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富士山撮影スポット完全ガイド|季節・時間帯・アクセス

河口湖の紅葉と富士山 富士山
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第1節|はじめに:このガイドの使い方

富士山は、季節・時間・方角によってまったく違う表情を見せる山です。
湖面に映る「逆さ富士」、太陽と山頂が重なる「ダイヤモンド富士」、花畑や茶畑を前景にした風景、夜にきらめく街明かりや星空——。
同じ富士山でも、“どこで・いつ・何を狙うか”によってベストな撮影スポットは変わります。

このガイドは、
📱 スマホ片手に旅する観光客から、📷 カメラ好きの写真愛好家まで、
だれでも現地で開いてすぐ使える「実践ガイド」としてまとめています。
初めての方も、旅の途中で「今どこ行く?」と迷ったときも、すぐ役立つ内容です。

このガイドの流れ(ざっくり道順)

  • 静岡県側の定番&穴場
     朝霧高原・田貫湖(富士宮市)や岩本山の茶畑(富士市)、日本平・さった峠・三保の松原(静岡市)など。
     海・茶畑・交通景観と一緒に撮れる場所を紹介。
  • 山梨県側の名所
     河口湖の大石公園(ラベンダー/コキア)、西湖いやしの里根場(茅葺集落)、山中湖(花の都公園・紅葉ライトアップ)、本栖湖・精進湖(逆さ富士・星空)など。
     富士五湖エリアを中心にまとめています。
  • 西伊豆・駿河湾からの遠望
     夕日や夜景、海越しの富士山を狙えるスポットをピックアップ。
  • テーマ別ベスト構図集
     逆さ富士/ダイヤモンド富士/花×富士/桜・紅葉/夜景・星空/乗り物×富士など。
     “どこで・いつ・どう撮るか”をテーマ別に整理。
  • 季節・時間帯別の攻略
     春(桜・新緑)、夏(雲海・高原)、秋(紅葉・花畑)、冬(雪化粧・星空)ごとに、
     光の回り方やおすすめの時間帯をわかりやすく紹介。
  • アクセス・モデルルート/マナーと安全/FAQ
     車・バス・電車での移動、混雑回避のコツ、必要装備、よくある質問も掲載。

こう使うと便利です

1️⃣ 地域から選ぶ
 「静岡側で海と富士を」「山梨側で湖と富士を」など、旅の拠点や移動ルートから章を選びましょう。

2️⃣ テーマで絞る
 逆さ富士は風のない早朝、ダイヤモンド富士は日付と方位、星空は固定+長秒撮影がポイント。
 テーマ別ページで条件の合わせ方を確認できます。

3️⃣ 季節と時間で微調整
 春は桜と朝焼け、夏は高原の透明感、秋は紅葉と夕景、冬は澄んだ空と星空。
 同じ場所でも季節によって“ベストな時間帯”が違います。

4️⃣ 現地チェックリスト
 天気・風・日の出入時刻・月齢・路面凍結・駐車場の開閉時間などを事前に確認。
 撮影は「準備8割」が成功のコツです。

初めてでも失敗しにくい撮り方メモ

  • 逆さ富士:風のない早朝が鉄則。夜明け前に湖畔で構図を決めると◎
  • ダイヤモンド富士:時期と立ち位置がすべて。ピントと露出を先に合わせる。
  • 花や茶畑×富士:前景を大きく、広角で寄るか中望遠で整理。
  • 夜景・星空:三脚+レリーズ+明るいレンズ。冬は結露&防寒を忘れずに。
  • 乗り物×富士:通過時刻や立入制限を必ず確認、安全第一で。

マナーと安全(最初に知っておきたいポイント)

  • 私有地・牧草地・茶畑には立ち入らない。 畦道や畑の踏み荒らしも禁止。ドローンは法令と施設ルールを厳守。
  • 路上駐車は厳禁。 指定駐車場・歩道を利用し、地元の方への配慮を。
  • 山間部・湖畔・海岸では天候急変に注意。 冬季は凍結・チェーン必携。無理は禁物。
  • 早朝・夜間は静かに。 ゴミは必ず持ち帰り、「来たときより美しく」を合言葉に。

想定する読者とトーン

  • 🧭 一般の観光客向け:地名やアクセスを中心に、行きやすさと見どころを重視。
  • 📸 写真愛好家向け:光の向き・風と水面・季節の変化などを少し深掘り。
  • 🌏 海外ゲスト向け:日本らしい構図(五重塔×富士、茅葺×富士、花畑×富士)も紹介。

このガイドは、「どこで・いつ・どう撮るか」をシンプルに整理した“旅する撮影ノート”です。
スマホでも一眼でも、あなたの旅が一枚の写真に残るお手伝いができれば幸いです。

第2節|静岡県側の富士山撮影スポット

静岡県側は、富士山の南から眺めるエリアです。
朝霧高原や田貫湖、三保の松原など、自然の中でゆったりと撮影を楽しめる場所が多く、四季や時間によって富士山の印象ががらりと変わります。
ここでは、初心者やスマホ撮影でも美しく撮れるおすすめスポットを紹介します。

2-1|朝霧高原(富士宮市)

富士山朝霧高原
富士山朝霧高原

特徴:
広大な草原の向こうに富士山が大きく見える人気エリア。春は緑、夏は雲海、冬は雪をかぶった富士山が楽しめます。牧場やキャンプ場が点在し、動物や自然の中でのびのびとした雰囲気を味わえます。

撮り方のポイント:
地面の草や牧場のフェンスなどを少し入れると、写真に広がりが出ます。朝や夕方は空の色が柔らかく、山の形がくっきり見えるのでおすすめです。

ベストシーズン・時間帯:
春〜秋の朝が特にきれい。空気が澄んでいて、雲が富士山を包む姿も魅力です。

ひとことアドバイス:
風が強い日は、スマホを両手でしっかり持つか、柵などに固定して撮るとブレずにきれいに撮れます。

2-2|田貫湖(富士宮市)

田貫湖逆さ富士
田貫湖逆さ富士
富士山・田貫湖キャンプ場
富士山・田貫湖キャンプ場
田貫湖ダブルダイヤモンド富士
田貫湖ダブルダイヤモンド富士

特徴:
湖面に富士山が映る「逆さ富士」の名所。四季を通して多くの人が訪れます。春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの季節も絵になる風景です。

撮り方のポイント:
スマホを低めに構え、水面を広く入れると鏡のように富士山が映ります。
空や山が明るすぎるときは、画面を少し暗めにして撮ると形がくっきり出ます。

ベストシーズン・時間帯:
風がない朝が最高のチャンス。水面が波立たず、きれいな逆さ富士が見られます。
4月と8月には「ダイヤモンド富士(太陽が山頂に重なる瞬間)」も撮れることで有名です。

ひとことアドバイス:
早朝は冷えるので上着を忘れずに。駐車場から湖畔までは歩きやすい靴で行きましょう。

2-3|岩本山・岩本山公園(富士市)

岩本山の茶畑と富士山
岩本山の茶畑と富士山
岩本山公園の梅と富士山
岩本山公園の梅と富士山
岩本山公園の桜と富士山
岩本山公園の桜と富士山

特徴:
市街地から近い高台の公園で、茶畑と富士山の組み合わせが美しい場所。桜や梅の名所としても知られ、春には多くの人が訪れます。

撮り方のポイント:
茶畑のラインが斜めに入るように撮ると、写真に奥行きが出ます。
葉っぱが光りすぎるときは、少し角度を変えて撮ると緑がきれいに写ります。

ベストシーズン・時間帯:
春は桜と茶畑、秋は夕暮れ時の街明かりが魅力です。
朝の柔らかい光や夕方のオレンジ色の空もおすすめです。

ひとことアドバイス:
日差しが強い日は帽子や飲み物を持参しましょう。展望台からは三保の松原や駿河湾まで見渡せます。

2-4|日本平・さった峠(静岡市)

富士山と日本平
富士山と日本平
さった峠と道路の光跡
さった峠と道路の光跡

特徴:
静岡市内を代表する展望スポット。海と富士山、そして東海道本線や高速道路が見える絶景が広がります。ドライブ途中に立ち寄る人も多い人気の場所です。

撮り方のポイント:
高い場所から海と富士山を一緒に入れるように撮ると迫力があります。
夕方は車のライトが線のように見えることもあり、夜景モードで撮ると美しく写ります。

ベストシーズン・時間帯:
晴れた日の午後〜夕方が特におすすめ。
夕日が沈む時間は空の色が変わり、ドラマチックな風景になります。

ひとことアドバイス:
安全な展望スペースから撮影を。夜は足元が暗いのでライトがあると安心です。

2-5|三保の松原(静岡市清水区)

三保の松原
三保の松原

特徴:
日本三大松原のひとつで、世界文化遺産にも登録されている有名スポット。
黒い砂浜と松並木、そして富士山の組み合わせは「日本の美」を感じさせます。

撮り方のポイント:
空と海を広く入れると、清々しい雰囲気に仕上がります。
逆光の時間帯には松と富士山をシルエットにして撮ると幻想的です。

ベストシーズン・時間帯:
1年を通しておすすめですが、特に夕方の時間は美しい光に包まれます。
晴れた冬の日は富士山がくっきり見えやすいです。

ひとことアドバイス:
砂浜を歩くのでスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめ。風が強い日は砂が舞うので注意しましょう。

まとめ

静岡県側の富士山は、朝の静けさや夕方の柔らかい光が特に美しく、スマホでも十分に感動的な写真が撮れます。
「空の色」「風の強さ」「水面の静けさ」を意識するだけで、同じ場所でも全く違う表情の富士山が楽しめるでしょう。

第3節|山梨県側の富士山撮影スポット

山梨県側からは、富士山の北側(通称・表富士)を望むことができます。
富士五湖周辺には、湖や花畑、五重塔など、まさに「絵はがきのような富士山」が見られるスポットが点在しています。
ここでは、季節ごとに違う表情を楽しみながら、スマホでもきれいに撮れる人気の場所を紹介します。

3-1|河口湖・大石公園(富士河口湖町)

富士山河口湖ラベンダー
富士山河口湖ラベンダー
河口湖大石公園コキア
河口湖大石公園コキア

特徴:
富士山と花畑を一緒に撮れる定番スポット。春から秋にかけては、チューリップ・ラベンダー・コキアなど、季節ごとに違う花が咲き、まるで絵のような風景が広がります。

撮り方のポイント:
花畑を手前に、富士山を奥に入れるときれいな構図になります。
スマホを少し下げて撮り、空を入れすぎないようにするとバランスが良くなります。手すりや桟橋を画面の端に少し入れると、写真に奥行きが出ます。

ベストシーズン・時間帯:
風のない朝が狙い目です。湖面に「逆さ富士」が映ることもあります。
春〜秋の花の季節は特に人気があります。

ひとことアドバイス:
朝は人が少なく、落ち着いて撮影できます。風がある日は、波の動きで反射が消えやすいので、水面の静けさをよく観察してみましょう。

3-2|西湖いやしの里根場(富士河口湖町)

西湖いやしの里根場
西湖いやしの里根場

特徴:
昔ながらの茅葺き屋根の家が並び、昔の日本の風景のような雰囲気が楽しめる人気観光地です。
晴れた日には、その家並みの奥に富士山が大きく見えます。

撮り方のポイント:
手前に屋根を、奥に富士山を入れるように撮ると立体感が出ます。
木の柵や石段などを画面の下に少し入れると、奥行きが感じられます。建物の窓から富士山をのぞくように撮るのもおすすめです。

ベストシーズン・時間帯:
午前中は光が柔らかく、屋根の形がくっきり見える時間帯です。
春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色が美しく、季節ごとに違った風情を楽しめます。

ひとことアドバイス:
人が少ない時間を狙うなら、開場直後の朝がおすすめ。
スマホのズームを少し使うと、屋根と富士山のバランスを取りやすくなります。

3-3|山中湖(花の都公園・長池親水公園・パノラマ台など)

山中湖花の都公園
山中湖花の都公園
長池親水公園
長池親水公園
山中湖パノラマ台
山中湖パノラマ台

特徴:
富士五湖の中でも最も標高が高く、富士山を間近に感じられる湖です。
花の都公園では色とりどりの花と富士山の組み合わせが人気で、湖畔や高台からは壮大な風景が楽しめます。

撮り方のポイント:
花畑を前にして撮ると華やかに、湖面を広く入れると静かな印象になります。
高台では空と山のラインを意識して、スマホを少し下げて撮ると全体がきれいにまとまります。

ベストシーズン・時間帯:
朝焼けの時間帯は空の色が変わり、幻想的な富士山が見られます。
秋は紅葉、冬は空気が澄んでいて富士山がはっきり見える季節です。

ひとことアドバイス:
湖畔は風の影響を受けやすいので、できれば風の弱い日を選びましょう。
スマホを柵や岩の上に置いて安定させると、ブレずに撮れます。

3-4|本栖湖・精進湖(富士河口湖町・富士吉田市)

富士山と本栖湖
富士山と本栖湖
富士山と精進湖
富士山と精進湖

特徴:
富士五湖の中でも透明度が高く、静かな雰囲気のある湖です。
特に本栖湖は、千円札の裏面に描かれた富士山のモデルになった場所として有名です。

撮り方のポイント:
手前に岩や木の枝を入れて撮ると、奥に見える富士山が引き立ちます。
スマホを地面近くに構えて、水面を広く入れると「逆さ富士」がきれいに写ります。

ベストシーズン・時間帯:
風がない早朝がベスト。冬は空気が澄み、よりクリアに富士山が見えます。
夜は星空と富士山を一緒に撮るのもおすすめです。

ひとことアドバイス:
夜に撮るときは「夜景モード」や「星空モード」を使いましょう。
冷え込みが厳しいので、手袋や防寒具を忘れずに。

3-5|新倉山浅間公園(富士吉田市)

富士山・新倉山浅間公園・桜
富士山・新倉山浅間公園・桜
冬の新倉山浅間公園
冬の新倉山浅間公園

特徴:
「五重塔と富士山と桜」という、日本を代表する風景が見られる人気スポット。
世界中から観光客が訪れる定番の撮影地です。

撮り方のポイント:
五重塔と富士山がどちらもバランスよく入る位置を探してみましょう。
桜の時期は花を画面の上部に入れると、季節感のある一枚になります。

ベストシーズン・時間帯:
桜の季節(4月)は特に人気。朝の早い時間なら比較的人が少なく、落ち着いて撮影できます。
冬の澄んだ空気の日も、富士山の輪郭がはっきり見えておすすめです。

ひとことアドバイス:
階段が多いので歩きやすい靴で。
広く撮るときは階段や欄干を入れて、立体的な構図にしてみましょう。

3-6|富士見孝徳公園(ふじみこうとくこうえん)(富士吉田市・下吉田)

富士見孝徳公園の桜
富士見孝徳公園の桜
富士見孝徳公園の紅葉
富士見孝徳公園の紅葉

特徴:
下吉田の高台にある小さな公園。春はソメイヨシノが咲き、桜の額縁ごしに雪化粧の富士山を眺められる“のどかなビュースポット”です。「関東の富士見百景」に選ばれており、四季を通じて、梅雨時のアジサイ、秋の紅葉など季節の彩りと富士山の組み合わせが楽しめます。敷地内には国福大神社もあり、落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごせます。

構図(スマホ向け):

  • 手前に桜の枝(春)やアジサイ/紅葉(季節)を入れて、奥に富士山。桜は枝を上側に置くと額縁のようにまとまります。
  • ベンチや参道、社殿の屋根を画面の下に少し入れると、奥行きが出て“公園らしい”一枚に。
  • 空を入れすぎると富士山が小さく見えるので、富士山の位置を画面の上1/3あたりに。

ベスト:

  • 春(桜)は午前中のやわらかい光が◎。
  • 梅雨〜初夏(アジサイ)/秋(紅葉)もおすすめ。空気が澄む冬の朝は富士山の輪郭がくっきり。

コツ:

  • ズームしすぎない(画質が荒れがち)。まず広めに撮って、あとで少し切り抜くと失敗が減ります。
  • 枝が風で揺れる日は、同じ構図で連続して数枚。当たりが出やすいです。
  • 明るすぎて白っぽいときは、画面を長押し→太陽マークを少し下げて暗めに。

アクセス:

  • 電車:富士急行線「葭池温泉前駅」から徒歩約10分。駅から歩けるのが便利。
  • :中央道河口湖ICから約20分/富士吉田西桂スマートICから約10分。駐車場は5台・無料です。道が細い区間があるため小型車推奨

混雑・雰囲気:
新倉山浅間公園に比べると落ち着いた環境で撮影・散策しやすいのが魅力。静かな場所なので、長居や大きな声は控えめに。ベンチを譲り合い、参拝の方の動線を妨げないようにしましょう。

ミニ注意メモ:

  • 住宅街から近い公園です。夜間の大きな音やライトの向けすぎはNG
  • 路上駐車はしないで、園内の駐車スペースを利用。
  • 植栽の中に入らない/枝を折らないなど、公園マナーを守って楽しみましょう。

まとめ

山梨県側の富士山は、「富士山と一緒に何かを撮る」楽しみがあります。
花、建物、湖、塔、どれを前に入れるかで印象が大きく変わります。
スマホでも、少し構図を工夫するだけで、まるで絵はがきのような一枚が撮れるはずです。

第4節|西伊豆・駿河湾方面(海越しの富士を楽しむ)

西伊豆は、海の向こうに富士山が見える“ここならでは”の眺めが魅力。
夕方〜日没後にかけて空の色が変わっていく時間は特に美しく、冬は空気が澄んで輪郭がくっきり見えます。
車で移動しやすいスポットが多いので、安全な駐車場から歩いて撮るのが基本です。

4-1|達磨山展望台(伊豆市)

達磨山からの夕方の富士山
達磨山からの夕方の富士山

特徴
西伊豆スカイライン沿いの展望スポット。駿河湾と富士山を一望できます。高台ならではの広い景色が気持ちいい場所です。

構図
海と富士山、手前の草原(または柵)を少し入れて、奥行きのある写真に。富士山は画面の真ん中より少し横にずらすとバランスが良く見えます。

ベスト
夕方〜日没後30分。空のオレンジから青へのグラデーションが美しい時間帯です。冬は特にクリア。

コツ
スマホを手すりに軽く置いて安定させると、ブレずに色がきれいに残ります。明るさを少し暗めにすると夕空の色がはっきり出ます。

アクセス・注意
駐車場から展望所まで徒歩すぐ。風が強い日が多いので、帽子や小物の飛ばされに注意してください。

4-2|黄金崎公園(西伊豆町)

黄金崎公園からの富士山
黄金崎公園からの富士山

特徴
夕日に照らされる岩肌が黄金色に輝くことで有名。岬の向こうに富士山が小さく見え、海の広がりを感じられます。

構図
手前に岩や岬のラインを入れ、奥に富士山。海と空の境目(水平線)をまっすぐに意識して撮ると、落ち着いた一枚になります。

ベスト
日没前後。太陽が低くなり、岩が金色に染まるタイミングが見どころです。

コツ
太陽を画面の端に置いて、海の反射と岬の形を一緒に入れると印象的。スマホは両手でしっかり、できれば手すりなどで固定。

アクセス・注意
公園駐車場から遊歩道で各展望デッキへ。崖沿いは柵の内側から安全に。

4-3|出逢い岬(西伊豆町)

出逢い岬からの富士山
出逢い岬からの富士山

特徴
重なる岬の先に富士山が見える、コンパクトな展望所。海と陸の「層」が重なって見えるのがポイントです。

構図
画面下に海、中央に岬のライン、上に富士山。少しだけズームして富士山を大きめに入れると、遠さを感じにくく迫力が出ます。

ベスト
夕方〜日没後。海と空の色がゆっくり変わる時間が一番きれい。

コツ
スマホを安定した場所に置いて撮る(手すり・展望台の縁など)。風が強い日は手ブレしやすいので特に固定がおすすめ。

アクセス・注意
道路沿いの小さな展望所。駐車台数が限られるため、長居は控えめに。通行の妨げにならないよう配慮を。

4-4|戸田・御浜岬(沼津市)

御浜岬からの富士山
御浜岬からの富士山

特徴
細長い砂州(さす)が海に伸びる独特の地形。穏やかな湾の向こうに富士山が見え、静かな雰囲気を楽しめます。

構図
砂浜や松林を手前に入れ、奥に富士山。地面近くから撮ると水面の反射がきれいに入り、落ち着いた一枚に。

ベスト
夕方〜夜。空が色づく時間帯や、港の灯りがともる時間が美しいです。

コツ
夜はスマホの「夜景モード」で撮影。手すりやベンチに置いて動かさないのがコツ。波打ち際に近づきすぎないように。

アクセス・注意
公園や海水浴場の駐車場から徒歩。暗くなると足元が見えにくいのでライトがあると安心。

4-5|達磨山高原レストハウス〜風早峠(西伊豆スカイライン)

富士山と西伊豆スカイライン
富士山と西伊豆スカイライン

特徴
稜線がゆるやかに続く高原エリア。広い空と駿河湾、その奥の富士山を一度に見渡せます。夜は星もきれい。

構図
手前に稜線のカーブや道路のラインを少し入れると、写真に動きが出ます。富士山はやや横に置いて、空を広めに。

ベスト
夕方と新月に近い夜。夕景は色の移り変わり、夜は星と富士山のシルエットを楽しめます。

コツ
夜はスマホの「長時間露光/夜景モード」を使用。手すりに置いて数秒じっと待つだけで、星と街の灯りがきれいに写ります。冬はとても冷えるので防寒を。

アクセス・注意
駐車できる場所が点在。路肩停車は避け、指定の駐車スペースに。風が強いので帽子や小物はしっかり管理。

西伊豆エリア共通の注意と便利ワザ

  • 安全第一:崖沿いでは柵の内側から。路上やカーブでの停車は絶対にしない。
  • 風対策:スマホは両手+手すり固定。マフラーや帽子が飛びやすいので要注意。
  • 寒さ対策:冬夕方〜夜は体感温度が低い。手袋・上着必携。
  • 写真のコツ(共通)
    • 水平線をできるだけまっすぐに。
    • 画面の四隅に余計なもの(電柱・ロープなど)が入っていないか、撮る前にサッと確認。
    • 露出(明るさ)を少し暗めにすると、夕空や海の色が締まって見えます。

第5節|テーマ別ベスト構図(スマホでも楽しめる撮影テーマ集)

富士山は見る角度や季節によってまったく違う表情を見せます。
ここでは、スマホでも簡単に挑戦できる「テーマ別の撮影スタイル」と、その代表的な場所を紹介します。
構図・時間帯・コツを意識するだけで、旅の写真がぐっと印象的になります。

5-1|逆さ富士

河口湖の逆さ富士
河口湖の逆さ富士

主な場所: 河口湖(大石公園周辺)/田貫湖/本栖湖(旧千円札構図)/精進湖(静けさ◎)

構図:
水面に映る富士山を大きく入れると、まるで鏡のような写真になります。
スマホを低めに構えて、湖面を広く写すのがポイント。

ベスト:
風のない朝の早い時間。空気が澄んだ冬や春先は特にきれいです。

コツ:
風で波があるときは、入り江や木陰など水が静かな場所を探しましょう。
画面を少し暗めにして撮ると、山の形がはっきり出ます。

5-2|ダイヤモンド富士

山中湖のダイヤモンド富士
山中湖のダイヤモンド富士

主な場所: 田貫湖(4月下旬・8月下旬の夜明け頃)/山中湖(冬の夕方)/精進湖(秋の朝)

構図:
太陽がちょうど富士山の頂上に重なる瞬間を狙う、光が輝く写真。
湖面越しに太陽が上がる様子を入れるとよりドラマチックです。

ベスト:
日付・時間は季節ごとに変わりますが、夜明け前の静かな時間が狙い目です。

コツ:
スマホを固定して、連写または動画モードで撮影。
太陽が強い場合は、画面をタップして少し暗めに調整すると眩しさを抑えられます。

5-3|花×富士

河口湖のネモフイラと富士山

主な場所: 河口湖・大石公園(ネモフィラ=5月、ラベンダー=初夏、コキア=秋)/山中湖・花の都公園(季節の大花畑)

構図:
花を手前、富士山を奥に入れると色の重なりが美しい構図になります。
花に近づいて撮ることで、画面に立体感が生まれます。

ベスト:
春〜秋の花の見ごろ期。朝の光が柔らかく、色がきれいに出ます。

コツ:
花が明るすぎる場合は、スマホを少し下に向けて空の面積を減らします。
手前の花のボリュームを意識すると、簡単に映える写真になります。

5-4|桜×富士

産屋ヶ崎の桜と富士山
産屋ヶ崎の桜と富士山

主な場所: 新倉山浅間公園(五重塔×桜)/河口湖・産屋ヶ崎(桜と橋)/岩本山公園(桜・茶畑)/ 本栖湖・精進湖 / 富士見孝徳公園

構図:
桜の枝を上や横に入れて、富士山を背景に。ピンクと青のコントラストが美しい一枚になります。

ベスト:
4月上旬の早朝。光が柔らかく、桜の色が自然に出ます。

コツ:
桜の枝の隙間から富士山をのぞかせるように。風がある日は、何枚か連続で撮るとちょうど良い瞬間が残せます。

5-5|紅葉×富士・ライトアップ

山中湖の紅葉と富士山
山中湖の紅葉と富士山
河口湖の紅葉のライトアップと富士山
河口湖の紅葉のライトアップと富士山

主な場所: 山中湖・紅葉祭り(旭日丘湖畔緑地公園)/河口湖・梨川もみじ回廊/紅葉台

構図:
赤や黄色の葉を前に、富士山を背景に。夜のライトアップでは葉の光と富士山の影が共演します。

ベスト:
11月前後の夕方〜夜。ライトアップの時間帯は公式情報で確認を。

コツ:
夜はスマホを固定し、数秒動かさず撮ると光がきれいに写ります。
明るさを少し下げると紅葉の色が鮮やかになります。

5-6|日本の原風景(茅葺の里・茶畑・里山)

大渕笹場の茶畑と富士山
大渕笹場の茶畑と富士山

主な場所: 西湖いやしの里根場(茅葺集落)/岩本山公園・大淵笹場(茶畑)

構図:
手前に屋根や畑を、奥に富士山を入れると“日本らしい風景”になります。
柵や石垣を少し入れると、懐かしい雰囲気が増します。

ベスト:
春や秋の午前中。光がやわらかく、影が強く出ない時間帯が◎。

コツ:
人が写りにくい朝早めの時間が狙い目です。
ズームを少し使って、屋根や畑の並びを強調してみましょう。

5-7|夜景・星空

主な場所: 田貫湖(夜明け前の星空)/達磨山高原レストハウス(夜景)/ 本栖湖・精進湖(星景の定番)/日本平(夜景の俯瞰)

構図:
街の灯りや星の輝きと、富士山のシルエットを一緒に写す幻想的な構図。
空の広がりを大きく見せると雰囲気が出ます。

ベスト:
冬の澄んだ夜や新月の頃。空気が透明で星がくっきり。

コツ:
スマホを地面や手すりに固定して、「夜景モード」で数秒待ちます。
寒さ対策を忘れずに、防寒着と手袋を準備しましょう。

5-8|乗り物×富士(新幹線・道路の光)

新幹線富士川鉄橋
新幹線富士川鉄橋
富士川楽座の観覧車と富士山
富士川楽座の観覧車と富士山

主な場所: 富士川橋梁(新幹線×富士)/ 日本平・さった峠(道路と富士)/ 富士市田子の浦港周辺 / 富士川楽座・東名俯瞰

構図:
走る車や列車の光と富士山を同じ画面に。動きのある写真が撮れます。

ベスト:
夕方〜夜。ライトの光が目立ち始める時間帯が狙い目です。

コツ:
必ず安全な展望場所から撮影。スマホを固定し、動かさず数秒待つと光が線のように写ります。
線路や車道には立ち入らないようにしましょう。

5-9|海越しの富士(西伊豆・遠望・穴場)

出逢い岬のモニュメントのリングから見える富士山
出逢い岬のモニュメントのリングから見える富士山

主な場所: 黄金崎公園/出逢い岬/御浜岬(沼津市)/戸田峠(だるま山高原レストハウス)

構図:
手前に海や岬を入れ、遠くに小さく富士山を。余白を生かして静かな雰囲気に。

ベスト:
冬の夕方。空気が澄み、シルエットが美しく見えます。

コツ:
水平線が曲がらないように意識。空や海の色を強調したいときは、明るさを少し下げて撮ります。
波が強い日は手すり越しから安全に。

ちょっとした工夫で変わるポイント

  • 「朝」「夕方」を狙うだけでプロっぽい色に。
  • 主役(富士山)+1要素(花・枝・灯り)で写真に物語を。
  • 構える前に四隅チェック。 不要なもの(電線や看板)を避けると見栄えUP。
  • 明るさ違いを2〜3枚撮っておく。 後で見比べて一番きれいな一枚を選びましょう。

第6節|季節・時間帯別のおすすめ撮影

富士山は季節や時間帯によって、まったく違う表情を見せます。
同じ場所でも、「朝・昼・夕方・夜」で光の色が変わり、写真の雰囲気がガラッと変わります。
ここでは、1年を通して「いつ・どんな風に撮るときれいに写るか」をご紹介します。

春(3〜5月)|花と新緑で明るい富士

見どころ: 桜、菜の花、芝桜、新緑、茶畑
おすすめ場所: 新倉山浅間公園、河口湖大石公園、河口湖・産屋ヶ崎、山中湖花の都公園、岩本山公園、大淵笹場

ポイント:

  • 朝〜午前中の光がやわらかく、花の色が自然に写ります。
  • 花と富士山を一緒に入れると、春らしい明るい写真に。
  • 花が明るすぎるときは、スマホの画面を軽くタップして少し暗めにすると◎。

ワンポイント:
春は空気に少し霞がかかる日もあります。そんな日は“ふんわりやさしい”写真に仕上がります。

夏(6〜8月)|青空と雲、山の生命力を感じて

見どころ: 濃い緑・青空・入道雲・高原の花(ラベンダー・ひまわり)
おすすめ場所: 朝霧高原、河口湖(ラベンダー)、本栖湖(新緑)、田貫湖

ポイント:

  • 午前中は空がきれいで、富士山もよく見えます。
  • 入道雲を背景にすると、夏らしい力強い写真に。
  • 昼は光が強いので、木陰や逆光をうまく使うと柔らかい色になります。

ワンポイント:
夕方は空の色が黄金色に変わる「マジックアワー」。
高原の風を感じながら、逆光気味に撮ると印象的な夏の一枚になります。

秋(9〜11月)|澄んだ空気と紅葉の季節

見どころ: 紅葉、ススキ、朝霧、青空
おすすめ場所: 朝霧高原、精進湖、山中湖「紅葉祭り」(旭日丘湖畔緑地公園)、河口湖「もみじ回廊」、紅葉台、河口湖・大石公園(コキア)

ポイント:

  • 空気が澄んで富士山がくっきり見える季節。
  • 朝の冷え込みで霧が出ることがあり、幻想的な写真が狙えます。
  • 紅葉と一緒に撮るなら、朝か夕方の斜め光で色がいちばんきれいに見えます。

ワンポイント:
朝の霧や夕方の逆光を“欠点”と思わず、むしろ光の演出として楽しみましょう。
シルエット気味に撮ると、秋らしい深みのある写真になります。

冬(12〜2月)|澄み切った空と雪化粧の富士

月光に照らされた田貫湖の富士山
月光に照らされた田貫湖の富士山

見どころ: 雪化粧した富士山、凍った湖、星空、ダイヤモンド富士
おすすめ場所: 精進湖・本栖湖(逆さ富士)/ 田貫湖(冬の朝)/ 西伊豆(達磨山展望台、黄金崎公園、出逢い岬)/ 山中湖(ダイヤモンド富士)

ポイント:

  • 空気が一番透明で、山の輪郭がシャープに写ります。
  • 日の出・日没の光が特に美しく、オレンジ〜群青のグラデーションが絶妙。
  • 朝は寒いので防寒対策を忘れずに。

ワンポイント:
夜は星空がくっきり。スマホの「夜景モード」で、固定して数秒待つだけで驚くほどきれいに撮れます。
凍った湖や雪の反射を利用すると、まるでポストカードのような写真に。

時間帯別のおすすめ撮影

時間帯特徴・雰囲気撮影のポイント
夜明け前(ブルーアワー)静けさの中で空が青く染まる三脚や柵で固定して、空のグラデーションを生かす
朝(6〜9時)光が柔らかく、富士山がはっきり見える逆さ富士・花との構図に最適
昼(10〜15時)空は明るいが光が強い陰影を使う、空の青を強調する
夕方(ゴールデンアワー)暖色の光と長い影茜色の空やシルエット狙い、湖面反射が美しい
夜(星空・夜景)富士山のシルエット+星・街明かり夜景モード固定で数秒、明るさを自動に任せる

季節と時間の“組み合わせ”で最強の一枚を

  • 春×朝 … 桜と富士山、淡い光で明るく
  • 夏×夕方 … 夕焼けと入道雲、力強く
  • 秋×朝霧 … 幻想的な靄の中の富士
  • 冬×夜明け … 雪化粧の富士に朝日が差す瞬間

同じ場所でも、季節と時間を変えるだけでまったく違う表情になります。
旅のたびに“自分だけの富士山”を探してみましょう。

第7節|ありがちな失敗とその対策(スマホ版)

7-1|よくある失敗トップ10 → すぐできる対処

  1. 時間帯を外して“ただ明るいだけ”の写真に
  • なぜ:昼は光が強く、色がフラットになりがち。
  • 対処朝か夕方に撮る。昼しか無理なときは木陰や建物の影を使ってコントラストを作る。
  1. 湖面がザワついて逆さ富士が崩れる
  • なぜ:風で水面が波立っている。
  • 対処入り江や岸の角など、風の当たりにくい所へ数十メートル動く/スマホを低く構え水面を広く。
  1. 水平線が傾いてモヤっとする
  • なぜ:画面の水平がズレている。
  • 対処グリッド線をON(カメラ設定)→海や岸、建物の線に合わせる。
  1. 空や雪が真っ白に飛ぶ(明るすぎ)
  • なぜ:明るい面積が多い。
  • 対処:被写体を長押しタップ→太陽マークを少し下げて暗めに。迷ったら明るさ違いを3枚
  1. 人や看板・電柱が入り込む
  • なぜ:画面の四隅まで見ていない。
  • 対処:撮る前に四隅チェック→一歩左右にズラす/手前の枝や柵を少し入れて目をそらす。
  1. 夜景がブレてにじむ
  • なぜ:手持ちで数秒ぶれている。
  • 対処手すり・ベンチ・地面に置いて固定→夜景モードで数秒動かさない。
  1. ズームしすぎて画質が荒れる
  • なぜ:デジタルズームで拡大。
  • 対処少しだけズームにとどめる/できれば自分が近づく。遠景は広めに撮ってあとでトリミング
  1. 逆光で顔や前景が真っ黒
  • なぜ:太陽に向けて撮ると暗く写る。
  • 対処画面をタップして明るさ少し上げる/横からの光に向きを変える/シルエットとして割り切るのも◎。
  1. 混雑で良い位置が取れない
  • なぜ:人気スポットは同じ時間に集中。
  • 対処朝早めに行く/同スポット内でサブの立ち位置を用意/1枚撮ったら回遊して別構図へ。
  1. 寒さ・結露・バッテリー切れ
  • なぜ:冬や夜間は急速に消耗。
  • 対処予備バッテリー/スマホは内ポケットで保温/車内外の出入りはゆっくり温度慣らし

7-2|“撮る前の10秒ルール”チェックリスト

  • ①水平:グリッド線に海・柵・建物を合わせた?
  • ②明るさ:白く飛んでいない?暗すぎない?(長押し→太陽マークで微調整)
  • ③四隅:電柱・看板・人の頭が写り込んでいない?
  • ④主役+ひとさじ:富士山に花・枝・道・灯りのどれか1つだけ添えた?
  • ⑤足元・後ろ:安全?(崖・波・車・自転車)荷物の置き忘れなし?

7-3|テーマ別“あるある”と対処

逆さ富士が出ない

  • 症状:映り込みが途切れる/水面がザワザワ。
  • 対処風の弱い朝に再挑戦/岸沿いを移動して静かな帯を探す/水面を広くフレームに。

ダイヤモンド富士を逃した

  • 症状:太陽がズレた/人が多くて入れない。
  • 対処30分以上前に到着して構図確保/動画も同時に回すと“瞬間”が残る。

花や紅葉の色がくすむ

  • 症状:色が淡い・白っぽい。
  • 対処朝や夕方に撮る/明るさをほんの少し下げる空の面積を減らす

夜景がにじむ・星が点にならない

  • 症状:光が線にならない/全体がモヤ。
  • 対処固定(手すり・地面)+夜景モード/レンズ面をやわらかい布でひと拭き

7-4|スマホ設定で効く“3つの小ワザ”

  • グリッド線ON:水平・構図が安定(設定 → カメラ → グリッド)。
  • ピント・明るさ固定:撮りたい場所を長押し→太陽マークで微調整。
  • 夜景モード/手ぶれ防止:暗所は置いて撮るだけで見違える。

※機種により名称は異なります(ナイト・長時間露光・三脚モード等)。

7-5|現地の“安全とマナー”でありがちな失敗

  • 路上や路肩に停めてしまう指定の駐車場を使う。
  • 柵の外や立ち入り禁止に入る境界を守る(撮れなくても撤収が正解)。
  • ライトを人に向ける → 夜は足元だけを照らす(周りの撮影を妨げない)。
  • 長居で場所を占有撮れたら次の人へ。譲り合いが気持ちいい旅のコツ。

7-6|“失敗を成功に変える”撮影の考え方

  • A案がダメでもB案へ:湖が荒れたら高台へ、霞んだら海のシルエットへ。
  • 明るさ違いを残す:同じ構図で±少しの明るさを3枚。後で“ちょうど良い一枚”が見つかる。
  • 寄る・引く・位置を変える:1歩の移動で人混み・看板が消える。
  • 朝夕に賭ける:光の質が写真の半分を決めます。旅程に朝夕の枠を確保。

まとめ

完璧な天気や条件はめったに揃いません。
だからこそ、時間帯の選び方・ほんの数歩の移動・明るさの微調整で、写真は驚くほど良くなります。
“失敗のタネ”に気づければ、次の一枚は必ず良くなります。楽しく、安全に、あなたの“とっておきの富士山”を撮りに行きましょう。

第8節|撮影マナー・安全・環境配慮(やさしく実践編)

富士山のまわりは、人が暮らす場所であり、自然を守る場所でもあります。
きれいな景色をみんなで長く楽しむために、次のポイントだけ守ればOKです。

8-1|まずはここだけ守ろう(基本マナー)

  • 入っていい所だけに入る:畑・牧場・私有地・ロープの中は入らない。
  • 通路をふさがない:三脚の代わりに手すりやベンチを使い、撮ったら場所をゆずる。
  • 静かに撮る:早朝・夜は声とスマホのシャッター音を控えめに。
  • ライトは足元だけ:夜は周りの人の写真を白くしてしまうので、人や水面に向けない
  • ゴミは必ず持ち帰る:飲み物・ティッシュ・レンズ拭きも忘れず回収。

8-2|駐車と移動の注意

  • 路上やカーブに停めない:必ず指定の駐車場へ。
  • 混んでいたら次の場所へ:その日の写真は1か所で完結しません。回遊がコツ。
  • 歩くときは右側通行・反射材:夜は黒っぽい服だと見えにくいので、ライトで自分を見せる。

8-3|ドローン・施設ルール

  • 場所ごとの決まりを確認:公園・施設は掲示のルールを守る。
  • 人の上・道路の上は飛ばさない:心配なら今回はドローンなしで。
  • 禁止や強風のときはやめる:安全第一。次の機会に。

8-4|自然を傷つけないために

  • 畑や草地に入らない:茶畑・牧草地・砂地は踏むと元に戻りません。
  • 野生動物に近づかない・エサをあげない:トラブルのもと。
  • 水辺は無理しない:波・増水・薄い氷は危険。体を乗り出さない。

8-5|天気と季節のリスク対策

  • 風は最大の敵:スマホは両手+手すりで固定。帽子やマフラーの飛ばされ注意。
  • 冬は路面凍結:早朝・夜は特に滑る。無理なら引き返す勇気
  • 雷・濃霧・強雨:金属の近く・崖・海辺は危険。撮影は中止して安全な場所へ。

8-6|その場で使える“安全チェック”5つ

  1. ここは通路?(人の行き来をふさいでいない)
  2. ここは入っていい?(ロープ・看板を確認)
  3. 足元は大丈夫?(崖・段差・濡れた岩・凍結)
  4. 後ろは安全?(車・自転車・人)
  5. 帰り時間OK?(駐車場の閉門・最終バスの時刻)

8-7|もしもの時に

  • 緊急時は110(警察)/119(消防・救急)
  • 近くの建物名・道路標識を見て場所を伝えられるようにしておく。
  • 単独行動は予定を共有:家族や友人に行き先と帰る時間を伝える。
  • スマホの充電:モバイルバッテリーは必携。

8-8|写真を“みんなで気持ちよく”楽しむために

  • いい場所が空いたら「どうぞ」、撮れたら「ありがとうございました」
  • 撮影に夢中になっても、自然と人にやさしく。その一言で旅の思い出がさらに良くなります。

第9節|機材いらずの撮影テク(スマホ版)

「難しい設定はいらない。やることを減らして、写真を良くする」。
この章は、そのための3ステップ(準備 → 撮る → 仕上げ)で構成しています。

9-1|出発前の“3分準備”

  • グリッド線をON(設定 → カメラ → グリッド):水平が取りやすく、構図が安定。
  • 夜景モードの位置を確認:暗い場所で迷わないよう、ショートカットに入れておく。
  • 容量と充電:不要写真を少し削除/モバイルバッテリー1つ。
  • レンズをひと拭き:指紋だけで画質がガタ落ち。出発前にメガネ拭きでOK。

9-2|現地に着いたら(まずやること)

  1. 安全確認:足元・後ろ(車や自転車)・柵の内側かをチェック。
  2. 主役と脇役を決める:主役=富士山、脇役=花・枝・道・湖面・灯りのどれか1つだけ
  3. 立ち位置を一歩ズラす:電柱・看板・人混みを避け、四隅に余計なものが入らない場所へ。

9-3|“撮る前10秒”の基本操作

  • 水平合わせ:グリッド線に水平線・柵・屋根を重ねる。
  • 明るさ微調整:撮りたい所を長押し→太陽マークを上下(白飛びしそうなら少し暗め)。
  • 固定する:手すり・ベンチ・地面に置いて撮る。手ブレが一気に減る。
  • タイマー2秒:押す時のブレを防げる(集合写真時は10秒)。

9-4|シーン別の“これだけ”

逆さ富士(湖)

  • 低めに構える→水面を広く。
  • 風が出たら→入り江や木陰の静かな帯を探す。
  • 明るさ→少し暗めで輪郭くっきり。

夕景・海越し(西伊豆)

  • 置いて撮る→手すり固定で空の色を残す。
  • 太陽は端に→海と空の境目をまっすぐ。
  • 同じ構図で明るさ違いを3枚

花×富士・桜×富士

  • 花に近づく→手前大きめ、富士は上1/3。
  • 空を入れすぎない→富士の存在感UP。
  • 風の日→連続で数枚(当たりが出る)。

夜景・星空

  • 夜景モード置いて撮る
  • 数秒じっと待つ→光がきれいに。
  • 寒さ対策→手袋・カイロで操作性キープ。

乗り物×富士(道路・新幹線)

  • 安全な展望所から
  • 置いて数秒→車のライトが線になる。
  • ズームは控えめ→荒れやすいので“広め→あとで少しトリミング”。

9-5|縦・横・パノラマの使い分け

  • :塔・桜・松・道のラインを強調したい時。
  • :湖・海・広い空。落ち着いた景色に。
  • パノラマ:岬や稜線が長い場所。ゆっくり水平に回すと成功率UP。

9-6|人物と風景を両立(旅の記念写真)

  • 人は端に小さく、富士と距離を取ると“旅のスナップ”らしく。
  • シルエットで撮る(夕方逆光):顔が暗くても雰囲気◎。
  • セルフタイマー置き撮りで全員集合。しゃがんで空を広く入れると映える。

9-7|ズームのコツ(画質を落とさない)

  • まず広めに撮る→後で少しだけ切り抜く。
  • デジタルズームは2倍以内に控える(荒れを防ぐ)。
  • 遠い被写体は“手前を入れる”発想に切り替え、写真の密度を上げる。

9-8|動画・ライブフォトを活かす

  • 夕景やダイヤの瞬間動画も同時に回すと安心。
  • ライブフォト/連写:風で花が揺れる・鳥が横切るなど、“たまたまの1枚”が拾える。

9-9|その場でできる“かんたん仕上げ”(30秒)

  • トリミング:電柱や人の頭をカット。
  • 明るさを微調整:ほんの少し暗めに→空と色が締まる。
  • 傾き補正:水平線や建物をピタッと。
  • 色は触りすぎない:濃くしすぎると不自然。迷ったら“元に戻す”。

9-10|雨・曇りでも楽しむコツ

  • 濡れた地面の反射を使う(街・桟橋)。
  • ミストの柔らかさを活かして“やさしい色”に。
  • 小物を入れる:傘・手すり・ランタンで雰囲気づくり。

9-11|片付けと記録(後で効く)

  • 撮影地名+日付でアルバム作成:「2025_河口湖_春」など。
  • ベスト3をその場で選ぶ:帰ってから迷わない。
  • レンズひと拭きで終了:次回の1枚目から差が出ます。

まとめ

“いい写真”は、朝か夕方に行く/置いて撮る/明るさを少し調整──この3つでほぼ決まります。
機材がなくても大丈夫。安全第一で、あなたらしい富士山を見つけてください。


第10節|FAQ(スマホ版の即答集)

Q1. いま「逆さ富士」を狙うなら、どこが手堅い?

田貫湖/河口湖(大石公園周辺)/精進湖/本栖湖
風の弱い朝がねらい目。湖面がざわつく日は、入り江や風の当たりにくい場所へ数十メートル移動してみて。

Q2. ダイヤモンド富士っていつ・どこで見られる?

田貫湖:4月・8月の夜明けごろ/山中湖:冬の夕方が目安(場所で日付が変わる)。
早め到着→固定→連写or動画が成功パターン。まぶしすぎるときは少し暗めに。

Q3. スマホだけで星空も撮れる?

撮れます。夜景(ナイト)モード+固定(手すり・地面・ベンチ)。
数秒じっと待つだけ。新月に近い夜/冬の澄んだ空がクリア。

Q4. 風が強い…どうしたらいい?

両手+手すり固定が基本。湖は凪の帯を探す/高台は体でスマホを風からかばう
無理はしないで場所替え(湖→高台、海→里山)も検討。

Q5. 花や紅葉の色が白っぽい

朝か夕方に撮る/明るさを少し下げる空を入れすぎない
画面を長押し→太陽マークを少し下に。

Q6. 水平が曲がりがちです…

グリッド線ON(設定→カメラ)。海・柵・建物を線に合わせる
撮影後も傾き補正で1〜2°整えると印象が激変。

Q7. ズームしたら画質がザラザラ…

デジタルズームは2倍以内。まず広めに撮って後で軽くトリミング
遠い被写体は手前の花・柵・道を入れて“写真の密度”で勝負。

Q8. 夜景がブレる・滲む

置いて撮る(手すり・ベンチ・地面)+夜景モード
レンズ面をやわらかい布でひと拭きすると霧っぽさが改善。

Q9. 人や看板が写り込む…

四隅チェック一歩だけ左右にズラすしゃがんで手前の枝や柵を少し入れて隠す。
混雑時はまず1枚撮って次の立ち位置へ回遊

Q10. どの時間帯が“ハズレにくい”?

朝(夜明け〜9時)と夕方(ゴールデンアワー)
昼しか無理な日は木陰・逆光を使い、明暗の差を作る。

Q11. 逆光で真っ黒になる

タップで明るさ上げ
それでも難しいなら思い切ってシルエット写真に。夕景はそれが“正解”なことも。

Q12. 子連れ・高齢の家族でも行きやすい場所は?

大石公園/長池親水公園/田貫湖の遊歩道は歩きやすい。
新倉山浅間公園は階段・坂が続くので、体調に合わせて無理なく。

Q13. 車がなくても回れる?

河口湖駅起点でロープウェイ・大石公園・長池親水公園が回りやすい。
山中湖はバス利用で花の都公園へ。田貫湖・朝霧高原はレンタカー推奨Q14. スマホだけで“それっぽい”一枚にするコツは?

  1. 主役(富士山)+脇役1つ(花・枝・道・灯り)
  2. 水平まっすぐ
  3. 明るさを少し暗め
    この3つで見違えます。

Q15. 寒さ・結露・バッテリー対策は?

モバイルバッテリー必携。スマホは内ポケットで保温。
車内外の出入りはゆっくり温度慣らし。レンズはこまめに拭く

Q16. マナーで特に気をつけることは?

私有地・畑に入らない/路上駐車しない/ライトは足元だけ
撮れたら場所をゆずる。その一言が気持ちよい旅のコツです。

第11節|アクセスと撮影モデルルート(スマホで楽しむ富士山一日旅)

富士山の周りには撮影しやすい場所がたくさんあります。
どの季節でも、朝・昼・夕・夜の時間帯をうまく使うと、一日でいろんな表情の富士山に出会えます。
ここでは、車での周遊ルート公共交通での観光ルートを紹介します。

11-1|車・バイクでまわるモデルコース(1日たっぷり富士山)

A. 湖と高原をぐるっと一周(静岡 → 山梨)

  • 夜明け前:田貫湖(静かな湖面に映る逆さ富士)
  • :朝霧高原(牧草地と雲海の絶景)
  • 午前:河口湖・大石公園(花と富士山の定番構図)
  • :西湖いやしの里根場(茅葺き屋根と富士山)
  • 夕方:山中湖・パノラマ台(高台からの全景)または長池親水公園(湖畔の夕景)
  • :精進湖または本栖湖(星と富士山のシルエット)

➡️ おすすめポイント
時間の流れに合わせて「逆さ富士 → 花 → 里山 → 夕景 → 星景」と順番に楽しめます。
主要ルートは国道139号線で、道もわかりやすく初心者でも安心。

B. 海越しの富士を狙う夕景ルート(西伊豆方面)

  • :山中湖または河口湖で軽く撮影
  • 午後:富士宮 → 沼津 → 西伊豆スカイライン経由
  • 夕方〜夜:達磨山展望台、黄金崎公園、出逢い岬などで、海越しに見える富士山を撮影

➡️ おすすめポイント
晴れた日の夕方は、空が赤く染まり、海にシルエットの富士山が浮かび上がります。
風がある日は、波の模様を生かして“動きのある一枚”を狙ってみましょう。

C. 茶畑と街並みを巡る静岡市〜富士市ルート

  • :岩本山公園(茶畑と富士山)
  • :日本平〜さった峠(駿河湾を見下ろす眺め)
  • 夕方:富士川河口(橋と新幹線、夕焼けのコントラスト)

➡️ おすすめポイント
のどかな茶畑や街の景色に“動くもの(列車・車のライト)”を入れると旅の雰囲気が出ます。

11-2|半日だけのショートプラン(時間が限られる人に)

  • 朝だけ:田貫湖 → 朝霧高原(短距離で効率よく回れる)
  • 夕方だけ:山中湖パノラマ台または長池親水公園(駐車場からすぐ)
  • 夜だけ:精進湖や本栖湖で星空観賞(広い空で夜景も楽しめる)

➡️ ワンポイント
半日の場合は「逆さ富士」「夕景」「星空」など、テーマをひとつに絞ると満足度が高いです。

11-3|公共交通で巡るモデルルート

A. 河口湖を中心にまわる(東京から最短アクセス)

河口湖駅と富士山
河口湖駅と富士山
  • アクセス:新宿から高速バス、または大月経由で富士急行線 → 河口湖駅
  • おすすめ回り方
    河口湖駅 → 天上山ロープウェイ → バスで大石公園/産屋ヶ崎 → 夕方は長池親水公園
  • ポイント:徒歩とバスで「花・湖・山」を一度に体験できます。

B. 三島・新富士を起点に静岡側へ

  • アクセス:東海道新幹線で三島駅または新富士駅
  • おすすめ回り方:レンタカーで田貫湖 → 朝霧高原(往復でも見ごたえ十分)
  • ポイント:新幹線+短距離ドライブで、自然の広がりをゆっくり満喫。

C. 山中湖に集中(夕方の富士山を狙う)

  • アクセス:新宿 → 富士山駅(バス)→ 路線バスで花の都公園/長池親水公園
  • ポイント:夕景がきれいな時間を逃さないよう、帰りの最終バス時刻を事前に確認

11-4|休憩・補給に便利な「道の駅」

富士山と道の駅朝霧高原
富士山と道の駅朝
  • 道の駅 朝霧高原(静岡):高原ドライブの定番。ソフトクリームが人気。
  • 道の駅 富士吉田(山梨):富士山の湧き水が汲める。食事と観光案内あり。
  • 道の駅 なるさわ(山梨):展望と溶岩樹型博物館。
  • 道の駅 すばしり(山梨):東富士五湖道路の近くでアクセス便利。

➡️ おすすめポイント
撮影地に長居せず、道の駅・公園・コンビニを使って休みながら巡るのが快適です。

11-5|混雑を避けるコツと時間の使い方

  • 夜明け前に着く:特に桜・紅葉・花畑シーズンは必須。
  • 移動は日中にまとめる:朝と夕は撮影に集中。
  • 風や天気の変化に柔軟に:風が強ければ湖から高原へ、霞が出たら海や街へ移動。
  • 帰りは余裕を持って:週末は山中湖・河口湖周辺が混雑しやすいです。

11-6|車で出かけるときの準備メモ

  • 持ち物:地図アプリ、天気・風予報アプリ、モバイルバッテリー、少額の現金。
  • 車内整理:スマホホルダー・タオル・飲み物をすぐ取れる場所に。
  • 冬の装備:防寒具・手袋・カイロ・チェーン(路面凍結に備える)。

11-7|まとめ:時間を味方につける

1日の中で富士山は何度も姿を変えます。
朝=静けさ(湖・霧)/昼=青空と緑/夕=ドラマチックな光/夜=星とシルエット
時間をうまく使えば、スマホ1台でも“富士山の一日アルバム”が作れます。

第12節|参考情報一覧(リンク集)

富士山周辺の撮影や観光を楽しむ際に役立つ、公式サイト・地域観光情報・気象関連リンクをまとめました。
撮影前の天気確認や、イベント情報のチェックにご利用ください。

観光・エリア情報

  • 富士宮市観光協会(公式)
     https://fujinomiya.gr.jp
     田貫湖・朝霧高原など静岡側の観光・宿泊・体験情報。
  • 富士河口湖町観光連盟
     https://fujisan.ne.jp
     河口湖・西湖・本栖湖エリアの観光案内とイベント情報。
  • 山中湖観光協会
     https://yamanakako.info
     花の都公園、長池親水公園など撮影スポット情報が充実。
  • 静岡県観光公式サイト「ふじのくに静岡」
     https://shizuoka-guide.com
     県内観光ルートや交通情報を広くカバー。
  • 山梨県観光情報ポータル「富士の国やまなし」
     https://www.yamanashi-kankou.jp
     富士五湖や富士山周辺の観光地・体験・祭り情報。

撮影・写真参考サイト

  • 富士山写真家連盟(富士山クラブ)
     https://www.fujisan.or.jp
     撮影マナー・自然保全に関する啓発も掲載。

施設・撮影地情報

山梨・富士五湖エリア

静岡・朝霧〜日本平・清水エリア

沼津・西伊豆エリア

ライブカメラ

交通アクセス(公共交通)

気象・交通・安全情報(天候・道路)

ルール・マナー(国立公園・ドローン)

最後に

富士山は、季節・天気・時間によってまったく違う姿を見せてくれます。
この記事が、あなたの旅や写真の計画に少しでも役立てば幸いです。
ぜひ、安全に・ゆっくりと、“あなたの富士山”を見つけてください。

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