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富士山・山中湖「花の都公園」(山梨県南都留郡山中湖村)

観光施設
By: Tatsuo Yamashita
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冨士山麓標高千メートルの「花の都公園」

山梨県南都留郡山中湖村の「花の都公園」は山中湖畔の標高1000メートルの30万平方メートルの敷地にある花の公園です。

山中湖畔の広大な敷地を利用した四季折々の花畑が楽しめます。山中湖「紅冨士の湯」「石割の湯」を運営する山中湖観光振興公社が運営しています。

休園日は冬季の火曜日、入場料金は大人500円、小中学生200円、小学生未満無料。

敷地内の「清流の里」、「フローラルドーム」に入る場合は有料ですが、周辺のお花畑を観賞するだけなら無料です。

但し、駐車料金が別途必要になります。

特に30万平方メートルの敷地内のお花畑は圧巻で、辺り一面の花と眼前の富士山は絶好の撮影スポットとなっています。

春から秋にかけてチューリップ、かすみ草、ポピー、百日草、ひまわり、そば、コスモスなどいろんなお花畑を見る事ができます。

又、有料エリアのフローラルドーム「ふらら」では「花と人間」、「花と自然」をテーマに温室内で一年中花の世界を楽しむ事ができます。

温室なので冬でも花を見る事ができますし、熱帯の植物も栽培されています。

ドーム内にはウッドデッキテラスやカフェ&ショップもあり、素敵なお花に囲まれながら至福のティータイムを過ごす事ができます。

一方、有料の屋外エリア「清流の里」は「明神の滝」、「岩清水の滝」、「三連大水車」、「くじらが池」など水をテーマにした施設が並び、周辺の植物、花、草木など自然と調和した空間となっています。

一角には「溶岩樹型地下観察体験ゾーン」があり、大昔の溶岩流により形成された溶岩樹形群を見学する事もできます。

花の都公園

30万㎡の敷地にある広大なお花畑

最大の見所は何といっても30万平方メートルの敷地の広大なお花畑でしょう。

「花の都公園」の代名詞ともいえるお花畑は屋外の無料エリアで観賞する事ができます。

冬季は花が咲いていないので有料エリアの「ふらら」が見所となりますが、春から秋にかけては季節ごとに違った花畑を見る事ができます。

一面の花畑越しに聳える富士山の景色をみるのは最高の贅沢です。

快晴の暖かい日に出掛け、チューリップ、ひまわり、コスモスを眺めならが富士山を見るのは本当に癒されます。

屋外なので天候や季節に左右されますが、ぜひ最高のお花畑を見て頂きたいものです。

花の都公園とひまわり
花の都公園

Photo by (c)Tomo.Yun

花の都公園からの「ダイヤモンド冨士」

山中湖周辺には富士山頂と太陽が重なる「ダイヤモンド冨士」の撮影スポットが多数あります。

山中湖周辺では日没時の夕陽が富士山頂と重なり、10月から2月位まで4ヶ月もの間みる事ができます。

もちろん「花の都公園」からも見る事ができますが、期間は毎年11月下旬から1月上旬頃です。山中湖周辺は広いので、山中湖といっても場所毎に期間はずれていきます。

公園からのダイヤモンド冨士は最高ですが、12月なので既に花は咲き終わっています。

仮に花が咲いていたとしても夕陽が重なる日没時には暗くなるので、お花は撮影できないでしょう。

冬のイベント「山中湖アートイルミネーション」

山中湖花の都公園では山中湖観光協会主催で冬季に山中湖アートイルミネーション「FANTASEUM」を開催しています。

冬の寒さも何のその、観光協会が音頭をとって山中湖地域では観光客誘致の為の各種イベントを開きます。

「FANTASEUM」とはFantasyとMesumを組み合せた造語で、幻想的な美術館です。

アートイルミネーションでは花の都公園の広大な敷地を利用して、11月下旬から1月上旬まで夕方~夜間にイルミネーションが灯されます。

イルミネーションは数多くの作品からなっており、総数50万もの電球を使用しています。

観光客は数多くの作品の中からお気に入りの作品を投票する参加型のイベントになっており、抽選で景品が贈呈されています。

花の都公園の周辺地図

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