
天下一の桜、高遠の「コヒガンザクラ」
「高遠の桜」と言えば、日本を代表する桜の一つで、花見をする人達にとっては知らない者はいないと言われるほど有名です。公園となった高遠城跡に明治時代から
桜の植樹が続けられ、今では公園内外に約1,500本の桜が植えられています。桜自体は薄いピンク色の綺麗な花が咲く「タカトオコヒガンザクラ」で、「天下一の桜」とも呼ばれ絶賛されてきました。その天下一の1,500本の桜が公園を埋め尽くす様に咲き誇る姿は、まさに最高です。
毎年4~5月頃開催「高遠桜祭り」
毎年30万人以上の観光客


城址公園入口で「入場料」を支払う
「高遠城址公園」は、公園であるにも関わらず「桜祭り」期間中は入場料を支払わなければなりません。私が訪れた2003年は500円でしたが、多分毎年同じ位ではないでしょうか。入口に設置された券売機で入場券を購入すれば、当日何度でも出入りできます。
駐車場はシーズン中は満車状態
城址公園は元々は戦国時代の城の跡ですので、平地ではなく攻めにくい丘・高台の上にあります。
城址公園のすぐそばには幾つも駐車場があるのですが、「桜祭り」のシーズン中はほぼ満車状態です。
私もはじめは公園の入口近くの駐車場を利用しようと思ったのですが、あまりの混雑さに断念してしまいました。
一旦公園近くを抜けて、周囲を走り回ってみると、1km程離れた河原の無料駐車場に止める事ができました。
織田軍と武田軍の決戦場「高遠城」
「城址公園」の名前通り、城の跡だけ残る
織田、武田軍の激戦地となった「高遠城」も、戦国時代、江戸時代、そして明治時代になると廃藩置県となり、城の面影もなくなりました。城跡には次々と桜が植樹され、1本2本と増えていき現在の約1,500本からなる桜並木になった様です。
満開の「タカトオコヒガンザクラ」
桜祭りは1月ほど続きますが、最高の桜が見れる時期はそんなに長くはありません。せいぜい1週間か、長くて2週間位でしょうか。
私が訪れた時は丁度満開の時期で最高でしたが、それも高遠町のHPで何度も開花状況をチェックして、訪問日を検討していたからに他なりません。高遠町のHPでは城址公園の桜の開花状況をリアルタイムで掲載してるので、日程に都合がつく場合は開花状況と相談して訪問日を調整するのがおすすめです。満開の時期に訪れれば、公園に見渡す限りの桜を眺める事ができます。
詳細情報
- 住所 長野県上伊郡高遠町
- 電話 0265-94-2552 (高遠町観光協会)
- URL http://www.town.takato.nagano.jp/ (高遠町ホームページ)
- 入場料 一般500円 小・中学生250円
- 駐車場 約400台 ※有料・無料共にあるが無料だと遠い ①有料:高遠町営駐車場:普通乗用車1日700円
- 開催時期 「高遠桜祭り」:4月3日~5月5日(2004年)
- アクセス ①中央道諏訪インター下車、152号線を約1時間 ②中央道伊那インター下車、361号線を約35分
- 備考 桜の開花時期は、当然ながら毎年異なります。高遠町のHPや役場・観光協会に問合せる等して、見頃の時期を把握しておきましょう。
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