はじめに
富士宮の中心街にある「藤太郎(とうたろう)」は、1932年に創業した老舗の菓子店です。看板の和菓子はもちろん、ロールケーキやシュークリームなどの洋菓子まで、世代を問わず楽しめるお菓子がそろっています。観光で立ち寄る“はじめての一軒”としても、地元の手土産としても頼れる存在です。
お店の合言葉は「温故知新」と「地食健身」。むずかしく聞こえますが、要するに“昔ながらの良さを大切にしつつ、新しい工夫でおいしさを磨く”“地元の素材を使って、からだにやさしいお菓子をつくる”という意味。富士山のふもと・富士宮らしい恵み(卵・牛乳・果物など)を生かしたお菓子づくりが特徴です。
定番の「ハイプッセ」や「富士のこけもも」をはじめ、季節ごとに登場する限定品、贈り物に便利な詰め合わせまで、ラインナップは約60種類。JR富士宮駅から歩いて行ける場所にあり、浅間大社やお宮横丁と合わせて巡る“まち歩き”にもぴったりです。
本記事では、はじめての方でも迷わず選べるように、看板商品、季節の楽しみ方、買い方のコツ、アクセス情報までをわかりやすくまとめました。まずは“どれを選べばいいか”の目安から、ご案内していきます。
1. この記事のポイント(まずはここだけ)
- はじめての指名買い:
「ハイプッセ」「富士山はいぷっせ」「富士のこけもも」「黒みつ豆腐」の4本柱が分かりやすい入口。迷ったらこの中から。 - 季節限定の“狙い時”:
いちご大福(目安:1〜3月の土曜)/焼芋・焼栗モンブラン(秋〜冬)/毎月10日は「とうたろう市」でお得・限定に出会えることも。 - 買い方のコツ:
主力は昼前にそろい、人気商品は午後早めに売り切れる日も。生菓子は保冷を意識(保冷バッグ・保冷剤が安心)。 - アクセス&回遊:
JR富士宮駅から徒歩約6分。駐車は店前1台+近隣コインP活用が基本。浅間大社やお宮横丁と合わせて“徒歩観光”が快適。 - 支払い&通販:
店頭は現金メイン。一部商品は公式サイトやECで全国配送も可能(在庫や配送可否は時期で変動)。
2. データBOX(基本情報)
店名:富士の菓子処 藤太郎 本店(とうたろう)
住所:〒418-0066 静岡県富士宮市大宮町8-3
電話:0544-26-4118
営業時間:9:00〜18:30(※水曜は17:00までの場合あり)
定休日:水曜日(不定休あり・月により変動)
駐車場:1台(無料) ※満車時は近隣コインP利用推奨
支払い:現金(店頭は現金メイン)
最寄り駅:JR富士宮駅から徒歩約6分(約450m)
公式サイト:http://toutarou69.com/
地図(Yahoo!地図):https://map.yahoo.co.jp/v3/place/p1LEGWi2LLU
※営業時間や定休日は時期で変わることがあります。お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
3. 歴史とお店の想い(温故知新×地食健身)
藤太郎の歩みは、昭和7年(1932年)。はじまりは“パンの製造”でした。その後、洋菓子・和菓子へと広がり、今では和洋あわせて約60種類の菓子がならぶ老舗へ。現在は三代目が伝統を受け継ぎつつ、新しい工夫も取り入れています。
お店の芯にあるのは三つのキーワード――「温故知新」・「地食健身(ちしょくけんしん)」・「菓子が繋ぐ縁」。
- 温故知新:昔ながらの技や季節行事を大切にしながら、いまの嗜好に合う味へ磨いていく姿勢。
- 地食健身:富士山麓の素材を積極的に活用。朝霧の牛乳や卵、地元いちご「紅ほっぺ」、富士山のこけもも、希少な芝川のりなど、“この土地ならでは”の恵みをお菓子に生かしています。
- 菓子が繋ぐ縁:お菓子を“気持ちを届ける道具”ととらえ、贈答や慶弔にも丁寧に対応。人と人をつなぐ存在でありたい――そんな想いが込められています。
こうした姿勢が評価され、店主は静岡県の「ふじのくに食の都づくり仕事人」にも認定。地域食材の活用と食文化への貢献が認められています。
4. はじめて買うならコレ(看板&定番)
4-1. ハイプッセ(チーズバター/パインジャム)
外はさっくり、中はしっとり。バターのコクとやさしい甘さの“洋風どら焼き”的な一品です。
- いちおしポイント:食べごたえがありつつ、後味が重くなりにくいバランス。
- フレーバー選び:
- チーズバター…ミルキーで塩気がほんのり。コーヒーにも緑茶にも合う万能型。
- パインジャム…爽やかな酸味で、甘いものが得意でない人にも好評。
- 持ち運び:個包装で配りやすく、手土産に最適。夏場は直射日光を避け、涼しい場所で。
- 日持ちの目安:常温保管の焼き菓子系。購入時にラベルの期限を確認し、開封後は早めに。
4-2. 富士山はいぷっせ(朝霧の卵×和洋折衷)
富士山の意匠をまとった“富士宮ならでは”の人気者。ふんわり生地にクリームを合わせた、和洋折衷のやさしい味わい。
- いちおしポイント:見た目のかわいさと、軽い口当たりで“写真映え&食べやすい”の両立。
- おすすめシーン:観光の記念や、数をそろえての差し入れに。
- 持ち運び:要冷蔵の生菓子が入る場合は保冷推奨。長時間の移動なら保冷バッグ+保冷剤を。
- 日持ちの目安:生菓子は短め。購入時の表示と店頭案内に従って、当日〜翌日を目安に。
4-3. 富士のこけもも(日本銘菓百選)
富士山麓に自生する“こけもも”を使った、同店を代表する和菓子。甘酸っぱさがアクセントで、上品な後味。
- いちおしポイント:地域素材×老舗の技。渋めのお茶に合う“大人の甘さ”。
- 配りやすさ:個包装で職場・ご近所への配布に向く。箱入りの詰め合わせも選びやすい。
- 日持ちの目安:比較的扱いやすい日持ち(製造ロットで変動)。高温多湿を避けて保管。
4-4. 黒みつ豆腐(話題の“将棋おやつ”系・受賞歴あり)
黒みつのコクと、ぷるんとした口当たり。名前に「豆腐」とありますが、スイーツとして楽しむデザート系。
- いちおしポイント:黒みつの香りが豊かで、冷やすと一層おいしい。甘さはすっきり系。
- おすすめシーン:食後のデザート、来客のお茶うけに。和洋どちらの食卓にもなじむ。
- 持ち運び:基本は要冷蔵想定。保冷剤をもらい、移動時間に応じて追加の保冷を。
- 日持ちの目安:生菓子に準じ、短め。購入時の表示に従って、早めに楽しんで。
選び方のコツ(はじめての方向け)
- まずは“定番×名物”を半々で:ハイプッセ(定番)+富士のこけもも(名物)で、洋と和をバランスよく。
- 季節の限定が出ていたら追加:いちご大福やモンブラン系は“出会えたら買い”。
- 配る予定があるなら個包装中心:移動や手渡しが多い旅では、崩れにくく賞味期限がわかりやすい品が安心。
- 冷蔵品は最後に受け取る:観光→買い物の順で回し、持ち歩き時間を短く。
5. 富士宮ならではの銘菓(由来と素材の魅力)
駒止の桜(こまどめのさくら)
源頼朝ゆかりの地名「駒止の桜」にちなむ歴史銘菓。生とゆでの2種類の黄身を使った自家製黄身餡に地酒を合わせ、桜の塩漬けをのせて焼き上げます。春らしい香りとやさしい甘さが特徴で、季節の手土産にも最適です。
こけもも羊羹
富士山五合目で採れるとされる希少な「こけもも」を使った羊羹。酸味のあるこけももを白あんと合わせた上品な甘さで、“富士の霊菓”として珍重されてきました。落雁仕立ての品もあり、日本銘菓百選にも選ばれた藤太郎を代表する味です。
芝川のり羊羹
富士宮・芝川産の川海苔を白あんに練り込んだ、めずらしい羊羹。ほのかな磯の香りが甘みと調和し、和の旨みを静かに感じさせます。地域の自然をダイレクトに味わえる“ご当地ならでは”の一品。
大富士栗最中
富士山麓の大富士地区の栗を活かした最中。香ばしい皮と栗×あんの王道バランスで、素朴ながら満足感の高い味わい。大粒栗を包んだリッチなタイプもあり、栗好きに人気です。
芝川のり最中
こちらも芝川の川海苔を白あんに練り込んだ最中。ひと口ごとにふわっと海苔が香り、甘さは控えめで後味すっきり。意外性がありつつ上品な余韻が残ります。
旅行者向けワンポイント
- 配りやすさ重視なら:個包装のこけもも系・最中系が便利。日持ちもしやすく荷物になりにくいです。
- 季節感を楽しむなら:春は駒止の桜、秋〜冬は栗・芋系(焼栗/焼芋モンブラン)も併せて要チェック。
6. 和洋折衷・洋菓子も人気
老舗の技に“洋の軽さ”を合わせたラインナップも評判です。甘さは控えめで、幅広い年代にフィットします。
ロールケーキ
しっとりスポンジ×口どけの良いクリーム。素直なおいしさで“家族みやげ”にちょうどいい一本です。
シュークリーム
サクっと香ばしい皮に、とろりとした自家製クリーム。軽めの甘さで何個でもいけるタイプ。
チーズケーキ
コクはありつつ後味すっきり。お茶にもコーヒーにも合う“万能デザート”。
フォンダンショコラ
中心からとろける濃厚ショコラ。和菓子屋らしい繊細な甘さの設計で重たくなりにくいのが魅力。
もち de fromage
クリームチーズをお餅で包んだ“和洋折衷大福”。もっちり×クリーミーのコントラストが楽しい一品。
富士の白砂
富士山をイメージした白いサブレ(落雁系の表現で紹介されることも)。ほろほろ食感と上品な甘さで、配りやすい常温菓子。
檸檬スクエア
レモンの香りを活かした焼き菓子。さっぱり系なので“食後のもうひと口”に。
どれを選ぶ?(洋菓子ビギナー向け)
- 迷ったら:ロールケーキ+シュークリーム=“みんなが嬉しい”王道セット。
- さっぱり派:檸檬スクエア。移動中でも扱いやすい常温焼き菓子です。
- 話題性重視:もち de fromage の“和洋ミックス感”は会話が弾みます。
7. 季節・限定・イベントの楽しみ方
“いま何が出ている?”を事前に知っておくと満足度が上がります。以下は目安です(時期・内容は年により変わるため、来店前に公式情報の確認をおすすめします)。
7-1. 季節の目安カレンダー
- 冬〜早春(1〜3月):
いちご大福(目安:1〜3月の土曜に並ぶことが多い)
みずみずしい酸味と白あんのバランスが魅力。人気のため午前〜昼過ぎの購入が安心。 - 春(3〜4月):
駒止の桜 など“桜”を感じる菓子が登場。卒入学シーズンの手土産にも好適。 - 初夏〜夏(5〜8月):
ぷるんと冷やしておいしい涼味デザート系が活躍。持ち歩き時間が長い日は保冷を。 - 秋〜冬(9〜12月):
焼芋もんぶらん、焼栗もんぶらん など“実り”を感じる限定が出るシーズン。お茶うけや差し入れに喜ばれます。
※上記はあくまで傾向です。販売日・取り扱いは変わるため、直前に店頭または公式でご確認ください。
7-2. 定例イベント「とうたろう市」
- 毎月10日ごろに実施される“お楽しみデー”。
- 普段は並ばない限定菓子や、ちょっとうれしい企画が出ることも。
- ねらい目は開店〜昼前。混雑を避けたい場合は平日の開催回をチェック。
7-3. 期間限定の買い方ヒント
- 事前確認:当日のラインナップは朝の仕込み状況次第。前日にSNSや公式を確認すると安心。
- 取り置きの可否:人気品は取り置き不可の場合あり。店頭の案内に従ってください。
- 数量の目安:差し入れ用途は“個包装×人数+α(2〜3個)”が安全。午後の追加焼き上がりは不定期です。
7-4. 持ち運び&保存のコツ
- 生菓子は保冷:滞在が長い日は保冷バッグ+保冷剤を用意。最後に受け取る動線が賢いです。
- 焼き菓子は直射日光NG:車内放置は避け、涼しく乾いた場所で保管。
- 賞味期限ラベルを確認:同じ商品でもロットで期限が異なることがあります。旅行中は早め消費が基本。
8. 食育・体験・地域とのつながり
藤太郎は“おいしい”だけで終わらないお店です。和菓子の魅力を次の世代へ伝える活動や、まちなかイベントへの参加、高校生とのコラボなど、地域に根づいた取り組みを続けています。
8-1. 子ども向けの「和菓子作り体験」
保育園や特別支援学校などで、手作りの上生菓子づくりを教える食育活動を実施。生地を丸め、色を入れ、季節の形に仕上げる――“つくる楽しさ”と“食文化”の両方を体験できます。店内での体験機会が用意されることもあり、観光で“ものづくり体験”をしたい方にもぴったりです。
8-2. まちと一緒に盛り上がるイベント参加
「ふじのみやプリンまつり」では限定スイーツを用意。音楽フェス「朝霧JAM」にも出店し、季節の果物を使ったロールケーキなどで来場者を楽しませています。毎月10日ごろの「とうたろう市」は本店前の小さな“お楽しみデー”。限定品やうれしい企画が出ることもあり、地元の方にも観光客にも人気です。
8-3. 高校生コラボと“循環型”のものづくり
富士宮高校会議所といっしょに進めるプロジェクトでは、ニジマス残渣と牛糞から作る肥料「マスマス元肥」で育てたひまわりの食用油を活用し、シフォンケーキなど新商品の開発に挑戦。耕作放棄地の活用や資源循環にも目を向けた、地域発のSDGsな試みです。
8-4. 受賞・認定と“人をつなぐ菓子”
店主は「ふじのくに食の都づくり仕事人」に認定。地元食材の活用や食文化への貢献が評価されています。藤太郎にとってお菓子は“気持ちを届ける道具”。贈り物や慶弔の場にも丁寧に応じ、人と人をつなぐ存在でありたい――そんな想いが根っこにあります。
旅行で時間が合えば、体験やイベントの開催日を事前に確認してみてください。より“藤太郎らしさ”を満喫できます。
9. 贈答・手土産の選び方
はじめてでも失敗しにくい“目的別の選び方”をまとめました。個包装/日持ち/見た目の3条件を意識すると、相手を選ばず喜ばれます。
9-1. シーン別おすすめ
- 家族や友人へ(気軽に):
ハイプッセ(チーズバター/パイン)+富士山はいぷっせ。和洋ミックスで食べ比べが楽しいセット。 - 職場・ご近所へ配布(人数多め):
個包装の常温菓子中心に。ハイプッセ詰め合わせ+富士の白砂/檸檬スクエアなどを人数分+αで。 - 年配の方・ご挨拶(落ち着いた贈り物):
富士のこけもも、こけもも羊羹、駒止の桜など、由来や題材が語れる“上品系”が安心。 - フォーマル(熨斗対応):
最中・羊羹系の箱入り。シンプルで格式があり、幅広い年齢層に対応。 - 話題性・小さなお子さま向け:
見た目がかわいい富士山はいぷっせや、もっちり食感のもち de fromage(要冷蔵)。
9-2. 箱の選び方(サイズ感と見栄え)
- 少人数(〜6個):手土産・差し入れ向け。カバンに入る“薄めの箱”が持ち運びやすい。
- 中人数(8〜12個):職場や親戚向けの“ちょうど良い”枚数。個包装で配布がスムーズ。
- 多人数(15個以上):イベントや部署配布。軽くて常温保管OKの焼き菓子中心が実用的。
9-3. 日持ちと保管の基本
- 常温の焼き菓子:直射日光・高温多湿を避ける。旅行中はクルマの車内放置NG。
- 生菓子・冷蔵品:保冷バッグ+保冷剤を用意。受け取りは観光の最後に。
- 賞味期限の確認:同じ商品でもロットで期限が異なることあり。ラベルを必ずチェック。
9-4. 熨斗(のし)・メッセージ
- 表書き(御礼・内祝・粗品 等)と名入れは会計前に相談。
- メッセージカードは箱のサイズに合う小さめが収まり良い。手書き一言で“温度感”が伝わります。
9-5. 旅行者向け“持ち帰り動線”のコツ
- 観光 → 最後に購入 → 駅/駐車場へ。
- 電車移動はトート+紙袋の二段体制(つぶれ防止)。
- 車移動は足元の涼しい位置へ。トランクの直射日光は避ける。
9-6. オンライン活用(在庫の“保険”)
- 旅行中に買えなかった商品は公式サイトやECで補完。
- まとめ買い・遠方への直送はオンラインのほうが楽な場合も。季節限定は販売期間のチェックを。
10. 買い方ガイド(店頭・オンライン)
10-1. 店頭での買い方
- 狙い目の時間:人気商品は午後遅めに売り切れることがあります。午前〜昼過ぎに行けると安心。
- 混雑回避:ピークは午前〜昼前。ゆっくり選ぶなら平日/午後の早い時間がねらい目です。
- イートイン:テイクアウト専用(イートイン席なし)。購入後は近隣の公園・カフェで楽しむのがおすすめ。
- 支払い:店頭は現金メイン。資料によってはクレジット可の記載もあるため、心配な方は念のため現金を用意。
- 保冷のコツ:生菓子や冷蔵品は保冷剤+保冷バッグを。受け取りは観光の最後にすると持ち歩きが短くなります。
- 営業時間・定休日:目安は9:00〜18:30/水曜定休(不定あり)。季節や仕込みで変わる場合があるため、来店前に公式で最新情報を確認。
10-2. 取り置き・在庫の考え方
- 取り置き:人気品は当日分のみ・取り置き不可の場合あり。基本は早めの来店が確実。
- 売り切れ時の対応:狙っていた商品がなければ、近い風味の代替(例:生菓子→焼き菓子、こけもも羊羹→富士のこけもも落雁)を店頭で相談。スタッフが用途に合わせて提案してくれます。
10-3. オンライン購入の活用
- 公式オンライン/楽天市場で全国配送に対応。季節ギフトや詰め合わせも充実しており、旅先で買い逃した時の“保険”として便利です。
- 在庫リスクの回避:店舗で売り切れ→オンラインで購入という流れもOK。帰省や職場配布などまとまった数が必要な時にも使いやすいです。
- 主な入口:公式サイトの商品ページ、楽天市場の藤太郎ショップのカテゴリ(詰め合わせ・季節限定など)。
10-4. 旅行者向けの“動線”まとめ
- 観光(浅間大社など)→店頭で購入→駅/駐車場への順にして、生菓子の持ち歩きを短く。
- 常温菓子は先に、冷蔵品は最後に受け取る。
- 遠方への贈り物は、店頭で箱数・のしの相談→オンライン直送も選択肢。
11. アクセス&駐車場・最短ルート
最寄りからの行き方(徒歩)
- JR富士宮駅から徒歩約6分(約450m)。駅(北口/南口どちらでも可)を出たら直進→途中で右折し、大通り沿いに進むと到着します。道は平坦で、迷いにくいエリアです。
近隣観光との回り方
- 富士山本宮浅間大社へは徒歩約15分。浅間大社やお宮横丁と“徒歩観光+お土産購入”をセットにすると動線がスムーズです(浅間大社→帰りに藤太郎の順が効率的)。
駐車場(車の場合)
- 店前に専用1台(無料)。ただし台数が非常に限られます。近隣の公共駐車場・コインパーキングの利用が安心です。周辺は商店街のため路上駐車は禁止、時間帯の交通規制にもご注意ください。
- 参考地図:Yahoo!地図(お店のピンあり)を開いて、最寄りPや徒歩ルートを確認すると分かりやすいです。
最短ルートのコツ(歩きやすさ重視)
- 駅を出たら直進し、右折して大通りへ。
- 横断歩道の少ない側を選ぶと止まりにくくスムーズ。
- 買い物は帰り道に:浅間大社やお宮横丁を回ってから藤太郎に寄ると、生菓子の持ち歩き時間を短くできます。
12. よくある質問(FAQ)
Q1. 日持ちはどのくらいですか?
A. 生菓子は短め(当日〜数日が目安)。羊羹・最中など常温の焼き菓子は比較的日持ちします。商品ごとに表示が違うので、購入時にラベルを確認してください。
Q2. 夏の持ち運びは? 保冷は必要?
A. クリーム入りや生菓子は保冷剤+保冷バッグがおすすめ。遠方へ持ち帰る場合は、オンライン購入も検討すると安心です。
Q3. 何時ごろ売り切れますか?
A. 日や商品によりますが、午後遅めに売り切れることがあります。確実に買うなら午前〜昼過ぎの来店がおすすめです。
Q4. イートインはできますか?
A. テイクアウト専門です。購入後は近隣のカフェ等でお楽しみください。
Q5. 支払い方法は?
A. 店頭は現金メインですが、クレジットカードが使えるという記載もあります(※取り扱いは店舗・時期で異なる場合あり)。オンラインは各種決済に対応。
Q6. 取り置きはできますか?
A. 人気商品は当日分のみのことが多く、取り置き不可の場合があります。基本は早めの来店が確実です。
Q7. 駐車場はありますか?
A. 店前に1台(無料)。台数が限られるため、近隣のコインP利用が安心です。路上駐車は不可。
Q8. オンラインで買えますか?
A. 公式オンライン/楽天市場で全国配送に対応。詰め合わせや季節限定のセットもあります。店頭で買い逃した商品の“保険”として活用できます。
Q9. 観光の合間に買うなら、回り方のコツは?
A. 浅間大社→(帰りに)藤太郎の順だと、生菓子の持ち歩きが短くて楽。駅からは徒歩約6分でアクセスしやすいです。
Q10. いちご大福やイベントの開催日は?
A. 1〜3月の土曜に“いちご大福の日”が設けられる年があり、毎月10日ごろは「とうたろう市」が実施されます(いずれも年により変動)。最新情報は事前確認を。
13. 近隣観光と一緒に楽しむ(徒歩モデル・小回りルート)
A. 駅発・王道おさんぽ(所用めやす:90〜120分)
- JR富士宮駅 →(徒歩6分)→ 藤太郎
まずは下見&お目当て確認。常温菓子だけ先に購入、生菓子は帰りに。 - 藤太郎 →(徒歩10〜12分)→ 富士山本宮浅間大社
境内散策・御朱印・湧玉池でひとやすみ。 - 浅間大社 →(徒歩3分)→ お宮横丁
富士宮やきそばなど軽めのローカルフード。 - お宮横丁 →(徒歩12〜15分)→ 藤太郎(本購入) → 駅へ
生菓子・冷蔵品は最後に受け取り。紙袋+トートの二段持ちで型崩れ防止。
コツ:午後は売切れが出やすい品も。午前〜昼過ぎの動線だと安心。
B. “買ってから一息”ショート(所用めやす:45〜60分)
- 駅 → 藤太郎(購入) → 近隣の休憩スポットで一服 → 駅
移動時間が限られる日向け。常温の焼き菓子中心なら身軽です。夏は直射日光&車内放置NG。
C. 車で来訪(浅間大社P活用)
- 店前は駐車1台と少ないため、浅間大社周辺の公共Pに停めて徒歩回遊→最後に藤太郎で購入、がスムーズ。
- 路上駐車は不可。繁忙期は時間に余裕を。
D. おみやげ最適化のヒント
- 配り用+自宅用を分けて購入:配り用は個包装&常温、自宅用は生菓子で“今日のご褒美”。
- 箱選びは人数+2〜3個の余裕を。予備は思いのほか役立ちます。
- 重さのバランス:紙袋2つより1つの箱に集約したほうが歩きやすい(型崩れ防止の底板があると安心)。
14. まとめ
藤太郎は、伝統の技と地元の恵みを生かした菓子がそろう、富士宮の“頼れる一軒”。はじめてなら「ハイプッセ」「富士山はいぷっせ」「富士のこけもも」「黒みつ豆腐」から選べば間違いありません。季節の限定や毎月10日の「とうたろう市」も見どころ。駅から徒歩約6分で観光ルートに組み込みやすく、贈答にも自分用にも使いやすいラインナップです。旅の締めくくりに、ぜひ立ち寄ってみてください。
15. 参考情報一覧(URL付き)
- 公式サイト(トップ):http://toutarou69.com/
- 公式サイト(商品一覧):https://toutarou69.com/sweets.html
- 公式サイト(お店について):https://toutarou69.com/aboutus.html
- Yahoo!地図(本店ピン):https://map.yahoo.co.jp/v3/place/p1LEGWi2LLU
- 楽天市場(藤太郎・詰め合わせカテゴリ):https://item.rakuten.co.jp/toutarou/c/0000000166/
- 楽天市場(季節の贈り物一例):https://item.rakuten.co.jp/toutarou/oseibo27/
- 楽天市場(焼芋モンブラン一例):https://item.rakuten.co.jp/toutarou/yakiimom/
- 富士宮観光協会(観光ガイド内紹介):https://fujinomiya.gr.jp/guide/178/
- ふじのみやフードバレー(スポット紹介):https://fujinomiya-foodvalley.jp/spot/13752.html
- @S[アットエス]グルメ記事:https://www.at-s.com/gourmet/article/126734
- じゃらん(スポット情報):https://www.jalan.net/kankou/spt_22207ga3550085063/
- 静岡県「ふじのくに食の都づくり」店舗ページ:https://f-koten.pref.shizuoka.jp/shop/details/579/
- ぐるっと富士宮(手みやげ特集):https://www.gurutto-fujinomiya.com/travel/gift/index.html
- (参考)公式SNS:X:https://x.com/kenpoppototto69 / Facebook:https://www.facebook.com/totareo69/
※リンク先の営業時間・取扱商品・実施イベント等は、季節や仕入れ状況によって変わる場合があります。最新情報は各公式ページでご確認ください。