冬季の富士山周辺の道路事情【国道137号・138号・139号・300号・385号】と危険回避の方法

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自己責任の原則

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冬季の雪装備

タイヤチェーン

冬季の富士山周辺の道路は注意が必要です。基本的には雪装備が必要です。スタッドレスタイヤを装着するか、もしくはチェーンを携帯するかです。スタッドレスタイヤを装着していればほとんどの場合は大丈夫だと思います。よほどの大雪で無い限りチェーンは必要ありませんが、既に所有している方ならスタッドレスと併せて準備しておけばよいと思います。富士山周辺といっても東北のような雪国ではないし、富士山まで登るわけではないので、基本的にはスタッドレスタイヤで問題ないはずです。

ノーマルタイヤで大丈夫なのか

さて、問題なのは果たしてノーマルタイヤでも富士山周辺は走行可能かという事です。管理人の知る限りでは冬季でも雪が降っていなければ大丈夫です。富士山周辺は登山道路以外は標高1,000mにも満たない道路がほとんどなので、天気さえ良ければ冬季でも十分ノーマルタイヤでも走行可能です。

 ここで管理人の指す富士山周辺の道路とは主に富士五湖一周をする国道137号線、138号線、139号線のような国道です。これら国道は静岡県と山梨県に分かれていますが、国道ということだけあって国土交通省に道路管理されています。市道、県道などと違い国交相が優先的に道路を整備してくれます。雪が降れば優先的に除雪作業をして、融雪剤を散布して、道路が凍らない様に作業してくれます。もちろん、積雪時には例え国道で除雪作業をしていたとしてもノーマルタイヤで走行する事は非常に危険ですが、降雪後に十分な除雪作業がされた国道ならば冬季でも十分ノーマルタイヤで走行する事は可能です。

夜間・早朝のドライブに注意

しかしながら、例え十分に除雪された国道でも気をつけなければならない事があります。それは走行する時間帯に気をつける事です。早朝や夜間など気温が低くなる時間帯は避けて、なるべく日中の気温が高い時に走る事です。いくら国道で除雪作業をしているからといっても、冬季の富士山周辺の冷え込みは大変なものです。日差しもよくて例え日中に気温が10度位まで上がったとしても、日が暮れて早朝夜間になればマイナス10度という事も珍しくありません。いくら除雪してあったとしても、多少なりとも路面が濡れていればたちまち道路は凍結してしまいます。凍った路面をノーマルタイヤで走れば一溜まりもありません。一瞬で滑って大事故を引き起こす可能性があります。本来は冬季に富士山周辺をノーマルタイヤで走る事は避けた方がよいのですが、止むを得ない事情でどうしても走行せざるを得ない場合は、完全に除雪された国道を走る場合に限り、昼間の内に通過するべきでしょう。

危険回避の知識

富士山周辺には全国から観光客が来るので、当然ながら雪に馴染みのない地域の方も訪れます。普段雪道など走ったことなどなければ、スタッドレスタイヤを履いた事も、チェーンをつけた事もない方もいらっしゃいます。それはそれで必要性の無い事ですから別に問題ないのですが、富士山周辺を冬季に訪れる場合は事前にこうした知識だけでも持っていた方が良いと思います。多少なりとも知識さえあれば、例えスタッドレスタイヤ等の雪装備がなくても危険を回避する事ができるからです。

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国道358号線(精進湖線)

富士山周辺の国道として冬季に特に問題となるのが国道358号線、通称「精進湖線」です。国道358号線(精進湖線)は山梨県南都留郡の精進湖畔から山梨県庁所在地の甲府市までを繋ぐ国道です。精進湖畔を通る事から「精進湖線」と呼ばれていますが、精進湖線は河口湖から御坂へ抜ける国道137号線と並んで、富士山周辺から山梨県中央部へ抜ける重要な道路です。

冬季凍結の山岳道路

冬季は国道358号線(精進湖線)の道路事情は特に重要です。国道358号線は静岡県から山梨県へ、また山梨県から静岡県へと抜ける幹線道路として利用されており、代替経路が少ないからです。国道ですがトンネルがあり、急斜面が続く山岳道路であるため、積雪の影響を受けやすく通行止めになる事もあります。国道で除雪もするので滅多に通行止めになる事はないのですが、管理人が知る限りでは積雪で数回は通行止めになった事があります。積雪時にノーマルタイヤだったとしたらどうしようもありませんが、例えスタッドレスタイヤを履いていたとしても、あまりの積雪量と急斜面の道路でスリップ事故が起きる事も少なくありません。一旦事故が起きてしまうと一本道ですから避けて通る事もできず、事故処理が終わるまで通行止めになってしまう事もあります。もちろん、事故が起きた後でなくてもあまりに積雪が多くて危険な場合は、精進湖線のゲートは閉鎖されてしまいます。

国道137号線と国道300号線

もし、精進湖線が通行止めになってしまったら国道137号線を通って御坂峠を抜けるか、国道300号線から下部温泉を通って甲府方面を目指すしかありません。しかし、国道300号線も精進湖線と同じく急傾斜の山岳道路ですから同じように通行止めになる可能性があります。国道358号線(精進湖線)、国道300号線と国道137号線では、国道137号線が一番広くて走りやすいともいえるので、例え前の2道路が通行止めになったとしても走行できる可能性が高いと思われます。もちろん、通行止めになるような道路事情ならばスタッドレスタイヤ等の雪装備は必須になります。

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脇道は路面が凍結

冬季の脇道は危険

冬季に富士山周辺の道路を走行する場合はなるべくわき道に入らない事が大切です。なぜなら、わき道は除雪されていない場合が多く、日が当たらない箇所では路面が凍結しているからです。

国道と脇道の除雪

富士山を一周する本線の国道は国土交通省の管轄なので、雪が降れば優先的に除雪されるので、路面状態はそれほど悪くありません。だからといって国道の本線から外れたわき道に入ってしまうと同じ様に除雪はされておらず、見事にはまってしまう場合があるのです。国道には何も雪がなくてたかをくくっていても、わき道に入った途端に道路がグシャッていたという事は良くあることです。国道に雪がなく凍結していなくても、道路脇に雪が残っているような場合は、わき道が凍結しているかもしれない事を頭に入れておいた方が良いと思います。もちろん、これは相対的にわき道が危険である事を述べているのであって、わき道が必ず危険であると述べているわけではありません。

融雪剤の散布

通常、除雪作業では氷点下でも凍結しない融雪剤を散布するので、融雪剤を十分に撒かれた道路は凍結しにくくなります。完全に除雪され凍結していない道路ならノーマルタイヤでも走行できますが、日陰が多くて融雪剤も撒かれていないわき道では完全にスリップしてしまいます。

なるべく脇道を通らない

いくらわき道が危険だといってもどうしても通らなければ目的地に辿り着けない場合があります。どうしてもわき道を走行せざるを得ないのであれば、国道など路面状態が良い道路を最大限利用してわき道の距離を少なくする事が肝要です。回り道になってもできるだけ路面状態が良い道路を通っていけば、危険を最小限にとどめる事ができるはずです。

それでもどうしても路面状態が悪ければ時には引き返す勇気も必要です。わき道を走る距離を最小限にしたとしても、その最小限の距離の道路が完全に凍結していたとすれば結局危険な事には変わりありません。冷静に考えて他に経路がないかとか、予定を変更できないかなど柔軟に対応しましょう。

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