大井川鉄道千頭駅近くの道の駅を兼ねた「音の美術館」
榛原郡本川根町にある道の駅「奥大井音戯の郷」は、道の駅を兼ねた「音の美術館」です。正確には道の駅というより美術館と言った方が良いでしょうか。施設的には全体の約9割以上が美術館になっていて、入館料なしでは入れません。道の駅の機能としての情報コーナー、駐車場、トイレ等はあり無料で利用できます。「フォーレなかかわね茶茗館」のコーナーでも述べていますが、この音戯の郷は、本来美術館だったものが付帯的に道の駅として登録されたケースのようです。道の駅には数の分だけ個性があり、音戯の郷は道の駅としてよりも美術館として紹介した方が適していると思います。
「野鳥の声と共に聞く、SLの汽笛」
本川根町に「音の美術館」が建てられたのは、町に聞こえる情緒溢れる自然や生活の音、そしてSLの走る鉄道の生み出す音に由来しています。名物ともなっているSL列車の大井川鉄道が走り、町の隅々まで行き渡る汽笛の音が響きます。その音は、騒音というよりも、懐かしく心地よい汽笛の響きを、今も変わらずに守り続ける情緒さを感じさせます。又、大自然が今も多く残る本川根町でいたる所に聞こえる野鳥の声や川のせせらぎは、私達の心を癒してくれます。
道の駅としての「音戯の郷」
前述した様に、「音戯の郷」は道の駅というより「美術館」といった方が正しいでしょう。
しかし、道の駅として登録されているので、道の駅としての側面も見てみなければなりません。
情報コーナーでは周辺の観光情報等が入手できますが、職員が常駐しているわけではありません。
又、地場産品販売コーナーもありますが、個人商店の様な印象で品数がそれほど豊富ではない様に見受けられました。
ただ、ここではテレビでも紹介された事がある「猪鹿肉まん」が名物の様です。
詳細情報
- 住所 – 〒428-0411 静岡県榛原郡本川根町千頭1217-2
- 電話 – 0547-58-2021
- URL http://www.otoginosato.com/ 川根町観光協会
- 施設概要 – ①大人(高校生以上):500円 ②小・中学生:300円 ③幼児:無料 ※音戯ラウンジまでは入館無料 入館料 ①音戯ミュージアム ②音戯シアター ③音戯工房 ④感覚体験ジム ⑤特産品直売所
- 営業時間 – 10:00~16:30(入館最終受付16:00、工房最終受付15:00)
- 休業日 – ①毎週火曜日 ※火曜日が祝日の場合はその翌日が休館日 ②年末年始(12月29日~1月1日) ③その他 臨時休館日あり
- 駐車場 – 普通147台・身障者用3台・大型8台
- アクセス – ①東名高速道路相良・牧ノ原インターより約1時間30分 ②JR東海道新幹線掛川駅又は静岡駅より東海道本線へ金谷駅にて大井川鉄道へ、千頭駅下車、徒歩約3分
周辺地図
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