静岡県 Shizuoka Prefecture
朝霧JAM (10月)
富士山麓朝霧高原で奏でる音楽の祭典
静岡県富士宮市の「朝霧アリーナ」で毎年10月開催される野外ライブイベント。朝霧高原の広大な自然の中で、野外でキャンプをしながら皆で音楽を楽しもうという趣旨で開催されています。洋楽を中心に2日間に渡って数多くのバンド、アーティストが演奏。参加者は富士の麓で星空を見ながらライブを堪能できます。又、会場では朝霧牛乳や富士宮やきそばなど富士山麓の名物、料理を味わえる店もあります。2001年から毎年開催されていますが、年々人気化して、今では1万人以上が参加する一大イベントに成長しました。
河津町桜祭り (2~3月頃)
極早咲きのカワヅザクラ
伊豆の気候と桜の品種の為、全国的にも一足先に早咲きの桜が楽しめる河津町の桜祭り。観光イベントとして一躍有名になり、毎年2月頃になると咲き始め、祭期間中には何十万人もの観光客が訪れます。濃いピンク色の桜が河津桜の特徴で、一般的に有名な染井吉野とは違った美しさです。
伊豆稲取温泉雛のつるし飾り祭り(1月~3月頃)
江戸時代から伝わる稲取の伝統工芸
伊豆稲取温泉地方では、江戸時代から代々受け継がれてきた「雛のつるし飾り」の伝統工芸があります。雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾る風習があり、それが各家庭で発展、伝承されてきました。つるし飾りは50種類以上にも及び、それぞれが願い事を表現しています。毎年1月~3月になると、稲取の各地で「つるし飾り祭り」のイベントが開催されます。
浜名湖花博 (2004年4月~10月)
「しずおか国際園芸博覧会」
平成16年4月8日から10月11日までの半年間、浜名湖ガーデンパークに6,000品種500万株にも及ぶ世界中の花々が集結し、国際博覧会「浜名湖花博」(しずおか国際園芸博覧会)が開催されています。静岡県をあげての世紀の大イベントで、開催期間中の来場者目標は500万人を掲げています。3ヶ月経った7月現在、既に来場者は300万人を突破し、目標達成に着実に進んでいます。
大道芸ワールドカップin静岡 (11月初旬)
世界中の大道芸人が集う静岡の名物行事
世界数十カ国・数百組の中から厳選された大道芸人が集う静岡の大イベント。静岡市の駿府公園をメイン会場に多くのパフォーマーが路上で大道芸を披露します。2008年は20カ国91組のパフォーマーが終結。4日間に渡り、自慢の大道芸が繰り広げられました。1992年の開催から年々来場者が増え、今では200万人以上が期間中に訪れています。
たこたこあがれin富士山 (毎年1月)
富士山の麓で一緒に凧揚げしよう
富士宮市のあさぎりアリーナでは毎年1月に、朝霧スカイフェスティバル「たこたこあがれin富士山」を開催します。凧作り教室、お楽しみ抽選会、どんど焼き等のイベントや、富士宮焼きそば・朝霧高原そば・甘酒等の模擬店もあります。又、あったか牛乳のサービス、フクロウと一緒に記念撮影、乗馬コーナーなどイベント盛りだくさんの内容です。(2007年1月の開催内容から紹介)
富士山お山開き (7月1日)
富士登山と富士山祭りの開始を祝うイベント
毎年、富士山本宮浅間大社で富士登山と富士山祭りの開始を祝うイベントです。浅間大社湧玉池における「みそぎ」から始まり、開山祭、富士山入山式、お山開き式、ミス富士山コンテスト、富士開山奉納手筒花火と一日かけてイベントが行われます。午前零時から始まる「禊(みそぎ)」では、富士宮の男達が浅間大社そばの神田川に褌一丁で入ります。寒空の中、気合を入れながら冷たい川の中に入っていく様は圧巻です。一方、当日はミス富士山コンテストもあり、富士宮中の美女達が集まる華やかなイベントです。他にも神輿の練り歩きや手筒花火の披露もあり、一日中楽しめます。
富士山御神火祭り (8月第一土曜日)
神田川の中で神輿を担ぐ迫力満点の祭り
富士山まつりの一つとして毎年富士山本宮浅間大社で行われる祭り。富士山頂で採られた御神火は浅間大社まで運ばれます。その御神火を神輿に点火し、市内を練り歩きます。祭りの最後には御神火を載せた神輿が神田川に入り川をさかのぼります。何十人もの神輿の担ぎ手が掛け声勇ましく、冷たい川の中に入っていく様は迫力満点です。
富士の巻狩り祭り (8月)
源頼朝の巻狩りにちなんだ祭り
源頼朝が富士山麓で巻狩りをした事にちなんで行われている富士宮の伝統行事。富士のお山開きから始まる登山シーズンを締めくくる行事として行われています。毎年、朝霧高原で行われていたが、最近は白糸の滝周辺で行われる様になった。白糸の滝では御神火の火納めとして多数の燈回廊を滝に浮かべます。
富士宮秋祭り(11月初旬)
囃子、山車、屋台の競り合いで見所抜群の秋の伝統行事
毎年11月3日~5日まで浅間大社で行われる秋の例大祭。富士宮の伝統文化である囃子の奉納に始まり、「富士宮音頭」の踊り、そして各区の山車・屋台の引き廻しなど、昔から伝わる伝統文化・行事を楽しめます。元々は五穀豊穣に感謝する秋の感謝祭とされるが、明治時代の近代化の中で富士宮の市街地も賑わいをみせ、秋祭りも活気が増していったとされています。徐々に山車や屋台の引き廻しも増え、祭りの規模も大きくなり、現在に至るというわけです。
ますつり大会 (3月第1日曜日)
にじますの大きさを競う富士宮の恒例行事
富士宮市はにじますの養殖で全国一の生産量を誇ります。富士山麓の豊富で清涼な水を生かして、富士養鱒場を中心に養殖が行われています。ますつり大会は浅間大社横の神田川と潤井川の一部で開催。放流された養殖物と少数ながら生息する天然物がいますが、制限時間内でどれだけの大物を釣ることができるかを競います。大会会場では同時ににじます関連のイベントや出店もあり、毎年多数の参加者があります。
宮おどり大会 (8月第1日曜日)
5千人を超える市民総出の踊り大会
富士宮市制50周年(平成4年)を記念して始まった市民総出の踊り大会。「宮おどり」と「富士宮音頭ニューバージョン」があり、今では5千人以上の市民が踊る一大行事となりました。小中学生から各会社、団体のチームが市街地中心部で活気溢れる踊りを披露します。
流鏑馬祭り (毎年5月上旬)
源頼朝の流鏑馬奉納が起源の伝統行事
1193年、源頼朝が富士山麓で巻狩りをした際に浅間大社に流鏑馬を奉納したのが起源とされる富士宮市の伝統行事です。鎌倉武士の装束で馬を駆けて馬上で的を射抜くく流鏑馬は迫力満点。毎年多くの観光客が訪れ、GW連休中のこの時期は大変賑わいます。浅間大社流鏑馬は富士宮市の無形民俗文化財にもしてされています。
山梨県 Yamanashi Prefecture
河口湖ハーブフェスティバル (6~7月頃)
富士山とラベンダー畑の魅せる美しさ
河口湖畔の八木崎公園と大石公園では一面のラベンダー畑が満開になります。富士河口湖町ではラベンダーの開花時期に合わせて、「ハーブフェスティバル」を毎年開催しています。ラベンダーをはじめとする各種ハーブの苗やハーブ関連商品及び地元特産品を販売する屋台も賑わいを見せる。他にも、ラベンダーソフトやハーブティーなどを提供する屋台もあり、観光客のお腹も満たしています。又、ガーデニングコンテストや夜間のライトアップ、イルミネーションなどもある。期間中の土日には各種ショーやコンサートなどのイベントも開催。
西湖・河口湖樹氷祭り(1月中旬~2月上旬)
冬季限定の氷の芸術
西湖「野鳥の森公園」では、2000年から毎年冬の時期になると「樹氷祭り」を開催しています。公園内の広場を使って、毎年異なる氷の芸術作品を展示しています。夜は作品がライトアップされ、幻想的な世界を作り出しています。2005年は河口湖中原淳一美術館梨宮公園に副会場が設けられ、より多くの「氷の芸術」が公開されました。
富士芝桜まつり (5月)
首都圏最大級約70万株の芝桜
2008年4月、富士本栖湖リゾートに「芝桜の楽園」が誕生しました。約2.4ヘクタールの植付面積に約70万株の芝桜の咲き誇ります。静岡県や山梨県でも染井吉野などの桜の名所は数多くありますが、芝桜となるとなかなかありません。一面の芝桜の傍に竜神池という池があり、天気が良い日は富士山も背後に望めて、絶好の景勝地となります。静岡県と山梨県の県境を越え、本栖湖手前の国道139号線沿いにあります。
長野県 Nagano Prefecture
高遠桜祭り (4月頃)
天下一のコヒガンザクラ
長野県高遠町の「高遠城址公園」で開催される全国でも有数の桜祭り。公園内外にはコヒガンザクラと呼ばれる桜が千五百本ほど植えられており、満開の時期には最高の花見ができます。高遠の桜は「天下一の桜」と呼ばれるほどで、県の天然記念物、桜名所100選にも選ばれています。毎年、30万人以上の観光客が訪れ、シーズンには大変な混雑ぶりです。
コメント