朝霧高原とは
朝霧高原は、静岡県富士宮市北部、富士山西麓に広がる標高およそ700〜1,000メートルの高原地帯です。富士箱根伊豆国立公園の一部に指定され、富士山の雄大な姿を間近に望める絶景スポットとして知られています。夏でも30℃を超える日は少なく、避暑地としても人気があります。
この一帯は、古富士泥流を基盤とする肥沃な黒ボク土に恵まれ、酪農が盛んです。特にホルスタイン種の乳牛が広大な牧草地でのびのびと放牧される光景は、朝霧高原を象徴する風景のひとつです。周辺では、パラグライダーやハンググライダーなどのスカイスポーツも盛んに行われ、観光とレジャーの両面で訪れる人を魅了しています。
名前の由来と霧の特徴

「朝霧高原」という名称は、朝方に立ちこめる霧に由来します。霧は、湿度を含んだ気流が富士山や周囲の山々に囲まれた高原地形に流れ込み、夜明け前後の気温が低い時間帯に発生します。特に5月から8月にかけては霧の発生頻度が高く、一面が白く包まれる幻想的な光景を作り出します。
霧の水滴は非常に細かく、朝日に照らされると光が柔らかく拡散し、牧草地や富士山を背景にした風景を一層美しく引き立てます。
四季ごとの風景とベストシーズン
- 春(4月〜5月)
新緑が芽吹き、桜の花と雪をいただく富士山が同時に楽しめる季節です。特に4月中旬ごろは、桜と富士山のコントラストが見事です。 - 夏(6月〜8月)
日中でも涼しく、避暑やアウトドアに最適です。朝夕の霧と富士山の組み合わせはこの時期ならではの魅力です。 - 秋(10月〜11月)
紅葉が高原を彩り、すすきが風に揺れる穏やかな景色が広がります。空気が澄み、遠くまでくっきりと見渡せる日が多くなります。 - 冬(12月〜2月)
空気が最も澄み渡り、雪化粧をした富士山を背景に、透明感あふれる景色が広がります。寒さは厳しいものの、晴天率が高く撮影にも適しています。
朝霧高原は、その立地と気候が織りなす多彩な自然美を一年を通じて楽しめる場所です。牧歌的な風景、富士山の絶景、そして霧が演出する幻想的な瞬間が訪れる人の心を魅了し続けています。
朝霧高原の魅力と楽しみ方
広大な高原と酪農風景

朝霧高原は、標高700〜1,000メートルに広がる雄大な草原地帯で、訪れる人を包み込むようなのどかな風景が広がります。特にホルスタイン種の乳牛が放牧される牧場が点在し、富士山を背景にゆったりと草をはむ牛たちの姿は、まさにこの地域ならではの情景です。夏でも涼しく、避暑地としても人気が高いエリアです。
富士山の壮大な眺望
朝霧高原の魅力の中でもひときわ印象的なのが、迫力ある富士山の眺望です。特に「朝霧さわやかパーキング」は、国道139号線沿いにある無料駐車場で、富士山を正面に望める絶好の撮影スポットとして知られています。駐車場やトイレも完備され、観光途中に気軽に立ち寄れるため、カメラを構える観光客で賑わいます。
富士山撮影スポット
朝霧さわやかパーキング


富士山の大きさと迫力を実感できるビューポイント。天気の良い日は、牧草地と富士山が織りなす絶景を収められます。駐車場は無料で、撮影や休憩にも便利です。
道の駅 朝霧高原 展望台

地元の特産品やグルメを楽しめる道の駅の一角に、富士山を望む展望台があります。放牧中の牛や周囲の牧草地も見渡せ、記念撮影にも最適です。
レジャー・アクティビティ
パラグライダー


「Mt.FUJI PARAGLIDING(旧アサギリ高原パラグライダースクール)」などで、初心者から上級者まで富士山を空から楽しむ体験が可能です。タンデムフライトや1日体験コースもあり、空から眺める富士山は格別です。
ハイキング・サイクリング

高原の風を感じながら歩くハイキングコースや、湖畔を巡る田貫湖サイクリングは、四季折々の自然を満喫できるアクティビティです。
牧場体験

「まかいの牧場」や「富士ミルクランド」では乳搾りやバター作り、動物とのふれあい、乗馬などが体験できます。子ども連れやファミリーに人気のスポットです。
キャンプ・グランピング・BBQ

周辺にはキャンプ場やグランピング施設、手ぶらで楽しめるBBQ場も充実。日中はアクティブに、夜は星空の下でゆったり過ごせます。
朝霧高原は、富士山の絶景、牧歌的な高原風景、そして多彩なアクティビティが一度に楽しめる贅沢な場所です。写真撮影やアウトドア、自然体験を目的に、四季を通じて多くの人々が訪れています。訪問時は、霧の発生や涼しい気候を考慮し、防寒や快適な服装を準備するとより快適に過ごせます。
主な観光スポット
道の駅 朝霧高原

標高800〜1,000メートルに位置する「道の駅 朝霧高原」は、富士山の雄大な眺望を楽しめる人気スポットです。牛舎風の外観が特徴で、館内では地元特産の「富士のこけもも」製品や、朝霧高原の牛乳を使ったソフトクリーム・アイスクリームなどの名物が味わえます。駐車場やトイレも整備されており、観光やドライブの拠点として便利です。展望台からは、放牧された牛と富士山を同じフレームに収めた写真も撮影できます。
まかいの牧場/富士ミルクランド

「まかいの牧場」は、羊や馬、ウサギなどの動物とふれあえる体験型観光牧場です。人気の乳搾り体験やバター作り、乗馬など、自然の中で楽しめるプログラムが充実しており、家族連れに好評です。富士山を背景にした広大な牧場風景も魅力のひとつです。
近隣の「富士ミルクランド」では、新鮮な乳製品やソフトクリームが名物で、牧場体験とあわせて訪れたいスポットです。
ドライブインもちや
昔ながらの観光ドライブインで、名物の「草大福」が有名です。レストランや売店、子ども向け遊具施設があり、休憩や食事に立ち寄るのに便利です。バイク愛好家にも人気のスポットとして知られています。
絶景ポイント
牧草地越しの富士山

開けた牧草地と放牧された牛たち越しに見る富士山は、朝霧高原らしいのどかな景色です。
田貫湖

湖面に映る逆さ富士や、湖畔のサイクリングが楽しめる人気スポットです。
白糸の滝

無数の細い水の流れが美しい滝で、マイナスイオンあふれる癒しの空間です。
小田貫湿原

四季折々の草花や野鳥観察が楽しめる自然豊かな湿原です。遊歩道も整備され、散策に適しています。
これらのスポットは、富士山の絶景、動物とのふれあい、地元グルメ、温泉、自然体験といった多彩な魅力を一度に味わえる朝霧高原観光のハイライトです。訪問の際は、それぞれの施設の営業情報を事前に確認すると、より充実した時間を過ごせます。
朝霧高原のキャンプ・宿泊情報(キャンプ場/グランピング/ペット可/星空)
朝霧高原は“富士山のふもとの原っぱ”らしい広大なフィールドと、設備の整った施設がそろう日本有数のキャンプエリア。ここでは代表的なキャンプ場と注目のグランピング&コテージ、ペット可の宿、そして星空の楽しみ方まで、実用情報ベースでまとめます。
主なキャンプ場
ふもとっぱら(富士宮市麓)

“富士山ド正面”の大草原フリーサイトで有名。サイトは全面フリー&車の横付け可。場内には温水便座付きのトイレが複数、飲用可の水場、売店(薪・燃料・オリジナルグッズ等)、食事提供の「金山テラス」もあり、初めてでも安心です。チェックイン8:30–17:00/チェックアウト14:00、通年営業、AC電源なし。標高は約830mで夏でも朝晩は冷えます(満員時は当日受付なし)。(fumotoppara.net)
施設ポイント
・全面フリーサイト/車横付け可
・温水便座トイレ(牛舎・草原中央・富士山トイレ)、飲用可の水場あり(お湯は出ません)
・売店・自販機・地元食材メニューのフード提供あり
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場

日本有数の広さを誇る人気キャンプ場。ネットではフリーサイト予約が可能(AC電源サイト・プレミアムサイトは電話予約)。フリーサイト利用時間は目安として平日8:30–16:00、土日祝8:00–16:00、トップシーズンは8:00–12:00(最新は予約ページで要確認)。https://asagiri-camp.net/
田貫湖キャンプ場(朝霧高原エリア)

湖畔に芝サイトが広がる人気ロケーション。テント泊のほかバンガローもあり、オンライン予約に対応。富士山の映り込みを狙う写真派にも定評のあるキャンプ場です。(tanukiko.com)
設備充実の“快適系”キャンプ場
アーバンキャンピング朝霧宝山
“都会的な快適さ×富士山ビュー”を掲げる高規格キャンプ場。オートサイトのほか、ちびログ・タイニーハウス・グランピング・エアストリームなど多彩。設備は男女別シャワールーム、温水ウォシュレット、ランドリーに加え、溶岩露天風呂/檜風呂まで完備。大型BBQ場やピザ窯、かまど炊飯体験、週末の地元グルメ出店などイベントも充実しています。(富士山が見えるキャンプ場|アーバンキャンピング朝霧宝山)
グランピング・コテージ
GRAN REGALO ASAGIRI(グランレガロあさぎり)
約1万㎡に全8棟の大型ドームテントを配したグランピング施設。直径7mの広い室内は冷暖房完備、専用バスルーム・トイレ・BBQガスグリル等を備え、雨でも安心の屋根付きBBQスペースも。富士宮市初の“専用ドッグラン付きドーム”を用意し、愛犬同伴で快適に滞在できます。チェックイン15:00–18:00/チェックアウト8:00–10:00、駐車2台まで無料。(shizuoka-glamping.com)
住所・アクセスの目安:静岡県富士宮市上井出2460(新東名・新富士ICから車で約25分)。(〖公式〗GRAN REGALO ASAGIRI -グランレガロあさぎり-)
ペット可の宿泊
- GRAN REGALO ASAGIRI:プライベートドッグラン付きドームを4棟用意。犬用アメニティが充実(※犬以外のペットは不可)。(shizuoka-glamping.com)
星空観察の楽しみ方

朝霧高原は市街地の明かりが届きにくく、晴れた夜は頭上いっぱいの星空に。ふもとっぱらなどの草原サイトでは、椅子やコットを出して富士山×星空の共演を楽しめます。より暗さを求めるなら、富士山の反対側にある毛無山の方角に視界を向けるのもコツ。(ことりっぷ)
予約・装備・季節のコツ(要点)
- 予約:人気時期は早めに。ふもとっぱらは満員時に当日受付なし。(fumotoppara.net)
- 防寒:標高があるため夏でも朝晩は冷える。通年で上着必携。(fumotoppara.net)
- 設備把握:電源の有無や風呂・シャワーの種類は施設で差が大きい(例:ふもとっぱら=AC電源なし/アーバンキャンピング=露天風呂・シャワー等)。(fumotoppara.net, 富士山が見えるキャンプ場|アーバンキャンピング朝霧宝山)
季節のイベント
朝霧高原では、雄大な富士山の景観と高原の自然環境を生かした、季節ごとの多彩なイベントが開催されています。音楽・アウトドア・食・地域交流が融合した催しは、観光客はもちろん、地元の人々にも親しまれています。
朝霧JAM(音楽フェスティバル)
毎年秋、富士山麓の「朝霧アリーナ」や「ふもとっぱら」を会場に開催されるアウトドア音楽フェスです。2025年は10月18日(土)〜19日(日)に予定されており、国内外のアーティストによるライブ演奏を、開放感あふれる高原の中で楽しめます。会場内では地元食材を使った飲食ブースやマーケット、ワークショップも展開され、老若男女、さらにはペット連れでも楽しめる雰囲気が魅力です。https://asagirijam.jp/
スターキャンプ in 朝霧高原
ふもとっぱらで毎年秋に開催されるオートキャンプイベントで、2025年は9月6日(土)〜7日(日)に予定されています。キャンプファイヤー、アウトドアクッキング、ものづくりワークショップ、プロドライバーによる4WD走破体験、アウトドアブランドの展示など、家族やグループで参加できる多彩なプログラムが用意されています。
あさぎり高原まつり
毎年10月を中心に約1カ月間、朝霧高原の各施設で開催される地域イベントです。富士山と中秋の名月を愛でる「名月観賞会」など、地域ならではの催しもあり、伝統と自然美を同時に味わえる機会となっています。
キャン×スポ@あさぎりマルシェ
毎月第2土曜日に富士宮市北部の4会場で行われる定期マルシェです。朝採れ野菜や地元産の加工品、手作りグルメが並び、地域の味覚を気軽に楽しめます。観光の途中に立ち寄って、朝霧高原ならではの食の魅力に触れることができます。
まかいの牧場 季節イベント
観光牧場「まかいの牧場」では、夏休みや連休に合わせて子ども向けの特別イベントや体験教室を開催しています。動物とのふれあい、乳搾り体験、クラフト教室など、学びと遊びを兼ねたプログラムが家族連れに好評です。
冬の雪景色と星空観察会
標高700〜1,000mに位置する朝霧高原は、冬になると澄んだ空気と雪化粧の富士山が楽しめる絶好の季節になります。キャンプ場やグランピング施設では、星空ガイド付きの観察会や天体観測イベントが行われることもあり、夜空に広がる満天の星を堪能できます。
これらのイベントは、自然環境と地域文化が調和した朝霧高原ならではの魅力を体感できる機会です。時期や内容は年によって変動するため、訪問前に公式サイトや観光協会の案内で最新情報を確認すると安心です。
アクセス方法
朝霧高原は、富士山西麓の標高700〜1,000mに広がる高原地帯に位置し、車・公共交通機関のどちらでも訪問可能です。ただし、冬季は道路状況に注意が必要です。
車でのアクセス
- 東名高速道路ルート
東名高速道路「富士IC」または新東名高速道路「新富士IC」から、国道139号線経由で約40〜45分(約25〜31km)。富士宮市街から高原までスムーズにアクセスできます。 - 中央自動車道ルート
中央自動車道「河口湖IC」から国道139号線経由で約30〜45分(約30km)。山梨県側からのアクセスに便利です。 - 主要道路
国道139号線は朝霧高原のメインアクセス路で、富士宮市街地や富士五湖方面と直結しています。
公共交通機関でのアクセス
- 電車+バス
JR身延線「富士宮駅」から、富士急静岡バスの本栖湖行き快速バスで約40〜50分、「道の駅朝霧高原」バス停下車。
新幹線利用の場合は、新富士駅から富士宮駅を経由するルートが便利です。 - バスの本数
運行本数は限られているため、訪問前に時刻表を確認して計画を立てるのがおすすめです。
冬季の道路事情
- 標高が高いため、冬は気温が低く、霜や路面凍結、降雪が発生することがあります。
- 国道139号線など主要道路では凍結防止や除雪作業が行われますが、降雪直後は通行が難しくなる場合もあります。
- 冬季に車で訪れる際は、スタッドレスタイヤの装着やタイヤチェーンの携行が必須です。出発前に道路状況や天気予報を必ず確認しましょう。
アクセス概要(まとめ)
交通手段 | 詳細 |
---|---|
車 | 東名「富士IC」または新東名「新富士IC」から約40分、中央道「河口湖IC」から約30〜45分。国道139号線利用。 |
公共交通 | JR富士宮駅からバス約40〜50分で「道の駅朝霧高原」下車。新富士駅・富士駅からもアクセス可能。 |
冬季道路事情 | 雪や凍結の恐れあり。スタッドレス装着やチェーン携行必須。道路状況の事前確認推奨。 |
朝霧高原は車でのアクセスが便利ですが、冬は特に路面凍結や天候急変に備えて装備を整えることが重要です。安全対策を万全にし、高原の自然と景観を存分に楽しみましょう。
天気・気候情報
朝霧高原は、標高700〜1,000メートルの高原地帯に位置するため、年間を通じて涼しい気候が特徴です。特に夏でも日中の最高気温が30℃を超える日は少なく、避暑地として人気があります。一方で、湿度を含んだ気流が富士山西麓に流れ込みやすく、朝方には霧が発生しやすい環境です。
年間の気候傾向
- 春(3〜5月)
平均気温は10〜15℃前後。朝晩は冷え込み、薄手の防寒着が必要です。桜や新緑が見られる一方、風が強い日もあります。 - 夏(6〜8月)
平均気温は20〜24℃程度で、湿度はやや高め。日差しは強いですが風が涼しく、快適に過ごせます。朝夕の霧はこの時期の風物詩です。 - 秋(9〜11月)
平均気温は15℃から次第に一桁台に。紅葉が進むにつれ空気が澄み、富士山がくっきり見える日が多くなります。防寒着が必要な季節です。 - 冬(12〜2月)
平均気温は0〜5℃。雪や路面凍結の可能性があり、特に早朝は冷え込みが厳しくなります。晴天率は高く、澄んだ空気と雪化粧の富士山が見られます。
天気の特徴と注意点
- 高原特有の気象変化が早く、晴れていても午後から雨や雷雨になることがあります。
- 夏は涼しい一方で、湿度が高めなため、体温調整できる服装が理想的です。
- 冬は冷え込みが厳しく、積雪や凍結もあるため、防寒対策とともに車で訪れる場合は冬用タイヤやチェーンが必須です。
季節別服装の目安
- 春・秋:長袖シャツ+薄手ジャケット、朝晩はフリースやウインドブレーカー
- 夏:半袖+羽織れる長袖(朝晩や霧対策)
- 冬:厚手のコート、手袋、帽子、防寒インナー必須
朝霧高原を訪れる際は、天気予報をこまめにチェックし、雨具や防寒具を持参すると安心です。特にアウトドアやキャンプを予定している場合は、現地の天候変化に柔軟に対応できる準備が重要です。
周辺観光モデルコース
――富士山西麓ドライブコース&おすすめプラン
朝霧高原を拠点にした観光は、雄大な富士山を間近に感じながら自然・グルメ・アクティビティを効率よく楽しめるのが魅力です。ここでは、代表的なドライブコースや組み合わせ例、家族連れ・ペット連れにおすすめのプランをご紹介します。
富士山西麓ドライブコース(約6時間・日帰りプラン)
- 朝霧高原
標高800〜1,000mの広大な高原。四季折々の牧草地風景と富士山の絶景を堪能できます。道の駅や牧場での休憩もおすすめ。 - 白糸の滝
国の名勝・天然記念物に指定された、絹糸のように繊細な滝の流れが魅力。展望デッキや遊歩道から間近に眺められます。 - 田貫湖
湖面に映る逆さ富士や湖畔のハイキングコースが人気。自転車やボートのレンタルもあり、ゆったり自然と触れ合えます。 - あさぎりフードパーク・道の駅朝霧高原
地元の乳製品や農産物、お土産が充実。富士山を望むテラス席でソフトクリームや軽食も楽しめます。 - 富士宮やきそばの名店
富士宮市内の「むめさん」や「天神橋」などで本場の味を堪能。モチモチ食感の麺とコクのあるソースが旅の締めくくりにぴったり。
国道139号線を中心に巡るルートで、新緑・紅葉・冬景色など季節ごとの表情が楽しめます。
朝霧高原+白糸の滝+田貫湖+富士宮やきそばの組み合わせ例
- 午前:朝霧高原で牧場散策、道の駅で地元グルメやソフトクリーム
- 昼食:富士宮市内の名店で富士宮やきそばランチ
- 午後:白糸の滝を散策後、田貫湖で湖畔ウォークやサイクリング
- 夕方:再び朝霧高原エリアに戻り、あさぎりフードパークでお土産購入
自然・食・アクティビティがバランス良く組み込まれ、初めて訪れる方や短時間で効率よく楽しみたい方におすすめです。
家族向けプランのポイント
- まかいの牧場・富士ミルクランド:動物ふれあいや乳搾り、手作り体験が充実
- 道の駅朝霧高原:広い駐車場・清潔なトイレ・キッズ向けメニューあり
- 白糸の滝:整備された遊歩道でベビーカーでもアクセスしやすい
- 田貫湖:湖畔の遊歩道やレンタサイクルで自然体験
- 飲食店:富士宮やきそば店の中には座敷席やキッズ対応あり
ペット連れ向けプランのポイント
- ドッグラン付き宿泊施設・カフェ:COW RESORT IDEBOK、GRAN REGALO ASAGIRIなど
- ペット可キャンプ場:ふもとっぱらキャンプ場、ジャンボリーオートキャンプ場
- 白糸の滝周辺:リード着用でペット同伴散策が可能
- 道の駅朝霧高原:一部テラス席はペット同伴可
まとめ
朝霧高原エリアは、家族・ペット連れ・カップルなど幅広い層に対応できる観光資源が揃っています。車での移動が基本ですが、適度な休憩を取りながら自然やグルメを満喫できるモデルコースを組むことで、誰もが満足できる旅となるでしょう。
まとめ
朝霧高原は、雄大な富士山を間近に望む高原リゾートとして、自然の魅力と多彩な観光資源を兼ね備えたエリアです。四季折々に表情を変える牧草地や霧の風景、澄んだ空気と美しい星空は、訪れる人々の心を癒してくれます。
道の駅や牧場、あさぎりフードパークでは、地元産の乳製品や野菜、名物ソフトクリームなどを味わえ、観光の合間に立ち寄るスポットとしても人気です。また、白糸の滝や田貫湖といった周辺の自然景勝地、富士宮やきそばなどのご当地グルメと組み合わせることで、日帰りから宿泊まで充実したプランが組めます。
さらに、キャンプ場やグランピング施設、ペット同伴可の宿泊先も多く、家族旅行や愛犬とのお出かけにも適しています。アクセスは車が便利ですが、公共交通機関を利用する場合も工夫次第で十分楽しめます。
朝霧高原は、初めて訪れる方にもリピーターにも新しい発見を与えてくれる場所です。雄大な自然と地域ならではの体験を通じて、心に残る旅を計画してみてはいかがでしょうか。