PR

道の駅川根温泉(榛原郡川根町)【SLの見える天然温泉】

温泉
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

温泉に入れる「道の駅」

道の駅「川根温泉」は、もともとは温泉施設で、付帯的に「道の駅」として登録されたものです。「道の駅」は全国で800箇所近くあり、駅の数だけ個性があります。静岡県では、「伊東マリンタウン」や「花の三聖苑伊豆松崎」にも温泉がありますが、温泉施設自体が母体となって道の駅となったのはこの「川根温泉」だけではないでしょうか。元は温泉だけあって、温泉施設の充実度は申し分ありません。旅の疲れを癒すためにチョット立ち寄るという様な「道の駅」的な利用だけでなく、旅の目的地としても利用できるおすすめスポットです。

露天風呂から眺めるSL列車は最高

「川根温泉」がある静岡県榛原郡川根町は、有名な「川根茶」の産地としてだけでなく、SL列車が走る大井川鉄道の町としても有名です。道の駅「川根温泉」の西側の眼と鼻の先では大井川が流れ、傍らでは大井川鉄道が敷かれています。大井川鉄道では、今も現役でSL列車が走り、交通機関としての役割だけではなく、観光名物ともなっています。その観光名物を、川根温泉の露天風呂で見る事ができるのです。温泉施設内にはSL列車が見れる時間帯が掲示され、それによれば1日3、4回は見れるようです。チョッとした小休止では時間が合わなければ見れませんが、余裕があれば露天風呂に浸かってSL列車が通るのを待ってみるのもオススメです。

地下1,200mから湧き出る源泉を利用したミネラル豊富な温泉

 道の駅「川根温泉」は元々は「川根温泉ふれあいの泉」として営業していたわけですから、当然のごとく温泉の泉質も施設も本格的です。川根温泉の泉質は非常に特徴的で、それがこの温泉の人気と魅力の理由の一つだと思います。源泉は地下約1200メートルから湧き出る塩化物ナトリウム温泉で、水はやや茶褐色です。私も数多くの温泉に入りましたが、これほど変わった泉質の温泉ははじめてでした。効能としては、疲労回復や筋肉痛、神経痛等に効果があるそうで、本当の温泉が味わえます。

施設内のレストランはメニュー多彩

 道の駅「川根温泉」のレストランでは、変わったメニューが色々あります。全体的には軽食が多く、麺類、飲み物、アルコール、おつまみ、簡単なご飯物などが販売されています。しかしながら、オススメメニューとして、川根町ならではの「茶そば」や「お茶ソフト」をはじめ、炭の粉末を練り込んだ「炭ラーメン」という個性的な料理が楽しめます。

「川根茶」を中心とした土産物販売店

 道の駅「川根温泉」の母体施設となるのが「川根温泉ふれあいの泉」です。施設内は温泉だけでなく、広間、貸部屋、マッサージコーナー、サウナ、プール、そして売店があります。温泉施設内にある売店では銘茶「川根茶」をはじめとした地元の名産品が販売されています。全国的にお茶の高級ブランドとして知られる「川根茶」は、大井川の近辺でお茶栽培にとって最高の環境の中で作られています。売店では、その銘茶「川根茶」を生かした数々のお土産品がズラリと並んでいます。

駐車場前の「道の駅」売店

 道の駅「川根温泉」の駐車場前には、地元の新鮮野菜やお茶などの特産品を販売している「道の駅売店」があります。お茶の品揃えは川根町ならではで、種類品数共に豊富で選ぶのに迷ってしまうほどです。お茶は温泉施設内の売店でも販売していますが、やはり「道の駅」といえば地元の新鮮野菜が販売しているのが売り物です。売店入口をすぐ入ると、季節の野菜がとれたての状態で並べられています。一つ一つの野菜には生産者の表示があるので、誰が作ったのかわかり安心して購入できます。

無料の足湯でチョッピリ温泉気分

 時間はなくても、折角温泉に立ち寄ったんだから温泉気分を味わいたいという方にオススメなのが、「足湯」です。平成15年2月にオープンして以来、無料で気軽に利用できるとあって、大変評判の様です。温泉施設の外で、駐車場の傍に独立して「足湯」が設置されていて、どなたでもすぐ利用できます。

総評:「道の駅」と「温泉」としての二面的評価

冒頭で述べた通り、道の駅「川根温泉」はもともと温泉だった施設が付帯的に「道の駅」として登録されたケースです。ですから、道の駅としての一面と、温泉としての一面があり、見方によって評価は全く異なってきます。温泉としてみれば、泉質、施設、サービス等の面では非常に評価が高いです。

一方、道の駅としてみれば、利用し易さ、トイレ、売店、情報サービス等の面においてはまだまだ改善の余地がありそうです。私が訪れた2004年3月の時点では、まだ道の駅としてスタートしたばかりで、道の駅としての利用は少々不便さを感じました。

例えば、食堂は温泉施設内にあり温泉利用者しか利用できなく、売店も休憩所も同様でした。温泉を利用しない立ち寄り客でも気軽に施設を利用できない不自由がありました。それ以来訪れていないのでわかりませんが、現在は利用規定が多少変わり、幾分利用し易くなっている様です。

また、道の駅として外の駐車場のそばに売店もあり、温泉施設と道の駅施設の協調も旨くいっているようです。全体としては非常にオススメの場所で、時間があればぜひ訪れて頂きたいです。

詳細情報

  • 住所 静岡県榛原郡川根町笹間渡220
  • 電話 0547-53-4330
  • URL http://www.kawaneonsen.jp/homepage/(川根温泉ふれあいの泉)/ http://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/michinoeki.html(中部ブロック 「道の駅」 連絡会)
  • 施設概要 <川根温泉ふれあいの泉> 温泉 ①内風呂 ②露天風呂 バーデゾーン(7~9月)①屋内プール ②野外流水プール ③野外ジャグジー(7~9月) ④ドライサウナ ⑤ミストサウナ ⑥ぽっくらサウナ ⑦ホットスパ ⑧歩行湯 ⑨寝湯 ⑩かおり湯⑪水風呂  ●休憩室 ●貸部屋 ●一階売店 ●マッサージ「きらく」<ふれあいコテージ><体験施設><「道の駅」売店>
  • 営業時間 ①ふれあいの泉  9:00~21:00 ②ふれあいコテージ 8:30~17:00 ③体験施設10:00~17:00 ④「道の駅」売店 9:00~17:00
  • 休業日 毎月第1火曜日(祝祭日の場合は翌日)(トイレ・駐車場・公衆電話は24時間利用可)
  • アクセス ①東京方面:焼津インター下車、国道1号線15分、向谷インター下車、県道64号島田川根線25分 ②名古屋方面:袋井インター下車、国道1号線20分、向谷インター下車、県道64号島田川根線25分 駐車場 300台

周辺地図

周辺観光情報

フォーレ中川根「茶茗館」 / 奥大井音戯の郷 / 鵜山森林公園 / 桜トンネル / 大井川鉄道 / 寸又峡 / 野守公園 / さくら茶屋 / ふるさと茶屋

コメント

タイトルとURLをコピーしました