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【世界遺産富士山構成資産】北口本宮富士浅間神社(山梨県富士吉田市上吉田)

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創建西暦110年の富士吉田市の浅間神社

山梨県富士吉田市の「北口本宮冨士浅間神社」は、景行天皇40年(西暦110年)に日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に「大塚丘」から冨士の神霊を崇拝した後、「浅間大神」と「日本武尊」をお祀りしたのが起源とされています。

天応元年(西暦781年)に冨士の大噴火が起こり、富士の神霊を鎮める気運が高まり、西暦788年には甲斐守紀豊庭が大塚丘の北に社殿を造営して浅間大神を祀り、大塚丘には日本武尊を祀りました。

御祭神は「浅間大神」とも呼ばれる全国1300の浅間神社の主祭神たる「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」、「彦火瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと)」、木花開耶姫命の父神で全ての山の神様たる「大山祇神(おおやまづみのかみ)」です。 

諏訪神社

本殿の隣には「諏訪神社」がありますが、境内の森は「諏訪の森」と呼ばれ、この地は元は諏訪神社に属していました。

後に浅間神社をこの地に勧請した事により、「諏訪神社」は摂社として祀られるようになりました。

境内には本殿(国指定重要文化財、昭和28年<1953年>)、東宮本殿(国指定重要文化財、昭和25年)、西宮本殿(国指定重要文化財、昭和28年<1953年>)、弊拝殿があります。

江戸時代には富士登山の起点として修験者だけでなく、富士講の参詣者で賑わいました。

神社の周辺には参詣者向けの宿坊が100軒近くも存在したといわれています。

毎年7月1日には「冨士開山際(お山開き)」、8月26日、27日には「吉田の火祭り」として有名な鎮火大祭が行われています。

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