牧野酒造(静岡県富士宮市下条)

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創業寛保3年(1743)の富士山麓の蔵元

富士山麓、「白糸の滝」の近くで富士山の伏流水を使用して、伝統の技で地酒を造り続ける老舗蔵元。地酒の名の通り、ほとんどが地元で消費されています。代表銘柄は「富士山」、「白糸」です。酒の評価も高く、2010年には「純米吟醸富士山」が全米日本酒歓評会で金賞、「特別純米富士山」「特別本醸富士山」が名古屋国税局酒類鑑評会では優秀賞を受賞しています。

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日本酒 / photo by Jun OHWADA

「特別純米酒富士山」

牧野酒造では代表銘柄「富士山」を春、夏、秋の3回に分けて蔵出ししています。

霊峰富士山は季節の移ろいと共に表情を変えていきますが、それと同じくお酒も季節を経て熟成され味を変えていきます。

牧野酒造では季節の変化と共に蔵出しをして、春は「萌ゆる生一本」、夏は「炎える生一本」、秋は「冴える生一本」と銘打ち、ラベルを変えて販売しています。

「富士のお山の隠し水」

牧野酒造では酒造りに使用している富士山の伏流水は、富士山麓の幾重もの溶岩層に濾過され、天然ミネラルが豊富なまろやかな優しい口当たりの水です。

その富士山の恵みの伏流を酒造りだけでなく、実際に飲料水として味わって欲しいとミネラルウォーター「富士のお山の隠し水」として販売しています。

麗峰富士山系より湧出する清冽な水で悠久の時間に醸成され、天然のうまみを含んでいます。

牧野酒造でも直接購入できますが、「道の駅朝霧高原」でも販売しています。

「牧野酒造」&「富士正酒造」合同蔵開き

 「牧野酒造」では2010年から「富士正酒造」と合同で蔵開きイベントを開催しています。

第1回2010年は2月7日、第2回2011年は2月6日と2月上旬に開催されています。「牧野酒造」から「富士正酒造」へは徒歩10分と近い為、連携して同時開催となったようです。

富士正は創業1866年、牧野酒造は創業1743年とどちらも歴史は古いですが、蔵開きのイベントが2010年が初めてとは意外でした。2つの蔵は近いので同時開催はイベントとして大成功のようです。

富士正は「千代乃峯」「げんこつ」、牧野酒造は「白糸」「富士山」の代表銘柄を中心に、試飲・即売会を実施。

他にも甘酒の振る舞いや「富士宮やきそば」「富士のにじます」の販売、焼き鳥やおでんなどの販売もありました。

地元「上野南条太鼓」の演奏もあり、大賑わいでした。

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