静岡県の銘茶「川根茶」を紹介するお茶の資料館
平成6年にオープンした「フォーレなかかわね茶茗館」は、もともとは中川根町の名産品「川根茶」を紹介する為の資料館として建てられました。資料館では、「お茶の歴史」、「お茶の生産」、「お茶と健康」等といった一般的なお茶のテーマに加えて、銘茶として名高い「川根茶」の歴史や、中川根町の歴史や産業がさまざまな資料と共に紹介されています。いうなれば館全体が「お茶と中川根の資料館」といえます。
平成10年に道の駅として登録
当初はお茶の資料館として開館した「茶茗館」でしたが、平成10年4月に新たに道の駅として登録されました。登録に際しては、道の駅の機能を持ち、その役割を十分果たす事ができるかどうかが重要な基準です。駐車場、トイレ、道路情報提供等の整備がなされているとみなされ、「茶茗館」は道の駅としても知られる事となったのです。
大別して二種類ある道の駅
道の駅は全国で1,000以上あっていまだ増え続けていますが、大別して2種類に分けられます。つまり、新規に建設される道の駅と現存する施設を改良する等して認定された道の駅です。前者は道の駅としての役割・機能を前提に設計、建設されますから、例外はあるとしても当然の事道の駅としては非常に優れている場合が多いです。
一方、後者は現存するドライブイン、資料館、美術館、テーマパーク等を改良して道の駅として認定されるわけおり、その個々の機能は素晴らしいですが道の駅の役割・機能という面で少々力不足なのを否めません。
道の駅でもやはり元はお茶の資料館
「フォーレなかかわね茶茗館」や最近道の駅として登録された「川根温泉」は前述の後者に当たります。「茶茗館」は道の駅として登録されていますが元々はお茶の資料館でした。お茶の資料館としては資料、展示品も充実し、茶室もあり、お茶の販売所もあり申し分ないのですが、道の駅として重要なトイレ、休憩所、食堂、情報コーナー、物産品等がいまひとつといった感じでした。
詳細情報
- 住所 〒428-0312 静岡県榛原郡川根本町水川171-1
- 電話 0547-56-2100
- URL https://chameikan.jp/
- 開館時間 午前10時00分~午後4時30分
- 休業日 水曜日・祝日の祭日
- 入館料 無料 (但し、お茶セット希望の場合300円)
周辺地図
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