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ふもとっぱら完全ガイド – 予約・料金・アクセス・設備・周辺観光

宿泊
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第1節|ふもとっぱらとは?

富士山を“正面”に望む、草原のキャンプ・宿泊フィールド

ふもとっぱらは、富士山の西麓・朝霧高原に広がる自然体験型のキャンプ・宿泊施設です。標高はおよそ830m。どこまでも続く草原の先に富士山が正面にそびえ、晴れた日には山頂までくっきり。テントを開けた瞬間に「富士山のいる日常」が始まる――そんな特別なロケーションが最大の魅力です。

林業と自然保全が育てたフィールド

この土地は、戦国~江戸期に「富士金山(麓金山)」として栄え、その後は林業の拠点として守られてきました。長い年月のあいだ所有者一族が森を手入れし、自然と向き合ってきた歴史が、いまの広々とした草原や木々の景観につながっています。2005年には株式会社ふもとっぱらが設立され、林業の知見を生かしながらキャンプ場運営と自然保全を両立。かつて東京農業大学の農場として利用された時期もあり、環境と学びの場としての顔も持っています。

“聖地”と呼ばれる理由

ふもとっぱらキャンプ場
ふもとっぱらキャンプ場

ふもとっぱらが全国のキャンパーに愛されるのは、広大な敷地と自由度の高いサイト設計、そして富士山の眺望にあります。面積は約500ヘクタールにおよび、レイアウトの自由度は抜群。アウトドアイベントの開催実績も豊富で、近年は人気作品『ゆるキャン△』の舞台のひとつとしても注目を集めました。こうした要素が重なり、「一度は行きたいキャンプ場」として常に名前が挙がる“聖地”となっています。

はじめてでも楽しめる、安心の受け入れ体制

水回りや大浴場、売店・フードエリアなどの基本設備が整い、初心者からソロ・ファミリーまで幅広く楽しめるのも人気の理由です。自然の厳しさに向き合いながらも、安心して滞在できる仕組みが用意されている――それが“自然体験の入り口”として選ばれ続ける背景です。

ふもとっぱらが約束する体験

テントから見える富士山

朝焼けに染まる富士、夕暮れのシルエット、満天の星。天候次第で表情を変える富士山と草原を、好きなレイアウトで味わえるのがふもとっぱら。自然と向き合い、自分のペースで過ごす時間こそがここでの“主役”です。

第2節|基本情報・アクセス

基本情報

  • 住所:〒418-0109 静岡県富士宮市麓156
  • 電話:0544-52-2112
  • 標高:約830m
  • 広さ:東京ドーム約5個分(約24万㎡)
  • サイト:フリーサイト中心・約1,500張まで可
  • 受付/チェックイン:8:30〜17:00
  • チェックアウト:14:00(宿泊の場合)

アクセス(車が基本)

  • 所要時間の目安:東京圏から渋滞なしで約2時間強。
  • 最寄IC
    • 新東名「新富士IC」→国道139号で約30〜40分
    • 東名「富士IC」→国道139号で約40分前後
  • 場内入場:ゲートで受付→ドライブスルー方式でスムーズに入場。
  • 駐車:利用者専用エリアあり(サイト至近に駐車可)。
  • 再入場:日中は可。ただし17:00以降は場内の車両移動が禁止(安全確保のため)。買い出しや移動は17時前に済ませるのが安心です。
  • 混雑期の道路事情:夏の週末・連休・GW・お盆は国道139号線で渋滞が発生しやすいので、早着・時間帯分散がおすすめ。

天候・道路・タイヤの注意

  • 高原気候:夏でも朝夕は冷えます。一枚多めの防寒が安心。
  • 強風対策:設営時は鍛造ペグを多めに、風向きを見てテントの向きを調整。
  • 冬季:積雪・凍結の可能性。スタッドレスタイヤ必須
  • 秋〜春:ノーマルタイヤの場合は、出発前に路面・天気情報を要確認

周辺施設(位置関係のイメージ)

  • 道の駅 朝霧高原:食事・特産品・軽買い出しに便利。
  • まかいの牧場:車で約10分。家族連れに人気の体験型スポット。
  • 富士ミルクランド:乳製品や体験が楽しめる施設。
  • 温浴施設:車で約10分圏内に複数(日帰り入浴OK/金山温泉など)。設営・撤収の合間のリフレッシュに活用できます。

まとめ:
ふもとっぱらは標高約830mの大草原に広がる巨大キャンプフィールド。車アクセス前提で、周辺の観光・買い物・温泉が充実しています。安全で快適に楽しむために、17:00以降の車両移動禁止ルール季節の天候・道路対策を押さえておきましょう。

第3節|予約・料金・チェックイン情報

予約方法とコツ

ふもとっぱらは完全予約制で、予約は公式ホームページからのみ受け付けています。電話やメールでの予約はできません。

予約の受付開始は少し独特で、毎月第1水曜日の午後7時に翌々月分の予約が解禁されます(例:10月の予約は8月第1水曜日に受付開始)。人気の高い連休や大型休暇シーズンは、受付開始と同時に予約が埋まるため、事前に会員登録・ログインを済ませておくことが必須です。

予約時には車両情報の入力が求められ、1台につき1予約までが原則。複数予約やキャンセル待ちはできません。
また、直前キャンセルが発生することもあるため、予約カレンダーをこまめにチェックすることで思わぬ空きが見つかる場合もあります。

🔸 予約攻略のポイント

  • 予約開始時刻(第1水曜19:00)にログイン済みで待機
  • 車両情報を事前登録しておく
  • 直前キャンセル枠をチェック(特に前日夜)
  • 連休・年末年始は“争奪戦”と覚悟して挑む

料金体系(2024年秋時点)

料金は1人単位+車両単位のシンプルな設定で、日帰りも宿泊も明朗会計です。

区分料金(税込)備考
キャンプサイト利用料(1泊)中学生以上:1,000円/小学生:500円幼児無料
車両料金(1泊)普通車:2,000円/キャンピングカー:4,000円前後バイクは1,000円前後
宿泊施設(コテージ・山荘等)1泊2万円前後+追加人数で加算施設設備により異なる
デイキャンプ利用料宿泊と同一料金(17:00まで利用可)要予約
レンタル用品テント・寝袋・焚火台・調理器具・ポータブル電源など(500〜3,000円)数量限定・要事前予約
入場料なし(利用料に含まれる)
支払い方法現金・一部キャッシュレス(PayPay等)対応クレカはオンライン決済時に可

※料金は季節やイベントにより変更される場合があります。最新の料金は公式サイトの「料金案内」ページを確認してください。

チェックイン・チェックアウト・再入場ルール

  • チェックイン:8:30〜17:00
  • チェックアウト(宿泊):翌日14:00まで
  • デイキャンプ:17:00まで利用可能(要予約)
  • 再入場:可能(17:00以降は車両移動禁止)
  • 遅延時:遅れる場合は事前に連絡を入れるとスムーズ

ふもとっぱらは車両乗り入れ可能なフリーサイト形式ですが、午後5時以降は安全確保のため車の移動が禁止されています。買い出しや外出は早めに済ませておきましょう。

注意点・キャンセル規定

  • 夜間は22時に消灯(クワイエットタイム)。静かな環境を保つため、音楽や大声での会話は禁止。
  • キャンプサイトのキャンセル料はなし(手続き要)。
  • コテージや山荘など宿泊施設は7日前からキャンセル料が発生
  • 天候悪化(強風・大雨・雪など)で危険と判断された場合、運営側が閉鎖や返金対応を行うこともある。

まとめ

ふもとっぱらの予約は、第1水曜19時の“解禁タイミング”を制するのが鍵
料金は明朗で、車両単位の加算方式によりソロからファミリーまで利用しやすく設定されています。
チェックイン・アウトの時間が明確で、ルールを守れば誰でも快適に過ごせるのが魅力です。

第4節|キャンプサイトの魅力と設備

ふもとっぱらキャンプ場

フリーサイトの魅力(まずここがスゴい)

  • 全面フリーサイト:東京ドーム約5個分の草原に、約1,500張まで受け入れ可。テント配置の自由度が高く、レイアウトを自分好みに組めます。
  • 車両横付けOK:テント横にクルマを停められるので、積み下ろしがラク。撤収もスムーズ。
  • 視界が開けた草原:サイトはゆるやかな傾斜。ほぼ全域から富士山&毛無山の大パノラマを望めます。
  • 設営のコツ:下地は草地中心で水はけは普通。石混じりの箇所もあるため鍛造ペグ推奨。風も出やすいのでガイロープは多めに。
車両横づけでキャンプ
車両横づけでキャンプ

ベストポジション|絶景&使いやすさで選ぶ

  • 富士山ど真ん中狙い東〜南東に開けた場所が“正面富士”の王道。
  • 遠景の抜け感重視A・D・B・Eエリアは視界がワイドで、草原越しの富士がきれい。
  • 迫力の近景派O・J・Hは“ドン”と大きく見え、写真映え抜群。
  • 便利さ優先:トイレ・炊事場・売店に近い中央寄りはファミリーやビギナーに安心。
  • 静けさ重視:人流が少ない外周・端のエリアはソロ向き。
  • 場所取りのタイミング早朝到着がベスト。日の高い時間帯は逆光の具合もチェックしておくと◎。

設備ガイド(清潔・充実・迷いにくい)

ふもとっぱらの水場
ふもとっぱらの水場
  • トイレ:場内に複数、洋式・清潔で使いやすい。夜間照明あり。
  • 炊事場:各所に分散配置。食器洗い用の流し・作業台が整い、混雑時も回転が早い。
  • 入浴無料の大浴場「金山温泉」(時間帯あり)とシャワーを完備。設営・撤収前後のリフレッシュに最適。
  • 売店「金山テラス」:薪・炭・着火材、飲料・乳製品、軽食や人気メニュー、オリジナルグッズまで補給力が高い
  • 電源・通信
    • サイトにAC電源は基本なし。必要ならポータブル電源のレンタルを活用。
    • 携帯電波は主要キャリアで概ね良好。Wi-Fiは限定エリアのみ利用可。
  • ゴミ指定ステーションで分別回収(専用袋が必要な場合あり)。持ち込んだゴミは基本持ち帰りの方針を守って行動を。

利用者別の楽しみ方

ふもとっぱらでのキャンプを楽しむ
ふもとっぱらでのキャンプを楽しむ
  • ソロ:外周の静かな一角で、富士山を独り占め。ミニマル装備+ローチェアで“景色を見る時間”が主役。
  • デュオ:中央寄りで利便性を取りつつ、夕暮れ〜夜は焚き火と星見。夜間静粛ルールを守ってゆったり。
  • ファミリー:トイレ・炊事・売店が近い区画を選択。風が出やすい日はタープ高さを下げ、鍛造ペグ+多点固定で安全第一。

風・地面への備え(失敗しない設営Tips)

テントの設営
テントの設営
30cm級の鍛造ペグを打ち込む
30cm級の鍛造ペグを打ち込む
  • :風向きを読み、テントの背を風に向ける。ガイロープは早めに全部張る。タープはロースタイル。
  • ペグ30cm級の鍛造をメインに。石混じりは角度を調整して効かせる。
  • 排水:雨予報なら、溝切りはNG。グランドシートのサイズ最適化で浸水を防ぐ。
  • 砂埃:乾燥時はギアに防塵カバー。就寝前のウェットティッシュでファスナー部の砂を拭うと翌朝が楽。

一言まとめ
車横付けOKの超広大フリーサイト×どこでも“正面富士”。清潔な水回り、入浴・売店まで揃い、初心者〜上級者まで快適に楽しめます。あとは風対策とペグ選びさえ間違えなければ、ここはあなたの“最高のベースキャンプ”になります。

第5節|宿泊施設の種類と特徴

宿泊施設(イメージ画像)

コテージ柏(温泉×木のぬくもり)

  • 木造×露天風呂:柏の木材をふんだんに使ったコテージ。バス・トイレ・キッチン・ユニットバス完備、露天風呂付きで富士山を眺めながら湯あみ可。
  • 定員と料金の目安5名まで同額(約30,000円/泊)
  • 過ごし方:隣接のキャンプサイトでタープやBBQ・焚き火を楽しみつつ、室内で休憩・入浴して快適性も確保。
  • こんな人に:小さな子ども連れ/三世代旅行/“快適+アウトドア”の両立をしたいカップル。

金山キャビン(デッキから“正面富士”)

  • トレーラー×和洋室内:ウッドデッキ付き。畳スペース+布団、テーブル、コンセントなど基本装備。
  • 富士ビューデッキ正面に富士山。朝夕の光を浴びる“特等席”。
  • 定員と料金の目安約5名(約25,000円/泊)。デッキ下でBBQ・焚き火可。
  • こんな人に:手軽に“映える”宿泊をしたい/撤収を軽くしたいデュオ・ファミリー。

翠山荘・まほろば・毛無山荘(団体・研修向け)

  • 翠山荘:森林に囲まれた小規模プライベート別荘タイプ。少人数の合宿や親族旅行に。
  • まほろば元分校の大規模宿舎。洋室複数、最大約50名まで。自然体験・研修・クラブ合宿に最適。
  • 毛無山荘:明るい木造の共同宿舎。キッチン・リビング共用で一体感のある滞在。
  • 設備・料金の目安:各棟ともキッチン・トイレ・風呂あり
    • まほろば等は1人2,500円〜(20名〜)の団体設定が基本。
    • 少人数棟は5名までで約25,000円前後/泊が目安。
  • こんな人に:学校・企業研修/サークル合宿/大人数のファミリーリユニオン。

宿泊+キャンプ併用スタイル(“いいとこ取り”)

  • 外はキャンプ、内は快適コテージやキャビンに滞在しつつ、隣接フリーサイトにタープや焚き火を展開。天候急変時や子どもの昼寝にも強い。
  • 動線が短い:食材は冷蔵庫、調理は屋内+屋外で柔軟に。夜は露天風呂で温まって就寝。
  • 人気シーン:三世代旅行/初キャンプの家族/グループで“設営は軽め、体験は濃く”。

予約・利用の注意(共通)

  • 予約は公式サイトから(完全予約制)。宿泊施設はキャンプより埋まりが早い傾向。
  • 火気ルール直火禁止。焚き火は焚き火台+耐熱シートを使用。炭・灰は指定場所へ。
  • 静粛時間22:00〜翌6:00はクワイエットタイム。屋外での会話音量・音楽に配慮を。
  • 料金は目安:シーズンや人数追加で変動の可能性あり。最新の料金・備品・アメニティは公式案内で要確認

選び方のコツ

  • 景色×快適性重視なら…「コテージ柏」
  • 映え×手軽さ重視なら…「金山キャビン」
  • 人数×コスパ重視なら…「まほろば・毛無山荘」
  • 天候対応力重視なら…「宿泊+キャンプ併用」

第6節|場内グルメ・売店・金山テラス

金山テラス・金山キッチン(食事の“基地”)

鱒バーガー(イメージ画像)
鱒バーガー(イメージ画像)
朝霧高原ラーメン(イメージ画像)
朝霧高原ラーメン(イメージ画像)
  • 看板メニュー
    • 鱒バーガー」…淡水魚の旨みとタルタルが相性抜群。
    • ぶかぶかバーガー」…富士宮産ブランド豚“豚鹿豚鹿(ぶかぶか)”を使ったボリューム系。
    • おでん」「プリン」…小腹満たしや食後のデザートに。
  • 冬季限定:「朝霧高原らーめん
    豚骨×魚介のWスープに、朝霧高原放牧豚のチャーシューをのせた一杯。金・土・日限定で体が温まる定番。
  • 利用時間と形態10:00〜17:00(フードは〜15:00)セルフサービス。設営や散策の合間に立ち寄りやすい運用です。
  • ロケーション:屋外テラス席から正面の富士山。晴天日はここが最高のビュースポット。

売店

ふもとっぱら売店(イメージ画像)
ふもとっぱら売店(イメージ画像)
薪・燃料コーナー(イメージ画像)
  • 燃料・消耗品:薪(針葉樹広葉樹/袋詰め)、炭、着火材、ガスカートリッジなど。
    ※薪は9:00〜17:00販売、売切れ前の早め購入がおすすめ。
  • フード&ドリンク:地元の牛乳、ビール、ソフトドリンク、おやつ。
  • ギア・グッズ:カトラリーや消耗品、場内・地域のオリジナルグッズや特産品も。
  • 困ったとき:忘れ物の“応急手当て”が利く品揃えで、ビギナーにも安心。

季節限定&イベント出店

  • :ジビエ料理や温かい麺類など季節メニューが登場。
  • イベント時キッチンカーが並ぶことも。連休や夏祭りシーズンは“食の選択肢”が一気に広がります。

朝食・カフェの楽しみ方

  • 朝の軽食&コーヒー:冷え込む朝に温かい一杯を。日の出後の富士見カフェタイムは格別。
  • 焚き火×ごはん:バーガーやプリンを焚き火のそばで。炎のゆらぎと星空(または夕焼け)がごちそうです。

上手な使い分けのコツ

  • 計画:設営後or撤収前にテラスで“1食”組み込むと動線がスムーズ。
  • 在庫:薪・人気メニューは早め行動。連休は売切れ前提で。
  • 持ち込みとの併用:主食は自炊、甘味やホットドリンクはテラス等、現地×自前をミックスすると無駄がない。
  • ゴミ:売店購入品も分別ルールを遵守。場内をきれいに保つのが鉄則です。

一言まとめ
ふもとっぱらの食は、地元食材×富士ビューが主役。テラスで“映え”を堪能しつつ、売店で燃料と不足品を補給。季節限定メニューやイベント出店もあるので、訪れるたびに“おいしい発見”があります。

第7節|周辺観光・日帰り温泉スポット

観光スポット(自然×文化を一気に満喫)

富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社
白糸の滝と富士山
白糸の滝と富士山
田貫湖
田貫湖
まかいの牧場
まかいの牧場
  • 富士山本宮浅間大社
    富士山信仰の中心。湧玉池や神田川ふれあい広場など、清らかな水辺と社殿群を散策。朝の参拝は空気が澄み、写真も映えます。
  • 白糸の滝(車で約15分)
    高さ約25m、絹糸のような滝が弧を描く絶景名所。遊歩道が整備され、軽いハイキング感覚で楽しめます。雨上がりや新緑・紅葉期は水量と色彩が増して見応えアップ。
  • 田貫湖
    湖畔散歩・ボート・サイクリング・釣り・星空観察など四季のアクティビティが充実。風の弱い朝は湖面に富士が映る“逆さ富士”の好機。
  • まかいの牧場(車で約10分)
    ふれあい体験や乳製品づくりなど、家族連れに人気。キャンプの前後に半日プランで組み込みやすいスポット。

日帰り温泉(設営・撤収前後の“ご褒美”)

  • 風の湯:露天・サウナ完備。アウトドア帰りの疲労回復に。
  • 花の湯:富士山麓の自然を感じる湯処。食事処も併設で時短リフレッシュに便利。
  • 天母の湯:高台からの景観が魅力。夕景〜夜景の時間帯は特におすすめ。
  • ゆらり:広めの浴場や家族風呂が好評。ファミリーで使いやすい施設構成。

温浴ワンポイント
・混雑日は夕方のピーク前(〜16時)を狙うと快適。
・タオル・アメニティは持参が基本(現地レンタルの有無は事前確認)。
・撤収後の入浴は帰路の渋滞前
に済ませるのが吉。

道の駅・スーパー・食材調達(“補給計画”のカギ)

道の駅朝霧高原
道の駅朝霧高原
スーパーマーケット
スーパーマーケット
  • 道の駅 朝霧高原:新鮮な農産物・乳製品・軽食が揃う。到着直後の追加買い出しに最適。
  • 富士宮市街の大型店(例:マックスバリュ、バロー):本格的なまとめ買いは市街地で。キャンプ場からは車で25〜30分前後を見込み、往復時間を節約。
  • ご当地食材:富士宮焼きそばの麺・肉かす、馬刺し、地場の精肉・ベーカリーも狙い目。食卓に“ローカル感”を足せます。

直近の補給・コンビニ情報

コンビニ
コンビニ
  • ファミリーマート 富士宮朝霧店(静岡県富士宮市麓481-21)
    車で約2〜3分。クレジット・各種電子決済対応。薪・木炭・飲料・軽食・ATMなど、キャンプの“ちょい足し”に強い。営業時間は6:00〜23:00の案内が一般的ですが、店舗の最新情報要確認
  • セブン-イレブン 富士宮朝霧高原店
    ファミマから1〜2分ほど。補給のサブとして覚えておくと安心。

半日〜1日モデルコース(車移動ベース)

〈欲張り自然満喫ルート〉
ふもとっぱら → 陣馬の滝(清流でクールダウン) → 白糸の滝(散策・写真) → 田貫湖(湖畔散歩・ボート) → ランチ → まかいの牧場(体験) → 天母の湯などで入浴 → ふもとっぱら帰着/解散。

  • シーズン加点:春=桜・新緑/秋=紅葉/冬=星空。日の出・夕景の富士撮影は天気×風の条件を見て前日夜に判断。

一言まとめ
ふもとっぱらの周辺は、“世界遺産の絶景”ד名水の文化”ד高原レジャー”がコンパクトに詰まっています。補給は道の駅&近隣コンビニで手早く、温泉はピーク前に。キャンプの合間に“半日観光”を差し込むだけで、滞在満足度がぐっと上がります。

第8節|季節・気候・自然環境

静岡県富士宮市の天気

※上は富士宮市の天気予報です。天気は変わりやすい高原条件のため、出発直前にも必ず再確認を。

標高830mの気候と四季の変化

ふもとっぱらの四季
ふもとっぱらの四季
  • 春(3〜5月)
    日中は10〜15℃前後でも、朝晩はひんやり。桜やツツジが彩り、花粉・ブヨ対策を忘れずに。薄手ダウンやミドルフリース+ウインドシェルの重ね着が便利。
  • 夏(6〜8月)
    日差しは強いが、平均15〜25℃程度で夜は肌寒いことも。強い紫外線夕立・雷雨に注意。広ツバ帽・サングラス・日焼け止め、レイン上下は必携。
  • 秋(9〜11月)
    紅葉が進み、10〜20℃前後。朝夕の冷え込みが強まり、手袋・ネックゲイターなど本格防寒が活躍。放射冷却で夜はぐっと下がる点に注意。
  • 冬(12〜2月)
    日中0〜5℃、夜は氷点下に。積雪や路面凍結があり得るためスタッドレスタイヤは必須。テント内は結露対策(二重幕・ベンチレーション)と断熱マットを十分に。

朝夕の寒暖差・風・虫への備え

  • 寒暖差:一日の気温差が大きく、20℃近い変動も。レイヤリング前提で、行動中は脱ぎ着しやすく。
  • :季節や天候で風が強くなることがあるため、鍛造ペグ(30cm級)+多点ガイを基本に。テントの“背”を風に向け、タープはロースタイルに。
  • :ブヨ・マダニ対策に、長袖長ズボン+ディートまたはイカリジン系の虫よけ。椅子やグランドシート周りの草際を避けると刺されにくい。

季節の自然の見どころ

  • 夏の強い日差し:写真は朝夕の“斜光”で立体感が出やすい。日中は日陰のベースづくりを。
  • 冬の積雪:装備が整えば澄んだ空気と星空がご褒美。無理は禁物、天候悪化時は撤収判断を早めに
  • 紅葉(9〜11月):富士山の稜線と色づく草原のコントラストが美しい。
  • 星空:街明かりの少ない高原で天の川も狙えるコンディション。夜間は一層冷えるので、防寒+防風を強めに。
  • 朝焼け・夕焼け:富士のシルエットにグラデーションがかかる“魔法の時間”。風の弱い朝は霜や露で冷え込むため、手袋・防寒ブーツが快適。

富士山撮影のベストタイム(実践メモ)

ふもとっぱらの逆さ富士
ふもとっぱらの逆さ富士
  • 夜明け直前〜朝日直後:空が最もドラマチック。逆光気味になるため露出補正ハイライト管理を。
  • 夕暮れ:赤富士やアーベントロートを狙える。気温が急降下するので撮影後のホットドリンクを用意。
  • “逆さ富士”:風の弱い水面で出現率が上がる(湖・水たまり・凍結面など)。気象条件次第なので前夜の風予報を要チェック。

パッキング・装備の指針

キャンプパッキング
キャンプパッキング
キャンプ装備
キャンプ装備
キャンプの服装(フリース、ダウン他)
キャンプの服装(フリース、ダウン他)
夏の“日差し&雷雨”対策
夏の“日差し&雷雨”対策
冬のキャンプ装備
冬のキャンプ装備
  • 通年:レインウエア上下/防風シェル/ヘッドランプ/鍛造ペグ&ハンマー/防寒小物(手袋・ネックゲイター・ビーニー)
  • 春秋:ミドルフリース+薄手ダウン/防寒ブーツ or 厚手ソックス
  • :日よけ(広ツバ帽・サングラス)/扇風機 or 打ち水グッズ/雷雨対策(素早い撤収動線の確認)
  • :スタッドレス/断熱マット2枚重ね/冬用シュラフ(快適温度−5〜−10℃目安)/結露拭きクロス

一言まとめ
高原のふもとっぱらは、“強い日差し・大きな寒暖差・ときどき強風”という山麓ならではの条件。天気の直前チェック+レイヤリング+風対策を押さえれば、四季折々の富士を最高のコンディションで楽しめます。

第9節|体験プログラム・イベント

ふもとっぱらで“非日常”を体験する

広大な草原と富士山のロケーションを活かし、通年で多彩な体験とイベントが行われます。自然に触れる学び系からアクティブ体験音楽・モビリティ系フェスまで、シーズンごとに内容が入れ替わるのが特徴です(実施有無や日程は時期により変動)。

定番プログラム(通年〜季節開催)

ふもとっぱらの体験プログラム(イメージ画像)
ふもとっぱらの体験プログラム(イメージ画像)
ブルーベリー摘み
ブルーベリー摘み
高原トレッキング(イメージ画像)
高原トレッキング(イメージ画像)
セグウェイツアー(イメージ画像)
セグウェイツアー(イメージ画像)
  • 林業・木工体験
    伐採・保全の考え方に触れながら、木のクラフトづくり。自由研究や親子体験に最適。
    ねらい:自然と生業への理解/思い出に残る作品づくり
  • 気球・トレッキング・砂金採り・ブルーベリー摘み
    高原ならではの体験が季節限定で登場。朝の澄んだ空気の中でのアクティビティは格別。
    ねらい:絶景体験/軽めのアウトドア運動
  • セグウェイツアー
    操作講習→広い草原コースを周遊。初めてでもインストラクター付きで安心。
    ねらい:爽快な移動体験/映えるフォトスポット巡り
  • バイクイベント・音楽フェス
    ライブや走行会など、規模感のある催しも開催。キャンプ×音楽/乗り物文化をまとめて楽しむスタイル。
    ねらい:キャンプ+カルチャーの融合

特別イベント(開催例)

ふもとっぱらのイベント(イメージ画像)
ふもとっぱらのイベント(イメージ画像)
  • ふもとっぱらフラワーキャンプベース(第4回/2025年5月)
    映画鑑賞・山菜収穫・キャンプファイヤー・瞑想・花植えなどを組み合わせた“自分と向き合う”体験型イベント。参加費約1〜1.2万円(宿泊・食事・WS込み)
  • Star Camp in 朝霧高原(2025年9月)
    アウトドアクッキング、子ども向けプログラム、星空観察など。1組あたり約1.3万円/抽選制
  • 四駆でキャンプ in ふもとっぱら(2025年6月)
    四輪駆動のオフロード走行体験とキャンプの融合。運転・見学どちらも楽しめる構成。

※いずれも内容・条件・料金は回ごとに変更される場合があります。最新の実施可否・募集要項は公式サイトや各イベントの案内でご確認ください。

参加のコツ(申込み〜当日の流れ)

  1. 公式情報を先読み:募集開始日・申込方法(抽選/先着)・年齢制限・同意事項をチェック。
  2. 装備の最適化:体験に合わせた服装(動きやすい長袖長ズボン・帽子・レイン上下・防寒)と飲料を用意。
  3. 時間管理:イベント集合場所と場内移動の所要を逆算。17:00以降は車両移動不可のため、前後の買い出しは早めに。
  4. 天候代替案:強風・降雨で中止/縮小の可能性。代替の過ごし方(館内体験・カフェ利用など)も計画しておく。

よくある質問(抜粋)

  • 子どもは参加できる? → 体験により対象年齢あり。保護者同伴・同意書が必要な場合があります。
  • 機材はレンタルできる? → 一部ワークショップは材料・道具込み。詳細は各プログラムの案内で確認。
  • 雨天時は? → 小雨決行・荒天中止が一般的。判断は主催者告知に従います。
  • 静粛時間との両立は? → フェスでも22:00以降のクワイエットタイムは場内共通ルール。音量・照明に配慮を。

一言まとめ
ふもとっぱらの体験は、学び×遊び×絶景を同時に味わえるのが魅力。季節やテーマで内容が入れ替わるため、最新告知のチェック→装備最適化→時間配分の3点を押さえれば、満足度の高い“高原の一日”をデザインできます。

第10節|ふもとっぱらの歴史と富士金山

富士金山(麓金山)と竹川家

現在のふもとっぱら一帯は、戦国〜江戸初期にかけて「富士金山(麓金山)」として知られ、毛無山中腹の鉱脈から金が採掘されました。今川・武田・北条・徳川らが財政・軍事の基盤として重視し、鉱山経営や用材確保のために山林が大きく動いた時代です。
やがて操業は近世初頭に終息しますが、竹川家が約440年前から山守(山林管理)を担い、以後も土地と森林の保全・管理を代々継承。金の時代が去った後も、この地の自然と暮らしを支える役割を果たしてきました。

近代以降――林業へ、そして自然共生の拠点へ

ふもとっぱらと林業

明治期以降は、採掘から造林・林業へと軸足を転換。戦後には東京農業大学の農場・畜産実習の場として活用され、寒冷地農業の研究・教育にも寄与しました。
2005年、土地が竹川家に返還されると、現代のニーズに合わせて林業経営とキャンプ場運営を融合。草原の景観を守る保全活動と、自然体験の受け入れ体制を並走させる現在のスタイルが形づくられました。ふもとっぱらの象徴的な“広い草原”は、こうした長い管理と整備の積み重ねの上にあります。

「ふもとっぱら」の名の由来

名称は、地域名の「麓(ふもと)」と、開けた草地を意味する「原っぱ」を組み合わせた造語。富士山の“ふもと”に広がる“原っぱ”という土地の姿を、そのまま名前に刻んでいます。

年表でみる歩み(抑えておきたい要点)

  • 戦国〜近世初頭:富士金山(麓金山)が稼働/山林が資源として活発に利用
  • 近世以降:金山は廃坑へ/竹川家が山守として森林・土地を継続管理
  • 明治〜戦後:造林・林業の本格化/東京農業大学の農場・実習地として活用
  • 2005年:返還を機に株式会社ふもとっぱらとして整備を加速
  • 現在:林業・自然保全を基盤に、自然体験型キャンプ・宿泊施設として全国に知られる存在へ

受け継がれるフィロソフィー

金の時代、林業の時代、そしてアウトドアの現在へ。経済活動の形は変わっても、「自然と共に生きる」という姿勢は一貫しています。来訪者が絶景の草原で過ごせるのは、長い時間をかけて育まれた保全・管理の営みがあるからこそ。ここでのキャンプ体験は、自然資源の循環を次世代につなぐための選択でもあります。

次節では、利用マナー・注意事項をまとめます。快適で安全、そして自然にやさしい滞在のために大切なポイントを確認しましょう。

第11節|利用マナー・注意事項

利用マナー・注意事項
利用マナー・注意事項

クワイエットタイム(静けさをシェア)

  • 22:00〜翌8:00は静寂時間。大声・スピーカー使用・発電機稼働は禁止です。
  • 車のアイドリング・ドアの開閉音にも配慮を。ヘッドライトは必要最小限に。

火気・焚き火のルール

焚き火台の使用
焚き火台の使用
  • 直火は禁止焚き火台+耐熱シートを必ず使用し、風が強い日は中止も検討。
  • 炭・灰は完全消火のうえ、指定ドラム缶へ。芝を焦がさないよう位置と養生を徹底。

ゴミ分別(“持ち込んだら、責任を持って”)

  • 有料ゴミ袋(100円)を売店で購入し、指定ステーションで分別:
    生ゴミ/燃えるゴミ/資源(瓶・缶・ペット)/灰/不燃
  • 洗い物は炊事場のみで。排水に油・生ゴミを流さないこと。

ペット同伴

ペット同伴のキャンプ
ペット同伴のキャンプ
  • 場内は常時リード必須。マーキング防止・フンの回収を徹底。
  • 無駄吠え・人や他犬への接近は配慮を。水場や施設内の入場可否は現地表示に従う。

ドローン・花火・騒音機器

  • ドローン全面禁止花火も全面禁止
  • 楽器・スピーカーなどの音出し機器の使用は不可(静寂時間外でも周囲に配慮)。

車両・場内移動の注意

  • 再入場は可だが、17:00以降は車両移動禁止(安全確保のため)。
  • サイト内は徐行。芝地への不要な乗り入れは避け、誘導に従う。

天候急変・安全管理

  • 強風想定で設営:30cm級の鍛造ペグ+多点ガイで固定。テントの“背”を風に向ける。
  • 雷・豪雨が予想される場合は早めに撤収判断。ポールや金属ギアを離し、低い安全な場所へ。
  • 積雪・凍結期はスタッドレス必須。無理をせずスタッフの指示に従う。

緊急時の対応

  • 体調不良・事故・火災などは管理棟/スタッフへ速やかに連絡。
  • 夜間は対応に時間を要することがあるため、サイト番号・人数・症状を簡潔に伝えられるよう準備を。
  • 携帯の位置情報・ライトモバイルバッテリーを常時確保。

その場で確認できる“持ち物ミニチェック”

  • 焚き火台/耐熱シート/消火用の水 or 砂
  • 有料ゴミ袋(100円)/使い捨て手袋
  • 鍛造ペグ(30cm目安)/予備ガイロープ
  • 耳栓(静寂維持と就寝快適性UP)/ヘッドランプ
  • ペット用マナー袋・飲水・タオル

ルールはみんなで気持ちよく過ごすための共通装備。静けさ・景観・安全を守ることが、ふもとっぱらの最高の思い出づくりにつながります。

第12節|よくある質問(FAQ)

Q. いつ風が強くなりやすい?/なぜ強い?
A. 季節の変わり目(3〜5月/9〜11月)は強風傾向。標高830mの高原で地形風+季節風の影響を受けやすく、突風も起こり得ます。鍛造ペグ+多点ガイで常に強風前提の設営を。

Q. 料金はいくら?(キャンプ)
A. 目安は中学生以上1,000円/泊・小学生500円/泊+車両料金(普通車2,000円/泊、キャンピングカー約4,000円)。デイ利用は17:00までで同体系。※変動あり。

Q. 予約はいつ・どうやって?
A. 完全予約制(公式サイトのみ)毎月“第1水曜19:00”に翌々月分が解禁(例:10月分→8月の第1水曜19時)。1車両=1予約。キャンセル待ちは基本なし。解禁直後+直前キャンセル再チェックがコツ。

Q. 予約なしで入れる?
A. できません。必ず事前予約を。

Q. 定員・キャパは?
A. フリーサイトで約1,500張まで受け入れ可能。宿泊棟は棟ごとに定員設定(例:まほろばは団体向け)。

Q. 出入りは自由? 車は何時まで?
A. 再入場は可ですが、17:00以降は車両移動禁止(安全確保のため)。徒歩の出入りは可。買い出しは17時前に。

Q. サイレントタイム(消灯時間)は?
A. 22:00〜翌8:00。大声・スピーカー・発電機は禁止。焚き火は静粛を守りつつ消火管理を徹底。

Q. 焚き火はできる? 何時まで?
A. 直火禁止焚き火台+耐熱シート必須。クワイエットタイム以降は炎と音・光量の管理をより厳密に。

Q. 水は飲める?
A. 場内の水場は飲用可(掲示の指示に従う)。

Q. 風呂・シャワーはある? 料金は? アメニティは?
A. 大浴場(“金山温泉”)あり/有料(目安:大人600〜700円)。シャワーも利用可。シャンプー・ドライヤーあり、タオルは持参推奨。営業時間は現地案内で要確認。

Q. 支払い方法は?
A. 現地は現金+一部キャッシュレス(クレジット/電子マネー等)。オンライン予約はクレカ決済が基本。

Q. キャンセル料は?
A. キャンプサイト:原則なし(手続き要)宿泊施設:利用7日前から発生。キャンセルは予約サイトのマイページから。

Q. 営業期間は? 土日は混む?
A. 通年営業(積雪・強風時は要注意)。土日・連休は混雑しやすいので早着&時間帯分散を。

Q. ふもとっぱらは元々何だった? 誰の所有?
A. 戦国期に栄えた富士金山(麓金山)の地。竹川家が約440年にわたり山守として所有・管理し、現在は林業とキャンプ場運営を融合。

Q. ダイヤモンド富士はいつ狙える?
A. 目安は2月前半11月後半。天候・太陽高度で前後するため直前の情報確認を。

Q. ベストシーズンは? 気温の目安は?
A. 快適さ重視なら春(4–5月)/秋(10–11月)
 - 9月:日中15〜25℃前後、朝晩ひんやり。
 - 10月:日中15〜20℃前後、朝晩10℃近くまで下がることも。
 - 11月上旬:日中5〜15℃前後、朝晩は一桁台。
 ※年・天候で変動。常にレイヤリング+防風を。

Q. 車の台数・車中泊は?
A. 1予約=1台が基本。車中泊も課金体系は“人数+車両”で考え方は同じ。

Q. テントはいくつ張れる? 区画はある?
A. 全面フリーサイト。常識的な占有範囲・安全間隔を確保し、周囲に配慮して設営を(大規模編成は団体施設を検討)。

Q. 注意点は?(安全・マナー)
A. 風対策/防寒/虫対策を通年で。直火禁止・ごみ分別・静粛時間・17時以降車両不可などのルール順守を。過去に強風下の不十分な固定が原因の事故も報告されており、設営は常に“強風前提”で。

Q. 周辺観光・買い出しは?
A. 富士山本宮浅間大社/白糸の滝/田貫湖/まかいの牧場などが人気。最寄りはファミリーマート富士宮朝霧店(車2〜3分)、サブにセブン-イレブン。本格買い出しは富士宮市街の大型店で。

Q. “なぜ聖地”なの?
A. どこからでも正面に富士山車横付けOKの超広大フリーサイト、設備の清潔さとイベント実績、そして作品舞台にもなった象徴性が理由です。

第13節|まとめ

ふもとっぱらと富士山

“正面に富士山”という圧倒的体験。
ふもとっぱらは、車横付けOKの超広大フリーサイトと、どこからでも望める大パノラマの富士が唯一無二。清潔な水回りや大浴場・売店、豊富なレンタルで、ビギナーから上級者まで快適に自然と向き合えます。歴史と林業の営みが育てた草原で過ごす時間そのものが、ここ最大の価値です。

計画のカギは「予約」「風対策」「時間配分」。

  • 予約:毎月第1水曜19時に翌々月分が解禁。事前ログイン+直前キャンセルの再チェックで成功率アップ。
  • 風対策鍛造ペグ30cm級+多点ガイ、テントの背を風へ。タープはロースタイル。
  • 時間配分17:00以降の車移動不可。買い出しや入浴・観光は日中に前倒しが基本。

季節を選べば満足度が跳ね上がる。

  • 春・秋は気温と景観のバランスが抜群。
  • 夏は強い日差し×涼風の高原、夕立対策を。
  • 冬は星空と澄んだ空気がご褒美、装備は冬山基準で。

“場内+周辺”で旅をデザイン。
場内は金山テラスのごはんや温浴で快適に、周辺は白糸の滝・田貫湖・浅間大社などの名所を半日で組み合わせ。近隣コンビニ&道の駅を賢く使えば、動線はさらにスムーズです。

マナーが景色を守る。
直火禁止・分別・22時〜静粛といった共通ルールを守ることが、静けさと景観を次の人へつなげます。強風・雷雨などの撤収判断は早めに。安全第一が最高の思い出への近道です。

ひとこと
準備8割、当日2割。予約→風対策→時間配分の3点を押さえ、“富士と暮らす一日”を味わい尽くしましょう。

第14節|参考情報・リンク一覧

最新の営業情報・料金・予約ルール・イベント実施可否は変動する場合があります。お出かけ前に公式サイト・公式SNSで最終確認を。

公式サイト・予約・ガイド

場内マップ・資料(PDF)

歴史・由来・富士金山

予約・料金・コツ(解説・レビュー系)

場内グルメ・金山テラス

周辺観光・温浴・買い出し

体験・イベント(開催年により変動)

その他・補足資料

関連サイト

ふもとっぱらの関連動画

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