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【完全ガイド】国道139号(富士宮〜富士五湖〜奥多摩)|渋滞・規制・観光スポット・ライブカメラ・安全運転のポイント

国道139号 交通事情
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はじめに:国道139号はどんな道?

国道139号(こくどう 139 ごう)は、静岡県富士市から山梨県を通り、東京都奥多摩町までを結ぶ国道です。
太平洋側の工業都市・富士市から、富士山の西側をぐるっと回り、富士五湖エリアを通過して、最後は山深い奥多摩の谷あいへと続いていきます。

途中には、富士山世界遺産の構成資産や人気観光地、道の駅、高原牧場、ダム湖、温泉地などが点在しており、「走るだけ」ではもったいないほど、見どころと寄り道スポットの多い道路です。

国道139号をひと言でいうと?

国道139号をひと言でまとめると、

「富士山の西側を回り込みながら、静岡・山梨・東京(奥多摩)をつなぐ観光と生活の大動脈」

といったイメージの道路です。

  • 静岡側では、港や工業地帯と、市街地・富士山麓をつなぐ物流・通勤の幹線道路
  • 富士山の西側や富士五湖周辺では、観光道路・リゾートアクセス道路
  • 山梨北部〜東京都側では、山あいの集落と都市部を結ぶ生活道路・山岳ルート

というように、走る区間によって性格が大きく変わります。

「富士山観光の大動脈」と「山岳ルート」という二つの顔

国道139号には、大きく分けて二つの顔があります。

1つめは、富士山観光の大動脈としての顔です。
富士宮市・朝霧高原・本栖湖・精進湖・西湖・河口湖・富士吉田市と、富士山の西側〜北側の主要観光地の多くが、この道沿いか、すぐ近くに並んでいます。
白糸の滝や田貫湖、富士五湖、富士山本宮浅間大社、道の駅など、富士山周辺を車で巡るときに、国道139号は必ずといっていいほど登場します。

2つめは、山岳ルート・秘境ルートとしての顔です。
山梨県大月市から小菅村を経て、東京都奥多摩町へと向かう区間は、谷あいの道やトンネル、ダム湖の縁を通る山道が中心です。
昔は峠越えの旧道が「酷道」と呼ばれた時代もありましたが、現在はトンネルやバイパスが整備され、以前よりずっと走りやすく、安全性も高まっています。

なぜ、国道139号が注目されるのか?

国道139号が多くのドライバー・ライダーから注目される理由は、主に次のような点です。

  • 富士山の絶景を楽しめるルートが多い
    朝霧高原や富士五湖周辺など、車窓から雄大な富士山を眺めながら走れる区間がたくさんあります。
  • 観光地・道の駅・温泉・グルメが豊富
    富士宮やきそば、高原ソフト、吉田のうどんなど、沿線グルメも充実。休憩ポイント選びも楽しみのひとつです。
  • 季節ごとに表情が変わる道路
    春の桜、新緑、夏の避暑地、秋の紅葉、冬の雪景色と、時期によってまったく違う風景に出会えます。
  • 一部区間では雪・凍結・通行止めのリスクもある
    朝霧高原や富士五湖、山岳部では、冬季の積雪や路面凍結、豪雨時の通行止めなどに注意が必要です。
    そのため「ライブカメラ」「道路情報」「チェーン規制」などを事前にチェックするニーズが高くなっています。

この記事でわかること

この記事では、こうした国道139号の特徴を、

  • ルート概要(どこからどこまで?)
  • 区間別の走り方と注意点(静岡編・富士五湖編・山梨編・奥多摩編)
  • バイパス・旧道・自動車専用道路の違い
  • 季節ごとの道路状況(積雪・凍結・渋滞など)
  • ライブカメラや道路情報の活用方法
  • 道の駅・観光スポット・ご当地グルメ情報
  • マイカー・バイク・原付・自転車・トラックなど、ユーザー別のポイント

といった切り口で、順番にわかりやすく解説していきます。

「これから国道139号を走ってみたい」という方も、
「いつも使っているけれど、全体像はよく知らない」という方も、
この記事を読めば、

  • 国道139号がどんな道なのか
  • どう走れば安全で快適に楽しめるのか
  • どんな寄り道や観光の楽しみ方があるのか

が、一通りイメージできるようになることを目指しています。

第1章|国道139号の基本データとルート概要(どこからどこまで?)

まずは、国道139号が「どこからどこまで」「どんな形で」伸びている道路なのか、基本情報を整理しておきます。

1-1 国道139号のプロフィール

国道139号は、静岡県富士市から東京都奥多摩町までを結ぶ一般国道です。

  • 起点(スタート)
    静岡県富士市・富士東I.C交差点付近
    ……国道1号(静岡〜東京を結ぶ大動脈)と接続しているポイントです。
  • 終点(ゴール)
    東京都西多摩郡奥多摩町・深山橋交差点
    ……国道411号(青梅街道)と合流する場所で、奥多摩湖の上流部にあたります。
  • 総延長
    およそ 133km前後(実際に車で走る距離は区間により少し変わります)

地図で見ると、富士山の西側から北側を「Cの字」のように囲む形で通っており、

静岡の海に近い工業都市 → 富士山の西麓・富士五湖エリア → 山梨の山あいの町 → 東京の山奥

という、かなり表情の変化に富んだルートになっています。

1-2 通過する自治体とエリア区分

国道139号は、3つの都県・10前後の市町村を通過します。
ざっくり分けると、次のような流れです。

静岡県

  • 富士市
  • 富士宮市

山梨県

  • 富士河口湖町
  • 鳴沢村
  • 富士吉田市
  • 西桂町
  • 都留市
  • 大月市
  • 小菅村

東京都

  • 奥多摩町

この記事では、わかりやすくするために、ルートを次の3つのエリアに分けて解説していきます。

  1. 静岡エリア(富士市〜富士宮市〜朝霧高原)
    • 高規格バイパスが多く、トラックも多い「交通の大動脈」区間
  2. 山梨エリア(富士五湖〜富士吉田〜都留〜大月)
    • 富士五湖や樹海を通る「観光・ドライブ中心」の区間
  3. 東京エリア(大月〜小菅村〜奥多摩)
    • 山あいの谷を走る「山岳ルート・秘境ルート」区間

このあと各章で、エリアごとの特徴や注意点を詳しく見ていきます。

1-3 別名・愛称と道路の性格

同じ国道139号でも、場所によって呼ばれ方や雰囲気が変わります。

主な別名・愛称

  • 富士パノラマライン
    山梨県側の、本栖湖〜精進湖〜西湖〜河口湖をつなぐ区間の愛称。
    富士山と湖の眺めが良く、「パノラマビュー」を楽しめる人気のドライブルートです。
  • 富士みち
    富士吉田市〜大月市方面で使われることの多い呼び名。
    かつての「甲州街道」とつながる歴史を感じさせる名前でもあります。
  • (一部で)旧甲州街道 と重なる区間もあり、昔から人と物の行き来を支えてきた道であることがわかります。

道路としての性格

  • 富士市〜富士宮市〜富士五湖のあたりは
    → 「観光+物流の幹線道路
  • 富士五湖〜大月〜奥多摩のあたりは
    → 「山間部を抜ける生活道路・山岳ルート

というように、同じ国道139号でも、区間ごとに役割がかなり違います。

「富士山観光のメインルート」としての顔と、「山村をつなぐ生活道路」としての顔を両方持っている、少し珍しい国道だと言えます。

1-4 他の主要道路・高速道路との接続

国道139号は、他の国道や高速道路とつながっているおかげで、遠くからでもアクセスしやすいのが特徴です。

主な国道との接続

  • 国道1号(富士市・富士東I.C交差点)
    → 静岡市・沼津・東京方面などへつながる大動脈。
  • 国道300号(本栖交差点付近)
    → 本栖湖から身延方面へ抜ける「本栖みち」。
  • 国道358号(精進湖付近)
    → 精進湖から甲府方面へ向かうルート。
  • 国道137号・138号(富士吉田・河口湖周辺)
    → 甲府方面(137号)や御殿場・箱根方面(138号)とつながる観光ルート。
  • 国道20号(甲州街道)(大月市内)
    → 甲府・八王子・新宿方面へ向かう幹線道路。
  • 国道411号(青梅街道)(奥多摩町・深山橋交差点)
    → 青梅・奥多摩周辺の山間部を東西に結ぶルート。

主な高速道路との接続

  • 東名高速道路・新東名高速道路
    • 富士IC・新富士ICから、西富士道路・富士宮道路経由で国道139号へアクセス。
    • 名古屋・静岡・東京方面から富士山エリアへ向かうときに便利です。
  • 中央自動車道
    • 河口湖IC・富士吉田IC付近から国道139号へ。
    • 首都圏から富士五湖・富士吉田方面へ向かうメインルートになっています。
  • 東富士五湖道路
    • 河口湖IC周辺で国道139号と接続し、山中湖・御殿場方面とリンク。

このように、国道139号は

高速道路と各地方都市・観光地をつなぐ「橋渡し役」

としても重要な道路です。
そのため、休日や連休、観光シーズンには交通量が一気に増える傾向があります。

第2章|【リアルタイム】道路状況・通行止め・ライブカメラの見方

国道139号は、標高の低い市街地から、高原・山あいの区間まで一気に走り抜ける道路です。
とくに 冬の凍結・積雪大雨による通行止め が発生することもあり、「今日は本当に走れるのかな?」と心配になる方も多いと思います。

この章では、出発前にチェックしておきたい情報の探し方 と、国道139号ライブカメラの活用方法 を、わかりやすくまとめます。

2-1 今日の道路状況を調べる基本ステップ

まずは、出発前に「いまの道路状況」を確認するための基本的な流れです。

  1. 国・県などの公式道路情報をチェック
    • 静岡県・山梨県・東京都、それぞれの「道路規制情報」「通行止め情報」のページ
    • 国土交通省の道路情報サイト
      などで、
    • 通行止め
    • 片側交互通行
    • チェーン規制
    • 土砂災害による規制
      といった情報を確認します。
  2. 高速道路を使う場合は、高速道路会社のサイトも確認
    東名・新東名・中央道・東富士五湖道路など、高速道路を利用する場合は、
    • 渋滞情報
    • 工事規制
    • 事故情報
      も合わせてチェックしておくと安心です。
  3. 最後に、ライブカメラで「実際の様子」を目で確認
    公式情報だけではイメージしにくい
    • 路面が濡れているか/乾いているか
    • どのくらい雪が積もっているか
    • 視界がどの程度あるか(霧や降雪)
      といった、リアルな状況 はライブカメラが役に立ちます。

ポイント:
「まずは公式情報で通行可能かを確認 → そのうえでライブカメラで現地の様子をイメージする」
という順番でチェックすると、判断ミスが少なくなります。

2-2 国道139号ライブカメラ一覧と、見えるもの

「ライブカメラ FUJIYAMA JAPAN」では、国道139号沿いの複数のライブカメラを紹介しています。
代表的なものを、下り(静岡側)から上り(奥多摩側)へ向かうイメージで並べると、次のようなポイントがあります。

国道139号(静岡県富士宮市)ライブカメラ

富士宮市内の国道139号の様子を確認できます。

  • 市街地の交通量の多さ
  • 路面の濡れ具合
  • 雨や雪の降り方
    などをチェックするのに便利です。

国道139号本栖ライブカメラ|山梨県富士河口湖町本栖

本栖湖近くの国道139号の様子を映しています。

  • 冬季の積雪状況
  • 本栖湖周辺の路面状態
  • 交通量や、走っている車種(大型車が多いかどうか)
    などが分かります。

国道139号精進ライブカメラ|山梨県富士河口湖町精進

精進湖の近くで、標高も高めのため、

  • 雪の降り方・積もり方
  • 路肩の雪の残り具合
    を確認するのに役立ちます。

国道139号田野倉ライブカメラ|山梨県都留市田野倉町

都留市田野倉付近の、やや山あいの区間。

  • カーブの多い区間の路面状態
  • 雨の日の視界
    をチェックするのに向いています。

国道139号河口湖ショッピングセンターBELLライブカメラ|山梨県富士河口湖町船津

河口湖町の市街地側の様子がわかるカメラです。

  • 観光シーズンの渋滞の有無
  • 休日のにぎわい具合
    など、混雑状況の目安になります。

国道139号小立南交差点ライブカメラ|山梨県富士河口湖町小立

交差点付近の信号待ちの列や、車の流れが見えるポイント。

  • 交差点渋滞
  • 路面の濡れ具合
    のチェックに便利です。

国道139号山梨県境付近ライブカメラ|東京都奥多摩町川野

東京都側の入口付近で、山梨県との県境近くの様子を映します。

  • 山あいの天候(霧・雪・雨)
  • 谷沿いの道路の路面状況
    を事前に確認するのに適しています。

これらのライブカメラのリンクは、記事後半の「ライブカメラ&道路情報リンク集」で一覧にまとめますので、

「どの地点のカメラを見ればいいか」が、あとからでもすぐ分かるようにしていきます。

2-3 積雪・凍結・雨量と通行止めの「傾向」を知っておく

ライブカメラを見るときに、国道139号ならではの“クセ” を知っておくと便利です。

冬(12〜3月)に注意したい区間

  • 朝霧高原(富士宮市北部)
    標高が高く、風も強いので、
    • 路面の凍結
    • 地吹雪で視界が悪くなる
      といった状況が発生しやすいエリアです。
  • 本栖湖・精進湖・西湖・河口湖周辺
    富士五湖周辺は、日陰になる場所も多く、
    • 昼間でも路肩や橋の上が凍りやすい
    • 雪解け水が凍って「ブラックアイスバーン」になる
      ことがあります。
  • 山梨北部〜奥多摩方面(大月市〜小菅村〜奥多摩町)
    谷あいの区間が多く、
    • 日が当たりにくい部分が凍結しやすい
    • 路肩の雪の残り具合によって道幅が狭く感じられる
      こともあります。

大雨・台風のときに注意したい点

  • 土砂災害・落石のおそれ
    山あいの区間では、一定以上の雨量が続くと
    • 通行止め
    • 片側交互通行(片側の車線がふさがる)
      になることがあります。
  • 道路脇の川・沢の増水
    橋の付近や谷底に近い部分は、
    • 河川の増水
    • 小さな沢の氾濫
      によって路肩が冠水する場合もあります。

こうした「規制がかかりやすい区間」を、冬や大雨のときはとくに意識してライブカメラ・道路情報をチェックすると、「どのあたりまでなら安全に行けそうか」を判断しやすくなります。

2-4 ライブカメラの注意点と、最終的な判断のしかた

ライブカメラはとても便利ですが、万能ではない という点も覚えておきましょう。

ライブカメラの限界

  • カメラ画像は、数分〜十数分おきの静止画 だったり、通信状況によっては更新が止まっている場合もあります。
  • カメラに写っていないカーブの先や、少し離れた峠の上の状況までは分かりません。
  • 夜間や霧のときは、画面が暗かったり白く飛んでしまい、実際の路面のようすが見えにくいこともあります。

「最終的な判断」は公式情報と現地の案内で

そのため、出発する・しない、チェーンを巻く・引き返す…といった最終的な判断 は、あくまで

  • 国や県の公式道路情報
  • 高速道路会社の交通情報
  • 現地の電光掲示板・道路情報板
  • 警察や道路管理者の案内・指示

をもとに行うようにしてください。

ライブカメラはあくまで、

「どのくらい雪があるのかな?」
「本当に渋滞していそうだな」

といった、イメージを補うための確認用ツール として使うのがおすすめです。


この章では、国道139号の道路状況をチェックするための 基本的な情報収集の流れと、ライブカメラの活用方法 をご紹介しました。

次の章からは、いよいよ区間ごとに分けて、
まずは 静岡エリア(富士市〜富士宮市〜朝霧高原) の特徴や走り方、注意点を詳しく見ていきます。

第3章|静岡エリア区間ガイド(富士市〜富士宮市〜朝霧高原)

この章では、国道139号の南側「静岡エリア」を、
①富士市〜富士宮市(西富士道路) → ②富士宮市街地 → ③朝霧高原〜県境
という流れでご紹介します。

3-1 静岡エリアのざっくりイメージ

静岡エリア(富士市〜富士宮市〜朝霧高原)は、全体でおよそ40km前後。

  • 富士市〜富士宮市:
    東名・新東名とつながる 西富士道路・富士宮道路など高規格バイパスが中心 で、4車線区間や登坂車線もあり、物流トラックや通勤車両が多い「交通の大動脈」です。
  • 富士宮市街地〜北部:
    富士山本宮浅間大社や白糸の滝、田貫湖など、観光拠点となる市街地・郊外エリア
  • 朝霧高原〜静岡・山梨県境:
    牧場と高原が広がる 絶景ドライブ区間 であると同時に、冬季は積雪・凍結・濃霧が発生しやすい「要注意エリア」です。

ここをどう走るかで、国道139号ドライブの「出だしの印象」が大きく変わります。

3-2 富士市〜富士宮市:西富士道路と富士宮道路

西富士道路とは?

西富士道路(イメージ画像)
西富士道路(イメージ画像)

西富士道路 は、国道139号のうち 富士市〜富士宮市間(約7.3km) を結ぶ自動車専用道路です。

  • もともとは有料道路として整備されましたが、
    → 高速道路無料化社会実験などを経て、2012年4月1日に償還完了し完全無料化 されました。
  • 富士IC(東名・新東名)、新富士ICなどと直結し、
    富士市街〜富士宮方面の渋滞緩和 を目的としたバイパスです。

そのため、

  • 片側2車線の区間が多く、信号も少ない
  • 物流トラック・観光バス・乗用車が混在する
  • 制限速度も高めに設定されている区間が多い

という「高速寄りの雰囲気 を持つ一般国道」と考えるとイメージしやすいと思います。

原付・自転車は通行禁止に注意

西富士道路は 自動車専用道路 のため、

  • 125cc以下のバイク(原付・原付二種)
  • 自転車
  • 歩行者

通行禁止 です。

とくに、富士宮市郊外の 外神交差点付近・北山IC・白糸の滝北交差点・上井出IC付近 では、誤って自動車専用区間へ進入してしまうケースがあるとされており、標識の確認が重要 です。

  • 原付・自転車で富士市〜富士宮方面を走る場合は、
    県道414号などへの迂回 が推奨されています。

富士宮道路と「富士改良」

富士宮市側には、富士宮道路 と呼ばれる高規格バイパス区間も整備されています。

  • 主に 北山IC〜上井出IC などを結ぶ区間で、
    → 信号が少なく、勾配に合わせて設計された走りやすい道路です。

また、富士市内〜富士宮方面にかけては、

  • 富士改良」と呼ばれるバイパス・拡幅事業が進められており、
    → 登山シーズンや連休時の渋滞緩和を目的とした整備が行われています。

マイカー・トラック向けのポイント

  • 高規格なだけに「スピード超過」が起こりがちなので、制限速度の確認 が重要
  • トラックが多く、車線変更や合流時には早めのウインカー&車間距離確保を
  • 雨の日は路面の水はけが比較的良いものの、車線境界の見落としやすさ に注意

原付・自転車ユーザー向けのポイント

  • 「西富士道路=絶対に入ってはいけない区間」と覚えておく
  • 事前に地図アプリなどで 迂回ルート(県道や旧道) を確認しておくと安心

3-3 富士宮市街地:観光拠点と渋滞ポイント

富士宮市街地(イメージ画像)
富士宮市街地(イメージ画像)

西富士道路を抜けると、国道139号は富士宮市街地へ入っていきます。

観光地へのアクセス路としての国道139号

富士宮市内の国道139号は、次のような観光地へのアクセス路として機能しています。

  • 富士山本宮浅間大社
    → 富士山信仰の中心的な神社。市街地中心部から近く、周辺には駐車場や商店街も。
  • 白糸の滝(世界遺産構成資産)
    → 市街地北側から国道139号を北上し、白糸の滝交差点付近から分岐。
  • 田貫湖
    → 国道139号から田貫湖方面への分岐路をしばらく走ると到着。
    富士山のダブルダイヤモンドで有名な撮影スポットです。

さらに、富士宮市は 「富士宮やきそば」発祥の地 でもあり、
国道139号沿いにも焼きそば店や飲食店が点在しています。

ドライブの途中で、
「浅間大社でお参り → 富士宮やきそばでランチ」
という寄り道コースも定番です。

市街地での運転のコツと渋滞しやすい場面

国道139号外神交差点(富士宮市)
国道139号外神交差点(富士宮市)

富士宮市街地では、

  • 小泉若宮
  • 東高前
  • 阿幸地北
  • 登山道入口
  • 外神交差点

などが目印となる主要交差点で、右左折・合流の交通量が多くなります。

  • 平日朝夕の通勤時間帯
  • 週末・連休の観光シーズン
  • 富士山登山シーズン(夏)

には、市街地の信号待ち・右折待ちで流れが悪くなりやすいので、
所要時間には少し余裕を持っておくと安心です。

3-4 富士宮北部〜朝霧高原:絶景高原ドライブと冬のリスク

国道139号上井出IC(富士宮市)
国道139号上井出IC(富士宮市)
国道139号(富士宮市北部~朝霧高原)
国道139号(富士宮市北部~朝霧高原)
国道139号さわやかパーキング(朝霧高原)
国道139号さわやかパーキング(朝霧高原)

富士宮市街を抜けて北へ進むと、徐々に標高が上がり、
やがて 朝霧高原 と呼ばれるエリアに入ります。

朝霧高原ドライブの魅力

国道139号沿いの景色(朝霧高原)
国道139号沿いの景色(朝霧高原)
国道139号県境付近(山梨方面から)
国道139号県境付近(山梨方面から)
  • 標高はおおむね 1,000m超
  • 周囲には牧場やキャンプ場が点在し、
    • 天気が良い日には、富士山の大きな姿を東側に望みながら走れる

という、国道139号随一の絶景ドライブ区間 です。

途中には、

  • 道の駅朝霧高原
    → 高原野菜や乳製品、地元グルメを楽しめる休憩スポット
  • 周辺の牧場・オートキャンプ場
    → ファミリー・キャンパーに人気のエリア

などがあり、「走る」だけでなく「立ち寄る楽しみ」が多い区間です。

冬(12〜3月)の朝霧高原は要注意

一方で、朝霧高原区間(富士宮市根原〜山梨県境)は、
冬季(12〜3月)にコンディションが大きく悪化しやすい ことで知られています。

  • 標高が高く、気温が低い
  • 風が強く、地吹雪・横殴りの雪になりやすい
  • 路面凍結・積雪・濃霧が重なることも

このため、資料でも

  • スタッドレスタイヤ装着とチェーン携行は必須
  • 出発前に、朝霧高原のライブカメラ(朝霧1・2、根原など)で路面を確認

といった対策が強く推奨されています。

また、長い直線区間が多いため、

  • つい速度が上がりやすい
  • 取締り用の オービス(速度取り締まり装置) も設置されている

といった点も、冬に限らず注意したいポイントです。

ドライブの実践アドバイス(朝霧高原)

  • 冬はノーマルタイヤでの走行は避ける
    → 「晴れているから大丈夫」と思っても、日陰や橋の上が凍結していることがあります。
  • 強風・濃霧の日は無理をしない
    → 視界が極端に悪い場合は、速度をぐっと落とし、場合によっては手前の道の駅などで一時待機を。
  • 登坂車線での譲り合い
    → 上り坂が続く区間では登坂車線が整備されているので、
    トラックや大型車に追いついた場合は、無理な追い越しをせず、広い区間で安全に車線変更するのがおすすめです。

3-5 静岡エリアで立ち寄りたい主なスポット(概要)

国道139号上井出I.Cから白糸の滝へ
国道139号上井出I.Cから白糸の滝へ(富士・富士宮からの場合)

静岡エリア区間には、国道139号ドライブの途中で立ち寄りやすいスポットが多くあります。

  • 富士山本宮浅間大社(富士宮市街地)
    富士山信仰の総本宮。市街地から近く、国道139号からも案内標識が出ています。
  • 白糸の滝(白糸の滝交差点付近から分岐)
    世界文化遺産の構成資産で、国道139号からのアクセスも良好です。
  • 田貫湖
    富士山と湖の風景が楽しめる静かな湖。キャンプや散策にも人気です。
  • 道の駅 朝霧高原
    高原ドライブの途中休憩にぴったりの施設。富士山ビューと牧場グルメが楽しめます。

これらのスポットについては、記事後半の「周辺観光スポット」「モデルコース」の章で、あらためて詳しくご紹介していきます。


静岡エリアは、

「高規格バイパスで一気に北上しつつ、途中で市街地&観光地に寄り道し、最後は高原の絶景へ」

という、国道139号ドライブの序盤ハイライトともいえる区間です。

次の章では、この先に続く
山梨エリア(富士五湖〜富士吉田〜都留〜大月) の特徴や走り方を詳しく見ていきます。

第4章|富士五湖&富士パノラマライン編(本栖湖〜精進湖〜西湖〜河口湖)

静岡県・朝霧高原を抜けて山梨県側に入ると、国道139号はいよいよ
本栖湖・精進湖・西湖・河口湖 を巡る「富士五湖エリア」に入ります。

この区間は、

  • 富士山の眺め
  • 湖畔の景色
  • 青木ヶ原樹海の森
    を一度に楽しめる、国道139号のハイライトともいえる区間です。

4-1 富士パノラマラインとは?

富士パノラマライン は、山梨県側の国道139号のうち、

本栖湖 → 精進湖 → 西湖 → 河口湖 → 富士吉田市上宿交差点付近

までを結ぶ区間の愛称として使われることが多い名称です。

富士パノラマライン区間の特徴

  • 富士山西側〜北側の裾野をなぞるように走る
  • 本栖湖・精進湖・西湖・河口湖の4つの湖を次々にかすめて通過
  • 天気が良ければ、右手または正面に富士山の雄大な姿、左手に深い森や湖、という絵になる風景が続く

まさに名前どおり、

「走るだけでパノラマビューを楽しめるドライブルート」

というイメージの道路です。

ビューポイントのイメージ

  • 本栖湖周辺
    → 標高が高く、空気が澄んでいる日が多いエリア。国道から少し入ると、「千円札の富士山」のモデルになったビュースポットもあります(国道からは直接見えないので、別途案内板を確認)。
  • 精進湖・西湖周辺
    → 道路は湖畔より少し高い位置を通る区間もあり、ところどころで湖面と富士山のセットが見えるポイントがあります。
  • 河口湖周辺(船津〜小立付近)
    → 湖畔道路と市街地が近く、観光施設・ホテル・飲食店も多いエリア。湖越しの富士山と、観光地のにぎわいを同時に楽しめます。

「富士山と湖」の組み合わせを楽しみたい方には、最もおすすめの区間と言えるでしょう。

4-2 青木ヶ原樹海区間:心霊スポットイメージとのギャップ

青木ヶ原樹海
青木ヶ原樹海

富士パノラマライン区間の中でも、とくに印象的なのが
青木ヶ原樹海(あおきがはらじゅかい)沿いのエリアです。

テレビやネットでは「心霊スポット」「怖い森」というイメージが一人歩きしていますが、
実際の国道139号は次のようなイメージです。

実際の国道139号(樹海区間)の様子

  • きちんと舗装された 片側1〜2車線の幹線道路
  • 路肩も整備され、ガードレール・カーブミラー・標識もあり、通常の山間部国道と同等の安全性
  • 日中は観光バスや乗用車、トラックなどが行き交う、ごく普通の幹線道路

つまり、

「心霊スポットの中を走っている」というより、
「深い森の中を快適に抜けていく観光道路」

という表現の方が、実際の雰囲気には近いです。

運転上の注意点(樹海区間)

とはいえ、森の中を走る区間ならではの注意点もあります。

鹿の飛び出しに注意
鹿の飛び出しに注意
  • 夜間は暗く、ハイビームとロービームの切り替えが重要
    → 対向車や前走車を眩惑させないように気を付けながら、こまめに切り替えるのがポイントです。
  • 霧・雨・雪の日は視界が悪くなる
    → 樹海の森は湿度が高く、条件によっては霧が出やすいエリア。スピードを落とし、車間距離を十分に取って走行しましょう。
  • 路肩から野生動物が飛び出すことも
    → シカ・タヌキ・キツネなどが、早朝・夜間に突然飛び出してくることがあります。見通しの悪いカーブ付近では特に注意が必要です。

「怖い場所」と構えすぎる必要はありませんが、
自然環境に合わせた慎重な運転が求められる区間であることは確かです。

4-3 道の駅&休憩スポットめぐり

富士五湖周辺の国道139号沿いには、ドライブやツーリングの途中で立ち寄りやすい
道の駅や休憩スポット が点在しています。

道の駅なるさわ(富士河口湖町鳴沢)

道の駅なるさわ
道の駅なるさわ
  • 国道139号沿いに位置する人気の道の駅
  • 富士山の展望スペースや自然探索路、地元野菜や特産品を扱う売店が充実
  • 観光案内所では、富士五湖周辺の観光情報も入手できます

高原野菜・キノコ類・地元産の加工品など、おみやげ選びにも便利なスポットです。

道の駅富士吉田(富士吉田市)

道の駅富士吉田
道の駅富士吉田
  • 国道139号から少し入った場所にありますが、アクセスしやすい立地
  • 富士山の湧水を使った水汲み場や、地元グルメ「吉田のうどん」を味わえるコーナーが人気
  • 観光案内所・売店・休憩スペースも充実しており、長距離ドライブの中継点として最適です。

その他の立ち寄りスポット

  • 各湖畔の駐車場・展望スペース
    → 本栖湖・精進湖・西湖・河口湖の湖畔には、短時間の休憩や写真撮影に向いた駐車スペースがあります。
  • 富士山ビュースポットの駐車場
    → 車を停めて、じっくり富士山を眺めたいときに便利です(ただし路肩駐車は厳禁。必ず指定の駐車場を利用しましょう)。

道の駅や湖畔の駐車場を「安全な撮影・休憩の場」として活用することが、事故防止の観点からも大切です。

4-4 渋滞ポイントと回避のコツ(富士五湖エリア)

富士五湖周辺は、連休・お盆・紅葉シーズン・花火大会などのイベント時には渋滞が発生しやすいエリアです。
とくに、国道139号は各IC・観光道路と交差しているため、時間帯によってはかなり混雑することがあります。

渋滞しやすい主なポイント

  • 勝山交差点付近(富士河口湖町勝山)
    → 湖畔道路と国道139号が交差し、観光施設への出入りも多い交差点。右折・左折車が集中しやすいポイントです。
  • 上宿交差点〜河口湖IC周辺(富士吉田市〜富士河口湖町)
    → 中央道・東富士五湖道路と接続するエリアで、
    ・高速道路から降りてきた車
    ・これから高速に乗る車
    が集中し、信号待ち・合流待ちで渋滞しやすくなります。
  • 河口湖大橋周辺・湖畔の観光エリア
    → 国道139号そのものではありませんが、湖畔道路の混雑が国道へ波及することもあります。

渋滞回避のコツ

  • 時間帯をずらす
    → 観光地のピークは、
    • 午前10〜12時台の「現地到着ラッシュ」
    • 15〜18時台の「帰宅ラッシュ」
      に集中しやすいため、早朝〜午前早め、または夕食後〜夜の時間帯に移動すると比較的スムーズです。
  • 高速道路の出入りを工夫する
    → 河口湖ICだけでなく、
    • 手前・先のIC(例えば一宮御坂IC、または別ルートのIC)
      の利用も検討すると、渋滞を避けられる場合があります。
  • 最新の渋滞情報・ライブカメラを活用
    → 出発前・走行中に、
    • 渋滞情報サイト
    • カーナビ・交通情報アプリ
    • 河口湖周辺のライブカメラ
      をチェックして、混雑が激しい区間を通る時間をずらすのも有効です。

「必ずこの道を通らないといけない」という思い込みを捨てて、
時間帯やルートに少し余裕を持たせる ことが、富士五湖エリアをストレスなく走るコツです。


富士五湖&富士パノラマライン区間は、

「富士山の景色」「湖の眺め」「森の静けさ」を一度に味わえる、国道139号でも屈指の絶景エリア

です。

一方で、観光シーズンの渋滞や、樹海区間の夜間・悪天候時の走行には注意も必要です。

次の章では、この先の
富士吉田〜都留〜大月エリア に焦点を当て、
バイパスと市街地の走り方・注意点などを詳しく解説していきます。

第5章|富士吉田〜都留〜大月エリア区間ガイド

富士五湖エリアを抜けると、国道139号はいよいよ
富士吉田市 → 西桂町 → 都留市 → 大月市 という、山梨県郡内地方の「谷間のまち」をつないでいきます。

この区間は、

  • 富士山観光・富士急ハイランド・富士五湖からの帰り道
  • 地元の通勤・通学・物流を支える生活道路
  • 中央道・国道20号・富士急行線と一体になった交通ネットワーク

という 観光路+生活路が重なったエリア です。

5-1 富士吉田市内:上宿交差点・金鳥居と「富士みち」

富士河口湖町を抜けて北上すると、国道139号は 富士吉田市の市街地 に入ります。

上宿交差点は富士北麓エリアの“心臓部”

  • 上宿(かみじゅく)交差点 は、
    • 甲府方面へ向かう 国道137号
    • 山中湖方面へ向かう 国道138号
      と交わる、富士北麓エリア最大級の交通結節点 です。

ここを中心に、

  • 河口湖方面
  • 山中湖方面
  • 甲府・勝沼方面
  • 中央道・東富士五湖道路方面

へクルマが分岐していくため、週末や連休は渋滞のボトルネック になりやすい場所でもあります。

富士急行線と並走する“谷間の道”

富士吉田〜都留〜大月へ向かう区間では、
国道139号が 富士急行線(富士山麓電気鉄道) と何度も交差・並走します。

  • 道のすぐわきに線路が見え、
  • レトロな車両がゆっくり走っていく姿がチラチラ見える

という、鉄道好きにはたまらない風景 が続きます。

富士吉田の「富士みち」と商店街

富士吉田商店街
富士吉田商店街

富士吉田市内には、かつての甲州街道・富士みち沿いの
富士吉田線商店街(下吉田本町通り・金鳥居周辺) が広がっています。

  • 昭和レトロな商店が並び、
  • 道の正面に 富士山を額縁のように切り取る「金鳥居」 がそびえる景観は圧巻。
  • 地元グルメ 「吉田のうどん」 の人気店も多く、食べ歩きスポットとしても有名です。

車で走るときは、

  • 商店街区間の道路幅はそれほど広くなく、
  • 歩行者・自転車・路肩駐車の車も多い

ため、スピードを落とし、生活道路として丁寧に走る意識 が大切です。

5-2 富士見バイパスで渋滞回避&富士山ビュー

富士吉田市内の渋滞を緩和するために整備されたのが 富士見バイパス です。

富士見バイパスの概要

  • 区間:上宿交差点〜富士見二丁目交差点 付近
  • 形態:4車線 の高規格バイパス
  • 役割:市街地の信号・交差点を回避し、通過交通をスムーズに流すルート

最大の魅力は「正面に富士山ドーン」

とくに 南方向へ走るとき

  • 進行方向の正面に 富士山の巨大なシルエット が現れ、
  • 視界いっぱいに富士山を見ながら走る感覚を味わえます。

富士見バイパス=
「渋滞回避ルート」であると同時に
「富士山ビューバイパス」としても人気

と言われる理由がここにあります。

どんなときにバイパスを使う?

  • 富士吉田市内を通過するだけのとき
    → 富士見バイパスを優先的に利用し、市街地の信号地獄を回避。
  • 商店街散策・吉田のうどん巡り・金鳥居フォトスポットが目的のとき
    → 現道(旧来の国道139号・富士みち)を選び、道の駅富士吉田やコインPに車を停めて徒歩で散策。

通過か、寄り道か によって、ルートを使い分けるのがポイントです。

5-3 西桂町〜都留市:谷間のまちと都留バイパス

富士吉田を抜けると、国道139号は 西桂町〜都留市 の谷あいを走っていきます。

西桂町:山と川に挟まれたコンパクトな区間

  • 西桂町内では、道路は山と川に挟まれた細長い地形を進みます。
  • 生活道路としての性格が強く、
    • 通学時間帯の学生
    • バス停付近の乗降
      に注意しながら、控えめな速度での走行が安心です。

都留バイパスで市街地ショートカット

都留市の中心部では、旧来の国道139号が

  • 直角カーブ連続の市街地道路
  • 信号・横断歩道・店舗前出入りが多い

という、少し走りづらい構造 をしています。

これを補うのが 都留バイパス です。

  • 区間:四日市場交差点〜赤坂交差点 付近
  • 形態:下り勾配主体の 2車線道路
  • 役割:市街地のクランク状区間をショートカットし、通過時間を短縮

道の駅つる入口付近 で現道と再び合流する形になっているため、

  • 市街地に用事がある → 現道
  • 通過優先・時間短縮 → 都留バイパス

という使い分けがしやすくなっています。

5-4 道の駅つる&リニア見学センター周辺

都留市内でドライブ・ツーリングの立ち寄りにおすすめなのが、

  • 道の駅つる
  • 山梨県立リニア見学センター(近隣)

といったスポットです。

道の駅つる

  • 国道139号(都留バイパス・現道)からアクセス良好
  • 地元農産物や加工品、軽食コーナーなどがあり、小休止に最適
  • ドライバー・ツーリングライダーの「合流場所」「待ち合わせ場所」としてもよく利用されます。

リニア見学センター

  • 実験線を走る リニアモーターカー を間近で見学できる施設。
  • 国道139号から案内標識に従って行くことができ、
    → 家族連れドライブの立ち寄り先として人気です。

都留周辺は、「富士山」「湖」といった定番風景とはまた違う、
“リニア新幹線”という未来的なテーマ を味わえるのが特徴です。

5-5 大月市内:国道20号・中央道との結節点へ

都留市を過ぎると、国道139号はいよいよ 大月市 へ入っていきます。

大月市内の国道139号の性格

  • 川沿いの谷間を走る区間が多く、
  • 民家・店舗・学校が点在する「生活道路」の色合いが濃いエリアです。

とくに、

  • 朝夕の通勤・通学時間帯
  • 中央道・国道20号が混雑している時間帯

には、信号待ちや右折待ちで流れが重くなりがち です。

国道20号(甲州街道)との合流ポイント

国道139号は、大月市内の 大月橋東詰
国道20号(甲州街道)と交差・一部重複 します。

ここから先、

  • 東京方面へ向かうなら → 国道20号・中央道(大月IC)
  • 甲府・松本方面へ向かうなら → 国道20号を西へ

といった分岐が可能で、
富士山エリアと首都圏・甲府盆地を結ぶ重要な結節点 になっています。

大月市内での実践アドバイス

  • 生活道路色が強いため、制限速度厳守+歩行者優先 を徹底
  • コンビニ・ドラッグストアなどロードサイド店舗への出入りが多く、
    → 右折待ちの車に注意・車間距離を余裕を持ってキープ
  • 中央道・国道20号の渋滞時、国道139号側に車が流れてくることも あるため、時間に余裕を持った計画を

5-6 富士吉田〜大月エリア区間のまとめ

富士吉田〜都留〜大月の区間は、

  • 富士山観光の“帰り道”
  • 地元の日常を支える生活路
  • 中央道・国道20号・富士急行線と密接に結びついた交通の要衝

という、観光と生活が混じり合う谷間の道 です。

  • 富士吉田市内では
    富士見バイパスで渋滞回避&富士山ビュー
    → 現道は「吉田のうどん」「金鳥居」など街歩き向き
  • 西桂〜都留市では
    都留バイパスでクランク区間ショートカット
    → 道の駅つる・リニア見学センターに寄り道も
  • 大月市内では
    国道20号・中央道への接続拠点 としての役割が強く、生活道路としての注意が必要

…という特徴を押さえておくと、
自分の目的に合わせて 「どこをバイパスで抜け、どこで寄り道するか」 を組み立てやすくなります。


次の章では、国道139号の最終区間となる
大月〜小菅村〜奥多摩エリア(東京エリア) について、
松姫トンネル開通でガラリと変わった「かつての酷道区間」の今と、山深いドライブの注意点を詳しくご紹介していきます。

第6章|松姫峠・松姫トンネルと奥多摩への道

大月市から先、国道139号は
「かつての酷道・松姫峠」→「松姫トンネル」→「小菅村」→「奥多摩湖・深山橋」
という、山岳ルートのクライマックスへ入っていきます。

静岡〜富士五湖〜郡内と続いてきた旅も、ここでいよいよ東京・奥多摩の山奥へ着地します。

6-1 東京エリア全体のイメージ

資料で区分されている「東京エリア(大月〜小菅村〜奥多摩)」は、
国道139号全体約133kmのうち、わずか2.4kmほど

とはいえ、その手前の

  • 大月市内の山岳区間
  • 山梨県北都留郡小菅村
  • 東京都奥多摩町の奥多摩湖周辺

を含めて考えると、

「富士山麓から続いてきた旅の、静かで深いフィナーレ」

を飾る区間と言えます。

6-2 松姫峠(旧道)とは?かつての「酷道」ストーリー

標高1,250mの難所・松姫峠

かつての国道139号は、大月市から小菅村へ向かう際、
標高約1,250mの松姫峠を越える山岳ルートを通っていました。

この旧道は、

  • 道幅が非常に狭い
  • ヘアピンカーブ連続のつづら折れ
  • ガードレールのない箇所や落石も多い
  • 冬季は積雪・凍結で長期間通行止め

といった条件が重なり、
「全国でも屈指の酷道(こくどう)」として知られていました。

冬季閉鎖と地域の負担

こうした道路状況のため、冬になると

  • 峠区間が長期間通行止め
  • 大月〜小菅間を行き来する住民は大きく迂回を強いられる

など、日常生活にも大きな影響が出ていたとされています。

「絶景だけれど、生活道路としては過酷すぎる峠」
それが松姫峠(旧道)の姿でした。

6-3 松姫トンネルと松姫バイパスが変えたルート

松姫トンネル付近の国道139号(イメージ画像)
松姫トンネル付近の国道139号(イメージ画像)

松姫バイパスと松姫トンネルの概要

この難所を一気に変えたのが、松姫バイパスです。

  • 松姫バイパス
    • 総延長:約3.8km
    • 2014年11月17日に開通
  • 松姫トンネル
    • バイパスの核心部となるトンネル
    • 延長3,066mの長大トンネル

このトンネルが、かつてのくねくね峠道をほぼ一直線に貫通し、
大月市〜小菅村間の所要時間は約30分短縮されたとされています。

どんなふうに走りやすくなった?

  • 幅員が安定し、すれ違いのストレスが大幅減少
  • 勾配・カーブも、旧道に比べれば穏やか
  • トンネル区間のおかげで、冬季の通行止めリスクが激減

結果として、

「酷道から、オールシーズン使える山岳幹線へ」

という大きな変化が生まれました。

地域の通勤・通学・物流、そして観光アクセスが改善され、
小菅村との交流も活発になったと評価されています。

6-4 旧道・松姫峠の現在と注意点

「じゃあ、旧松姫峠の道は今どうなっているの?」という疑問も多いところです。

旧道の区間と現状

資料によると、旧松姫峠道(総延長14.6km)は、トンネル開通後次のような扱いになっています。

  • 大月市側(約7.8km):通年通行止め
  • 小菅村側(約6.8km):2015年に国道区域解除
    → 村道「松姫峠線」として一部通行可能な区間もあるが、廃道化が進行中

峠頂上付近は、

  • 路面崩落リスク
  • 落石・倒木
  • 法面の管理放棄

などが指摘されており、車両での進入は危険とされています。

ドライブ目的の立ち入りは非推奨

資料でも明記されている通り、

旧松姫峠へのドライブ目的の立ち入りは推奨されません。

  • 自転車・徒歩での「旧道探訪」も、一部では行われていますが、
  • 状況が年々変化している可能性もあり、必ず最新の情報を自治体・公式サイトで確認してください。

この記事では安全の観点から、
観光ドライブ・ツーリングでは「松姫トンネル経由」を基本とする前提でご紹介します。

6-5 小菅村〜奥多摩湖〜深山橋:多摩川源流の静かな終点区間

松姫トンネルを抜けると「山村・小菅」へ

長い松姫トンネルを抜けると、そこは人口約600人ほどの山梨県小菅村

  • 多摩川源流域の渓谷沿いに集落が点在
  • 森林が面積の大部分を占める、静かな山村
  • 温泉・キャンプ場・釣り場など、アウトドア志向の観光スポットもあります

国道139号はここで、一気に雰囲気が

「幹線道路」から「生活道路+観光道路」
へと変わります。

奥多摩湖へ向かう山道

奥多摩の国道139号(イメージ画像)
奥多摩の国道139号(イメージ画像)

小菅村を抜け、山梨・東京の県境を越えると、道は東京・奥多摩町に入ります。

  • 道は多摩川源流の谷に沿って進み、
  • 緑の深い渓谷、吊り橋、小さな集落がぽつりぽつり
  • やがて、奥多摩湖(小河内ダム)上流部の湖畔道路に合流

奥多摩湖周辺は、

  • ダム湖・湖畔遊歩道・展望台
  • 有名な「ドラム缶橋」などの観光スポット

が点在しており、国道139号ドライブの余韻を味わう場所としておすすめです。

終点・深山橋交差点

国道139号の終点は、
東京都西多摩郡奥多摩町・深山橋交差点

  • 奥多摩湖にかかる深山橋のたもとで、
  • ここで 国道411号(青梅街道) と合流します。

静岡県富士市の工業地帯から始まった国道139号の旅は、
この深山橋交差点で、東京の山あいの静かな風景の中で幕を閉じることになります。

6-6 松姫トンネル〜奥多摩区間の運転アドバイス

最後に、この区間を走る際のポイントをまとめます。

① 山岳トンネル〜渓谷道路ならではの注意

  • 松姫トンネル内では
    速度超過に注意しつつ、車間距離を十分に
    → トンネル出口付近は、天候・路面状況ががらっと変わることもあります。
  • 小菅村〜奥多摩湖の山道では
    → カーブ連続&見通しの悪い箇所が多い
    → 路肩が狭く、ガードレール越しはすぐ斜面という場所も
    → シカなど野生動物の飛び出しに注意

② 冬季(12〜3月)は凍結前提で

資料でも、松姫峠・小菅周辺は
冬期の積雪・凍結リスクが高いエリアとして挙げられています。

  • スタッドレスタイヤ+チェーン携行は必須級
  • 日当たりの悪いカーブ・橋の上は、晴天時でもブラックアイスバーンになることがあります。
  • 降雪・大雪警報時には、チェーン規制や通行止めが出ることもあるため、事前に道路情報を確認しましょう。

③ ライブカメラと情報の使い方

奥多摩湖上流・都県境付近には、
国道139号山梨県境付近(東京都奥多摩町川野)のライブカメラも設置されています。

  • 路面の積雪・交通量の目安として活用できますが、
  • ライブカメラは映像遅延・停止もあり得る「参考情報」に過ぎないことに注意。

最終的には、

  • 国交省・都県の道路情報
  • 電光掲示板・現地標識
  • 交通情報アプリ

など、複数の情報源を併用して判断することが、安全運転の鍵になります。


松姫峠〜奥多摩の区間は、

「長大トンネルで難所を克服した土木技術」と
「多摩川源流の静かな山村・ダム湖の風景」

を一度に味わえる、国道139号のラストステージです。

次の章では、ここまで見てきた各エリアの特徴を踏まえながら、
季節別の走行アドバイス(冬・春夏・秋)をまとめていきます。

第7章|季節別の道路状況と装備アドバイス

国道139号は、
海抜ゼロに近い富士市の市街地から、
標高1,000mを超える朝霧高原・富士五湖・松姫エリアまで、一気に高度が変わる道路です。

同じ日・同じ時間でも、

  • 富士市内:雨
  • 朝霧高原:みぞれ
  • 本栖・精進:雪
  • 松姫トンネル出口:路面凍結

ということも珍しくありません。

ここでは、季節ごとに注意したいポイントと、準備しておきたい装備を整理します。

7-1 冬(12〜3月)|雪・凍結・チェーン規制への備え

冬の国道139号(イメージ画像)
冬の国道139号(イメージ画像)

要注意区間の傾向

冬の国道139号で、とくに注意が必要とされるのは、次のような区間です。

  • 朝霧高原(富士宮市北部〜山梨県境)
    標高が高く、風も強いため
    • 路面凍結
    • 地吹雪
    • ホワイトアウト気味の視界不良
      が発生しやすいエリアです。
  • 本栖湖〜精進湖〜西湖〜河口湖周辺(富士五湖エリア)
    日陰が多く、
    • 橋の上やカーブの内側が「ブラックアイスバーン」に
    • 道路脇の雪が解けて再凍結
      など、一見乾いているように見えても実は滑る路面が増えます。
  • 大月〜小菅村〜奥多摩町(松姫トンネル前後〜奥多摩湖)
    谷あいで日照時間が短く、
    • 路肩の残雪
    • 凍結しやすい橋・カーブ
      が多い区間です。

クルマの冬装備(できれば“必須”レベル)

冬に国道139号を走るなら、以下の装備は「あった方がいい」ではなく「用意してから行く」がおすすめです。

  • スタッドレスタイヤ
    • 朝霧高原〜富士五湖〜松姫エリアを通るルートでは、実質「必須」と考えた方が安全です。
  • タイヤチェーン(布チェーン含む)
    • スタッドレスでも、大雪・アイスバーン+勾配ではチェーン規制がかかる可能性があります。
    • 金属・ゴム・布タイプいずれにせよ、「自分で装着できるか」を事前に練習しておくと安心です。
  • 凍結対策アイテム
    • 凍結防止ウィンドウォッシャー液
    • 解氷スプレー(フロントガラス用)
    • 霜取り用スクレーパー
  • 万一の立ち往生を想定した備え
    • 毛布・ブランケット
    • カイロ
    • 飲み物・行動食
    • 充電済みモバイルバッテリー

「ここまでやるのは大げさかな?」というくらいでちょうど良いのが、冬の国道139号です。

運転のポイント

  • 「凍っていないように見える場所ほど疑う」
    → 橋の上・トンネル出口・日陰のカーブは特に要注意です。
  • 速度は“制限速度以下”を基準に
    → 「周りの流れ」よりも、自分が安全に止まれる速度を優先しましょう。
  • 急のつく操作を避ける
    → 急ハンドル・急ブレーキ・急加速は禁物。
    上り坂では早めに低速ギアへ、下り坂ではエンジンブレーキ中心で。

7-2 春〜初夏|雪残り・花粉・大型連休の渋滞

「暖かくなってきたから大丈夫」と油断しがちな春〜初夏も、実はそれなりに注意点があります。

4月でも油断できない高標高エリア

  • 朝霧高原や富士五湖、松姫トンネル周辺では、3月末〜4月でも雪が残る年があります。
  • とくに、
    • 路肩の雪解け水
    • 朝晩の冷え込み
      が組み合わさると、夜明け前〜早朝は凍結していることも。

春先に早朝出発をする場合は、
「日中は暖かくても、夜明け前は冬と同じ」と考えて準備しておきましょう。

花粉・黄砂・雨で視界が悪くなりやすい

  • 杉・ヒノキの花粉が飛ぶ時期は、
    • フロントガラスに花粉や黄砂が付着
    • そこに雨が混ざると、白くにじんで視界不良になりやすいです。
  • 春は天候変化も激しく、
    • 晴れ → にわか雨 → 霧
      が短時間で切り替わることもあります。

こまめな洗車・ワイパーゴムの点検・ウォッシャー液の残量チェックなど、
「視界の確保」を意識したメンテナンスをしておきましょう。

ゴールデンウィーク・大型連休の渋滞

  • 富士五湖・富士急ハイランド・河口湖IC周辺は、GW・お盆・連休には渋滞の定番スポットです。
  • 午前10〜12時台・午後3〜6時台に集中しやすいため、
    • 早朝出発(7〜8時までに主要観光地着)
    • もしくは夕食後〜夜の移動
      など、時間をずらすと比較的スムーズです。

7-3 夏|避暑ドライブとゲリラ豪雨・濃霧

夏の国道139号は、避暑地ドライブのベストシーズンです。

  • 朝霧高原や富士五湖は気温も比較的涼しく、
  • 湖畔や高原のキャンプ場・道の駅もにぎわいます。

しかし、夏ならではのリスクもあります。

ゲリラ豪雨・夕立

雨天・濡れた路面の国道139号(イメージ画像)
雨天・濡れた路面の国道139号(イメージ画像)
  • 山沿いは、午後になると積乱雲が湧きやすい環境です。
  • 短時間で
    • 激しい雷雨
    • 道路冠水
    • 路面に小石・枝が流れ込む
      といった状況になることも。

対策ポイント

  • 山間部の午後の移動が多い日は、
    → 事前に雨雲レーダーや気象情報をチェック。
  • 激しい雨でワイパー最速でも視界が悪い場合は、
    → 無理せず、道の駅・コンビニ・公園の駐車場など安全な場所で一時待機を。

濃霧(特に朝霧高原・樹海・奥多摩周辺)

濃霧の国道139号(イメージ画像)
濃霧の国道139号(イメージ画像)

夏でも、気温・湿度・風向きによっては濃霧が発生します。

  • 朝霧高原
  • 青木ヶ原樹海区間
  • 奥多摩湖〜深山橋周辺

では、突然視界が白くなり、対向車のライトしか見えない…という状況になることも。

運転のコツ

  • フォグランプ・スモールライトを適切に使う
  • ハザードを多用しすぎると、追突の原因になることもあるため注意
  • 車間距離を普段の2倍以上あけ、センターライン・路肩線を目安にゆっくり走行

7-4 秋|紅葉ドライブと早まる日没

落ち葉のある秋の峠道(奥多摩エリア)
落ち葉のある秋の峠道(奥多摩エリア)

秋の国道139号は、

  • 朝霧高原・富士五湖・河口湖周辺
  • 大月〜小菅〜奥多摩の山々

が色づき、年間でもトップクラスの美しさを見せるシーズンです。

紅葉シーズンの見どころ

  • 富士五湖周辺のモミジ・カラマツの黄葉
  • 朝霧高原から見上げる、うっすら雪化粧した富士山
  • 奥多摩湖周辺の湖畔と山肌のコントラスト

写真撮影・ツーリング・サイクリングにも最適な季節です。

早くなる日没に注意

一方で、秋は、

  • 9月:18時前後
  • 10〜11月:17時台 → 16時台

と、日没時刻がどんどん早くなります。

山間部では、

  • 15時台でもすでに薄暗く
  • 17〜18時には真っ暗

という感覚になることも多いので、

  • 「15時には目的地に着く」
  • 「山道に入るのは日中に済ませる」

といった時間配分を意識すると安心です。

朝晩の冷え込みと凍結の“予告編”

  • 10〜11月の朝晩は、標高の高いエリアで一桁台の気温まで下がります。
  • 橋の上・湧き水付近などでは、霜や薄い氷が見られることも。

この時期からは、

  • 早めにスタッドレスタイヤに履き替える
  • 夜間・早朝の山岳路走行は控える

など、「冬への準備」を意識し始めると良いでしょう。


季節が変わるたびに、同じ国道139号でも 「別の道のような表情」 を見せてくれます。

  • 冬は「安全第一・装備万全」で慎重に
  • 春〜夏は「天候急変と渋滞」を意識しながら余裕ある計画を
  • 秋は「紅葉と日没時刻」をセットで考えた時間配分を

こうしたポイントを押さえておくだけでも、
国道139号ドライブ・ツーリングの安全性と快適さはぐっと高まります。

次の第8章では、季節を問わず意識しておきたい
交通ルール・規制・安全運転のポイント を、区間別の特徴も交えながら詳しく解説していきます。

第8章|交通ルール・規制・安全運転のポイント

国道139号は、富士山観光の大動脈であると同時に、地元の生活道路・物流ルートでもあります。
この章では、

  • 制限速度の目安と取締りが多い場所
  • 自動車専用道路区間と通行禁止ルール
  • オービス・速度取締りの傾向
  • 事故が起きやすい場面と安全運転のコツ

をまとめてご紹介します。

8-1 制限速度の目安と取り締まりが多い場所

制限速度の「ざっくり目安」

国道139号では、区間ごとにだいたい次のような制限速度が設定されています。

  • 市街地(富士宮市・富士吉田市・大月市など)
    → 40〜50km/h が中心
  • バイパス区間(西富士道路・富士見バイパス・都留バイパスなど)
    → 60km/h が中心
  • 山間部(朝霧高原・富士パノラマライン・松姫トンネル周辺など)
    → カーブが多いため、50km/h 前後が主流

とくに 富士宮道路(外神IC〜上井出IC) では一部に登坂車線付きの区間があり、そこだけ60km/h指定、それ以外のカーブが多い樹海・峠区間は50km/hに抑えられています。

標識を確認しつつ、「この道で自分が安全に止まれる速度かどうか」 を基準に走るのがおすすめです。

スピード違反取締りが強化されやすい区間

移動式オービスでの取り締まり
移動式オービスでの取り締まり

国道139号では、とくに次のような場所で速度取締りが行われやすいとされています。

  • 北山IC出入口付近
    • 外神交差点からの上り坂で信号がなくスピードが出やすい
    • 過去に何度も取り締まりが行われているので注意
  • 本栖地区(本栖湖周辺の50km/h規制区間)
    • 直線が続き、ついスピードが出やすい
    • 人身事故が多発した経緯もあり、観光シーズンは重点的に取締り
  • 富士吉田署管内(上宿交差点・勝山交差点周辺)
    • 信号・交差点・横断歩道が多く、渋滞も発生しやすいエリア
    • 流れに乗ろうとして速度超過しやすいので注意
  • 西富士道路の市街地に近い区間
    • 信号が少なく、道路もまっすぐで「高速道路感覚」になりがち
    • 出口付近や市街地へ降りる前後での速度超過が狙われやすい

「このあたりはよく取り締まりを見かける」と言われる場所は、裏を返せば 「事故やヒヤリが多い区間」 でもあります。
オービスや白バイを気にするより、大切な同乗者やツーリング仲間を守るつもりで、制限速度を守ることを意識しましょう。

オービス(イメージ画像)
西富士道路のオービス(イメージ画像)
西富士道路のオービス(イメージ画像)

また、東名高速道路富士ICと新東名高速道路新富士ICと接続する「西富士道路」内ではオービスが設置されています。西富士道路は高速道路と同じような感覚で走行すると速度超過になりますので、必ず制限速度(80km/h・出口付近では60km/h)を守りましょう。

8-2 自動車専用道路区間と原付・自転車の通行禁止

自動車専用道路(イメージ画像)
自動車専用道路(イメージ画像)

西富士道路・富士宮道路は「自動車専用」

国道139号のうち、とくに注意したいのが 西富士道路と富士宮道路 です。

  • 西富士道路
    • 静岡県富士市〜富士宮市を結ぶ無料の自動車専用道路
    • 東名高速・新東名と富士宮市を直結する大動脈
    • 原付(125cc以下)・自転車・歩行者は通行禁止
  • 富士宮道路
    • 富士宮市北部の外神交差点付近〜白糸滝北口交差点などに整備された高規格バイパス
    • 事実上、自動車交通を優先した設計で、速度差の大きい区間となっています

原付・自転車に乗っている方は、
こうした 自動車専用道路にうっかり入らないことが最重要 です。

誤進入しやすいポイントと迂回ルート

資料によると、西富士道路・富士宮道路では

  • 内野交差点・内野IC周辺
  • 白糸の滝北交差点付近

などで原付・自転車の誤進入が問題になっており、
通行禁止の案内が強化されています。

原付や自転車の場合は、次のようなルート選びがおすすめです。

  • 西富士道路・富士宮道路の代わりに県道414号を利用
    → 富士市〜富士宮市をつなぐ現道ルートで、速度差が小さく安全
  • トンネル区間(上和田トンネルなど)は、
    → 路肩が狭く速度差も大きいので、左端通行とライト点灯を徹底

通行禁止を見落とさないための標識の見方

自動車専用道路や通行禁止は、標識を見ると判断できます。

  • 自動車専用道路
    → 「自動車専用」と書かれた青地の標識(クルマのマーク)
  • 歩行者・自転車通行止め
    → 赤い丸に歩行者マーク・自転車マークの標識
  • 原付通行止め
    → バイクのシルエットに赤い丸の標識

これらがセットで出てきたら、原付や自転車は入ってはいけない区間です。
ナビ任せにせず、必ず標識を目で確認してから進入する癖をつけましょう。

8-3 オービス・速度取締りの傾向

直線で「気持ちよく走れる」ときこそ危険

国道139号には、いわゆる「オービス(速度取り締まりカメラ)」や、移動式オービス・レーダー取締りが設置・実施される区間があります。

資料ではとくに、次のような特徴が挙げられています。

  • 北山IC付近
    • 富士宮市街地を抜けて信号がなくなるので速度を出しやすい
    • 道路沿いに広い待避所があるので取り締まり場所を設置しやすい
  • 朝霧高原周辺
    • 見通しのよい直線が続き、景色も良いため、つい速度が上がりやすい
    • 標高が高く、風や路面状態の変化も大きい
  • 本栖周辺(本栖湖〜精進湖)
    • 50km/h規制だが、ゆるやかなカーブと直線が続く
    • ここも速度超過による事故が課題となっている区間
  • 富士吉田市内〜富士見バイパス
    • バイパス部分は走りやすいが、市街地に近づくと信号が増え、
      「バイパスの感覚のまま」走るとスピードの出し過ぎになりやすい

「まっすぐで走りやすい区間」こそ、オービス・レーダーの設置・取締りが行われやすい場所です。

オービス対策=安全運転そのもの

オービスやレーダーを「避ける」ことを目的にするのではなく、

  • 制限速度+αではなく、あくまで制限速度内での走行を心がける
  • 「車間距離が詰まりやすい場所=事故が多い場所」と考える
  • 下り坂や追い越し後は、再度スピードメーターを確認する

といった基本を守ることが、結果として オービス対策にもなる と考えると分かりやすいです。

8-4 事故が多い場所と安全運転のコツ

どんな場面で事故が起きやすい?

国道139号では、全体として

  • 追突事故
  • センターラインオーバーによる正面衝突・接触

が起きやすいとされています。

具体的には、こんな場面で注意が必要です。

  • 渋滞や信号待ちが連続する市街地・ボトルネック
    • 富士宮市街・富士吉田市街
    • 勝山交差点・上宿交差点・河口湖IC周辺 など
      → 「急に前の車が止まった」「ノロノロ渋滞でついよそ見」からの追突
  • カーブが続く山間部・トンネル前後
    • 松姫トンネル手前・奥多摩側のワインディング
    • 朝霧高原〜県境のアップダウン区間 など
      → センターラインをまたいだオーバースピードの進入で、対向車と接触するリスク
  • 濃霧・凍結が出やすい高原部
    • 朝霧高原・鳴沢村・山中湖周辺 など
      → 視界不良+ブレーキの効きが悪く、前走車との距離を見誤りやすい

また、富士市内の現道区間では「富士改良」前の渋滞によって、約7割が追突事故というデータもあり、
「交通量が多くてよく詰まる区間=追突リスクが高い」と考えておくとよいでしょう。

安全運転のコツ①:車間距離は「思っているより長め」に

車間距離を守り追い越しはしない(イメージ画像)
車間距離を守り追い越しはしない(イメージ画像)

追突事故を防ぐ一番のポイントは、車間距離をしっかりとることです。

  • 高速道路ほどでなくても、前車が急ブレーキを踏んでも止まれる距離を意識
  • 雨・雪・凍結・濃霧のときは、普段の 1.5〜2倍程度の車間距離 を目安に
  • トラックやバスの後ろでは、前方の見通しが悪くなるため、さらに余裕を持つ

「後ろの車に詰められている」と感じたら、無理に対抗せず、
一度路肩の広い場所や道の駅で先に行かせる のも安全な選択です。

安全運転のコツ②:早めの減速と「ブレーキランプでお知らせ」

ブレーキランプで早めに知らせる(イメージ画像)
ブレーキランプで早めに知らせる(イメージ画像)

センターラインオーバー事故は、カーブ手前でのスピードの落とし方でかなり防げます。

  • カーブの手前 十分早い位置でアクセルを戻す
  • 2〜3回、軽くブレーキを踏んでブレーキランプを点灯させ、
    → 後続車に「この先減速しますよ」と合図を送る
  • カーブでは ハンドルを切る前に減速を終わらせる のが理想的です

カーブ中に強くブレーキを踏むと、クルマもバイクも不安定になり、
レーンをはみ出したりスリップするリスクが高まります。

安全運転のコツ③:こまめな休憩で「集中力」を保つ

139号は、富士市〜奥多摩まで走ると 約130km超 の長距離ルートです。

  • 1〜2時間に一度は、
    → 道の駅・コンビニ・SA/PAなどで休憩を取る
  • 眠気・疲れを感じたら、早めに仮眠
  • 日没前後は、視界も変化し事故が増えやすい時間帯なので、無理な移動は控えめに

「もう少しだから」と無理をするより、
1回多く休憩した方が、到着も早く・安全になることが多い道です。

第9章|ターゲット別ガイド:ドライブ・ツーリング・原付・自転車・トラック

国道139号は、マイカー・ファミリー層・バイク・原付・自転車・トラック と利用者層が非常に幅広い国道です。
この章では、それぞれの目的や車種に合わせて

  • 走りやすい区間
  • 注意すべき場所
  • モデルコースの組み方
  • 避けたいポイント

をわかりやすく整理します。

9-1 マイカー・ファミリードライブ向け

■ 「絶景×グルメ×温泉」を1日で満喫

国道139号は家族連れに非常に人気の高いドライブコースで、
特に 富士宮 → 朝霧高原 → 富士五湖 のルートが王道です。
以下はスタンダードで失敗しない1日モデルコースです。


◆ 1日モデルコース(富士宮 → 朝霧 → 富士五湖)

① 富士宮市街(朝食 or 早めのランチ)
  • 富士山本宮浅間大社で参拝
  • 門前の お宮横丁 で富士宮やきそば
  • 付近の駐車場が多く、休憩を取りやすい
② 白糸の滝(世界遺産の定番スポット)
  • 139号からアクセス良好
  • 滝壺を近くで見られ、子ども連れに人気
  • 平日午前中は比較的空いている
③ 田貫湖(ゆったり散策)
  • 湖周約 4km の遊歩道が歩きやすい
  • 富士山の逆さ富士が期待できる日も
  • ファミリー層が多く雰囲気が穏やか
④ 朝霧高原(ランチ・ソフトクリーム)
  • 朝霧高原は牧場が点在
  • ソフトクリームが有名で、どこも外れにくい
  • 直売所で野菜や乳製品の買い物も楽しい

⑤ 精進湖・本栖湖(富士五湖の風景)

  • 精進湖 → 隠れ富士スポット
  • 本栖湖 → 1万円札の富士山で有名
  • ドライブの締めに最適な絶景区間

■ ファミリー層の注意点

  • 子どもの疲れが出やすい午後は こまめな休憩
  • 富士五湖エリアは夕方に渋滞が増える
  • 精進湖・河口湖方面は野生動物(鹿)が出やすい
  • 139号は大型車が多いので 無理な追い越しは厳禁

9-2 バイク・ツーリング向け

国道139号のツーリング(イメージ画像)
国道139号のツーリング(イメージ画像)

■ ツーリングに最適な区間

国道139号は、バイク人気が非常に高いルートです。
特に以下の区間は「走りに来る価値あり」です。

◆ おすすめのワインディング区間

① 富士五湖周辺(河口湖〜西湖〜精進湖)
  • 湖畔に沿った中速コーナー
  • 森と湖が交互に現れる最高の景観
  • 春〜秋はツーリンググループが多い
② 松姫トンネル前後(小菅村〜大月市)
  • 山深いエリアで交通量が少なめ
  • キレイな路面と快走コーナーが続く
  • ただし 動物飛び出しが多いので注意
③ 朝霧高原(ファームロード風の直線と緩いカーブ)
  • 見通しが良く、爽快感のある高原道路
  • 風が強く横風がバイクに影響しやすい

■ ツーリング時の注意点

  • 冬季は日陰カーブが凍結しやすい
  • 朝晩の路温低下に要注意
  • 上り線・下り線で交通の流れが大きく違う
  • 富士宮市街 → 渋滞で低速すり抜けが増えるので危険
  • 標高差により体感温度が大きく変わる(装備選びは重要)

9-3 原付・小排気量バイク向け

原付は迂回ルートを利用(イメージ画像)
原付は迂回ルートを利用(イメージ画像)

原付や小排気量バイク(〜125cc)は、
自動車専用道路を通れない というルールが最大の注意点です。

■ 通れない区間(必ず避ける)

◆ 西富士道路(富士市〜富士宮市)
  • 原付・自転車・歩行者 完全通行禁止
  • 誤進入が多く、注意喚起が強化されている
◆ 富士宮道路(外神交差点付近〜白糸の滝北交差点など)
  • 高規格道路で速度差が大きく危険
  • 標識上は原付禁止が明確

■ 推奨される迂回ルート

① 富士市〜富士宮市
  • 県道414号(現道)
  • 西富士道路とほぼ並行し、安全性が高い
② 富士宮北部〜朝霧高原
  • 旧道・市道ルート を組み合わせる
  • 朝霧高原のアップダウンは小排気量だと負荷が大きいので休憩多めに
③ 富士五湖エリア
  • 湖畔道路は比較的走りやすい
  • 西湖・精進湖周辺は交通量が少なめ

■ 原付利用者の注意点

  • 風の強い朝霧高原はバランスを崩しやすい
  • トンネル入口は路面が濡れて滑りやすい
  • 上り坂での速度低下により追い越しをされがち
    左側に寄せて先に行かせるのが安心

9-4 自転車・ロードバイク向け

国道139号は、ロードバイクを中心にサイクリストも多いルートですが、
走行難度は高め です。

■ 自転車通行禁止区間

  • 自動車専用道路(西富士道路・富士宮道路)
    → 自転車完全禁止
  • トンネル区間は通行自体は可能だが、
    → 路肩が狭く、速度差・騒音が大きく非推奨

■ 自転車に向く区間

① 朝霧高原(県道71号・県道414号側ルート)
  • 見晴らし良好で勾配も比較的ゆるい
  • サイクリストが多く、牧場が多いので補給もしやすい
② 富士五湖(本栖湖・精進湖・西湖)
  • いずれも周回道路が走りやすい
  • ゆるいアップダウンで初心者〜中級者向け
③ 河口湖・山中湖エリア
  • サイクリングロードが整備されている区間あり
  • 富士山ビューが素晴らしい人気コース

■ 自転車の注意点

  • 139号本線は大型車比率が高い
  • トンネル内は騒音・風圧が強く危険
  • 朝霧高原は風が強く横風が要注意
  • 湖畔は観光車両が多く、急な車線変更が起こりやすい

9-5 トラック・物流ドライバー向け

国道139号は長距離物流にも使われるため、大型車ドライバー向けの情報も重要です。

■ トラック運転で押さえておきたいポイント

① 登坂車線の活用
登坂車線
  • 富士宮北部〜朝霧高原など登り勾配が多い
  • 登坂車線が断続的に設けられている
  • 後続車を先に行かせる “間合い調整” に活用しやすい
② 市街地の狭い区間
  • 富士宮市街・富士吉田市街は 右左折が難しい交差点 が多い
  • 歩行者・観光客も多く、速度維持が難しい区間
③ 高さ・幅員制限
  • 松姫トンネル前後は比較的走りやすいが、
    → 接続する旧道区間は大型通行困難
  • 迂回時は 事前に県道の制限情報を確認することが必須
④ 天候変化と重量車のリスク
  • 朝霧高原は横風が強く、車体が煽られる
  • 凍結路では重量により制動距離が長くなる
  • カーブでの遠心力増大 → 特に荷崩れ・横転リスクに注意

■ 物流ドライバーの実用的なアドバイス

  • 早朝・深夜は走りやすいが、鹿の飛び出しが多い
  • 観光ピーク(GW・盆・紅葉シーズン)は渋滞長期化
  • 運行計画は渋滞情報アプリ・ライブカメラ併用が有効
  • 道の駅の駐車枠は混雑しやすいので、
    休憩ポイントは早めに確保 するのがおすすめ

第10章|沿線の観光スポット&ご当地グルメ

国道139号は、富士宮 → 朝霧高原 → 富士五湖 → 富士吉田・郡内 → 小菅村・奥多摩 と、観光スポットの密度がとても高いルートです。
この章では、エリアごとに「立ち寄りやすい見どころ」と「ご当地グルメ」のポイントをまとめます。

10-1 富士宮エリア

(富士山本宮浅間大社・白糸の滝・田貫湖/富士宮やきそば・ラーメン)

富士宮は「富士山観光の玄関口」

国道139号が市街地を通る富士宮エリアは、静岡側から来る場合の玄関口となるエリアです。
ここだけで、

  • 富士山本宮浅間大社
  • 白糸の滝
  • 田貫湖

といった定番観光地を一気に巡ることができます。

富士山本宮浅間大社周辺
富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社
  • 富士山信仰の中心的存在で、世界文化遺産「富士山」の構成資産のひとつ。
  • 国道139号から市街地へ少し入るだけでアクセスでき、ドライブの安全祈願・旅のスタート地点として立ち寄りやすいスポットです。
  • 門前の「お宮横丁」では、富士宮やきそば・地元スイーツなどの食べ歩きも楽しめます。
白糸の滝
白糸の滝と富士山
白糸の滝と富士山
  • 国道139号から案内標識に従って数km。
  • 富士山の湧水が無数の白い糸のように流れ落ちる景観は圧巻で、国道139号観光の“マストスポット”と言ってよい存在です。
  • 周辺の売店では、マスの塩焼き・おでん・ソフトクリームなど、ちょっとした軽食が楽しめます。
田貫湖
田貫湖
田貫湖
田貫湖キャンプ場
田貫湖キャンプ場
  • 富士宮市北部、国道139号から湖方面へ少し入った場所にある人造湖。
  • 湖畔のキャンプ場や遊歩道、展望デッキが整備されており、落ち着いて富士山を眺めたい人向けの静かなスポットです。
  • 朝夕の逆さ富士やダイヤモンド富士が有名で、写真愛好家にも人気があります。

富士宮やきそば&バイパス沿いラーメン

富士宮やきそば
富士宮やきそば

富士宮エリアのグルメと言えば、やはり 富士宮やきそば が主役です。

  • 富士山本宮浅間大社周辺の老舗店
  • 市街地の専門店・食堂
  • 道の駅・サービスエリア

など、さまざまな場所で提供されているため、「どこか1軒は入ってみる」つもりで計画を立てると楽しみが増えます。

さらに、富士宮バイパス(富士宮道路)周辺には、

  • ボリューム系ラーメン店
  • ファミリー向けチェーン店
  • 郊外型のカフェ・ファストフード

が集まっており、長距離ドライバーやファミリー層の“お腹の拠点”になっています。

「観光地グルメ」と「日常使いのガッツリ系」を両方楽しめるのが、富士宮エリアの魅力です。

10-2 朝霧高原・牧場エリア

朝霧高原
朝霧高原

(牧場体験・ソフトクリーム・高原野菜の直売)

富士宮市街から国道139号を北へ進むと、道は一気に視界が開け、朝霧高原のエリアへ入ります。

高原ドライブと牧場・道の駅

まかいの牧場
まかいの牧場
道の駅朝霧高原
道の駅朝霧高原
  • 牧場が点在する高原地帯で、富士山を大きく望む景観が続きます。
  • 国道沿いには
    • 牧場直営レストラン
    • 牛乳・チーズ・ヨーグルトのショップ
    • 道の駅・直売所
      などがあり、「食べる」「買う」「眺める」が一度に楽しめるエリアです。

代表的な楽しみ方としては、

朝霧高原のソフトクリーム(イメージ画像)
朝霧高原のソフトクリーム(イメージ画像)
  • 乳しぼり・えさやり・乗馬体験などの牧場体験
  • しぼりたての牛乳や、生乳を使ったソフトクリーム
  • キャベツ・レタス・とうもろこしなどの高原野菜の直売

などが挙げられます。

ご当地感のあるグルメ

朝霧高原周辺では、

  • 高原牛を使ったハンバーグ・ステーキ
  • 地元の牛乳を使ったプリンやアイス
  • 高原野菜たっぷりのピザ・カレー

といった、「富士宮市街とは少し違う高原グルメ」が楽しめます。

国道139号ドライブの中間地点として、
「お昼ごはん+デザート+おみやげ購入」をまとめて済ませられるエリアとして活用すると便利です。

10-3 富士五湖と樹海周辺

本栖湖
本栖湖
精進湖
精進湖
西湖
西湖
河口湖遊覧船
河口湖遊覧船

(ビュースポット・洞窟探検・湖畔散策)

朝霧高原を抜け山梨県側へ入ると、

  • 本栖湖
  • 精進湖
  • 西湖
  • 河口湖

といった富士五湖エリアに入ります。
ここは国道139号の中でも、観光・アクティビティが最も集中する区間です。

湖ごとの雰囲気と楽しみ方

  • 本栖湖
    • 1万円札の富士山で知られるビュースポット
    • カヤック・SUPなどのアクティビティも盛ん
  • 精進湖
    • 静かな雰囲気でキャンプ場が点在
    • 「子抱き富士」が見える撮影スポットもあり、写真向き
  • 西湖・河口湖
    • 観光施設・カフェ・温泉・遊覧船などが充実
    • 湖畔散策・サイクリング・遊覧船クルーズなど、子ども連れでも楽しみやすいエリア

国道139号から湖畔へ少し入るだけで、まったく違う雰囲気の「湖ごとの個性」を味わえます。

樹海・洞窟探検エリア

富岳風穴入口
富岳風穴入口
鳴沢氷穴
鳴沢氷穴

富士五湖周辺の青木ヶ原樹海エリアには、

  • 富岳風穴
  • 鳴沢氷穴
  • 竜宮洞穴 など

火山活動によって生まれた洞窟が点在し、
ガイド付きツアー・遊歩道散策などで富士山の地質や自然を学べるスポットになっています。

「心霊スポット」のイメージが先行しがちですが、
整備された遊歩道・案内板・ビジターセンターなどを利用すれば、
家族連れでも安心して楽しめる自然観光エリアです。

グルメ:ほうとう・郷土料理・カフェ

ほうとう不動
不動ほうとう

富士五湖エリアでは、

  • 山梨の郷土料理 ほうとう
  • 馬刺し・鳥もつ煮などの郷土メニュー
  • 湖畔のカフェ・ベーカリー・スイーツ店

といった「甲州グルメ+湖畔カフェ」を両方楽しめるのが魅力です。

ドライブ中のランチはしっかり目にほうとう、
午後の休憩は湖畔カフェでコーヒー&スイーツ、といった組み合わせが定番です。

10-4 富士吉田・郡内エリア

国道139号金鳥居(富士吉田市)
国道139号金鳥居(富士吉田市)
国道139号富士吉田商店街
国道139号富士吉田商店街

(吉田のうどん・道の駅グルメ・商店街さんぽ)

富士五湖からさらに北へ進むと、国道139号は富士吉田市〜西桂町〜都留市〜大月市といった「郡内」エリアを通過します。

富士吉田市内の観光・散策

  • 富士山駅・下吉田駅周辺には、レトロな商店街や富士山ビューのスポットが点在。
  • 金鳥居〜本町通り周辺は、歩行者目線で楽しめるエリアで、
    昔ながらの商店・カフェ・雑貨店なども増えています。

クルマは近隣の駐車場や道の駅に停めて、「車を降りて街を歩く」楽しみ方ができる区間です。

吉田のうどん

吉田のうどん
吉田のうどん

富士吉田エリアの定番グルメは、なんといっても 吉田のうどん

  • 太くてコシの強い麺
  • 味噌+醤油ベースのつゆ
  • キャベツ・馬肉などの素朴な具材

が特徴で、地元の人たちにも愛されているご当地うどんです。

国道沿い・市街地のあちこちに専門店や食堂があるので、「気になった店に1軒入ってみる」というスタイルで十分楽しめます。

道の駅や郡内エリアのグルメ

道の駅富士吉田
道の駅富士吉田
  • 道の駅富士吉田:富士山の湧水が汲める水場・お土産・軽食コーナーなどが充実
  • 道の駅つる(都留市):地元野菜・味噌・惣菜のほか、イートインスペースもあり、ドライバーの強い味方です。

郡内エリアの飲食店では、

  • ほうとう・郷土料理
  • 山の幸を使った和食
  • 昔ながらのラーメン・食堂系メニュー

といった、「観光客向け」と「地元向け」のちょうど中間くらいの雰囲気の店が多いのも特徴です。

10-5 小菅村・奥多摩エリア

国道139号小菅村役場前
国道139号小菅村役場前

(温泉・奥多摩湖の景色・ハイキング)

国道139号の最終盤、松姫トンネルを抜けた先に広がるのが小菅村〜奥多摩エリアです。

小菅村:多摩川源流の静かな山村

  • 人口の少ない山村で、森・川・温泉がコンパクトにまとまったエリア。
  • 村内には日帰り温泉施設やキャンプ場、釣り場などがあり、「富士五湖や富士吉田とはまったく違う落ち着いた雰囲気」を味わえます。

ドライブの途中で 温泉に浸かってひと息つく のにぴったりの場所です。

奥多摩湖周辺の景色とハイキング

奥多摩湖
奥多摩湖
国道139号奥多摩湖・深山橋
国道139号奥多摩湖・深山橋

国道139号をさらに東へ進み、東京都に入ると、

  • 深い谷にダム湖が広がる 奥多摩湖(小河内ダム)
  • 深山橋周辺のビュースポット
  • 湖畔の遊歩道や展望台

といった、首都圏近郊とは思えない山深い景色が迎えてくれます。

近隣には、

  • 奥多摩の山々へ向かう登山口
  • 軽めのハイキングコース
  • 渓流釣りスポット

も多く、「山歩きやアウトドアが好きな人向けの終着エリア」と言えます。

山里グルメと日帰り温泉

小菅村〜奥多摩エリアのグルメは、派手さはないものの、

  • 川魚(ヤマメ・イワナ)の塩焼き
  • 山菜料理・手打ちそば
  • 地元の野菜や山の幸を使った定食

など、山里ならではの素朴な味が楽しめます。

ドライブの締めに日帰り温泉で汗を流し、山の幸を使った料理をいただけば、「富士山麓から始まった139号の旅のフィナーレ」として申し分ない終わり方になるはずです。

第11章|ライブカメラ&道路情報リンク集(国道139号専用)

この章では、国道139号の走行前・走行中にチェックしておきたい情報源をまとめます。

  • 「ライブカメラ FUJIYAMA JAPAN」の紹介する国道139号ライブカメラ
  • 国・県・道路管理者による公式ライブカメラ・道路規制情報
  • 渋滞・所要時間・ETC割引などが分かる交通情報サービス・アプリ

を整理し、どんなときにどれを見ればよいかもあわせて解説します。

11-1 ライブカメラ FUJIYAMA JAPAN の139号ライブカメラ一覧

ライブカメラ FUJIYAMA JAPANでは、国道139号の要所に設置されたライブカメラ情報を紹介しています。同サイトでは国道139号各所の道路状況・天候・路面の様子を見る事ができます。

ドライブ・ツーリング前の状況チェックにご活用いただけます。

■ 静岡〜富士宮エリア

  • 国道139号(静岡県富士宮市)ライブカメラ
    → 富士宮市内の国道139号の様子を俯瞰でき、
    市街地の混雑具合・路面の濡れ具合・雪の有無などの確認に便利です。

■ 本栖〜精進エリア(富士五湖西側)

  • 国道139号本栖ライブカメラ(山梨県富士河口湖町本栖)
    → 本栖湖周辺の道路状況や天候の変化を確認できます。冬季の積雪・路面凍結チェックに特に有効です。
  • 国道139号精進ライブカメラ(山梨県富士河口湖町精進)
    → 精進湖近くの国道139号の様子を撮影。
    精進湖〜本栖湖間の路面状況や視界を知りたいときに便利です。

■ 富士吉田〜都留(田野倉)エリア

  • 国道139号田野倉ライブカメラ(山梨県都留市田野倉町)
    → 富士吉田〜都留間の橋梁付近や登坂区間の路面などを確認できます。
    朝夕の通勤時間帯や降雪時の様子を見るのに向いています。

■ 河口湖周辺エリア

国道139号河口湖ショッピングセンターBELLライブカメラ(富士河口湖町船津)

→ 河口湖中心部の商業エリアに設置されたカメラで、
週末や連休の渋滞状況・買い物客の多さなどの目安になります。

国道139号小立南交差点ライブカメラ(富士河口湖町小立)

→ 河口湖〜富士吉田方面への合流地点となる交差点の様子がわかり、
観光シーズンの混雑具合や、路面の乾き具合を確認するのに適しています。

■ 奥多摩・山梨県境エリア

  • 国道139号山梨県境付近ライブカメラ(東京都奥多摩町川野)
    → 松姫トンネル〜小菅村〜奥多摩湖へ向かう山岳区間の入口近くを俯瞰。
    冬季の積雪・チェーン装着の目安や、雨天時の視界状況チェックに役立ちます。

■ ライブカメラ FUJIYAMA JAPANの活用ポイント

  • 冬期(12〜3月)
    → 「路肩の雪の付き方」「路面の色(テカリ)」「車の通行量」などから、
    凍結リスクの有無をざっくり把握できます。
  • 観光シーズン(GW・お盆・紅葉)」
    → 河口湖周辺や富士宮市内の混雑具合を事前にチェックし、
    出発時間をずらす/ルートを変更する判断材料になります。
  • 悪天候時(大雨・強風・霧)
    → 視界不良・路面の水たまり・交通量の急減などが見えた場合は、
    「無理に突っ込まない」判断にもつながります。

11-2 国・県・道路管理者の公式情報

民間サイトのライブカメラに加え、国土交通省・都県・自治体が公開している公式情報も必ずチェックしておきたいところです。

■ 国土交通省のライブカメラ・道路情報

  • 中部地方整備局(静岡側)ライブカメラ
    • 例:国道139号の静岡県側カメラ一覧(内野IC・朝霧高原など)
  • 関東地方整備局(山梨・東京側)「みちカメラ」
    • 本栖・上暮地など、139号の主要ポイントをカバーするカメラページが用意されています。

これらは、国管理区間のリアルタイム情報として信頼性が高く、

  • 通行止め
  • チェーン規制
  • 片側交互通行

などの情報もあわせて確認できます。

■ 静岡県・山梨県・東京都の道路規制情報

  • 静岡県:道路規制情報・ライブカメラ一覧
    • 富士宮市内・山梨県境付近の139号ライブカメラや規制情報ページが整備されています。
  • 山梨県:道路規制情報(通行止め・片側交互通行など)
    • 本栖・精進・鳴沢・河口湖・上暮地・田野倉・昭和大入口交差点など、
      139号の主要地点をカバーする情報が公開されています。
  • 東京都・小菅村・奥多摩町の道路情報
    • 奥多摩湖周辺や連絡県道の通行止め・時間規制情報などが、
      各自治体サイトや道路規制情報ページで告知されています。

■ 公式サイトの情報を使うときの注意点

  • 更新時刻を必ず確認
    • 静止画カメラの場合、10分〜数十分おきの更新が多く、
      停止している場合は「一見、晴れているように見えても実は過去画像」というケースがあります。
  • ライブカメラ=“参考情報”に過ぎない
    • 実際に走行する際は、現地の電光掲示板・ラジオ・交通情報アプリなどで、
      最新の規制情報・事故情報を必ず重ねて確認してください。

11-3 渋滞・所要時間・交通情報アプリ

最後に、渋滞・所要時間・高速道路との組み合わせ・ETC割引などを調べるのに便利なオンラインサービス・アプリをまとめます。

■ 経路検索・渋滞情報に強いサービス

  • カーナビアプリ(例:Yahoo!カーナビ・NAVITIME など)
    • 国道139号の渋滞情報をリアルタイムに反映し、
      所要時間予測・推奨ルートを提示してくれます。
  • 地図アプリ(例:Google マップ系サービス)
    • 所要時間・渋滞表示だけでなく、迂回路の候補(県道・旧道)も含めたルート提案が可能です。
  • 日本道路交通情報センター(JARTIC)系サイト
    • 高速+一般道の広域的な渋滞状況を俯瞰するのに便利です。

■ ETC割引・高速道路との組み合わせを調べる

  • 高速道路会社(NEXCO 中日本など)の「料金・ルート検索」ページ
    • 「東名(富士IC)〜西富士道路〜国道139号」
    • 「中央道(河口湖IC)+139号+東名」
      など、高速+一般道を組み合わせたルートの料金・所要時間比較に使えます。
  • ETC割引情報ページ
    • 深夜割引・休日割引・周遊パスなど、
      時期により適用可能な割引が変わるため、出発前に最新情報の確認が必須です。

■ 情報の組み合わせ方|実用例

  1. 出発前(計画段階)
    • 経路検索アプリで「所要時間・ルートの候補」を確認
    • 高速会社サイトで 料金+ETC割引の有無 をチェック
  2. 出発当日の朝
    • ライブカメラ FUJIYAMA JAPAN と公式サイトのライブカメラ
      「積雪・路面状況・天候」を確認
    • 道路規制情報サイトで通行止め・チェーン規制をチェック
  3. 走行中
    • カーナビアプリで突然の渋滞・事故情報を取得
    • 状況に応じて道の駅や並行ルートへ迂回する判断材料にする

第12章|よくある質問(FAQ)

FAQ

国道139号について、ドライブ前によく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめました。
初めて走る方の「これだけは知っておきたいポイント」を押さえています。

Q1:国道139号はどこからどこまで?全線走ると何時間くらい?

A:静岡県富士市〜東京都奥多摩町まで、約130km強。休憩なしで3〜4時間、観光しながらなら丸1日コースです。

国道139号は、

  • 起点:静岡県富士市・富士東I.C交差点(国道1号との交点)
  • 終点:東京都西多摩郡奥多摩町・深山橋交差点(国道411号との交点)

を結ぶ一般国道です。総延長は約133kmで、富士市 → 富士宮市 → 富士河口湖町 → 鳴沢村 → 富士吉田市 → 都留市 → 大月市 → 小菅村 → 奥多摩町とつながっていきます。

所要時間の目安(あくまで目安)

  • 休憩・観光なしで「走るだけ」:
    → 交通状況が良ければ 約3〜4時間 程度
  • 実際には、
    • 富士山本宮浅間大社・白糸の滝・朝霧高原・富士五湖
    • 道の駅・温泉・奥多摩湖
      などに立ち寄ることが多いため、丸1日〜1泊2日のドライブコースと考えるほうが現実的です。

Q2:冬にノーマルタイヤで走っても大丈夫?スタッドレスやチェーンは必要?

凍結した道路
凍結した道路

A:12〜3月は基本的に「スタッドレスタイヤ+チェーン携行」推奨です。ノーマルタイヤだけでの走行は避けてください。

国道139号は標高差が大きく、特に

  • 朝霧高原(標高1,000m超)
  • 富士五湖・鳴沢村周辺
  • 松姫トンネル前後〜小菅村〜奥多摩エリア

では、平地が雨でも雪・路面凍結になりやすい区間です。

資料でも、冬季(12〜3月頃)は

  • スタッドレスタイヤ必須
  • チェーン規制が頻発
  • ノーマルタイヤでの通行は事実上困難

とされています。

目安としては:

  • 12〜3月に「朝霧〜富士五湖〜松姫トンネル」を含むルートを走る → スタッドレス+チェーン必須
  • それ以外の時期でも、寒波や降雪予報がある日は、
    → ライブカメラや道路規制情報を見てから出発を判断するのが安全です。

Q3:原付や自転車で走れない区間はどこ?

原付禁止の区間

A:代表例は「西富士道路」などの自動車専用道路区間です。必ず標識を確認し、並行する旧道や県道に迂回しましょう。

国道139号には、一部に自動車専用道路区間があり、そこでは

  • 原付(〜125cc)
  • 自転車
  • 歩行者

通行禁止です。

代表的な区間は、

  • 西富士道路(富士市〜富士宮市)
    • 無料の自動車専用道路
    • 原付・自転車は通行禁止
    • 富士市・富士宮市内では誤って進入してしまうケースがあるので、
      入口の「自動車専用」「125cc以下通行不可」の標識をよく確認してください。
  • 富士宮道路(バイパスの一部)
    • 性格としては西富士道路と同様に、自動車専用区間が含まれるため、
      原付・自転車は基本的に側道・現道側を選ぶ必要があります。

一方、

  • 松姫トンネル(松姫バイパス) は一般国道部のため、原付も通行可能ですが、
    • 標高が高く、冬季は凍結リスクがきわめて大きい区間です。
    • 原付・自転車で走る場合は、防寒装備+低速走行+天候チェックが必須になります。

ポイント

  • 地図アプリ上で同じ「国道139号」に見えても、
    実際はバイパス(自動車専用)と旧道(一般道)が並走している区間が多いです。
  • 原付・自転車で走るときは、
    → ルート検索の際に「高速道路・自動車専用道路を使わない」設定にしておくと安心です。

Q4:青木ヶ原樹海など、心霊スポットと言われる区間は本当に危ないの?

青木ヶ原樹海
青木ヶ原樹海

A:心霊的な意味で「危ない」というより、霧・夜間の視界不良や動物の飛び出しに注意が必要な、普通の山道です。

青木ヶ原樹海周辺の国道139号は、

  • 「一度入ると出られない」
  • 「心霊スポット」

といった都市伝説がネット上で広まっていますが、実際には

  • 舗装された2車線の観光路
  • 富岳風穴・鳴沢氷穴などの観光施設や道の駅が点在するエリア

であり、通常の走行条件下では特別に危険な道路ではありません。

ただし、次の点には注意が必要です。

  • 朝霧高原〜樹海区間は、濃霧が発生しやすい
  • 夜間は街灯が少なく、真っ暗な区間が多い
  • シカ・タヌキなど、野生動物の飛び出しがある

このため、資料でも

  • 霧のときはフォグランプを使い、時速30km以下まで落として走る
  • 夜間はハイビームとロービームの切り替え、対向車と動物に十分注意
  • ライブカメラや交通情報アプリで事前に天候・交通量を確認

といった対策が推奨されています。

まとめると:

  • 「心霊スポットだから危険」というより、
  • 山間部の道路として当然のリスク(霧・暗さ・動物)に気をつければ、普通に快適に走れる道です。

Q5:事故や通行止めが起きたとき、最新情報はどこで確認すればいい?

A:国土交通省・県の道路規制情報+ライブカメラ+交通情報アプリの「三本立て」で確認するのがおすすめです。

資料では、国道139号の通行止めやチェーン規制の確認先として、次のような情報源が挙げられています。

1)公的な道路情報サイト

  • 国土交通省「みちカメラ」・道路情報ページ
    • 静岡国道事務所(静岡側)、関東地方整備局(山梨〜東京側)などのサイトで
      通行止め・チェーン規制・工事情報 を確認できます。
  • 静岡県・山梨県・東京都の道路規制情報サイト
    • 大雨・土砂災害・落石などによる規制情報を一覧で確認でき、
      事前規制雨量に達した場合の通行止めなども告知されます。

2)ライブカメラ(国+都県+民間)

  • 国・県のライブカメラに加えて、「ライブカメラ FUJIYAMA JAPAN」の国道139号ライブカメラも、路面状況・天候・交通量の目安として活用できます。

3)交通情報アプリ・カーナビ

  • Yahoo!カーナビ・Googleマップ系アプリ
    • 渋滞・事故発生地点がリアルタイムに近い形で反映され、
      迂回ルートの提案も受けられます。
  • 日本道路交通情報センター(JARTIC)
    • 高速道路+一般道の広域状況を俯瞰するのに便利です。

4)公式SNS(X/旧Twitter)

  • 国土交通省の地方整備局アカウント
    • 例:@mlit_shizukoku、@mlit_kofu などが、
      急な通行止め・大規模事故・災害時の情報を速報で流すことがあります。

実際の確認手順(おすすめ)

  1. 出発前日〜数時間前
    • 県の道路規制情報サイトで、事前通行止めの区間がないかを確認
    • 国交省・県のライブカメラで「雪・凍結・雨量」の雰囲気を見る
  2. 出発1時間前
    • もう一度、道路規制情報+ライブカメラをチェック
    • 交通情報アプリで渋滞・事故がないか確認
  3. 走行中
    • カーナビアプリの渋滞情報を見ながら、
      必要に応じて道の駅や別ルートに早めに避難・迂回する

第13章|まとめ|安全・快適に国道139号を楽しむために

国道139号は、富士山南麓から富士五湖、郡内、奥多摩へとつながる“観光 × 生活道路”の大動脈です。
雄大な自然、便利なバイパス、牧場風景、湖、温泉、商店街など、多彩な表情を1本で味わえるのが最大の魅力です。

ここでは、本記事の総まとめとして、
139号を「安心・快適・効率的」に楽しむためのポイントをコンパクトに整理します。

13-1|国道139号の「便利さ」「絶景」「リスク」を再整理

■ 便利さ

  • 富士市〜富士宮〜富士五湖〜奥多摩を一本で結ぶ、観光にも生活にも不可欠な路線。
  • 西富士道路や各バイパスにより、南北移動がスムーズ。
  • 道の駅・観光施設・温泉・牧場・商店街など、立ち寄りスポットが多数。

■ 絶景

  • 富士山の大展望ポイント(朝霧・本栖周辺)
  • 富士五湖の湖畔風景(精進湖・西湖・河口湖)
  • 青木ヶ原樹海の雄大な森
  • 松姫トンネル前後の峠道からの山岳風景

四季ごとに雲海・雪景色・新緑・紅葉も見られ、観光ドライブとしての満足度が非常に高い道です。

■ リスク

  • 冬季(12〜3月)の積雪・凍結
  • 朝霧高原〜樹海区間の濃霧・夜間の暗さ
  • シカ・タヌキなどの野生動物の飛び出し
  • 夏の観光シーズン(GW・盆・連休)の渋滞
  • 自動車専用道路区間(西富士道路など)の原付・自転車通行禁止

これらを理解していれば、事故やトラブルを避け、安全性は大きく高まります。

13-2|初めて走る人が押さえておきたいチェックポイント

① ルート選択

  • 富士市〜富士宮:市街地&西富士道路
  • 朝霧高原:標高1,000m前後の高原地帯
  • 富士五湖周辺:湖畔エリアで天候変化に注意
  • 都留・大月:交通量が多い市街区間
  • 小菅・奥多摩:山岳路・カーブ多め

自分の車・バイクの性能や体力に合わせて、無理のない区間割りを意識しましょう。

② 季節ごとの準備

冬:スタッドレス+チェーン携行必須(朝霧〜富士五湖〜松姫は凍結リスク高)
春:観光渋滞と強風に注意
夏:湖周辺の混雑。夕立・ゲリラ豪雨に注意
秋:紅葉渋滞。落ち葉スリップに注意

③ 原付・自転車の方の注意点

  • 西富士道路・富士宮道路は通行禁止
  • 旧道・市道・県道で並行ルートを走る
  • トンネル区間は明るいライト&反射材必須

④ 山岳区間での安全運転

  • 濃霧時は時速30km以下&フォグランプ
  • 下り坂は早めのエンジンブレーキ
  • 車間距離は通常より長め(2〜3倍)
  • カーブ侵入前の十分な減速
  • 野生動物の出没が多いので、夜間はハイビーム活用(対向車の際は切替)

⑤ 渋滞・規制時の行動

  • 富士五湖エリアは渋滞が読みにくいため、
    Googleマップ・Yahoo!カーナビでリアルタイム確認
  • 災害や工事による通行止めに備えて、
    国土交通省・県の道路規制情報
    ライブカメラ FUJIYAMA JAPAN のライブカメラ
    を事前にチェック。

13-3|ライブカメラと最新情報を活用して、余裕のある旅を

国道139号は標高差が大きいため、
「富士市は晴れ → 朝霧は濃霧 → 河口湖は雪」
といったことが珍しくありません。

そのため、ドライブ前には以下の流れがもっとも安全です。

■ 出発前日

  • 国・県の道路規制情報を確認
  • 雪・凍結・降雨予報をチェック
  • ライブカメラで路面状況をざっくり把握

■ 出発前当日(1〜2時間前)

  • ライブカメラ FUJIYAMA JAPAN 国道139号ライブカメラで天候・路面を確認
  • カーナビアプリで渋滞状況を確認
  • 迂回路(旧道・県道)の候補を頭に入れておく

■ 走行中

  • 交通アプリで事故・渋滞をリアルタイム確認
  • 疲れたと思ったら、道の駅・商業施設で早めの休憩
  • 天候が悪化したら、無理せず停車・迂回を検討

13-4|まとめ:安全・快適な139号旅のために

国道139号は、“富士山を縦に貫く唯一無二の快走観光ルート”です。
しかし、標高差・気象条件・交通量など、独自の要注意ポイントがあるのも事実です。

本記事で紹介した、

  • 交通規制・速度の目安
  • 自動車専用道路の見分け方
  • 季節ごとのリスク
  • 車・バイク・原付・自転車・物流ドライバーそれぞれの走り方
  • 観光スポット・グルメ・モデルコース
  • ライブカメラ・規制情報の活用

を押さえておけば、
初めての人でも安心して走れる「快適な旅の道」になります。


どうぞ、安全に気をつけながら、国道139号の雄大な景色とドライブの楽しさを存分に味わってください。

第14章 参考情報一覧

1.基本情報・路線概要(国道139号・関連道路)

2.国・県・自治体の道路情報・通行規制

2-1 国土交通省・道路管理者

2-2 都道府県・市の道路規制情報

3.道路交通情報・渋滞・高速道路

4.国道139号 周辺のライブカメラ

※このほか、静岡国道事務所・甲府河川国道事務所の「みちカメラ」からも、
国道139号沿線の複数カメラにアクセスできます。

5.富士山観光情報 FUJIYAMA JAPAN の関連ページ

(※本記事との関連が深い、自サイト内の関連記事です)

6.沿線自治体・観光情報(観光スポット・グルメの参考)

※観光スポット紹介・ご当地グルメ章で参照しやすい公式サイトです。

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