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富士山周辺の「東海自然歩道」【ハイキング】

ハイキング 大自然景勝地
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東京から京都までの自然歩道

東海自然歩道は東京都八王子市の「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園」までの総延長1,697 kmの長距離自然歩道です。歩道は東京都から神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府を抜け、大阪府に辿り着く1都2府8都道府県に跨ります。

富士山周辺の東海自然歩道

富士山周辺にも東海自然歩道が通っており、富士五湖を周る様にして山梨県から静岡県内に延びています。富士山周辺では静岡県の田貫湖付近から小田貫湿原、富士農場を通り、山梨県の本栖湖に続きます。本栖湖から青木ケ原樹海を抜けて紅葉台、三湖台、五湖台、忍野八海、花の都公園、大平山、石割山、山中湖村平野まで続きます。

東海自然歩道「富士宮コース」

富士山周辺の東海自然歩道は富士山が間近に見えることから特に人気が高く、ハイキングツアーも多数企画されています。中でも富士宮コースは山登りもなく平坦な道が多いので、東海自然歩道の中でも初心者でも取り組みやすいコースとなっています。静岡県富士宮市の田貫湖畔から小田貫湿原を通り、陣場の滝や富士養鱒場がある猪之頭地区を抜け、麓の吊り橋を渡り、NHK大河ドラマ「葵徳川三代」で関ヶ原の戦いのロケを行った根原地区の草原地帯を通ります。根原地区の先には貯水池があり、その先は山梨県との県境となります。

ダイヤモンド冨士の名所「田貫湖」

田貫湖は毎年4月20日、8月20日頃に太陽が富士山頂と重なるダイヤモンド富士の名所としても有名です。休暇村富士手前の田貫湖畔が撮影場所として有名でたくさんのカメラマンが訪れます。春には湖畔周囲に植えられた400本あまりの桜が咲く桜の名所としても知られています。

小田貫湿原

小田貫湿原は田貫湖の北側の標高約700mの約1.7haの範囲に125ほどの小池が分布する湿原地帯です。湿原特有の植物や70種近くの蝶、20種以上のトンボが生息する自然の宝庫となっています。

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