本栖湖から身延山へ抜ける国道300号線沿いの道の駅
道の駅しもべは下部温泉で有名な山梨県下部町の道の駅です。本栖湖から身延山へと抜ける国道300号線、通称「本栖みち」の途中にあります。国道300号線は、道は問題なく整備されているのですが、起伏が激しく山を越えていくといった山道です。特に冬場は、雪が降ったりすると通行不可能に近い状態になります。スタッドレスやチェーンを装着しても、豪雪の場合は危険なので、十分気をつけて下さい。天候、路面状態などの詳細は関係施設等に問い合わせて下さい。
道の駅しもべは、山梨県南巨摩郡身延町古関の国道300号線沿いにあり、下部農村文化公園が併設されています。
施設内には地元産の特産品や土産品を販売する売店があり、食事処では平日に讃岐うどん「笑里」、週末にジビエ料理「ヤマワラウ」が営業しています。
車で直接乗り入れ可能なキャンプ施設「道の駅しもべオートキャンプ場~ゆるキャン△の里~」では、ファミリー向けとソロ向けのサイトがあり、シャワー室やバーベキュー施設も完備しています。
また、コワーキングスペースやフリーWi-Fiを整備し、自然の中でのテレワークにも対応しています。
その他、授乳室、多目的トイレ、バイク専用駐車場、EVスタンドなど、多様なニーズに応える設備を備えています。
営業時間は季節により異なり、5月〜9月は9:00〜18:00、10月〜4月は9:00〜17:00です。ただし、国道沿いの駐車場とトイレは24時間利用可能となっています。
道の駅しもべは、観光、レジャー、ビジネスなど様々な目的に対応する多機能な施設として、地域の魅力を発信しています。
道の駅「しもべ」は、文字通りの道の駅で、道沿いの一時休憩的施設です。道の駅の必須条件であるトイレ、駐車場は完備されていて、売店と情報コーナーもあります。更に、地域振興施設の様な「下部農村文化会館」や「ホタルドーム」等の付帯施設があります。又、食堂もありますが、残念なことに、営業時間が11時半から午後2時までと非常に限定的になっていた事です。食堂では、手作りの手打ちそばなどが食べられるようでしたが、私が訪れたときは営業時間外ということもあって、残念ながら利用できませんでした。もう少し営業時間が長ければ良いと思いました。
道の駅しもべの売店
道の駅しもべの売店は、地元の特産品や土産品を幅広く取り揃えた施設です。売店では、下部町の伝統的な商品である「下部味噌」と「下部小梅」が販売されています。特に下部味噌を使った加工品が人気で、「みそ飴」「みそ大福」「みそ羊羹(ようかん)」などが販売されています。
漬物コーナーも充実しており、「大根の一本漬け」「梅肉ごぼう」「塩麹ちびキュウ」などの多様な漬物が並んでいます。また、市町村合併により同じ町となった旧身延町の商品も取り扱っており、「手作り湯葉丼」「結び湯葉」などが代表的な特産品として販売されています。
季節限定商品も人気です。特に、身延町久遠寺にちなんだ桜関連の商品が春季に販売されます。「桜だんご」「桜そば」「桜まんじゅう」「桜蒸しきんつば」「桜モンブラン」などが桜の季節限定で提供されています。
山梨県の名物である「ほうとう」も充実しており、8種類のほうとうと、板蒲鉾のような形状で好みの太さに切って食べる「板ほうとう」も販売されています。
また、地元で採れた新鮮な野菜や果物も人気です。訪問時期によっては、たけのこや「あけぼの大豆」の加工品なども販売されています。
さらに、アニメ「ゆるキャン△」とのコラボレーションにより、関連グッズの販売も行われています。これは、道の駅しもべがアニメの聖地として知られているためで、ファンにとって魅力的な商品となっています。
その他、山梨のシャインマスカット関連の土産やワインなども取り扱っています。キャンプ場が併設されていることから、調味料などのキャンプ用品も一部販売されていますが、品揃えは限定的です。
総じて、道の駅しもべの売店は地域の特産品や季節の商品、アニメ関連グッズなど、多様な商品を取り揃えており、訪れる人々に地元の魅力を伝える重要な役割を果たしています。
道の駅「しもべ」の関連商品①
下部温泉の天然鉱泉水「信玄」
下部温泉は戦国時代に武田信玄の隠し湯として利用された甲斐の名湯です。戦国最強を誇った武田騎馬軍の湯治場としても知られ、兵士達が戦場の傷を癒したと伝えられています。単なるミネラルウォーターではなく、下部温泉の天然鉱泉水です。
道の駅「しもべ」の関連商品②
川魚をじっくり煮込みました「ヤマメの甘露煮」
下部の特産品の一つが川魚のヤマメです。山間部の綺麗な水の中で育てられたヤマメはクセもなく、身が締まってとても美味しいです。
醤油と砂糖で何時間も煮込んだヤマメは味が染み込んでおり、川魚特有の臭いもありません。残念ながら下部産のヤマメの通信販売がないので、別産地の商品を掲載させて頂きました。
食事処「うどん 笑里(わらさと)」「ヤマワラウ」
道の駅しもべの食事処は、平日と週末で異なる2つの店舗が営業しています。
平日は讃岐うどん「笑里」が営業しています。「笑里」は2023年7月に道の駅しもべの食事処として再スタートしました。店名の「笑里」には「里が笑う」という意味が込められており、地元の方々に美味しいうどんを食べて笑顔になってもらいたいという思いが込められています。人気メニューには「讃岐天ぶっかけ」「野菜天ぶっかけ」があり、スペシャルメニューとして「海老天ぶっかけ」も提供されています。
土曜日と日曜日は、ジビエ料理「ヤマワラウ」が営業しています。「ヤマワラウ」では、シェフ自ら山菜を採取し、狩猟も行っています。女性ならではの感性で心豊かな料理を提供しており、岩塩と海塩でシンプルに味付けしたジビエ(鹿肉)と旬の野菜が特徴的です。
両店舗とも、地元の食材を活かした料理を提供することで、道の駅しもべの魅力を高めています。営業時間は通常9:00から17:00までですが、食事メニューの提供は10:00から16:00までとなっています。
なお、食事処の営業は季節や曜日によって変更される可能性があるため、最新の情報は道の駅しもべの公式ウェブサイトや電話で確認することをおすすめします。
道の駅しもべの食事処は、地域の特色ある食材を活かした料理を提供することで、訪れる人々に地元の味を楽しむ機会を提供しています。平日の讃岐うどんと週末のジビエ料理という異なるジャンルの料理を楽しめることも、この食事処の魅力の一つとなっています。
詳細情報
- 住所 -〒409-3106 山梨県南巨摩郡身延町古関4321番地
- 電話 – 0556-20-4141
- URL- ①https://www.michinoeki-shimobe.jp/ ②https://www.town.minobu.lg.jp/index.html (身延町ホームページ)
- 営業時間 – 5月~9月:午前9時~午後6時 10月~4月:午前9時~午後5時
- 休業日 – 毎週水曜日、その他祝祭日の代休、年末年始
- 駐車場 – ①第1駐車場:小型車32台、大型車4台 ②第2駐車場:小型車13台、大型車3台、 身体障害者用1台
周辺地図
周辺観光情報
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