PR

国道138号の完全ガイド|富士吉田〜山中湖・御殿場・箱根・小田原ルート解説

国道138号 交通事情
記事内に広告が含まれています。

はじめに|国道138号は「富士山東麓〜箱根・小田原」をつなぐ幹線ルート

国道138号は、山梨県富士吉田市(富士五湖エリア)から、山中湖・御殿場を経て箱根方面へ抜け、神奈川県小田原市までを結ぶ主要な国道です。富士山の東側を大きく縦断するルートで、観光ドライブやレジャー移動に利用される機会が多い一方、地域の生活道路や物流を支える重要な役割も担っています。

観光・生活・物流が交差する幹線道路 国道138号(イメージ画像)
観光・生活・物流が交差する幹線道路 国道138号(イメージ画像)

とくに富士五湖周辺や御殿場・箱根エリアは人気観光地が集中しているため、週末や観光シーズンには交通量が増えやすく、渋滞が発生することも少なくありません。また、国道138号は籠坂峠や乙女峠といった標高の高い区間を含んでおり、冬季には積雪や路面凍結、チェーン規制などが実施される場合があります。

さらに近年は、東富士五湖道路や須走道路、御殿場バイパスといった自動車専用道路・バイパスの整備が進み、「どこが国道138号で、どこが有料・無料なのか分かりにくい」と感じる方も増えています。事前にルートの仕組みを理解しておくことは、安全でスムーズな移動につながります。

ルート計画を立てるイメージ(メモと地図アプリ)

この記事では、国道138号について「どこからどこまで続いているのか」「有料区間と無料区間の考え方」「ライブカメラや交通情報の確認方法」「冬季に注意すべきポイント」などを、初めて走る方にも分かりやすく整理して解説します。

観光ドライブの計画づくりはもちろん、当日の道路状況確認や安全運転の参考としても活用できる内容を目指していますので、ぜひ出発前のチェックにお役立てください。

1.国道138号の基本情報(まずここで全体像を確定)

1-1.路線データ(総延長・実延長/起点・終点)

国道138号のイメージ画像
国道138号のイメージ画像

国道138号は、富士山の東側(富士北麓・富士五湖エリア)から御殿場を経て箱根方面へ抜け、小田原までを結ぶ一般国道です。まずは「どこからどこまで続いているのか」「どのくらいの距離があるのか」といった基本データを押さえておくことで、東富士五湖道路などのバイパスや自動車専用道路との関係も理解しやすくなります。

国道138号の路線データは次のとおりです。

・路線名・路線番号:一般国道138号
・総延長:73.1km(ほかの国道との重複区間を含む)
・実延長:65.9km(重複区間を除いた実質的な延長)
・起点:山梨県富士吉田市 上宿交差点
・終点:神奈川県小田原市 小田原市民会館前交差点

総延長と実延長に差があるのは、途中でほかの国道と同じ区間を共有する「重複区間」が存在するためです。実際の距離感をつかむ際は、実延長を目安にするとイメージしやすくなります。

1-2.通過する自治体(3県7自治体)

県境を越える国道138号(イメージ画像)
県境を越える国道138号(イメージ画像)

国道138号は、山梨県・静岡県・神奈川県の3県をまたいで走る広域路線で、通過する自治体は次の7つです。

山梨県
・富士吉田市
・南都留郡忍野村
・南都留郡山中湖村

静岡県
・駿東郡小山町
・御殿場市

神奈川県
・足柄下郡箱根町
・小田原市

富士五湖エリア、御殿場、箱根・小田原と、性格の異なる観光地や都市部を一本で結んでいるため、曜日や季節によって交通状況が大きく変わりやすいのが特徴です。

1-3.国道138号は「どこからどこまで?」を1分で理解する要約

国道138号の分岐が多いエリア(イメージ画像)
国道138号の分岐が多いエリア(イメージ画像)

国道138号をシンプルに表すと、「富士吉田(富士五湖側)から山中湖・御殿場を経由し、箱根を抜けて小田原へ向かう道」です。

ルートの流れを並べると、次のようになります。

富士吉田(上宿交差点)
→ 忍野
→ 山中湖
→ 御殿場
→ 箱根
→ 小田原(小田原市民会館前交差点)

観光目的で利用されることが多い一方、御殿場周辺では生活道路や物流路線としての役割も強く、区間ごとに道路の性格が大きく変わります。

2.ルートの特徴|峠越え・観光・重複区間を押さえる

国道138号は、全線を通して同じ性格の道路ではありません。富士五湖周辺の観光道路として走りやすい区間がある一方で、標高の高い峠道や、箱根エリアのように交通量が多くなりやすい区間も含みます。ここでは、国道138号を走るうえで知っておきたい「ルートの特徴」を、区間ごとに分かりやすく整理します。

2-1.見どころの多い区間(富士山東麓〜富士五湖〜箱根)

国道138号の魅力は、「富士山の東側を大きくつなぐ道」であることです。起点側の富士吉田・忍野・山中湖エリアは、富士山の眺望を楽しめるスポットが多く、観光客の移動にもよく使われます。とくに山中湖周辺は、湖畔の景観や季節ごとの観光イベントなどもあり、ドライブ中に立ち寄りやすいエリアです。

一方、御殿場エリアに入ると道路の性格が少し変わり、観光だけでなく生活・物流の交通も増えてきます。御殿場市内や主要道路の合流付近では交通が集中しやすく、時間帯によっては渋滞の影響を受けることがあります。

箱根エリアは観光地として知名度が高く、休日はもちろん、平日でも観光シーズンには混雑しやすいのが特徴です。国道1号など幹線道路との関係もあり、「走っていて急に流れが変わる」ことが起きやすいので、時間に余裕を持った計画が安心です。

2-2.峠の基礎知識(標高・走り方の注意点)

国道138号の大きなポイントが、県境を越える峠区間です。代表的なのが「籠坂峠」と「乙女峠」で、どちらも標高が高く、天候の影響を受けやすい区間として知られています。

籠坂峠(山梨県〜静岡県)
山中湖側から御殿場方面へ抜ける際に通る県境の峠です。天気が良ければ眺望も魅力ですが、雨や霧の日は視界が落ちやすく、冬季は凍結や積雪の影響が出やすい区間でもあります。峠道のためカーブが続き、速度が出やすい直線と曲がりが混在するので、無理な追い越しは避け、車間距離をしっかり取るのが基本です。

国道138号の籠坂峠(イメージ画像)

乙女峠(静岡県〜神奈川県)
御殿場側から箱根方面へ向かう際に通る峠で、こちらも凍結しやすい区間として注意が必要です。天候によっては路面状況が急に変わることがあるため、「晴れているから大丈夫」と決めつけず、標高の高い区間に入る前にライブカメラや道路情報を確認しておくと安心です。箱根方面は観光車両も多く、流れが詰まりやすいタイミングがあるため、焦らず安全運転を心がけましょう。

国道138号乙女峠(イメージ画像)
国道138号乙女峠(イメージ画像)

※冬季の積雪・凍結・チェーン規制などは重要度が高いため、後半の「冬季の注意点」の章で、さらに詳しく整理します。

2-3.通称・歴史背景(記事の厚みを出すパート)

国道138号は「富士五湖と御殿場・箱根をつなぐ現代のルート」として語られがちですが、箱根周辺では歴史的に交通の要衝であった背景もあります。そのため、案内や地域紹介では、旧道や通称を含めて語られることがあります。

国道138号の重複区間(イメージ画像)
国道138号の重複区間(イメージ画像)

また、国道138号は途中で他の国道と同じ区間を共有する「重複区間」を含みます。地図を見たときに「国道138号なのに、別の国道番号も出てくる」ように見えるのはこのためで、初めての方が混乱しやすいポイントです。基本的には、標識に従って走れば問題ありませんが、「終盤は国道1号と重なる区間がある」など、ざっくり把握しておくと道の理解が早くなります。

3.接続道路まとめ|「どこに抜ける道か」が一目で分かる整理

国道138号を理解するうえで重要なのが、「どの道路とつながっているのか」という視点です。富士五湖エリアから御殿場・箱根・小田原へと抜ける国道138号は、複数の国道や自動車専用道路と接続しており、目的地や交通状況によって使い分けることで、移動の快適さが大きく変わります。ここでは、主要な接続道路を整理して解説します。

3-1.接続する国道(137・139・413・246・1号など)

複数道路が集まる結節点(イメージ画像)
複数道路が集まる結節点(イメージ画像)

国道138号は、起点から終点までの間に多くの国道と接続・重複しています。とくに富士吉田市の起点付近は、複数路線が集まる結節点となっており、初めて訪れる方は標識の多さに戸惑うこともあります。

富士吉田市・上宿交差点周辺では、国道137号・139号・300号・413号が集まり、富士五湖各方面や甲府方面、相模原方面への分岐点となっています。このエリアでは「どの湖へ向かうのか」「高速道路へ出るのか」によって進行方向が大きく変わるため、事前にルートを確認しておくと安心です。

また、山中湖周辺では国道413号(道志みち)と接続しており、神奈川県相模原方面へ向かうルートとして利用されます。道志みちはツーリングやドライブで人気のある道ですが、週末は二輪車や観光車両が多くなる点には注意が必要です。

国道413号道志みち(道志村)
国道413号道志みち(道志村)
公道413号道志みち
国道413号道志みち

終点に近い箱根・小田原エリアでは、国道1号と重複する区間があります。国道1号は交通量が非常に多いため、「国道138号を走っていたはずが、急に混雑した」と感じる場面は、この重複区間に入ったタイミングであることが少なくありません。

3-2.東富士五湖道路・須走道路・御殿場バイパスとの関係

国道138号は、単独で完結する道というよりも、高速道路や自動車専用道路と組み合わせて使われることが多い路線です。とくに御殿場周辺では、東名高速道路・新東名高速道路と近接しており、長距離移動と観光移動をつなぐ役割を担っています。

東富士五湖道路須走料金所
東富士五湖道路須走料金所

富士吉田側では、東富士五湖道路と接続しており、籠坂峠を回避して御殿場方面へスムーズに移動したい場合に有効です。東富士五湖道路は有料の自動車専用道路ですが、渋滞回避や冬季の安全性を重視する場合には、選択肢として検討する価値があります。

御殿場エリアでは、須走道路や御殿場バイパスといった無料の自動車専用道路が整備されています。これらは国道138号と並走する形で機能しており、市街地の信号や混雑を避けて通過できる点が大きなメリットです。ただし、自動車専用道路であるため、自転車や原付(125cc以下)は通行できない点には注意が必要です。

3-3.接続道路を知っておくメリット

ナビで接続道路を確認しながら走るイメージ
ナビで接続道路を確認しながら走る(イメージ画像)

国道138号と周辺道路の関係を理解しておくと、「渋滞しやすい区間を避ける」「天候や季節に応じてルートを切り替える」といった判断がしやすくなります。たとえば、観光シーズンで山中湖周辺が混雑している場合は、時間帯をずらすか、バイパスや自動車専用道路を併用することで、移動のストレスを軽減できます。

次の章では、こうした道路網を踏まえたうえで、「国道138号は有料なのか無料なのか」「東富士五湖道路やバイパスはどう使い分けるのか」といった疑問に、分かりやすく答えていきます。

4.バイパス・有料/無料の考え方(検索意図が強い章)

国道138号について調べると、「有料ですか?」「バイパス料金はいくら?」「無料区間はどこ?」といった疑問が非常に多く出てきます。これは、国道138号そのものに加えて、並走する自動車専用道路(東富士五湖道路、須走道路、御殿場バイパスなど)が整備されており、地図上で見たときに区別がつきにくいことが理由です。

ここではまず結論を示し、そのうえで「どこが有料で、どこが無料なのか」「どういう場面で使い分けると良いのか」を整理します。

4-1.結論:国道138号は基本「無料」/有料になるのは並走する専用道

国道138号(イメージ画像)
国道138号(イメージ画像)

結論から言うと、一般道としての国道138号(現道)は基本的に無料で走れます。
一方で、国道138号と並走・接続する形で整備されている「東富士五湖道路(自動車専用道路)」は有料です。

つまり「国道138号が有料なのではなく、国道138号の移動で便利に使える“別の有料道路がある”」という理解がいちばん分かりやすいです。

また、須走道路・御殿場バイパスのように「自動車専用道路だけれど無料」という区間もあるため、ここがさらに混乱ポイントになりやすい部分です。

4-2.東富士五湖道路(有料)|料金・区間・使うべき場面

東富士五湖道路須走料金所
東富士五湖道路須走料金所

東富士五湖道路は、富士吉田方面と須走(御殿場側)をつなぐ自動車専用道路で、国道138号と組み合わせて使われることが多いルートです。一般道の国道138号で籠坂峠を越えるルートに対して、東富士五湖道路を使うと「信号が少ない」「流れが安定しやすい」といったメリットがあります。

特に役立つ場面は次のようなケースです。

  • 週末や連休で山中湖周辺が混雑している(峠越えの流れが悪い)
  • 冬季で路面状況が不安(凍結・積雪のリスクを下げたい)
  • 目的地が御殿場・東名高速方面で、所要時間を読みやすくしたい

料金は利用区間・車種で変わります。この記事内では「いくらかかるのか」を把握しやすいように、後段のFAQで「代表的な区間の目安」と「公式の料金確認先」をセットで案内します(料金は改定される可能性があるため、最終確認は公式情報が確実です)。

4-3.須走道路・御殿場バイパス(無料)|開通の背景と効果

無料の自動車専用道路(イメージ画像)
無料の自動車専用道路(イメージ画像)

国道138号の静岡県側(御殿場周辺)は交通量が多く、観光・生活・物流が重なりやすいエリアです。ここで移動を支えるのが、須走道路と御殿場バイパスです。どちらも「自動車専用道路」ですが、無料で利用できるのが大きな特徴です。

これらの道路が整備されたことで、市街地の信号や混雑を避けて通過しやすくなり、国道138号の流れが以前より改善した場面も増えています。とくに御殿場市内で「距離は短いのに時間がかかる」と感じやすい区間では、専用道路を使うことで所要時間が安定しやすくなります。

ただし、自動車専用道路である以上、一般道とはルールが異なる部分があります。次の小見出しで、車種ごとの通行可否をまとめます。

4-4.車種の通行可否まとめ(自動車専用の核心)

自転車専用道路(イメージ画像)
自転車専用道路(イメージ画像)

国道138号の現道(一般道)は、通常の国道として幅広い車種が通行できます。しかし、並走する自動車専用道路(東富士五湖道路、須走道路、御殿場バイパスなど)は、通行できる車種に制限があります。

基本的な考え方は次のとおりです。

  • 自動車専用道路:自転車・歩行者は通行不可
  • 原付(125cc以下):自動車専用道路は通行不可
  • 126cc以上の二輪車:原則として通行可能(ただし標識・規制に従う)

「自転車で国道138号を走りたい」「原付で移動できるか知りたい」という方は、目的地までのルートに自動車専用道路が含まれていないかを、事前に必ず確認するのが安全です。ナビの設定次第では、知らないうちに専用道路へ誘導されることもあるため注意してください。

5.道路状況の確認方法|「今日どうなってる?」に最短で答える

国道138号は、観光地(富士五湖・御殿場・箱根)を結ぶルートであることに加え、標高の高い区間(籠坂峠・乙女峠)も含むため、日によって走りやすさが大きく変わります。とくに「雪」「凍結」「事故」「渋滞」「通行止め」は、当日の安全性や到着時間に直結するので、出発前に“見るべき場所”を決めておくのがコツです。

ここでは、国道138号でありがちな確認ニーズ(今日の渋滞/峠の路面/規制)に対して、迷わずチェックできるように整理します。

5-1.ライブカメラの見方(まず公式→補助の順)

ライブカメラは、道路状況を「文章ではなく映像で確認できる」点が最大のメリットです。国道138号の場合、チェックしたいのは大きく次の3系統です。

1)富士五湖〜山中湖周辺(観光渋滞・路面状況)
山中湖周辺は週末・連休に混みやすく、現地の流れが急に悪くなることがあります。道路脇の積雪や路面の濡れ具合なども把握しやすいので、まずここを見て「今日は山中湖周辺をスムーズに抜けられそうか」を判断します。

2)籠坂峠(天候・視界・凍結の気配)
峠は標高が高く、同じ日でも平地とは状況が変わります。晴れていても路肩に雪が残っていたり、霧で視界が落ちていたりすることがあるため、映像で確認できると安心です。

3)須走〜御殿場周辺(流れの変化・合流部の混雑)
御殿場周辺は生活交通・物流交通が多く、時間帯によって混雑が出やすいエリアです。合流や分岐で詰まっていないか、降雨・降雪で走りにくくなっていないかをチェックします。

見方のポイントはシンプルで、「雨や雪が降っているか」「路面が白い/黒い(濡れている)」「車の流れが止まっていないか」の3点だけでも、判断の精度が上がります。冬季は特に“路面が黒く見えても凍っている”ことがあるため、峠カメラは優先して確認すると安心です。

5-2.渋滞・事故・通行止め・規制(今日/現在)の確認先

「今日の国道138号は通れる?」を最短で判断するなら、以下の順番で見るのが効率的です。

① 全国の交通情報(渋滞・事故・規制)
まずは全国横断で確認できる交通情報で、国道138号周辺の渋滞・事故・通行止めをざっくり把握します。ここで異常が出ていなければ、次のステップは“峠の状態”の確認に進めます。

② 県ごとの道路規制情報(山梨・静岡・神奈川)
国道138号は3県にまたがるため、規制情報も県ごとに扱いが分かれます。
たとえば、峠付近の通行規制や冬季の措置は「県の道路規制情報」に出ることが多いので、全体情報で“何かありそう”と感じたら、該当県のページで詳細を確認します。

③ ライブカメラ(最終判断)
文字情報は更新タイミングの差が出ることがあります。最後はライブカメラで、実際に「走れる状態か」「慎重運転が必要か」を見て判断するのが確実です。

5-3.出発前の“おすすめ確認手順”(1〜2分でできる)

国道138号のチェックを習慣化するなら、次の手順が現実的です。

1)交通情報で「通行止め・事故・大渋滞」が出ていないか確認
2)籠坂峠/乙女峠のカメラで、雪・霧・路面の状態を確認
3)不安があれば、バイパス利用(東富士五湖道路など)や時間帯変更を検討
4)冬季は“チェーン規制の可能性”を前提に装備(後述)を見直す

これだけでも、「出発してから引き返す」「現地で立ち往生に近い状況になる」といったリスクをかなり減らせます。

6.冬季の注意点|凍結・積雪・チェーン規制(必読章)

国道138号は、富士山の東側を通るルートで、標高の高い区間(籠坂峠・乙女峠)を含みます。そのため、冬季(12月〜3月頃)は、同じ日に走っても平地と峠で路面状況がまったく違うことが珍しくありません。観光シーズンは晴れていても、峠だけ雪が残っていたり、日陰で路面が凍っていたりすることがあるため、「行けると思って出発したら危なかった」という失敗を避けるには、冬向けの準備と判断基準が欠かせません。

この章では、国道138号を冬に走る前に必ず知っておきたいポイントを、できるだけ実用寄りに整理します。

6-1.要注意区間(籠坂峠/乙女峠)

国道138号で冬に注意したい代表区間は、県境の峠を越える次の2つです。

籠坂峠(山中湖 → 御殿場方面)
山中湖側から御殿場へ向かう際に通る県境の峠で、標高が高く冷え込みやすい区間です。雪が降っていなくても、夜間〜早朝にかけて路面が凍結していることがあります。峠はカーブが続くため、凍結時はブレーキやハンドル操作の影響が出やすく、無理な運転は危険です。

乙女峠(御殿場 → 箱根方面)
御殿場側から箱根方面へ向かう峠で、こちらも冬は凍結しやすい区間です。箱根エリアは観光車両が多く、流れが詰まると発進・停止が増えます。凍結路面でのストップ&ゴーは事故につながりやすいので、路面が怪しい日は「急がない」「車間距離を長く取る」「早めに減速する」を徹底するのが基本です。

6-2.チェーン規制の考え方(「出たらどうする?」を先に決める)

冬季の国道138号では、「チェーン規制」や「通行止め」が実施される可能性があります。ここで重要なのは、規制そのものを怖がるよりも、規制が出たときに慌てないよう、事前に行動を決めておくことです。

チェーン規制が出ると、基本的には次のどちらかが求められます。

  • スタッドレスタイヤ装着
  • スタッドレスに加えてチェーン装着(条件による)

ただし、規制内容はその日の降雪量・気温・路面状態で変わります。「昨日は大丈夫だった」「朝は晴れていた」という理由で油断すると、帰り道に急変することもあります。

出発前のチェックとしては、次の3つが現実的で効果的です。

1)交通情報で、国道138号・峠周辺に規制表示が出ていないか確認
2)ライブカメラで、路面が白い/車が詰まっているなど“危険サイン”がないか見る
3)天気予報で、峠付近の気温が0℃前後になる時間帯がないか意識する

「峠の路面が怪しい」「気温が低い」「交通情報で規制が出始めている」この3つが揃ったら、無理をしない判断が正解になりやすいです。

6-3.冬季装備と運転のコツ(これだけで安全性が上がる)

国道138号の冬道で、最低限意識したい装備と運転のコツをまとめます。

装備面

  • スタッドレスタイヤ(溝が十分あること)
  • タイヤチェーン(必要時に装着できるよう準備。金属/布タイプは車種と用途で選ぶ)
  • 手袋(チェーン装着用。素手だと危険・作業が遅れる)
  • 懐中電灯(夕方以降の装着作業を想定)
  • 余裕のある燃料(渋滞や迂回で消耗する)

運転面

  • 早めの減速(凍結路は“止まれない”前提で走る)
  • 車間距離を通常より長く取る
  • カーブの手前でしっかり減速し、曲がりながらの急操作を避ける
  • 下り坂はとくに慎重(ブレーキを踏み続けない、急制動しない)

冬の峠は「速度を落とし過ぎると危ない」というより、「速度を落とせないと危ない」場面が多いです。周囲に流されず、落ち着いて安全運転を優先してください。

6-4.回避策(バイパス・時間帯・撤退判断)

冬季は「行けるかどうか」だけでなく、「無理して行かない判断」を用意しておくと安心です。回避策として現実的なのは次の3つです。

  • 時間帯をずらす:夜間〜早朝は冷え込みやすい。可能なら日中の移動に寄せる
  • 自動車専用道路・バイパスを検討する:状況次第で東富士五湖道路などを使うと判断しやすい
  • 撤退判断を早めに:規制が強まりそうなら、目的地変更や宿泊判断も含めて無理しない

とくに家族連れや慣れていない方は、「無理して峠を越えない」という判断が、結果的に一番安全でスムーズです。

7.走行の実用情報|制限速度・取締り・安全運転のコツ

国道138号は、富士五湖周辺の観光道路、県境の峠道、御殿場周辺の交通量が多い区間、箱根の観光エリアなど、区間によって道路の性格が大きく変わります。つまり「同じ国道138号でも、走り方の注意点が変わる」ということです。

ここでは、初めて走る方がつまずきやすいポイントを中心に、制限速度の考え方、取締りの注意、そして安全運転のコツをまとめます。

7-1.区間ごとの走り方(観光地・峠・バイパス)

富士吉田〜忍野〜山中湖(観光・生活が混ざる区間)
このエリアは、観光客の車に加えて、地元の生活車両も多い区間です。交差点・出入り口が多く、店舗や宿泊施設の出入りもあるため、急な右左折や歩行者の横断に注意が必要です。
特に繁忙期は「流れが止まる→少し進む」を繰り返しやすいので、車間距離を詰めすぎず、無理な割り込みをしない運転が結果的にスムーズです。

籠坂峠・乙女峠(峠区間)
峠はカーブが続き、天候によって視界や路面が変化します。晴れていても霧が出たり、日陰だけ路面が濡れていたりすることもあるため、基本は「カーブの手前でしっかり減速する」ことが安全につながります。
また、峠道は前走車が遅い場合でも無理な追い越しは避けるのが無難です。観光地の道は初見の車も多く、急ブレーキや急な進路変更が起こりやすいため、焦らず走ることが最重要です。

御殿場周辺(合流・分岐が多い区間)
御殿場市内〜周辺は、東名・新東名方面へ向かう車、観光車、物流車が重なり、交通の流れが読みづらい区間です。ここで多いのが「合流で詰まる」「分岐を間違えそうになって急に車線変更する」といったパターンです。
早めにナビと標識を確認し、直前で慌てないことが安全のコツになります。

箱根〜小田原(観光エリア・国道1号重複付近)
箱根エリアは観光車両が多く、週末や行楽期は渋滞が前提になることもあります。ここでは“速度を出す”よりも、“止まる・動くを繰り返す”運転になりがちです。追突事故が起こりやすい状況なので、前の車が動き出してもすぐに詰めず、一定の距離を保つ意識が安全につながります。

7-2.制限速度と速度取締りの注意(断定せず「傾向」で考える)

国道138号の制限速度は、区間ごとに環境が変わるため一律ではありません。重要なのは「道路の見た目が走りやすくても、観光地や市街地は速度設定が低めになることがある」という点です。特に富士五湖周辺や御殿場市街地のように交差点・出入りが多い場所では、流れに乗っているつもりでも速度超過になりやすいことがあります。

速度取締りについても、特定地点を断定するより、「取締りが行われやすい環境」を知っておく方が実用的です。一般に注意したいのは次のような場所です。

  • 直線が続き、つい速度が上がりやすい区間
  • 下り坂が続き、アクセルを踏んでいなくても速度が乗る区間
  • 市街地の入口(速度が変わる切り替わり地点)
  • 合流・分岐の前後(交通が集中しやすい)

国道138号は観光車両も多く、スピード感覚が周囲とズレると危険です。無理に流れについていくのではなく、「制限速度+道路状況」に合わせて運転するのが安全です。

7-3.初めての人ほど効く「安全運転のコツ」

最後に、国道138号を初めて走る方にとって効果の大きいポイントをまとめます。

  • 走り出す前に、峠(籠坂峠・乙女峠)の天候と路面を必ず確認する
  • 観光地では急な右左折が出やすいので、車間距離を長めに取る
  • 合流・分岐が多い御殿場周辺は、直前で慌てないよう早めに車線を決める
  • 箱根周辺は渋滞前提で、追突しない運転(詰めすぎない)を徹底する

国道138号は、少しの準備と意識で「疲れやすさ」と「危険度」が大きく下がる道です。特に冬季や観光繁忙期は、時間と心に余裕を持った運転が結果的にいちばんスムーズになります。

8.立ち寄りスポット|道の駅・観光拠点(観光記事としての強み)

国道138号は「移動のための道」であると同時に、富士五湖・御殿場・箱根・小田原といった観光地を結ぶ“旅の動線”でもあります。せっかく走るなら、ただ通過するだけでなく、途中で立ち寄れる場所を押さえておくと、休憩もしやすく、旅の満足度も上がります。

ここでは、国道138号の流れに沿って立ち寄りやすいスポットを「道の駅」と「主要観光エリア」に分けて整理します。

8-1.道の駅(富士吉田/すばしり)

道の駅 富士吉田(富士吉田側の拠点)

道の駅富士吉田
道の駅富士吉田

国道138号の起点側(富士吉田エリア)で立ち寄りやすいのが「道の駅 富士吉田」です。富士五湖方面へ向かう前後に寄りやすく、旅のスタートや帰路の休憩ポイントとして使い勝手が良い道の駅です。

おすすめの使い方は次のようなイメージです。

  • 出発直後:飲み物・軽食などを揃えてから湖方面へ
  • 午前中の観光後:トイレ休憩+短時間のリフレッシュ
  • 帰路:最後の休憩とお土産チェック

観光目的の方はもちろん、ドライブ中に「一度落ち着いて予定を確認したい」ときにも便利です。

道の駅 すばしり(須走・御殿場側の休憩拠点)

道の駅すばしり
道の駅すばしり

山中湖から籠坂峠を越えて静岡県側へ入った後、御殿場方面へ向かう流れの中で立ち寄りやすいのが「道の駅 すばしり」です。峠越えの後は運転の集中が続きやすいので、「峠を越えたら一度休憩する」という使い方がとても相性の良い拠点です。

おすすめは次のようなタイミングです。

  • 籠坂峠を越えた直後:路面状況を見直しつつ休憩
  • 御殿場方面へ向かう前:渋滞情報を確認して時間調整
  • 冬季:チェーン規制や天候変化が心配な日の“状況確認ポイント”に

とくに冬は「峠の前後で状況が変わる」ことがあるため、無理をしないための中継地点として意識しておくと安心です。

8-2.主要観光エリア(短く“辞書的”に)

国道138号沿線は、区間ごとに観光の性格がはっきり変わります。「自分はどのエリアを目的地にしているか」を意識すると、混雑や所要時間の読みやすさも変わってきます。

忍野・山中湖エリア(富士山と湖の観光動線)

富士山の眺望を楽しみたい方、湖畔散策を組み込みたい方に人気のエリアです。山中湖周辺は季節のイベントや週末の観光交通で混みやすいことがあるため、早めの時間帯に動くと比較的スムーズに回りやすくなります。

御殿場エリア(高速アクセスが良く、交通が集中しやすい)

御殿場は、東名・新東名の結節点に近く、観光・買い物・宿泊の拠点にもなりやすい一方、平日でも時間帯によっては交通量が増えやすいエリアです。国道138号の現道に加え、須走道路・御殿場バイパスなどのルート選択肢があるため、状況に応じて使い分けできるのが特徴です。

箱根エリア(温泉・観光の定番、混雑前提で計画を)

箱根は観光地として非常に人気が高く、休日や行楽期は渋滞が前提になることも珍しくありません。国道138号から箱根方面へ入る場合は、「到着時間を詰めすぎない」「渋滞の可能性を見込む」だけでも、旅のストレスが大きく減ります。

小田原エリア(終点側の観光拠点)

国道138号の終点側にあたる小田原は、観光・食・お土産といった要素がまとまりやすいエリアです。箱根から下ってきた後の“締め”として立ち寄る計画にも向いています。

9.周遊モデルコース|「どこへ行く道?」を具体化

国道138号は、富士五湖(富士吉田・山中湖)から御殿場、箱根、小田原へとつながるため、「目的地に向かうだけの道」ではなく、観光ルートを組み立てやすいのが強みです。ここでは、初めての方でもイメージしやすいように、国道138号を軸にした周遊モデルコースをいくつか紹介します。

※実際の所要時間は、季節・曜日・天候・渋滞状況(とくに山中湖/御殿場/箱根)で大きく変動します。出発前に交通情報を確認し、余裕のある計画にしてください。

9-1.富士五湖(山中湖中心)+国道138号の定番ドライブ(半日〜1日)

おすすめの人
富士山と湖の景観を楽しみたい/短時間でも“富士五湖らしさ”を味わいたい

ルート例(イメージ)
富士吉田(起点側)
→ 忍野・山中湖エリアで散策・休憩
→(時間があれば)湖畔の立ち寄りを追加
→ 富士吉田方面へ戻る/または御殿場方面へ抜ける

ポイント

  • 山中湖周辺は週末や繁忙期に混みやすいため、午前の早い時間帯に動くとスムーズです。
  • “行きは観光優先、帰りは道路状況優先”のように、往復で動き方を変えると疲れにくくなります。

9-2.富士吉田 → 山中湖 → 御殿場(買い物・温泉)で満足度を上げる(1日)

おすすめの人
富士五湖観光と御殿場エリア(買い物・温泉など)を同日にまとめたい

ルート例(イメージ)
富士吉田
→ 山中湖(観光・食事)
→ 籠坂峠
→ 御殿場(買い物や温泉、休憩)
→(道路状況次第で)同ルートで戻る/高速に接続して帰路へ

ポイント

  • 籠坂峠は天候の影響を受けやすい区間です。冬季や雨天時は、必ず出発前に路面状況を確認しましょう。
  • 御殿場周辺は時間帯で混雑が変わりやすいので、買い物・食事の時間を調整して「混む時間帯に市街地を走らない」工夫が効きます。

9-3.御殿場 → 箱根 → 小田原へ抜ける“観光王道”ルート(半日〜1日)

おすすめの人
御殿場側から箱根へ行きたい/小田原方面へ抜けたい/箱根観光を組み込みたい

ルート例(イメージ)
御殿場
→ 乙女峠(箱根方面)
→ 箱根(観光・温泉)
→ 小田原(終点側の観光・食事)
→ 帰路(箱根を戻る/小田原側から別ルートへ)

ポイント

  • 箱根は渋滞が前提になりやすいエリアです。到着時間を詰めすぎず、時間に余裕を持つだけで満足度が上がります。
  • 乙女峠も冬季は凍結に注意が必要です。早朝・夕方以降は特に慎重に判断してください。

9-4.逆方向も有効|御殿場 → 山中湖 → 富士吉田(混雑回避の発想)

おすすめの人
「山中湖周辺が混む時間帯」を避けたい/午後から富士五湖側へ入りたい

ルート例(イメージ)
御殿場
→ 籠坂峠
→ 山中湖
→ 忍野
→ 富士吉田

ポイント

  • 観光地は「午前に入りたい人」が多い一方で、逆方向は比較的読みやすい場合があります。
  • ただし、天候が悪い日は峠の状況が優先です。逆方向だから安全、ということではないため、路面確認は必須です。

9-5.モデルコースを失敗しないための“考え方”3つ

1)山中湖・御殿場・箱根は「混む前提」で時間を組む
最初から余裕を取っておくと、渋滞があっても旅が崩れにくくなります。

2)峠(籠坂峠・乙女峠)は“当日判断”をルール化する
天候・路面が怪しい日は無理をしない(バイパス活用、時間変更、目的地変更)を前提に。

3)出発前に「交通情報 → ライブカメラ」の順で1〜2分チェック
これだけでも、現地で詰む確率が大きく下がります。

10.よくある質問(FAQ)

ここでは、国道138号について検索されやすい疑問を、できるだけ分かりやすく一問一答で整理します。とくに「どこからどこまで?」「有料?無料?」「自転車や原付は走れる?」などは、事前に把握しておくと当日の迷いが減ります。

Q1.国道138号線はどこからどこまでですか?

国道138号の起点は、山梨県富士吉田市の「上宿交差点」です。終点は、神奈川県小田原市の「小田原市民会館前交差点(国道1号上)」になります。
ルートの流れとしては、富士吉田 → 忍野 → 山中湖 → 御殿場 → 箱根 → 小田原、というイメージです。

Q2.国道138号線はどこを通過しますか?

国道138号は、山梨・静岡・神奈川の3県をまたぎ、主に次の自治体を通過します。

  • 山梨県:富士吉田市/忍野村/山中湖村
  • 静岡県:小山町/御殿場市
  • 神奈川県:箱根町/小田原市

観光地(山中湖・箱根)と交通拠点(御殿場・小田原)を結ぶため、区間ごとに道路の性格が変わるのが特徴です。

Q3.国道138号は有料ですか?無料ですか?

一般道としての国道138号(現道)は基本的に無料で走れます。
ただし、国道138号と組み合わせて使われる「東富士五湖道路」は有料の自動車専用道路です。

つまり、「国道138号そのものが有料」ではなく、「国道138号の移動で便利に使える有料道路がある」と理解すると分かりやすいです。

Q4.国道138号バイパスの料金はいくらですか?

質問でいう「バイパス」がどれを指すかで答えが変わります。

  • 東富士五湖道路:有料(利用区間・車種で料金が変わる)
  • 須走道路・御殿場バイパス:無料(ただし自動車専用道路)

料金が気になる場合は、「東富士五湖道路の料金」を確認するのがポイントです。道路料金は改定される可能性があるため、最終的には公式の料金案内で確認するのが確実です。

Q5.国道138号線の無料区間はどこですか?

国道138号の現道(一般道)は基本的に無料です。
また、須走道路・御殿場バイパスのように「自動車専用道路だが無料」という区間もあります。

一方で、東富士五湖道路は有料です。ナビによっては有料道路へ誘導されることもあるため、「有料道路を使わない設定」にする場合は事前に確認しておくと安心です。

Q6.国道138号を自転車で走ることはできますか?

自転車・原付は自動車専用区間に入れません。

国道138号の現道(一般道)については、自転車で走行できる区間が多いです。
ただし、国道138号と接続・並走する自動車専用道路(東富士五湖道路、須走道路、御殿場バイパスなど)は、自転車は通行できません。

自転車で走る場合は、ナビ設定やルート選びで誤って自動車専用道路に入らないよう注意してください。また、峠区間(籠坂峠・乙女峠)は交通量や勾配、冬季の路面状況にも注意が必要です。

Q7.国道138号を原付で走ることはできますか?

自転車・原付は自動車専用区間に入れません。

国道138号の現道(一般道)であれば、原付でも走行できます。
ただし、原付(125cc以下)は自動車専用道路を通行できません。

国道138号周辺には自動車専用区間があるため、原付で移動する場合は「一般道ルートのみ」で計画することが重要です。

Q8.国道138号の制限速度は?

国道138号の制限速度は区間によって異なります。
観光地や市街地では低めに設定されることがあり、峠道では道路状況によって安全に走れる速度も変わります。

最も確実なのは、現地の速度標識に従うことです。とくに初めて走る場合は、流れに乗りすぎず、標識と道路状況を優先して運転するのが安全です。

Q9.国道138号の管理者は誰ですか?

国道138号は一般国道のため、区間によって国(国土交通省)や各都県・自治体が管理します。
実務上は「どの県の区間か」によって管轄や情報の出し方が分かれるため、通行止めや規制を確認する際は、JARTICなどの全国情報に加えて、山梨・静岡・神奈川それぞれの道路情報を確認するのが確実です。

Q10.国道138号はいつ開通しますか?(工事・規制は?)

国道138号はすでに全線として供用されていますが、バイパス整備や拡幅工事、維持工事などにより、区間によって交通規制が入ることがあります。
「今日の状況」を知りたい場合は、交通情報(渋滞・事故・規制)とライブカメラを組み合わせて確認するのが最短です。

11.まとめ|国道138号を安全・快適に使う結論

国道138号は、山梨県富士吉田(富士五湖側)から山中湖・御殿場を経て箱根方面へ抜け、小田原までつながる幹線ルートです。富士山の東側を大きく結ぶ道として、観光ドライブに使いやすい一方で、生活道路・物流路線としての交通量も多く、区間によって道路の性格が大きく変わるのが特徴でした。

最後に、国道138号を使ううえで押さえておきたいポイントを、結論として整理します。

1)まず押さえるべき3点(迷いやすいポイントの最短整理)

① 国道138号は基本「無料」/有料になるのは東富士五湖道路
一般道としての国道138号(現道)は基本的に無料で走れます。
一方で、移動をスムーズにしたい場面で選択肢に入る「東富士五湖道路」は有料です。
「国道138号が有料なのではなく、国道138号の移動で便利に使える有料道路がある」と理解すると混乱しにくくなります。

② 冬季は峠(籠坂峠・乙女峠)が最大の注意点
国道138号は標高の高い峠区間を含むため、冬季は凍結・積雪・チェーン規制の影響を受けやすい道です。
「平地が晴れていても峠は別世界」ということがあるため、冬はとくに“当日判断”が重要になります。

③ 出発前の情報確認が、結果的にいちばんラク
国道138号は、渋滞しやすい観光地(山中湖・箱根)と、交通集中が起きやすいエリア(御殿場)を通ります。
出発前に「交通情報 → ライブカメラ」の順で1〜2分チェックするだけで、無駄な遠回りや現地でのストレスを大きく減らせます。

2)国道138号を快適に使う“現実的なコツ”

  • 山中湖・御殿場・箱根は「混む前提」で、時間に余裕を持って計画する
  • 混雑時は、バイパスや自動車専用道路(利用条件を確認したうえで)を併用する
  • 自転車・原付で走る場合は、自動車専用道路に入らないルート設定を徹底する
  • 峠区間は「カーブ手前で減速」「車間距離を長めに」が基本
  • 冬季は無理をしない(目的地変更・時間変更も含めて撤退判断を持つ)

国道138号は、少し準備して走るだけで「疲れやすさ」「危険度」「予定崩れ」が大きく下がる道です。初めての方ほど、早めの情報確認と余裕ある運転が効きます。

3)最後に:道路状況は変動します。必ず公式情報で最終確認を

渋滞、事故、工事、雪、凍結、チェーン規制など、道路状況は当日に変わることがあります。特に冬季や繁忙期は、「昨日の情報」では判断できない場面が出やすいです。

出発前に、交通情報(渋滞・事故・規制)とライブカメラを確認し、必要に応じて東富士五湖道路の利用や時間帯の調整も検討すると、より安全で快適な移動につながります。

参考情報一覧

国道138号・道路概要(公式情報)

東富士五湖道路(有料道路・料金確認)

須走道路・御殿場バイパス(無料・自動車専用道路)

交通情報・渋滞・通行止め(全国・当日確認用)

ライブカメラ・道路状況(峠・山中湖・御殿場)

道の駅(立ち寄りスポット)

観光・エリア情報(補足確認用)

タイトルとURLをコピーしました