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ゆるキャン△聖地巡礼|富士山・本栖湖・朝霧高原・山中湖のモデル地完全ガイド

富士山周辺のゆるキャン△聖地 富士山
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はじめに

富士山の周りには、『ゆるキャン△』の舞台になった“実在の場所”がたくさんあります。本記事は、はじめての方でも迷わず楽しめるように、作品に登場するスポットを「地図→エリア→モデルコース」の順にやさしく案内します。キャンプ未経験の方でも、見学・温泉・グルメだけで大満足の一日を過ごせるよう、混雑や季節の注意点、公共交通の動きまでコンパクトにまとめました。

大切なこと:営業時間・休業日・交通ダイヤ等は変わることがあります。必ず出発前に各公式情報をご確認ください。

この記事のポイント

  • “どこが何回に登場したか”がすぐ分かる:作品別・登場回インデックスで検索しやすい構成
  • 現地で迷わない:富士山周辺の全体マップと、エリア別ガイド(本栖湖/富士宮・朝霧/山中湖/身延・早川/富士吉田)
  • はじめてでも回しやすい:車・公共交通それぞれのモデルコースと、混雑・季節の注意点
  • “キャンプしない派”も安心:温泉・ご当地グルメ・買い物の寄り道をセットで提案
  • マナーと安全もひと目で:撮影・温泉・私有地・火気・季節装備の基本を分かりやすく整理

読み進め方のヒント

  1. まず「かんたん全体マップ」で位置関係を把握
  2. 気になる場所は「エリア別ガイド」で具体的な楽しみ方を確認
  3. 行ける時間と移動手段に合わせて「モデルコース」を選ぶ
  4. 出発前に「交通とアクセスのコツ」「マナー&装備」を最終チェック

写真撮影や施設利用は周囲のお客さま・地域の方への配慮を第一に。無理のない計画で、安全にお楽しみください。

1. 富士山周辺×ゆるキャン△の基礎知識(超要約)

1-1 作品とエリアの関係

『ゆるキャン△』は、静岡の富士宮・朝霧高原と、山梨の富士五湖・身延をまたいで描かれる“富士山麓”の物語です。作中の多くが実在のキャンプ場や観光地をモデルにしており、聖地めぐり(ロケ地巡り)が盛んです。代表スポットは、浩庵キャンプ場(本栖湖)/ふもとっぱら/富士山YMCA/山中湖みさき など。

エリア感をざっくり言うと、本栖湖→富士五湖(河口・山中・西湖・精進)が山梨側、富士宮・朝霧が静岡側、身延~早川は温泉や秘境ムード、富士吉田は鉄道・買い物の拠点です。

1-2 聖地めぐりの基本マナー(超要点)

  • 撮影は周囲に配慮:施設のルール順守・長時間占有や大声NG。
  • 火気は“許可された場所のみ”:キャンプ場以外や私有地での火気厳禁。
  • 私有地・立入禁止は入らないゴミは持ち帰る
  • プライバシー配慮:人物が映る写真はとくに注意。

まずは「地元の方と施設への敬意」を合言葉に。作品の楽しさも“守る姿勢”があってこそです。

1-3 “キャンプしない派”でも楽しめる

モデル地は買い物・温泉・観光だけでも十分満足できます。例:モンベル富士吉田や身延のスーパーでの買い出しほったらかし温泉などの絶景温泉浅間大社やお宮横丁の街歩き。計画時は各施設の予約・ルールを確認しましょう。

1-4 交通の考え方(ごく簡単に)

鉄道は身延線(身延周辺~本栖湖方面の結節)、富士急行線(富士山駅・河口湖)が富士五湖側の移動に便利。静岡側は新幹線「新富士/三島」→バスで朝霧方面へもアクセス可能。車なら中央道・東富士五湖道路(山梨側)東名・新東名(静岡側)が基幹ルートです。

2. かんたん全体マップ(まず位置関係をつかむ)

富士山周辺のゆるキャン△スポットは、ざっくり5ブロックで考えると迷いません。
本栖湖/富士宮・朝霧/富士五湖(河口・山中・西湖・精進)/身延・早川/富士吉田に大きく分布します。

2-1 エリアの“地理感”

  • 本栖湖(身延町):物語の原点「浩庵キャンプ場」。千円札の景観で有名。
  • 富士宮・朝霧(静岡側・南面):ふもとっぱら、富士山YMCA、まかいの牧場など“広い草原×富士ビュー”。
  • 富士五湖(山梨側・北面):河口湖・山中湖・西湖・精進湖。キャンプ/温泉/買い出しがまとまる。
  • 身延・早川(西〜南西):下部温泉、奈良田温泉、ヴィラ雨畑など“温泉・秘境系”。
  • 富士吉田(北東):富士急行の玄関口。富士山駅・道の駅・モンベルが集約。

参考にする地図:山梨県観光「ゆるキャン△モデル地マップ」静岡県公式モデル地マップ(PDF)。主要スポットの位置と移動の雰囲気がつかみやすいです。

2-2 車&公共交通の“大づかみ動線”

  • 車(山梨側):中央道→河口湖ICが起点。富士五湖~本栖湖方面へ展開しやすい。
  • 車(静岡側):東名/新東名→富士ICから富士宮・朝霧へ。ふもとっぱらは富士ICから目安40分。
  • 鉄道
    • 富士急行線(富士山駅・河口湖駅)=富士五湖と富士吉田の足。
    • JR身延線(身延・甲斐常葉など)=身延~本栖湖方面の結節。
    • 東海道新幹線→新富士/三島からバスで朝霧方面へも可能。
  • バスの注意富士山駅↔山中湖などは本数が少ない時間帯あり。週末は混みやすい。

2-3 季節・混雑の“ざっくり見取り図”

  • :路面凍結・積雪あり。スタッドレスorチェーン必須
  • 繁忙期(GW・夏・年末年始):主要道路・駐車場が満車になりやすい→早着・予約が安全。
  • 公共交通:時刻表は都度確認。一本逃すと待ち時間が長い区間も。

3. 作品別・登場回インデックス(富士山周辺のみ)

「どの回に、どの場所が出たか」をすばやく探せる早見。現地での“寄り道ネタ”も一言で添えています。詳細は後続のエリア別ガイドで解説します。

SEASON 1

  • 第1話/第12話
    • 浩庵キャンプ場(本栖湖):なでしこ×リンが出会う“物語の原点”。千円札の逆さ富士で有名。のちに再訪シーンも。
  • 第2話/第10話
    • ふもとっぱら(富士宮):リンのソロ→のちにクリキャン回へつながる名所。広大な草原と富士ビュー。
  • 第4話
    • ほったらかし温泉(山梨市):リンが夜景と富士山を眺める絶景露天。

SEASON 2(ゆるキャン△ SEASON2)

  • 第5話
    • 山中湖温泉 紅富士の湯:野クル3人(千明・あおい・恵那)が入浴。名物“桔梗信玄餅ソフト”。
    • オギノ山中湖店:同日の買い出しスポット。
    • 富士山駅:山中湖方面への起点。
  • 第5~6話
    • sotosotodays CAMPGROUNDS 山中湖みさき(旧みさきキャンプ場):野クル3人の冬キャンプ。湖に挟まれた地形が特徴。
  • 第7話
    • 奈良田温泉 女帝の湯(早川町):リンの姉・桜さんの入浴シーン。秘境感ある温泉。
  • 第8話
    • ヴィラ雨畑(すず里の湯/早川町):リンがキャンプ帰りに立ち寄る日帰り温泉。
  • 第10話(クリスマスキャンプ回)
    • 富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ(富士宮):5人でグルキャン。大浴場や富士ビュー。
    • まかいの牧場(富士宮):ソフトクリームや薪購入などの立ち寄り。

へやキャン△(ショートシリーズ)

  • 身延・下部温泉郷周辺:なでしこ転居設定のエリア。野クルのスタンプラリーで登場。

目的別タグ早見

  • 湖畔キャンプ:浩庵(本栖湖)/山中湖みさき(山中湖)
  • 温泉:紅富士の湯/ほったらかし温泉/奈良田温泉/すず里の湯
  • 買い出し:オギノ山中湖店/セルバみのぶ店/道の駅富士吉田(物販)

4. モデル地ガイド①|本栖湖エリア

4-1 浩庵(こうあん)キャンプ場|“物語の原点”

浩庵(こうあん)キャンプ場
浩庵(こうあん)キャンプ場
  • 登場回:S1 第1話・第12話。なでしことリンが出会う“はじまりの場所”。湖畔から千円札の逆さ富士がねらえます。
  • 現地の雰囲気:静かな湖畔のロケーション。受付・物販があり、ゆるキャン△関連の取り扱いがある場合も。夏はカヌー/SUPなど水上アクティビティも盛ん。
  • 作中の印象的な描写:リンのソロ、ベンチでうたた寝するなでしこ、焚き火越しの富士。シリーズ全体の“拠点”として再訪も。

使いこなしメモ

  • 写真:朝夕の逆さ富士が狙い目。風が弱い日ほど水面が静かで映り込みが綺麗。
  • 混雑対策:GW・夏・年末年始は満車になりやすい=予約または早着推奨。場内は私有地のため、見学のみの場合も受付で可否を確認。夜間は静音・光量控えめ。
  • マナー:ゴミは必ず持ち帰る/火気は指定場所のみ/私有地内の迷惑行為NG。近隣配慮で早朝・深夜の音出し禁止。

4-2 中ノ倉峠展望地|千円札ビューの定番

本栖湖の千円札ビュー
本栖湖の千円札ビュー
  • 見どころ:本栖湖越しに千円札の富士山と同構図を狙える展望地。徒歩の坂道を上がるため、滑りにくい靴で。
  • 撮影のコツ:晴天・無風の日の朝がベスト。広角に頼りすぎない(歪みを避けやすい)。人が多い時は順番・譲り合い。

4-3 本栖湖での過ごし方(ビギナー向け)

  • 湖畔でのんびり:ベンチや湖畔で富士山×湖の定番カットを散策しながら撮影。
  • 買い物・情報:浩庵の受付・物販、周辺の観光情報をチェックしてから動くと効率的。
  • “見学だけ派”もOK:キャンプをしない場合でも、湖畔散策+展望地+温泉(後章)の組み合わせで十分満足度あり。

4-4 アクセスと動線(車・公共交通の大づかみ)

    • 中央道「河口湖IC」から約20〜30分が目安(富士五湖側の起点)。中部横断道「増穂IC」も本栖湖・身延方面の入口。
  • 公共交通
    • 富士急行線(富士山/河口湖)側からバス連絡、またはJR身延線側から路線バスを組み合わせるプランが一般的。閑散時間帯は待ち時間が長いことがあるため、事前に時刻表確認を。

4-5 安全・シーズン注意

  • 冬季:路面凍結リスク。車はスタッドレス/チェーン必須、徒歩は防寒・滑り止め。
  • 繁忙期:駐車待ち・撮影順番待ちが発生しやすい。早着/平日を選ぶと快適。

5. モデル地ガイド②|富士宮・朝霧高原エリア

朝霧高原
朝霧高原

富士山の南麓、標高約800〜900mに広がる朝霧高原エリアは、ゆるキャン△でも頻繁に登場する“キャンプの聖地”。なでしこやリンたちが訪れたキャンプ場や、買い出し・温泉・食の名所が数多く点在しています。ここでは、主要なモデル地を順に紹介します。

5-1 ふもとっぱらキャンプ場|圧倒的スケールの“富士ビュー”

ふもとっぱらキャンプ場
ふもとっぱらキャンプ場
  • 登場回:S1 第2話・第10話
  • 特徴:富士山を正面に望む広大な草原。リンがソロキャンプを楽しみ、のちに「クリスマスキャンプ」の舞台にも登場しました。
  • 楽しみ方:富士山を背景にテントが並ぶ開放的な風景はまさにゆるキャン△の世界。早朝や夕方は富士山の色が変わる“紅富士”も見どころ。
  • 注意点:休日は非常に混雑するため、事前予約と早めの入場が基本。風が強い日も多いので、ペグは長めのものを。

5-2 富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ|クリキャンの舞台

  • 登場回:S2 第10話
  • 特徴:雄大な富士山を望む自然教育施設。リン・なでしこ・野クルメンバーの「クリスマスキャンプ」の舞台。
  • ポイント:広い芝生と清潔な設備が整い、初心者でも安心して宿泊可能。キャンプのほか、体験プログラムや星空観察も人気。

5-3 まかいの牧場|食と体験の立ち寄りスポット

まかいの牧場
まかいの牧場
朝霧高原のソフトクリーム
朝霧高原のソフトクリーム
  • 登場回:S2 第10話(リンたちの立ち寄り)
  • 特徴:動物とのふれあい体験やソフトクリームが名物。まきや乳製品を購入するシーンが印象的。
  • 見どころ:地元の牛乳を使ったソフトクリーム、朝霧高原チーズ、羊とのふれあいなど、“のんびり派”にもおすすめ。

5-4 富士山本宮浅間大社・お宮横丁|街歩きとグルメ

富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社
  • 登場回:S2 第10話(買い出し・寄り道の舞台)
  • 特徴:富士山信仰の総本社・浅間大社は、参拝とグルメの両方が楽しめる人気スポット。境内の湧玉池(わくたまいけ)は清らかな富士山の伏流水が湧き出る名水地。
  • お宮横丁では、富士宮やきそば・おでん・地元スイーツがそろう。キャンプ前後の腹ごしらえに最適。

5-5 道の駅 朝霧高原|休憩・買い物・展望

道の駅朝霧高原
道の駅朝霧高原
  • 登場回:S2 第10話(立ち寄り)
  • 特徴:富士山が目の前に広がる休憩ポイント。地元乳製品・野菜・スイーツの直売もあり、ドライブの拠点として最適。
  • ポイント:展望テラスからの富士山が絶景。トイレ・食堂も清潔で、車中泊や観光客の中継地点として人気。

5-6 移動のコツと注意点

  • 車の場合:新東名「新富士IC」または東名「富士IC」から約40分。朝霧高原は冬季に凍結することもあるため、スタッドレスタイヤ必須
  • 公共交通:JR新富士駅または富士駅からバス便あり。ただし本数は限られるため、時刻表の事前確認を。
  • 気候:朝晩の寒暖差が大きく、夏でも上着が必要。冬は−5℃前後まで冷え込むことも。

6. モデル地ガイド③|山中湖エリア

山中湖
山中湖

富士山の北東に位置する山中湖エリアは、ゆるキャン△第2期の中でも印象的なエピソードが描かれた場所です。湖と富士山を同時に望む絶景ポイントが多く、“水辺のキャンプ”と“温泉・買い出し”がすべてそろう人気エリア。車・バスどちらでもアクセスしやすく、初心者にもおすすめです。

6-1 sotosotodays CAMPGROUNDS 山中湖みさき(旧:みさきキャンプ場)

  • 登場回:S2 第5〜6話(野クルの冬キャンプ)
  • 特徴:湖に突き出した“岬のような地形”が特徴で、富士山と湖面を一望できる絶景ロケーション。作品中では、千明・あおい・恵那の3人が冬キャンプを体験した場所として登場します。
  • 現在の施設:かつての「山中湖みさきキャンプ場」をリニューアルしたキャンプサイトで、整備されたトイレ・炊事場・電源サイトなどが充実。ソロ・ファミリーどちらも快適に利用できます。
  • おすすめの時間帯:早朝(6〜8時頃)は風が穏やかで、湖面に富士山が映る“逆さ富士”を撮影できるチャンス。夕方は赤く染まる「紅富士」も狙えます。
  • 注意点:冬季は凍結・強風に注意。防寒具と防風対策を万全に。湖畔への車の乗り入れはルールを守りましょう。

6-2 山中湖温泉 紅富士の湯|ゆるキャン△の“温泉回”

紅富士の湯(イメージ画像)
紅富士の湯(イメージ画像)
  • 登場回:S2 第5話(野クル3人の入浴シーン)
  • 特徴:富士山を正面に望む露天風呂が人気の大型温泉施設。天候条件が良い日は“紅富士”に染まる山頂が湯面に映り込みます。
  • 名物:作中にも登場した「桔梗信玄餅ソフト」が売店で販売されています。湯上がりのスイーツとしてファン必食。
  • 利用のコツ:夕方(16時〜18時頃)は富士山の色変わりを見ながら入浴できる時間帯。休日は混雑するため、午前中か夜の遅めが狙い目。
  • マナー:撮影禁止・大声禁止。湯船からの景色を楽しむ際も、他のお客様の迷惑にならないよう静かに。

6-3 オギノ山中湖店|地元密着の買い出しスポット

  • 登場回:S2 第5話(野クル買い出しシーン)
  • 特徴:地元住民にも人気のスーパーマーケットで、野菜・肉・炭・調味料などキャンプ用品の買い出しに最適
  • ポイント:地元産の野菜や特産品が並び、作中同様に“みんなで鍋をする”材料がそろいます。キャンプ前後に立ち寄る人も多く、駐車場が広く便利
  • 豆知識:「オギノ」は山梨県内に複数店舗があり、ゆるキャン△では買い出しシーンの定番モデルとして登場しています。

6-4 富士山駅|山中湖方面の起点

富士山駅
富士山駅
  • 登場回:S2 第5話 冒頭
  • 特徴:富士急行線の主要駅で、河口湖方面から山中湖へ向かうバスの乗り換え拠点。駅構内の観光案内所では、ゆるキャン△関連パンフレットや地図を配布していることもあります。
  • おすすめ:駅周辺にはカフェやおみやげ店が充実。モンベル富士吉田店(道の駅併設)にも近く、装備の買い足しや休憩に便利。

6-5 アクセスと動線のポイント

  • :中央自動車道「河口湖IC」から山中湖方面へ約30分。冬季は路面凍結があるためスタッドレス必須
  • 公共交通:富士急行「富士山駅」→富士急バス「山中湖旭日丘」方面へ。紅富士の湯・みさきキャンプ場前で下車可能。運行本数が少ないため、事前確認を。
  • 季節の注意:冬は冷え込みが厳しく、朝晩は氷点下。春・秋は風が強い日が多いので防寒着を忘れずに。

7. モデル地ガイド④|身延・早川エリア(買い出し・温泉・“秘境感”)

富士山西〜南西に伸びる身延・早川は、ゆるキャン△本編&スピンオフ(へやキャン△)の“日常と温泉”が色濃く出るエリア。買い出し→街歩き→温泉を一筆書きで楽しめます。

7-1 セルバみのぶ店|“なでしこのご近所スーパー”

スーパーマーケット(イメージ画像)
  • 登場:S1で日常の買い出しシーンにたびたび登場。犬山あおいがアルバイトしている設定のモデル店としても知られます。
  • 現地の楽しみ:食材・調味料・炭までキャンプの実用品が揃う。ゆるキャン△コーナーが設けられる時期もあります。
  • 寄り道ヒント:買い出し後は、身延山門前の“しょうにん通り”へ甘味散歩が定番(次項)。

7-2 しょうにん通り商店街|“みのぶまんじゅう”食べ歩き

しょうにん通り商店街(イメージ画像)
しょうにん通り商店街(イメージ画像)
  • 登場:なでしこ&千明がみのぶまんじゅうを頬張るシーンで描写。街並みも“ほぼ作中そのまま”の雰囲気。
  • 楽しみ方:温泉やキャンプの前後に軽い食べ歩き記念写真。参道は生活の場でもあるので、歩行の妨げにならない撮影マナーを。

7-3 下部温泉郷(しもべ)|へやキャン△の舞台

下部温泉郷
下部温泉郷
  • 登場:へやキャン△でスタンプラリーの拠点として描写。のんびりとした温泉街歩きが似合います。
  • 過ごし方:外湯や足湯、老舗旅館の立ち寄り湯で小休止。夜はひっそり静かなので、早めの入浴&夕食が快適。

7-4 奈良田温泉 女帝の湯(早川町)|“桜さん回”の秘湯

奈良田湖
奈良田湖
  • 登場:S2 第7話。リンの姉・桜さんの入浴シーンで知られる秘境系の名湯。ぬるめの湯と素朴な湯屋が魅力。
  • 楽しみ方:山々に抱かれた静けさがごちそう。長湯で芯から温まるならタオル・羽織りを用意し、湯冷めに注意。

7-5 ヴィラ雨畑(すず里の湯)|S2 第8話の立ち寄り湯

ヴィラ雨畑(イメージ画像)
ヴィラ雨畑(イメージ画像)
  • 登場:S2 第8話。リンがキャンプ帰りに立ち寄った、学校跡地に造られた静かな宿・日帰り温泉。
  • 施設の雰囲気:清潔で設備が整い、アウトドア後の回復にぴったり。食事処の有無や入浴時間は事前確認を。

7-6 動線とアクセス(車・公共交通のコツ)

  • :本栖湖(中部横断道・増穂IC方面)↔身延↔早川は山道&狭路区間あり。夜間は鹿の飛び出し・冬季は路面凍結に注意。スタッドレス必須期あり。
  • 公共交通:JR身延線が基軸。身延駅からバスで早川(奈良田方面)へ向かうが、本数に波があるため往復の時刻を必ずチェック。

7-7 マナー&安全(まとめ)

  • 生活エリア最優先:商店街・温泉は地域の生活の場。長時間の占有撮影や大声は控える。
  • 温泉のルール厳守:撮影禁止/かけ湯/長髪はまとめる。湯舟での会話も小声で。
  • 環境配慮:ゴミは持ち帰り、路上喫煙・野外での火気は指定場所以外NG。山間部は動物優先運転を。

8. モデル地ガイド⑤|富士吉田エリア(駅・道の駅・モンベル)

富士五湖側の“玄関口”。富士山駅を起点に、道の駅 富士吉田と併設のモンベル富士吉田店で「移動/休憩/装備の買い足し」を一気にこなせます。山中湖や河口湖方面へ動く前後のハブとして最適です。

8-1 富士山駅|山中湖方面の起点

富士山駅(富士吉田市)
富士山駅(富士吉田市)
  • 登場回:S2 第5話(野クル3人がここからバスで山中湖へ)。
  • ここが便利:富士急行線の主要駅で観光・乗り換えの拠点。バスターミナルから旭日丘・山中湖方面バスが発着します(本数は時間帯により少なめ→時刻表確認必須)。
  • 寄り道ヒント:駅周辺は飲食・土産が充実。山中湖方面へ行く前に軽食と飲料補充を済ませると安心。

8-2 道の駅 富士吉田|休憩・情報収集・ご当地みやげ

道の駅富士吉田
道の駅富士吉田
  • 特徴観光・休憩の拠点として使い勝手の良い道の駅。イベントやファン向け企画が行われることもあります。売店・食事・観光案内がまとまり、ドライブの中継点として優秀。
  • 使い方のコツ
  • ビジターセンター的に:パンフ・地図で最新の道路状況や見どころを把握。
  • 買い物:地元乳製品・菓子・簡易燃料など補給品を短時間で整えられます。
  • アクセス連携:富士山駅からバス/タクシー圏内。河口湖ICから車で近く、山中湖⇄河口湖の動線上に置きやすい立地。

8-3 モンベル富士吉田店|装備の買い足しに最適

キャンプグッズ
  • ここが“頼れる”理由:道の駅にアウトドア大型店が隣接。天候急変や忘れ物があっても、防寒・雨具・燃料・小物を即補充できます。
  • ファン目線の楽しみ:店内ではゆるキャン△関連の展示やグッズが見つかる時期も。待ち合わせスポットとしても使われます。

8-4 動線プラン(公共交通/車)

  • 公共交通
  • 富士山駅 →(富士急バス)→ 山中湖・旭日丘紅富士の湯/みさき方面へ直結。ただし本数少なめ&混雑あり往復とも時刻表チェック
  • 中央道・河口湖ICが基点。道の駅→山中湖(東)/河口湖(西)へ放射状に移動しやすい。繁忙期は早着&ピーク回避が効きます。

8-5 季節・混雑の注意

  • 冬季:エリア全体で路面凍結・積雪。車はスタッドレスorチェーン必須、徒歩も滑りにくい靴+防寒で。
  • 繁忙期(GW・夏・年末年始):駐車場・路線バスが混み、座席確保が難しい場合あり。道の駅で小休止→時間をずらすのが快適。

8-6 マナー(駅・道の駅編)

  • 共有空間の配慮:バス待合・売店前での長時間の機材展開や集合撮影は避ける。通行の妨げにならないよう端に寄るのが基本。
  • ゴミは所定へ:屋外ベンチ利用後は分別。屋内での飲食ルールも掲示に従いましょう。
  • 作品愛は静かに:展示があっても撮影可否の表示に従い、周囲の方の写り込みに配慮を。

9. モデルコース|はじめてでも回しやすい3プラン

交通の“詰まりやすい所”(バス本数が少ない時間帯/連休の渋滞)を避けつつ、主要スポットを無理なく体験できる動線で組みました。所要は目安です(季節・道路状況で増減)。

【日帰りA】富士宮ベース(車)

新富士IC or 富士IC → 富士宮・朝霧高原一筆書き(約6–8時間)

  1. 富士山本宮浅間大社 参拝(30–45分)
     境内&お宮横丁で腹ごしらえ。午前中は駐車がスムーズ。
  2. ふもとっぱら(見学 60–90分)
     草原×富士ビューを満喫。風が出やすい日はペグ強めに。富士IC→朝霧高原は車で約40分目安。
  3. 道の駅 朝霧高原(休憩 30分)
     展望&地元乳製品の買い物。混雑期は早め到着が快適。
  4. 富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ(外観・周辺 30–60分)
     “クリキャン”の舞台の空気感を。敷地が広いので場内ルール順守。
  5. まかいの牧場(60分)
     ソフトや乳製品、動物ふれあいで小休止。

運転メモ:凍結期はスタッドレス/チェーン必須。連休はピーク時間帯を外すと快適(早着・遅出)。

【日帰りB】公共交通で山中湖(富士山駅スタート)

富士山駅 →(富士急バス)→ 山中湖みさき/紅富士の湯(約5–7時間)

  1. 富士山駅(乗継準備 15–30分)
     観光案内で地図&時刻表をチェック。山中湖方面バスは本数少なめなので往復とも確認。
  2. オギノ山中湖店(買い出し 30–40分)
     鍋・BBQの材料調達。帰りに再寄りも可。
  3. sotosotodays CAMPGROUNDS 山中湖みさき(見学 60–90分)
     湖に突き出す地形で富士山を一望。場内は静音&火気ルール厳守。
  4. 山中湖温泉 紅富士の湯(入浴 60–90分)
     夕方に“紅富士”の時間帯が重なると最高。売店の信玄餅ソフトも。

移動メモ:復路バスの“最終”に注意。混雑日は座席確保が難しいケースあり。予備の1便をプランに入れると安心。

【1泊2日】本栖湖 → 富士宮 → 山中湖(車)

千円札ビューと“クリキャン舞台”を一気に

DAY1

  • 浩庵キャンプ場(本栖湖)で設営&撮影(半日〜)
    河口湖IC→本栖湖は約20–30分
    が目安。朝夕は逆さ富士の好機。
  • 夕方、富士宮市内へ移動(約40分)→ 食事・温泉・市内泊またはふもとっぱらへ。

DAY2

  • 朝霧高原〜富士山YMCA/まかいの牧場で軽く散策(各30–60分)。
  • その後、山中湖へ約1時間移動し、みさき/紅富士の湯で締め。

季節メモ:冬は終日路面凍結の可能性。早朝・夕方の移動を避ける/日中に長距離移動が安全。繁忙期は駐車場の事前確認+早着が鉄則。

交通・計画のコツ(共通)

  • :主要ICは河口湖IC(富士五湖)/富士IC(富士宮)/増穂IC(身延・本栖湖)。広域移動はこの3軸で。
  • 公共交通富士山駅→山中湖は便数が少なく変動もあるため、行きと帰りの両方を先に押さえておく。
  • 安全:冬装備(スタッドレス/チェーン、滑りにくい靴)+天候の急変に備えた予備時間を。

10. 交通とアクセスのコツ(車/公共交通/季節対策)

富士山周辺の“ゆるキャン△”モデル地は広域に点在します。ここでは、はじめてでも迷いにくい入口(IC・駅)移動の勘どころ混雑・季節対策をコンパクトに整理しました。

10-1 入口を押さえる|主要IC・駅の使い分け

  • IC(車)
    • 中央道・河口湖IC:富士五湖の玄関。河口湖/本栖湖(浩庵)へ20〜30分が目安。
    • 東名・富士IC富士宮/朝霧高原(ふもとっぱら)へ約40分。静岡側からの起点。
    • 中部横断道・増穂IC身延・本栖湖方面に便利。
  • 駅(電車/バス連絡)
    • 富士急「富士山駅」山中湖エリアの玄関口。バス乗り継ぎで各スポットへ。
    • 富士急「河口湖駅」:河口湖中心の拠点。買い出しや周遊起点に。
    • JR身延線(身延/甲斐常葉)身延町・下部温泉・早川方面の入口。
    • JR東海道本線(富士駅):富士宮エリアへのアクセスに。

10-2 車で巡る人へ|渋滞・駐車・大型車の注意

  • 季節の道路事情冬は凍結・積雪の可能性→スタッドレス or チェーン必須
  • 繁忙期の渋滞:GW・夏休み・年末年始は主要観光地とキャンプ場周辺で混雑早朝・夕方を外すと走りやすい。
  • 駐車のコツ:人気スポットは満車になりやすい予約可否を事前確認/早着が基本。車高の高い車やキャンピングカーは入庫条件を事前にチェック。

10-3 公共交通の“詰まりやすい”所と回避策

  • 富士山駅 ⇄ 山中湖(旭日丘・みさき・紅富士の湯)バス本数が少なく混雑も往復の時刻表を先に確保して行動を。
  • 河口湖駅周辺の路線:休日は利用者集中で座席確保が難しいことあり。余裕のある発車時刻を選ぶ。
  • 身延線 → 下部温泉/早川便数が限られ駅から距離あり。タクシー前提にするとスムーズ。
  • 富士宮・朝霧高原:路線によっては1時間に1本程度乗継時間のバッファを持つ。

10-4 季節・装備の基本(短時間の“見学派”にも有効)

  • :防寒インナー+ダウン、手袋・ネックウォーマー・帽子。防水防滑の靴。車はスタッドレス/チェーン。ヘッドランプやライトも携行。
  • :こまめな水分補給、帽子・サングラス・長袖、ディートまたはイカリジン系の虫よけ。
  • 通年:レインウェア、替えの衣類・タオル、モバイルバッテリー、簡易救急用品。天候急変が多い地域なので備えを万全に。
  • 初心者向け提案:無理に宿泊せず、“聖地見学+日帰り温泉・グルメ”だけでも十分楽しい

10-5 旅をスムーズにする小ワザ

  • 動線の決め方河口湖IC/富士IC/増穂ICの3起点から放射状に1〜2エリアを選ぶと移動が短く効率的。
  • 時間帯の工夫:撮影・温泉は朝/夜に分散、人気スポットは午前の早い時間へ。
  • “最終”の確認:とくに山中湖方面バス最終時刻を復路目線で把握。一本遅らせる“保険”を。

11. 立ち寄りグルメ&買い物メモ(“作品に出た味&便利スポット”厳選)

「せっかく来たなら、作中っぽく食べたい&買いたい」をギュッと実用目線で。営業時間や定休日は変わることがあるので、出発前に公式の最新情報を確認してください。

11-1 富士宮(静岡側)|“やきそば+門前みやげ”の鉄板

富士宮やきそば学会直営アンテナショップ
富士宮やきそば学会直営アンテナショップ
富士宮やきそば
富士宮やきそば
  • 富士宮やきそばアンテナショップ(お宮横丁内)
    指定製麺のコシ強麺に、肉かす&だし粉の王道。浅間大社の門前でアクセス良好。
  • お好み食堂 伊東(しぐれ焼きで作中登場)
    S2・7話に登場。営業は10:30〜17:00/月火休の目安。バス利用でも行けます。
  • お宮横丁&協同販売所「ここずらよ」
    門前の食べ歩き&土産に最適。やきそば関連・乳製品・羊羹・お茶など“地元の定番”が揃います。

11-2 山中湖・富士吉田(山梨側)|“信玄餅ソフト”と買い足し天国

信玄餅ソフト
信玄餅ソフト
  • 桔梗信玄餅ソフト
    きな粉×黒みつの定番スイーツ。紅富士の湯の売店や道の駅 富士吉田などで入手可能。
  • 道の駅 富士吉田 & モンベル富士吉田店
    休憩・観光案内・装備の買い足しを一か所で。ファン向け展示や企画が行われる時期もあります。
  • オギノ 山中湖店(買い出し)
    作中の買い出しスポット。鍋・BBQ食材を短時間で揃えられて便利。

11-3 身延タウン(山梨)|“みのぶまんじゅう”と生活圏の味

  • しょうにん通り商店街 × みのぶまんじゅう
    なでしこ達の食べ歩きシーンでおなじみ。街並みも“そのまま感”が楽しい。
  • セルバみのぶ店(スーパー)
    “なでしこのご近所スーパー”モデル。食材・調味料・炭まで揃う“生活圏の買い出し”に最適。店内にゆるキャン△コーナーが出る時期も。

11-4 牧場&高原の寄り道

  • まかいの牧場(富士宮)
    クリキャン回の寄り道スポット。ソフトや乳製品、薪の購入など“アウトドア前後の補給”に便利。
  • 道の駅 朝霧高原
    展望と地元乳製品が充実。ドライブの中継点に最適。

買い物・グルメの“上手な回し方”

  • 移動の“ハブ”でまとめ買い道の駅 富士吉田富士宮・浅間大社周辺で一気に調達→細かい補充は現地スーパーで。
  • 作中再現は“1〜2品で十分”:信玄餅ソフト+やきそば、など主役を決めると時間も予算もブレません。
  • 営業時間は“到着前に再確認”:とくに個店(食堂)は売り切れ早仕舞いあり。

12. 温泉の楽しみ方・マナー超入門(はじめてでも安心)

“ゆるキャン△”のモデル地は立ち寄り湯が多め。誰でも気持ちよく使えるよう、最低限これだけを押さえればOKです。

12-1 入る前の準備(脱衣所〜洗い場)

  • 貴重品はロッカーに:荷物はロッカーへ、鍵は必ず身につける。
  • 撮影機器はしまう館内のスマホ・カメラはNG(掲示があれば絶対従う)。
  • まず“かけ湯”→しっかり洗う:湯船に入る前に体を清めるのがマナー。
  • 髪・タオルは湯船に入れない:髪はまとめる、タオルは湯外で。

NG例:衣類のまま入浴/泥酔状態での利用/刺青・タトゥーは不可の施設が多い

12-2 湯船・露天でのふるまい

  • 静かに短めに:大声・長時間の場所取りは避ける。
  • 移動前に体をぬぐう:脱衣所へ戻る時は軽く体を拭く。
  • 混みやすい時間帯:多くの施設は夕方〜夜がピーク。朝〜日中早めが比較的空きやすい。

12-3 サウナ&外気浴の基本

  • 譲り合い最優先:長時間独占しない/静かな会話を心がける。
  • 外気浴ベンチは“交代”で:使い終えたら汗を流し、次の人へ。

12-4 ファン目線の“上手な立ち寄り方”

  • 作中スポット例
    • 紅富士の湯(山中湖)…三人がキャンプ前に入浴。売店の桔梗信玄餅ソフトが定番。
    • 奈良田温泉 女帝の湯(早川町)…ぬるめの湯で“長湯向き”。桜さん回の舞台。
    • ヴィラ雨畑 すず里の湯…リンが帰りに立ち寄り。静かな山里の湯。
  • 混雑回避のコツ行程の前半(午前〜昼)に入浴を置くとスムーズ。連休は早めの行動が吉。
  • 地域配慮:温泉は生活の場。撮影・大声・長時間占有は避け、掲示>本記事の一般ルールで判断。

12-5 まとめ|OK/NG早見メモ

OK:かけ湯→洗い→短時間入浴/髪をまとめる/静かな会話/譲り合い/入退室時に体をぬぐう。
NG:撮影/衣類着用入浴/泥酔/タトゥー入場(施設により不可)/長時間の場所取り・大声。

施設ごとに細かな違いがあります。現地の掲示・スタッフ案内が最優先——迷ったら確認しましょう。

13. 安全・季節・装備チェックリスト(はじめての“聖地見学”向け)

迷ったらここだけ見ればOKという実用版チェックリストです。季節×移動手段で“落とし穴”が変わるので、事前準備でカバーしましょう。

13-1 まずは“基本装備”(通年)

  • レインウェア上下/防水カバー:富士山麓は天候の急変が多いため必携。
  • 替えの衣類・靴下・タオル(各1セット以上)。
  • モバイルバッテリー(予備含む)/充電ケーブル。
  • ゴミ袋・ウェットティッシュ・簡易救急セット・紙地図/地図アプリ
  • 連絡手段と非常時の避難場所の確認(出発前に家族・同行者と共有)。

初心者は、“聖地見学+日帰り温泉・グルメだけ”でも十分楽しい。無理な宿泊・野営はしなくてOKです。

13-2 季節別のポイント

冬(12–3月目安)

  • 重ね着:防寒インナー+ダウン+手袋・ネックウォーマー・帽子。
  • 足元防水・防滑の冬靴/ブーツ。
  • スタッドレス or チェーン必須/凍結路運転に注意。ヘッドランプも携行。
  • (宿泊派):氷点下対応の寝袋+断熱マット

夏(7–9月目安)

  • 熱中症対策:水・スポドリを多めに
  • 日差し・虫:帽子・サングラス・長袖+ディート/イカリジン系の虫よけ。
  • 行動時間:炎天下は避け、朝夕の涼しい時間帯に。

13-3 交通まわりの“落とし穴”と対策

  • :冬は凍結・積雪/繁忙期は主要地で渋滞・満車早着・予約・ピーク回避が有効。大型車は入庫条件を事前確認。
  • 公共交通
    • 富士山駅 ⇄ 山中湖バス本数が少ない&混雑往復の時刻表を先に確保
    • 河口湖駅周辺は休日に利用集中で座席確保が難しいことあり。
    • 身延線〜下部温泉は駅から距離→タクシー前提がスムーズ。
    • 富士宮・朝霧高原のバスは1時間に1本程度の路線も→乗継に余裕を。

13-4 “聖地”ならではのマナー要点(超重要)

  • 私有地・立入禁止に入らない火気は許可場所のみ(場外・路肩での火器使用は厳禁)。
  • 撮影は周囲とプライバシーに配慮長時間の占有・大声はしない
  • ゴミは必ず持ち帰り、自然環境を守る。

13-5 “当日の最終チェック”ミニリスト

  • 気象・交通:雨雲/強風/凍結情報、バス・電車の運行状況
  • 装備:レイン上下/保温・日焼け・虫対策/替え衣類/バッテリー/救急品
  • ルール:訪問先の利用案内・撮影可否火気の可否
  • 動線:駐車予約/最終バス・電車の時刻を“復路目線”で。

14. よくある質問(FAQ)|はじめての“ゆるキャン△聖地”旅

Q1. 車がなくても回れますか?
主要スポットは公共交通でも行けますが、富士山駅⇄山中湖方面のバスは本数が少なく、週末は混みやすいため、往復の時刻を先に確保して動くのがコツです。身延線や富士宮〜朝霧高原も本数少なめなので、乗り継ぎに余裕を取りましょう。

Q2. 冬に行く予定。どんな装備が必要?
スタッドレス/チェーン必須(車の場合)。服装は防寒インナー+ダウン+手袋・ネックウォーマー・帽子防水・防滑の靴が基本。夜間用にヘッドランプも。

Q3. 渋滞や混雑を避けるコツは?
GW・夏休み・年末年始は観光地とキャンプ場周辺が混雑早朝・夕方のピーク回避と、駐車場は早着or予約が有効です。

Q4. 温泉や館内での撮影はOK?タトゥーは?
多くの施設で館内撮影はNG。掲示とスタッフ案内に従ってください。タトゥー・泥酔不可の施設も一般的です。

Q5. “作品に出た場所”で最低限のマナーは?
私有地・立入禁止に入らない/火気は許可場所のみ/ゴミは持ち帰り。撮影は周囲やプライバシーに配慮して、長時間の場所取り・大声は避けましょう。

Q6. どこから回るのが効率いい?(車)
入口ICを河口湖IC(富士五湖)/富士IC(富士宮)/増穂IC(本栖湖・身延)の3軸で考え、1〜2エリアに絞って放射状に動くと移動が短く快適です。

Q7. “作中っぽい体験”を短時間で味わうには?
紅富士の湯で桔梗信玄餅ソフト富士宮お宮横丁でやきそばオギノ山中湖で買い出しなど、1〜2品に主役を絞ると時間も予算も迷いません。

Q8. 身延エリアで“日常感”を味わうなら?
セルバみのぶ店(買い出しシーンのモデル)としょうにん通り(みのぶまんじゅう)が定番。下部温泉郷は『へやキャン△』の舞台です。

Q9. 代表的な“ゆるキャン△”聖地はどこ?(富士山周辺)
浩庵(本栖湖)/ふもとっぱら(富士宮)/富士山YMCA/山中湖みさき(旧みさき)/紅富士の湯/オギノ山中湖/道の駅富士吉田など。登場話・見どころは各所に整理があります。

Q10. キャンプはしない“見学派”でも楽しめますか?
もちろん。聖地見学+日帰り温泉+ご当地グルメだけでも満足度は高いので、無理な宿泊は不要です。

Q11. 1日で回るなら“どの組み合わせ”が鉄板?
(例)本栖湖・浩庵 → 富士宮お宮横丁 → まかいの牧場/(例)富士山駅 → オギノ山中湖 → 山中湖みさき → 紅富士の湯。いずれも移動距離が短く、作中体験を凝縮できます。

Q12. 子連れ・初心者に“無理ない順番”は?
買い出し→屋外(短時間)→温泉→早めの帰路。混雑を避けつつ、疲れる前に温泉で休憩を挟むとラクです。

15. 参考情報一覧

『ゆるキャン△』公式・自治体・観光協会・施設公式など、最新の聖地巡礼・交通・営業情報が確認できるリンクをまとめました。旅の前にブックマークしておくと便利です。

A|『ゆるキャン△』公式・公認特設サイト

  • ゆるキャン△公式ポータルサイト
    https://yurucamp.jp/
    → 最新ニュース、アニメ放送情報、Blu-ray/グッズ情報、イベントやコラボ情報を掲載。聖地巡礼キャンペーンの案内も充実。
  • 富士宮市観光協会『ゆるキャン△特設サイト』
    https://fujinomiya.gr.jp/yurucamp/
    → 富士宮市内のモデル地(まかいの牧場、浅間大社、道の駅朝霧高原など)を公式に紹介。スタンプラリー・地元特産ガイドも掲載。
  • ゆるキャン△×静岡県 公式サイト
    https://yurucamp-shizuoka.com/
    → 静岡県内のモデル地107カ所を写真付きで紹介。アニメ登場シーン、所在地、アクセスを詳細に掲載。聖地巡礼マップの決定版。
  • 山梨県観光公式『ゆるキャン△特集』
    https://www.yamanashi-kankou.jp/special/sp_yurucamp/
    → 山梨県全域の聖地・キャンプ場・観光地をまとめた県公式ガイド。登場回・アクセス方法・イベント情報も豊富。

B|富士山・朝霧高原・富士宮エリア

C|山中湖・富士吉田エリア

D|身延・下部温泉・早川エリア

E|交通・アクセス情報

F|SNS・メディア・外部関連

G|SNS・現地施設公式アカウント

💡使い方のヒント

  • 地域別にブックマーク:旅のエリアごとにフォルダを分けておくと便利。
  • SNS確認を習慣化:臨時休業・イベント・交通規制は公式XやInstagramが最速。
  • 公式マップを併用:静岡・山梨両県の特設マップ(ゆるキャン△×静岡県山梨県観光公式)は現地巡礼の必需品です。
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