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富士山周辺の年末年始混雑状況|渋滞傾向と回避・安全のポイント

交通事情
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第1節 はじめに(重要な注意事項・免責)

本記事の混雑情報・見通しは、過去の傾向や公開情報をもとにした参考情報です。実際の混雑は、天候・事故・規制・イベント・運休/増発などの要因で大きく変動します。
最新の公式発表・ライブ情報をご自身で確認したうえで、計画・行動は自己責任でお願いいたします。

本記事の目的は、年末年始に富士山周辺で混雑が生じやすい時期・場所・時間帯の傾向と、現地で役立つ回避・安全のヒントを、一般の観光客の方向けにわかりやすく整理することです。旅行計画の最終判断は、直前の道路交通情報、鉄道・バス運行情報、各施設の公式案内、気象情報、ライブカメラ等を確認して行ってください。

チェック推奨の情報例
・高速道路・主要幹線の渋滞予測/リアルタイム情報
・富士山周辺の道路規制・駐車場の開閉・臨時運用
・初詣・初日の出スポットの最新案内(入場制限・時間帯変更 等)
・気象情報(積雪・凍結)と冬用装備の準備状況

第2節 年末(12月)の混雑傾向

年末(12月)の富士山周辺風景
年末(12月)の富士山周辺風景
年末(12月)の富士山周辺風景
年末(12月)の富士山周辺風景

12月前半〜中旬の富士山周辺は、紅葉シーズンが終わるため比較的おだやかです。気温低下や雪・路面凍結リスクの高まりもあり、団体観光客は少なめで、観光地全体としては「閑散期」に入ります。

一方で、クリスマス期(24〜25日)はツアー客がどっと増えるタイプの賑わいではなく、カップルや少人数の個人旅行が中心。週末と同程度の混み方にとどまるのが通例です。

12/28ごろから大晦日にかけては状況が変化します。帰省移動や冬休み旅行が重なり、主要道路の交通量がじわじわ増加。観光拠点では駐車場の回転が遅くなるほか、公共交通の待ち時間も伸びがちです。

年末の富士山周辺の混雑状況
年末の富士山周辺の混雑状況

また、大晦日の夜に向けては「初日の出待機(車中泊)」の動きが目立ち始め、道の駅や大規模駐車場が夜間〜未明に満車に近づくケースがあります(※詳細は次節以降)。12月のうちからこうした兆候が出ることを覚えておきましょう。

12月の立ち回りヒント

  • ねらい目の時期:12月前半〜中旬(平日)。人気スポットも比較的スムーズに回れます。
  • 時間帯の工夫:週末や連休直前は午前の早い時間帯から動くと混雑影響を抑えられます。
  • 安全装備冬用タイヤ/チェーンは早めに準備。凍結路面・夜間走行では無理をしない行程設計を。
  • 直前確認:ライブカメラや各施設の最新案内で、営業・駐車・規制の有無をチェックしてから出発を。

ポイント
11月の紅葉期のように広域で一斉に混むのではなく、12月は天候・連休・イベント有無で混み方が分散しやすい傾向。年末カレンダーの“谷”を狙えば、観光と安全対策を両立させやすくなります。

第3節 大晦日の状況(12/31)

大晦日の富士山周辺(道の駅等)の駐車場
大晦日の富士山周辺(道の駅等)の駐車場

傾向

  • 元旦の初日の出/ご来光に備えて、前夜から移動→車中泊する人が増えます。これにより、道の駅や大規模駐車場は夜間〜未明に満車リスクが高まります。
  • 大晦日の夕方以降は、主要幹線・観光拠点まわりで断続的な混雑。深夜帯は一時的に流れても、未明〜早朝にかけて再び混みやすくなります。

影響が出やすい場所

  • 道の駅(朝霧高原/なるさわ/富士吉田/すばしり など):車中泊・休憩利用で深夜~未明に満車化しやすい。
  • 大規模駐車場(富士北麓・水ヶ塚 ほか):初日の出待機の車が集中。未明に埋まりやすい(※冬季閉鎖・短縮営業等の有無は要確認)。
  • 主要アプローチ道路:ご来光人気スポット周辺で入庫待ちの列が発生しやすい。

当日の立ち回りヒント

  • 車中泊は“到着時間が勝負”:遅い到着ほど駐車難度が上がります。ルール順守(防災・防寒・騒音配慮)で早めの現地入りを。
  • 移動は“段階的に小刻み”:夕方ピークを外し、夜の早い時間帯→未明前に主要拠点へアプローチするなど、到着時刻を分散。
  • トイレ・給油・軽食の確保:深夜は営業縮小が多く、補給スポットは前倒しで。道の駅は混雑前に利用を。
  • 代替の視点場を検討:元旦ピークを見越し、定番以外の初日の出地点や、公共交通+徒歩の組み合わせで渋滞回避を狙う。

第4節 元旦(1/1)のピーク混雑

初日の出を待つカメラマン
初日の出を待つカメラマン
本栖湖からの初日の出
本栖湖からの初日の出

全体傾向

  • 未明〜早朝(4:00〜8:00)が最大ピーク。ご来光・初日の出スポットに人と車が集中します。
  • 午前中(〜11:00)は各地で余韻の混雑が続き、日中(〜15:00)は初詣が主役に。神社周辺の道路・駐車場が軒並み混み合います。
  • 夕方以降は一旦落ち着くものの、2日以降のUターンと観光が重なり再び混雑基調へ(次節)。

混雑しやすい代表スポットと注意点

  • 新倉山浅間公園(忠霊塔):未明から展望デッキ・階段に行列。状況次第で入場制限の可能性も。駐車場は小規模のため早い段階で満車想定、公共交通+徒歩(下吉田駅)の方が無難。
  • 河口湖周辺(大石公園・産屋ヶ崎など):湖面の“逆さ富士”と初日の出を狙う人が集中。湖畔駐車は未明に埋まりやすいため、歩ける距離のサブ駐車場や早朝の公共交通を検討。
  • 富士山五合目方面:冬季は閉鎖や規制がかかる区間があり、天候次第でアクセス不能の場合も。無理な走行は避け、代替の視点場を持つ計画を。
  • 主要神社(富士山本宮浅間大社/北口本宮富士浅間神社)元旦〜三が日は終日賑わい、午前中がとくに密度高め。臨時駐車場の誘導や徒歩移動の案内に従いましょう。

駐車場・道の駅のポイント

駐車場の混雑
駐車場の混雑
  • 富士北麓駐車場(富士山パーキング)は12/1〜3/31 冬季閉鎖。五合目方面の“受け皿”がひとつ減るため、近隣への負荷が増えがちです。
  • 水ヶ塚駐車場道の駅(朝霧高原/なるさわ/富士吉田/すばしり)は、大晦日夜〜元旦早朝に満車リスク。車中泊・仮眠は早到着ルール順守が前提。

公共交通の活用

  • 河口湖駅下吉田駅を起点に徒歩・周遊バスでアプローチすると、駐車難と入庫待ちを回避しやすい。鉄道・バスは多客で待ち時間が伸びるため、到着はさらに前倒しが吉。

当日の立ち回りヒント(実践版)

  1. 到着は“未明のさらに前”に:3:00台までに現地圏内へ。駐車難を避け、徒歩移動の余裕を確保。
  2. 視点場の“第2・第3候補”を用意:定番が飽和したら即切替。湖畔・丘陵のサブスポット徒歩15〜25分の高台を事前に地図で確認。
  3. 参拝は時間分散:元旦午前のピークを外し、深夜帯/夕方以降2日以降に調整。
  4. 防寒と安全:未明の待機は氷点下前提。手袋・ネックウォーマー・靴底グリップ、ホッカイロ、温かい飲み物で低体温・凍結転倒を予防。
  5. こまめな補給計画:深夜は営業縮小。給油・トイレ・軽食は前倒しで確保、行列の少ない時間に分散利用。

第5節 正月数日間(1/2〜1/4)の混雑

富士山周辺道路の正月の混雑
富士山周辺道路の正月の混雑

全体傾向

  • Uターン+観光が重なる最混雑期。主要道路・観光地・飲食・温泉・土産店まで終日混みやすい日が続きます。
  • 高速は上り線、一般道は観光拠点周辺と駐車場入庫待ちがボトルネック。昼前後〜夕方にかけて混雑が伸びやすい一方、早朝・夕方以降はやや緩みます。

よく詰まる場所・時間帯

  • 神社(富士山本宮浅間大社/北口本宮富士浅間神社):三が日は午前〜午後に参拝ピーク。臨時駐車場の誘導が出る想定で、徒歩移動前提だと流れやすい。
  • 河口湖駅・湖畔:午前は到着客、午後〜夕方は帰路客で駅・ロータリー・周遊バスが密集。
  • 道の駅(朝霧高原/なるさわ/富士吉田/すばしり)や体験施設(まかいの牧場等):休憩・買い物・トイレで日中は常時混雑。駐車の回転が遅く、待機列が伸びやすい。

食事・温泉・宿の混み方

  • 2〜4日は飲食店の待ち時間が増加。人気店は開店前待機通し営業の時間帯が狙い目。
  • 温泉は午後に集中。朝風呂・夜の遅い時間が比較的入りやすい傾向。
  • 宿は満室・レイトアウト集中で駐車場やチェックアウト動線も混みやすい。荷物の出し入れは早めに分散を。

道路・交通のポイント

高速道路の渋滞
高速道路の渋滞
  • 高速(中央道など)上りは1/2〜1/4が渋滞ピークの傾向。出発は早朝(5時前)または夜間(22時以降)へシフトすると影響を減らせます。
  • 観光地アクセスは9:00〜16:00が最も密。朝イチ到着→昼過ぎ撤収の“前倒し”が効きます。
  • 富士北麓駐車場(富士山パーキング)は12/1〜3/31 冬季閉鎖のため、代替駐車への負荷増を想定。

実践ヒント(2〜4日向け)

  1. 時間帯分散:観光は朝7〜10時に集中実行、昼は移動や屋内施設で“混雑をやり過ごす”。
  2. 徒歩+公共交通:駅起点や離れた駐車場から徒歩15〜25分移動のプランで入庫待ち回避。
  3. 食事は二部制:11時台の前倒し昼食/15〜16時の遅め昼で行列回避。
  4. トイレ・補給は前倒し:道の駅は満車前に入る。混雑時間は片側だけ寄る等で滞在を短縮。
  5. 撤収も前倒し:帰路は15時前発または夜発で上り渋滞を避ける。

第6節 主要スポット別の混雑傾向(駐車・規制の注意点)

新倉山浅間公園(忠霊塔)

新倉山浅間公園
新倉山浅間公園
  • 混雑ピーク:元旦未明〜午前。展望デッキへ続く階段で長い行列、状況により入場制限の可能性。
  • 駐車:収容が小さく早期満車下吉田駅から徒歩でのアプローチが無難。
  • 回避策:元旦の未明〜朝を避ける/別日の早朝分散/徒歩前提の動線計画。

河口湖駅・河口湖周辺

河口湖駅
河口湖駅
  • 混雑時間帯:午前(9–11時)は到着客、午後(14–16時)は帰路で駅・ロータリー・周遊バスが詰まりやすい。
  • 駅施設:改札・券売機・土産店の行列に注意。到着の前倒しとIC利用で滞在短縮を。
  • 湖畔スポット:大石公園・産屋ヶ崎など初日の出スポットは未明に駐車が埋まりやすい歩ける距離のサブ駐車場を確保。

富士山五合目・登山口(冬季)

  • 通行状況:冬季は閉鎖・規制が発生(区間・タイミングは年により変動)。無理な走行は避けること。
  • 影響:五合目側が難しい年は周辺の“視点場”に負荷が移動。第2案・第3案を用意しておく。

主要神社(初詣)

初詣参拝者の混雑風景
初詣参拝者の混雑風景
  • 富士山本宮浅間大社(富士宮市):三が日は日中ピーク。臨時駐車場の誘導あり。徒歩移動のほうが流れやすい。
  • 北口本宮冨士浅間神社(富士吉田市)駐車満車→遠方の臨時駐車へ誘導される場合あり。深夜帯/夕方以降が比較的スムーズ。
富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社
北口本宮富士浅間大社
北口本宮富士浅間大社

道の駅・体験施設

道の駅朝霧高原
道の駅朝霧高原
道の駅なるさわ
道の駅なるさわ
道の駅富士吉田
道の駅富士吉田
道の駅すばしり
道の駅すばしり
  • 道の駅(朝霧高原/なるさわ/富士吉田/すばしり)大晦日夜〜元旦早朝は車中泊・休憩で満車リスク高い。日中もトイレ・買い物で常時混雑
  • まかいの牧場:冬休み〜年始もファミリーで賑わう。短縮営業やイベントの有無を事前確認し、午前前倒しが有効。

大規模駐車場(拠点)

富士北麓駐車場
富士北麓駐車場
水ヶ塚駐車場
水ヶ塚駐車場
  • 富士北麓駐車場(富士山パーキング)12/1〜3/31は冬季閉鎖。周辺エリアの駐車負荷が増えるため早着+徒歩前提で計画を。
  • 水ヶ塚駐車場:年末年始は無休見込みだが冬装備必須。路面状況・運用変更は事前に確認を。

第7節 道路・交通の渋滞予測と駐車場の注意

高速道路(中央自動車道など)

高速道路の渋滞
高速道路の渋滞
  • 年末年始は下り:12/28〜30、上り:1/2〜1/4が渋滞の山。最大25km級の渋滞予測もあり、上り線は1/2が最混雑の傾向です。
  • 回避策は時間シフトが基本。早朝(〜5時)または深夜(22時以降)の発着で、混雑帯(概ね7〜21時)を避けると影響を抑えられます。

一般道・幹線

  • 河口湖IC周辺/河口湖大橋/R138・R139など、観光拠点へ向かう導線は終日断続的に渋滞。特に9〜16時は密度が高く、駐車場入庫待ちがボトルネックになりやすいです。
  • ご来光・初詣ピーク時は右折待ち横断者で流れが悪化。到着は前倒し/徒歩区間を長めに確保して車列へ依存しすぎない動線に。

富士スバルライン・五合目方面

  • 冬季は一部区間の通行禁止や規制が入る年があり、気象次第で運用が変動します。五合目アクセスは“行けない前提”も想定して、第2・第3視点場を準備しましょう。
  • 五合目駐車は未明・夕方が比較的空きという年もありますが、気象急変時は撤退判断を最優先に。

拠点駐車場の運用・閉鎖

  • 富士北麓駐車場(富士山パーキング)は12/1〜3/31 冬季閉鎖。この影響で周辺駐車場や路上への負荷が増えやすく、早着+徒歩移動が現実的です。
  • 水ヶ塚駐車場は年末年始も運用見込み。ただし凍結・降雪で出入口や園地が滑りやすく、冬用タイヤ/チェーンは必須。運用変更や短縮は直前に公式確認を。
  • 道の駅(朝霧高原/なるさわ/富士吉田/すばしり)は大晦日夜〜元旦未明の満車リスクが高い。トイレ・仮眠・補給は混雑前に前倒しで済ませ、長時間占有は避けるのがマナーです。

実践チェックリスト(移動前〜走行中)

  1. 渋滞予測×ライブ情報を併用(高速・一般道)。直前更新を確認して出発時刻を再調整。
  2. 給油・EV充電・現金小銭は前日までに。深夜は営業が限られます。
  3. 代替ルート(IC一つ手前で降りる/対岸ルート/徒歩区間延長)を地図で事前設計。
  4. 駐車は“歩ける距離を味方に”:サブ駐車→徒歩15〜25分のプランで入庫待ち列を回避。
  5. 冬装備(冬用タイヤ/チェーン/牽引・ブースター用品/スコップ・解氷剤/毛布・カイロ・飲料)を積載。無理な走行はしない

第8節 混雑回避の実践ヒント

基本戦略(時間 × 動線 × 情報)

  • 時間シフト:混雑帯(概ね 7:00–21:00)を避け、夜明け前 or 夜発で移動・入場。観光は朝イチ集中→昼過ぎ撤収が効きます。
  • 動線の分散サブ駐車場+徒歩15〜25分/駅起点の公共交通+徒歩で“入庫待ちの列”を回避。
  • 直前情報の活用混雑予想カレンダー/ライブカメラ/公式案内で当日の規制・営業・駐車の運用を確認し、到着時刻を微調整。

スポット別のコツ

  • 初日の出(新倉山浅間公園・湖畔)第2・第3候補を用意。定番が飽和したら即切替。展望デッキ入場制限の可能性あり。
  • 初詣(富士山本宮浅間大社/北口本宮冨士浅間神社)元旦午前ピーク回避が基本。深夜帯/夕方以降2〜4日へ分散。
  • 道の駅(朝霧高原・なるさわ・富士吉田・すばしり):大晦日夜〜元旦未明は満車リスク高。トイレ・補給は前倒しで、長時間占有は避ける。

移動・食事・休憩の回し方

  • 移動:上り渋滞の山(1/2〜1/4)は〜5時発または22時以降発で回避。一般道は右折回避ルートと徒歩区間の確保で流れを保つ。
  • 食事:人気店は開店待ち(〜11時入店)か遅め昼(15–16時)へ。テイクアウト活用で待ち時間を分散。
  • 休憩:混雑時間は片側だけ寄るなど滞在短縮。給油・EV充電は前日〜夜間に先回り。

安全と快適装備

  • 冬装備フルセット:冬用タイヤ/チェーン、解氷剤、毛布・カイロ、温かい飲料、滑りにくい靴。未明待機は氷点下前提で準備。
  • 気象・規制の即時確認五合目系は閉鎖・規制が入りやすい。行けない前提で代替視点場を持つ。

第9節 冬季の安全対策(装備・運転・現地での注意)

基本認識

  • 年末年始の富士山周辺は氷点下・積雪・路面凍結を前提に準備する季節です。天候と規制により通行止め・閉鎖が入る場合があるため、予定は常に可変で設計してください。

装備(車)

  • 冬用タイヤ+チェーン:どちらも用意が安全。チェーン規制時は装着が必須になる場合あり。
  • 非常用品:解氷スプレー/スノーブラシ/牽引ロープ/ブースターケーブル/スコップ/毛布・カイロ/飲料・行動食。夜明け前の待機は氷点下が標準です。
  • 燃料・電力前日満タン(EVは前夜〜深夜に充電)。渋滞・入庫待ちに備え余裕を確保

装備(身につけるもの)

  • 重ね着(吸汗→保温→防風)+防寒小物(手袋・ニット帽・ネックウォーマー)。
  • 滑りにくい靴(防滑ソール/簡易アイゼン相当のグリップ)。湖畔・階段・駐車場の斜面が特に滑りやすい

運転と駐車

  • 急の付く操作を避ける(急発進・急ハンドル・急制動)。車間は通常の倍以上を確保。
  • 日陰や橋の上は凍結しやすい。右折待ちは渋滞・スリップの原因になりやすく、左折回りの動線を検討。
  • 駐車は平坦を優先。傾斜面や日陰は凍結で発進不能になりがち。前向き入庫→安全に後退退出できる配置に。
  • アイドリング暖房時は排気口の雪詰まりに注意(CO中毒防止)。長時間待機は換気とこまめな除雪を。

現地での待機・撮影

  • 未明〜夜明け前は体感温度が急低下。低体温症に注意し、温かい飲み物とカイロで体温維持。
  • 電子機器のバッテリーは寒冷で急減。予備バッテリーを内ポケットで保温。
  • トイレ・補給は前倒し:未明は営業縮小。道の駅満車前に済ませる計画が有効。

通行・運用の変動に備える

  • 五合目方面は冬季の閉鎖・規制が入りやすい。第2・第3視点場を事前に用意し、無理な進入はしない。
  • 駐車場運用(開閉・臨時・時間短縮)は年・日で変動。出発前と到着直前に公式案内・ライブで再確認。

情報の取り方(直前確認)

  • 渋滞予測とライブ交通を併用し、到着時刻を当日朝に微調整
  • ライブカメラ・混雑予想カレンダー・施設の最新告知を見て、入場制限・営業時間変更・イベント有無を確認。

第10節 紅葉期(11月)との違い

紅葉の時期の河口湖周辺
紅葉の時期の河口湖周辺

混み方の“質”がちがいます。

  • 11月(紅葉):見頃の数週間にわたり、広域でじわっと混むのが基本。週末や晴天日に昼間中心で混雑が強まり、湖畔・展望地・主要道路が一斉に密度上昇します。
  • 年末年始:期間は短い一方、元旦未明〜午前(初日の出)と三が日の日中(初詣/Uターン)が時間帯・地点に集中駐車場の入庫列参拝の行列のように、“点”でのボトルネックが目立ちます。

具体的な相違点(要点まとめ)

  • ピークの出方
    • 11月:週末・祝日・快晴日に日中ピークが持続。
    • 年末年始:元旦未明〜午前(ご来光)/1月2〜4日の日中(初詣+Uターン)で短時間の山が鋭く立つ。
  • 駐車・待ち行列
    • 11月:広域に分散しつつも湖畔や展望地で滞留。回転はそこまで極端でない。
    • 年末年始:展望デッキや神社境内といった入場口の“点”で長い行列入場制限・臨時誘導の可能性も。
  • 道路の詰まり方
    • 11月:幹線全体が日中じわじわ詰まる
    • 年末年始:入庫待ち右折列/横断人波など局所要因で急に流れが鈍化しやすい。
  • 安全面
    • 11月:夜間凍結リスクは相対的に低め。
    • 年末年始:氷点下・積雪・凍結により冬装備(冬タイヤ/チェーン)必須五合目方面は閉鎖・規制に注意。

立ち回りの考え方も変える

  • 11月は「場所の選び分け」(広域分散)で回避を図るのに対し、年末年始は「時間の切り分け」(未明前倒し/夕方以降/日をずらす)が効きます。
  • 年末年始は“第2・第3候補地”+徒歩15〜25分のセットで、入庫待ち列から離脱する計画が現実的です。

第11節 まとめ(要点の再確認)

  • 混雑の山は短期集中:もっとも混むのは元旦の未明〜午前(初日の出)と、1/2〜1/4 の日中(初詣+Uターン)
  • ボトルネックは“点”で発生:展望デッキや神社境内、駐車場の入庫列・右折待ちなど“入口”で詰まりやすい。徒歩15〜25分を許容する動線設計が効きます。
  • 時間で解くのが王道夜明け前/夜発の時間シフト、朝イチ集中→昼撤収参拝は深夜帯や夕方・別日へ分散。
  • 情報で上書きするライブ交通・駐車運用・施設公式告知を当日朝まで確認し、到着時刻と動線をその場で微調整
  • 冬は安全最優先冬用タイヤ/チェーン、防寒・滑り止めは必須。五合目方面は閉鎖・規制を前提に、代替視点場を複数準備。

参考情報一覧(公式・ライブ・最新告知)※URL付き

交通情報・渋滞・規制(高速)

交通情報・渋滞・規制(一般道・広域)

ライブカメラ(道路・山麓周辺)

富士山アクセス・規制・駐車場

主要スポット(初詣・観光)の公式

補助的ライブ・地域情報

※各リンクの内容・運用は随時更新・変更されます。必ず現地・公式の最新案内をご確認ください。

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