富士山のお土産の定義
富士山のお土産って一体何でしょうか?富士山といってもあまりにもスケールが大きすぎて、何をもって富士山のお土産とするのかわかりずらいです。正直にいえば、富士山周辺で売られているならどんなものでも富士山のお土産といえるのではないでしょうか。青果、菓子、料理、民芸品、工芸品と何でもありという感じもします。漠然としている感じもしますが、これは最近ブームのご当地ゆるキャラにあやかった商品をイメージすればわかりやすいかもしれません。ゆるキャラブームの中、人気のゆるキャラの経済効果は計り知れません。ひこにゃんやくまもんの人気ぶりは皆さんもご存知の通りですが、そのキャラクターを商品に載せる事で売り上げが飛躍的に伸びます。ご当地の商品であればあらゆるものにそのゆるキャラをのせて売り上げ増を期待できるのです。
一方、富士山のお土産にしてみても、富士山周辺で製造していさえすれば「富士山のお土産」になります。富士山のネームバリューを生かせば売り上げを増やす効果が期待できるのです。
しかし、それでは何でも富士山のおみやげとなってしまい話にもなりませんから、何か基準又は条件が欲しいところです。
さて、漠然すぎる富士山土産ですが、まずは富士山の形をした土産で分けるのも一つの方法です。富士山の形をしたお菓子、民芸品、工芸品など、とにかく形として富士山を表現しているものは富士山土産といえると思います。
富士山の形の土産
富士山まんじゅう、富士山クッキー、富士山ようかん、富士山のキーホルダー、富士山のポストカード、富士山の模型など富士山の形をしていれば間違いなく富士山土産です。
さて、富士山土産の定義はさておき、何か富士山の土産を探しているのでしたら、富士宮やきそば、富士山天然水、鶏もつ煮、静岡茶などがおすすめです。
富士山麓の土産物
富士山麓の静岡県富士宮市のお土産は何でしょうか。富士宮といえば「富士宮やきそば」が真っ先に思いつくと思いますが、もちろんやきそばだけではありません。他にも「富士のにじます」、「曽我漬」、「地酒」、「富士のやぶきた茶」、「和菓子」、「朝霧高原ハム」など多数あります。焼きそばと虹鱒はすでに他記事で紹介した通りなので、他のお土産について述べたいと思います。「曽我漬」とはだいこん、きゅうり、わさびなどを酒粕に漬けた漬物で、鎌倉時代の曽我兄弟にちなんで名付けられました。わさび漬けと似ていますが、きゅうりやだいこんを使って独自の漬物を生み出しています。
名水と銘酒の地「富士宮」
富士宮市は地酒の産地としても有名です。市内には百年以上も続く老舗の酒蔵が4つもあり、富士山の水が豊富な富士宮ならではの名物です。「富士山本宮浅間大社」にある「湧玉池」からは富士山の雪融け水が湧き出しており、国の特別天然記念物に指定されているなど、富士宮がいかに水に恵まれているかがわかります。
4つの酒蔵とは「富士錦酒造」、「高砂酒造」、「牧野酒造」、「富士正酒造」ですが、それぞれに歴史と伝統があり、醸造方法も技術も異なるのでどれが良いと申し上げる事はできません。現地で購入を希望する方は当然各酒蔵を訪れるのが良いのですが、以下の場所でも販売しています。
- 富士山本宮浅間大社駐車場の土産物店 「ここずらよ」
- 富士宮市内の酒屋
- 富士宮市のイオン、マックスバリュー
値段的にはイオンやマックスバリューの方が安いのですが、地酒で限定販売のためあまり値引きはしていないようです。どこで購入しても商品自体は同じですが、やはりお土産として買う以上は専門店の方が商品説明の点でも良いのではないでしょうか。
富士山麓の藪北茶
また、富士宮市は富士のやぶきた茶の生産で知られるお茶の名産地です。標高200~300mほどの富士山麓の富士宮市では市内のいたる所に茶畑が見られます。富士山の麓の恵まれた環境の中で栽培されたお茶は香りも良く味も最高です。
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