「つけナポリタン」の発祥
静岡県富士市のご当地グルメとしてテレビ東京の番組「チャンピオンズ」と吉原商店街が協力して新しく開発されたのが「つけナポリタン」です。
元々地元の料理ではありませんでしたが、番組を通じてラーメンチャンピオンの「めん徳つじ田」の辻田氏が考案しました。
麺とスープは別々
「つけナポリタン」の最大の特徴はトマトスープをベースにした鶏がら、ブイヨン、コンソメなど各店独自のスープを加えたダブルスープです。
麺とスープは必ず別々にして食べるのが特徴で、ラーメンのつけ麺と似ています。
具は各店独自のアレンジとなり、同じつけナポリタンでも店ごとに独自色を打ち出せるようになっています。各店基本を守りつつもスープや具材で味が異なるので、いろんな店を食べ歩くのもオススメです。
50店以上の取り扱い店舗
「つけナポリタン」は番組が製作された2008年に生まれましたが、当時は吉原商店街のご当地グルメとして認定されただけで、実際にはまだ取り扱っている店舗はありませんでした。
同年に吉原地区で「プロジェクトチーム」が発足し、本格的に「つけナポリタン」を普及させ、地元の活性化につなげようとする運動が始まりました。
2009年始めには取り扱い店舗はわずか7店でしたが年末には30店舗近くまで増え、2010年には約40店舗、2012年までには50店舗以上まで増えました。
当初は取り扱い店舗も少なく、徐々に吉原地区で増え、次第に富士市内にまで拡大し、今では富士市を代表するご当地グルメにまで成長しました。
イメージキャラクター「ナポリン」
その間には「つけナポリタン」のイメージキャラクターの「ナポリン」も誕生し、一層のPR活動を行い普及活動に貢献しました。
「ナポリン」はトマトスープが入ったカップにかわいいトマトのキャラクターが浸かっています。
「つけナポリタン」を食べる事ができる店
以下に「つけナポリタン」を食べる事ができる店を紹介します。
coffe shop アドニス 富士市吉原2-3-16 つけナポリタン元祖の味 / 太陽のカフェ 富士市瓜島町105-1 / DOGカフェ ポワポワキッチン 富士市御幸町 / イルボンテ 富士市蓼原956 / 欧風つけ麺専門店 レ・バケット 富士市御幸町5-10 / カフェ・プレアーテ 富士市吉原2-11-7 他多数
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