勝沼町を一望できる温泉
山梨県勝沼町の 「ぶどうの丘」 の敷地内にある町営の温泉です。小高い丘の上にあり、広々とした景色が楽しめる開放的なアルカリ天然温泉です。そのロケーションから眺める眺望は、まるで空からの眺めの様で、勝沼町が眼下に一望できることから、「天空の湯」と呼ばれています。「天空の湯」の最大の特徴は露天風呂からみえる丘の上からの景色です。勝沼町が眼下一面に広がり、甲府盆地や南アルプスの広大な景色はまさに絶景です。温泉自体は建物の2階にあり、寝湯やミストサウナ、内湯、露天風呂があります。施設はかなり綺麗でまだ新しいようです。温泉自体は、アルカリ単純泉の「普通の温泉」なのですが、温泉から見える景色を考えれば、非常に魅力的な温泉といえます。
夜景の露天風呂
宿泊客はもとより、日帰り入浴客にもおすすめなのが、夜景の露天風呂です。昼間は昼間で、すぐ下のブドウ畑から遠くの山々まで見渡せますが、夜間はネオンが輝く勝沼の夜の町並みを眺める事ができます。「天空の湯」は午後10時まで営業しているので、日帰り客でも夜景を楽しめます。遠方からの立寄りではなかなか難しいですが、機会があればぜひとも夜景の露天風呂がおすすめです。
1階の軽食ラウンジ
一階には食堂があり、軽食ができるようになっています。食堂は結構広いのですが、メニューはラーメン、うどん、そばなどの麺類や牛丼、おにぎり、ビールやつまみなどの簡単なものしかありませんでした。私はたしかそばを食べたのですが、味と料金の割にはちょっと高いかなというのが感想でした。ただこの「軽食ラウンジ」は広く、窓からは高台からの素晴らしい景色を楽しめます。また、マッサージ椅子等も置いてあるので、風呂上りに宿泊客やドライバー以外の人が一杯やりながら休むのには十分かなと思いました。
宿泊客は無料で利用できる
この天空の湯はもちろん立ち寄り湯ですが、「ぶどうの丘」敷地内のホテルの宿泊客用の温泉としても利用されているようです。私はホテルに泊まったわけではないのでわかりませんが、ホテル自体には温泉の様なものはなくて、この「天空の湯」を利用するようになっているようです。この点は、「富士の休暇村」の宿泊者が「富士眺望の湯 ゆらり」を利用するのと同じです。 「ぶどうの丘」のメインはやはり売店と地下のワイン・カーブでしょうが、ついでに旅の疲れを癒す意味でもこの「天空の湯」はおすすめです。ぶどうの丘へ立ち寄る方で、時間があれば湯に浸かってみるのもいいと思います。
詳細情報
- 住所 山梨県甲州市勝沼町菱山5093 ぶどうの丘
- 電話 0553-44-2111
- URL http://budounooka.com/
- 営業時間 午前8時~午後10時 (最終受付午後9時)
- 休日 年中無休(施設点検日以外)
- 利用料金 大人600円、小人300円
周辺地図
周辺観光情報
市営勝沼ぶどうの丘 / 宮光園 / 勝沼トンネルワインカーヴ/ ぶどうの国文化館 / 大菩薩嶺 / 日川渓谷「竜門峡」 / 大菩薩の湯 / 天草屋敷 / 甚六桜公園 / 道の駅甲斐大和
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