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積雪時のノーマルタイヤの危険性、チェーンと危険回避

交通事情
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ノーマルタイヤ厳禁

積雪時には絶対にノーマルタイヤで運転してはいけません。脅かしているのではありませんが、十中八九事故します。単独事故で道路外に飛び出してしまう位なら大した事はないかもしれませんが、もしスリップして対向車線に出てしまおうものなら、最悪の場合死亡事故に繋がります。

スリップで衝突事故

富士山村管理人のかくいう私は実はそうした死亡事故が富士山周辺で起きた事を知っています。雪装備を怠ったノーマルタイヤの乗用車がカーブでスリップして大型自動車に突っ込み、乗用車の運転手が亡くなった事もあります。大型自動車と普通乗用車が衝突すれば乗用車などひとたまりもありません。管理人も見た事がありますが、その乗用車は前半分が跡形もなく破壊されて原型をとどめておらず、ドライバーは即死との事でした。

カーブの危険性

富士山周辺の国道は富士山を回る道路ですから当然カーブが多いです。いくらスピードを出していなくても、あっというまに滑ってしまいます。ノーマルタイヤだけれども20キロや30キロの低速で走れば何とかいけるだろうと高をくくっていると、下り坂のカーブでスリップは避けられません。いくらノロノロ運転で注意したとしてもノーマルタイヤではまずカーブを曲がる事はできないのです。

車の制御不能

一旦スリップしてハンドルを取られてしまうと、最早車の制御は利かなくなります。進行方向に林があろうが、車がいようが、ダンプがいようがなすすべがありません。もし車重10トン以上もする大型トラックに正面衝突でもしたらまず助かりません。富士山周辺には全国から観光客が訪れるので、中には雪に不慣れな方もいらっしゃいます。積雪の状況にもよるのですが、ノーマルタイヤで雪道を走る事はとてつもなく危険です。少しでも危険を感じるなら絶対に車を走らせないようにしましょう。

チェーン装着場所の注意

ノーマルタイヤで積雪時に富士山周辺を走行するのはきわめて危険ですので、絶対に止めた方が良いのはいうまでもありません。では実際に富士山周辺を走行中に大雪になり、道路が真っ白になってしまったらどうしたら良いのでしょう。チェーンを携帯しているなら迷わず装着しなければなりませんが、装着場所には気をつけなければなりません。なぜなら、パンクの修理と同じく、作業中に轢かれて事故になる可能性があるからです。富士山周辺にはチェーン脱着場が道路脇に設けられている事もあるので、必ず安全な場所でチェーンを装着する事をおすすめします。

チェーンの着け方

しかし、雪に不慣れな地域から来たドライバーや女性だけのグループだと、チェーンがあっても着けた事がない場合もあります。いかに普段必要ないといっても、チェーンのつけ方くらいは覚えていた方が良いと思います。鎖式のチェーンはグリップ力があって雪道に強いですが、装着が難しいのが難点です。でも今では簡単に装着できるゴムバンド式のチェーンもありますので、トランクに積んで置きさえすればいざというときに役立つはずです。ゴムバンド式ならそれほど難しくないので、女性でも十分装着できると思います。

積雪時の危険回避

さて、積雪時にはこうしてチェーンを装着するなりして危機を脱する事は大切ですが、重要なのははじめからチェーンを着けなくても済む様な行動をする事です。スキーやスノボーに行くのでもなければ、不慣れな者がわざわざ雪道を走る事はありません。あらかじめ雪道を通らなくても済むように予定を変更したり、天候が悪化する前にその地域を離れるなどの工夫が必要です。ノーマルタイヤだったらチェーンをつければ良いというのではなく、天候状況を常に把握して先手先手で行動する事が危険を回避する事につながります。

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