富士山とこいのぼり
写真家の方のみならず富士山の写真撮影風景として人気が高いのが「富士山とこいのぼり」です。毎年こどもの日が近づくにつれて、静岡県富士宮市根原の国道139号線沿いに多数の鯉のぼりが出現します。139号線沿いの「さわやかパーキング」に車をとめれば、歩いてすぐに鯉のぼりが見える朝霧高原に行く事ができます。「さわやかパーキング」は無料の駐車場でトイレもありますので、ちょっとした休憩にオススメです。数十匹の鯉のぼりが大空に羽ばたいている風景は圧巻で、その背後に富士山が見える景色は絶好の撮影素材です。地元の酪農家の方々が毎年あげているそうです。子供の日の5月5日の前から鯉のぼりが上がるのですが、たしか4月中旬頃から設置されていたのではないでしょうか。鯉のぼりの上がる時期になると各地から写真家の方が富士山と鯉のぼりのベストショットを撮りに集まってきます。
車道駐車の危険
さて、この鯉のぼりが見える国道139号線沿いは鯉のぼりの時期だけでなく、富士山が見える事から撮影スポットとして年間を通して人気があります。ところが景色が良くて写真を撮るのは一向に構わないのですが、車道にはみ出して駐車して撮影する人があまりにも多くて非常に危険です。「さわやかパーキング」の様な駐車場をちゃんと利用すれば良いのですが、国道沿いにはみ出す形で車を止めています。
猛スピードで対向車と衝突
国道139号線は静岡と山梨を結ぶ幹線道路として整備されているので走りやすいのですが、走りやすいが故にかなりのスピードが出ている車がほとんどです。とはいっても片側一車線しかありませんので、一瞬のミスで対向車との接触・衝突事故につながります。高速道路の様に対向車線が分離しているわけでもないのに、スピードが出る国道に駐車をする事は、自ら事故を引き起こそうとしているといっても過言ではありません。交通量も多いので、追突の可能性や避けた車が対向車と衝突する事も十分あり得るのです。富士山周辺で写真撮影をする時は絶対に車道にはみ出して駐車しないようにしましょう。
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