最高級の泉質の道志川温泉
山梨県南都留郡道志村の道志川温泉「紅椿の湯」は国道413号線沿いの日帰り、宿泊可能な温泉です。山中湖と神奈川県相模原を結ぶ国道413号線、道志みちの中間ほどにあります。平成11年5月オープン。村営の「道志の湯」と異なり民間経営の温泉ですが、泉質は同じカルシウム・ナトリウムの硫酸塩泉です。「道志の湯」と同様純度の高い濃厚な温泉で、非常に高い効能・効果が期待できます。
民間経営の「紅椿の湯」は実は山梨県のボーリング会社が運営しており、同社は山梨県山梨市矢坪の「ほったらかし温泉」や山梨県北東部山梨市牧丘町の「はやぶさ温泉」の源泉を掘り当てています。
「紅椿の湯」は1,500mの地下から湧き出るPH9.03のアルカリ性の自噴温泉で、温泉掘削専門の会社が自信を持って経営している温泉です。
日帰り・宿泊可能な温泉施設
紅椿の湯の2階は宿泊施設になっており、予約すれば2名より宿泊可能です。10畳の和室6室、10畳の和洋室1室があり、日帰りの個室休憩室としても利用できます。宿泊可といっても日帰り主体の温泉施設で、時間制又は1日滞在料金で入浴できます。
料金・営業時間
3時間入浴で大人1,100円、小人550円。営業時間は午前10時~午後9時(冬季は10:00~20:00)、定休日なし。
施設概要
源泉温度は30.6℃ですが、お風呂はぬるめの「気泡ぬる湯」やあつめの「檜あつ湯」など異なる泉温となっています。施設は内湯、露天風呂、サウナ、無料休憩所の大広間、食事処などがあります。
渓谷美と清流のせせらぎ
紅椿の湯の魅力は泉質はもちろんですが、渓谷の美しさと道志川の清流の静かなせせらぎです。都会の喧騒から離れて周囲を山々に囲まれた自然の美しさを感じ、静かな清流のせせらぎが聞こえてくるとまさに心が癒されます。
今の時代は都会で施設充実のスーパー銭湯も人気ですが、こうした大自然の中で本物の温泉に浸かる事ができるのは、本当に「命の洗濯」をしている気分です。
新鮮な空気を肌で感じ、臭いを感じ、呼吸もしてと体全体で温泉を楽しむ事ができるのです。
クレソン料理がオススメのお食事処
紅椿の湯のお食事処には麺類、丼、定食、一品料理など豊富なメニューがありますが、中でもクレソンを使った料理がオススメです。
道志村の特産品はクレソンで、「道の駅どうし」でもクレソンの商品が並んでいます。道志村産のクレソンを使ったかき揚げ、クレソンのおひたし、ゴマ和えなど珍しい料理を提供しています。道志川渓谷の自然と清流で育ったクレソンはあっさりしていて非常に食べやすいです。クレソン入りのかき揚げは単品だけでなく、紅椿定食として人気メニューにもなっています。クレソンの他にも山菜タップリの紅椿の釜飯、定番のほうとう、山女の塩焼き、ざるそばなど地元料理が沢山あります。
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