大人気の「ほったらかし温泉」
絶景が見れる温泉として、非常に有名になった温泉です。旅行雑誌で名湯として取り上げられたり、口コミで広がったらしく、今では「ほったらかし温泉ツアー」などと観光旅行にも組まれるほどになりました。私もそんな評判を聞き、行って参りました。場所がわかりずらいという方もいらっしゃるようですが、迷うことはありませんでした。簡単に言うと、石和温泉を目指し、雁坂トンネル方面にある「笛吹川フルーツ公園」を抜けた丘の上にあります。富士五湖側からは、国道358号線の精進湖線を通り、国道20号線から石和温泉を目指し、国道140号線の雁坂トンネル方面を走ります。しばらくすると、笛吹川フルーツ公園へつながるフルーツラインを上ります。フルーツ公園を通り抜けて、丘を登った先に「ほったらかし温泉」があります。
絶景が見える露天風呂
さて、この「ほったらかし温泉」が有名になった理由は、温泉の最大の魅力である、露天風呂から見える絶景です。私が訪れたときは、辺り一面晴れ晴れとした天気でした。天気が良ければ、風呂に浸かりながら正面に富士山、周りに山脈、町並み一望に拝めます。裏を返せば、天気の良い日に行かないとこの温泉の最大の魅力が味わえないことになる。だから、できるだけ快晴の日に行ったほうが良いでしょう。
「ほったらかし温泉」の名前の由来
しかし、温泉の魅力は景色だけではありません。「ほったらかし温泉」とは何とも面白い名前ですが、たしかにこの温泉の特徴を表しています。入口で料金を払えば、後は中に入って自由に温泉に入れます。内風呂はありますが、やはりメインは露天風呂です。都会の喧騒を離れて、静かな丘の上で秘湯に入っている気分です。時計も置いてないし、時間を忘れて自然の中でゆったりとくつろげます。まさに、「ほったらかし」状態です。
これぞ本当の温泉
このように、「ほったらかし温泉」は本当の意味での温泉ではないでしょうか。今流行の大型温泉レジャー施設は、数多くの種類の風呂があり、マッサージ、サウナ、レストラン、カラオケ、フィットネスなど贅沢な施設が備えてあります。確かに、それはそれで素晴らしいのですが、温泉の本当の魅力は風呂と風景にあるともいえます。露天風呂で素晴らしい景色を見れるこの「ほったらかし温泉」は、その意味で人気を得たのではないかと思います。興味が湧いた方は、是非行ってみては如何でしょうか。
詳細情報
- 住所 – 山梨県山梨市矢坪1669-18
- 電話 – 0553-23-2001
- URL – http://www.hottarakashi-onsen.com/
- 営業時間 – 日の出1時間前~22時(最終受付21時半)
- 料金 – 大人900円 小人(小学6年生まで)400円
- 休業日 – 無休
- 駐車場 – 150台
- アクセス – 中央自動車道勝沼IC下車、国道20号、県道303号経由で笛吹川フルーツ公園まで。その公園の中を山の上へ
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