり」を浅漬けにして、すりおろした山芋(大和芋)に調味料を加えてご飯の上に載せたどんぶりで、他にも漬物や海苔をトッピングしたりします。
基本的にはきゅうりととろろが付くのですが、50店舗で提供されているので味付けやトッピングは様々です。
それでも「かっぱめし」はきゅうりととろろがベースになり、味は基本的にはとろろご飯をイメージすればわかりやすく、あっさりとしながらも栄養価の高く、滋養強壮に優れた料理となっています。
「かっぱめし」の由来
「かっぱめし」は河口湖に昔から伝わる「かっぱ伝説」をもとに2009年に開発されました。河口湖の河童伝説とは河童が魚の御礼に妙薬の河童膏の作り方を教えた話です。昔、河口湖近くに住んでいた庄屋の家から度々魚が盗まれていました。それは河童の仕業に違いないと思われていたのですが、ある日魚がなくった代わりに巻物が置かれていました。その巻物には怪我や病気によく効く河童膏の作り方が書いてあったとされています。庄屋はそれを見て河童膏をつくり、財を得る事ができたといわれています。
「かっぱめし」の提供店
「かっぱめし」を提供する店にはドンブリを頭にのせた可愛い河童のキャラクターののぼりやステッカーが掲示されており、「富士河口湖名物かっぱめし公式HP」でも確認する事ができます。
富士河口湖町の「本陣つかさ」、「味処まんぷく」、富士急行河口湖駅内のレストラン「GATEWAY FUJIYAMA」、食事処「湖波(こなみ)」、お食事処「万福」、野天風呂「天水」などで食べる事ができます。
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