はじめに
静岡市清水区の海沿い・興津から、山梨県甲府市の中心部まで──。
国道52号線は、富士川に沿って南北を結ぶ全長約100kmの幹線道路です。古くは「駿州往還」「身延路」として人や物資が行き交ったルートであり、現在もトラック輸送や通勤・通学、観光ドライブまで、さまざまな用途で使われています。
一方で、富士川に沿う山間部の道路という性格上、
カーブが続く区間や峠道、橋やトンネルが多い場所も少なくありません。
冬には路面凍結や積雪のリスクが高まり、大雨のときには雨量規制や土砂災害による通行止めが発生することもあります。さらに、中部横断自動車道(E52)が通行止めになった際には、国道52号に多くの車が迂回してくるため、交通量が一気に増えるケースもあります。
この記事では、国道52号線を「安全に・無理なく」走るために知っておきたい情報を、ドライバー目線でまとめました。
とくに、これから初めて国道52号を走る方、冬や悪天候の時期に利用する予定のある方に役立つ内容を意識しています。
この記事でわかること
- 国道52号線の基本情報
・どこからどこまでを結ぶ道路なのか(起点・終点・通過する市町村)
・富士川に沿った「富士川回廊」としての地形・標高のイメージ
・「身延道」「富士川街道」「甲西道路」など、通称や歴史的な背景 - 区間別の走行イメージと注意ポイント
・興津〜新清水IC周辺、山間部の峠区間、身延・富士川エリア、甲府市街地までの流れ
・どの区間が走りやすく、どの区間でカーブ・勾配・渋滞に注意すべきか - ライブカメラと道路情報の調べ方
・国道52号沿いに設置されたライブカメラ一覧と、「どのあたりが映っているのか」
・雨量・通行規制・渋滞など、出発前にチェックしておきたい公式情報の見方 - 冬の52号を走るときの装備と運転のコツ
・凍結しやすい区間や時間帯の傾向
・スタッドレスタイヤやチェーンの必要性、雪道での基本的な走り方 - 道の駅・休憩スポット・観光の寄り道情報
・沿線の主な道の駅と、それぞれの特徴・おすすめの楽しみ方
・身延山や富士川沿いの景観スポット、フルーツ・温泉など観光と組み合わせるヒント - 災害時・通行止め時の考え方
・中部横断道が通行止めになったとき、国道52号が果たす役割
・無理に走らず、広域迂回や予定変更を検討するための判断材料
国道52号線は、「知ってさえいれば安全に快適に走れる道」です。
この記事を通して、ライブカメラや道路情報を上手に活用しながら、季節ごとの注意点を押さえ、安心して富士川沿いのドライブを楽しんでいただければ幸いです。
1.国道52号線とは?|基本データとルートの特徴
1-1 国道52号はどこからどこまで?起点・終点・延長
国道52号線は、静岡県静岡市清水区と山梨県甲府市を結ぶ一般国道です。
海沿いのまち・静岡市清水区から内陸の中核都市・甲府市までを南北に結ぶ、いわば「静岡―甲府ライン」の幹線ルートになっています。
- 路線名:一般国道52号
- 起点:静岡県静岡市清水区 興津中町交差点(国道1号との交点)
- 終点:山梨県甲府市 甲府警察署前交差点(国道358号・411号との交点)
- 総延長:おおよそ95〜96km前後(資料により95.7km/96.2kmなどの表記)
- 実延長:約91〜92km(重複区間を除いた距離)
経由する主な自治体は、次のとおりです。
- 静岡県:静岡市(清水区)、富士宮市
- 山梨県:南巨摩郡南部町、身延町、富士川町、南アルプス市、甲斐市、甲府市
さらに、国道52号線は全線が国土交通省の直轄管理「指定区間」となっており、地方の一国道にとどまらない、国家的にも重要な物流・交通ルートとして位置づけられています。
1-2 富士川に沿う「富士川回廊」|地形・標高のイメージ
国道52号線の最大の特徴は、富士川に沿って南北に走る「山岳+河岸ルート」であることです。
- 静岡市清水区の海抜ほぼ0mの海岸部からスタートし、
- 富士川に沿って北上しながら、
- 山間部では富士見峠(標高約250m)、大和峠(約199m)などの峠を越え、
- 最終的に甲府盆地へと至ります。
このルートは、資料の中で「富士川回廊」と呼ばれており、急峻な山肌と深い谷を、トンネルや橋梁(橋)でつなぎながら縫うように進む道というイメージです。
- 山梨県側では富士川の右岸を走る区間が長く、
- 塩沢トンネル、南部トンネル、新榧ノ木隧道、身延トンネル、西島トンネル、箱原地区の洞門群など、トンネル・洞門が連続する区間もあります。
こうした地形的な特徴から、
- カーブが多い
- アップダウンが多い
- 橋の上やトンネル出口など、冬季に凍結しやすいポイントが点在する
といった性格を持っており、「快走路だからといってスピードを出しすぎると危険な道路」であることが指摘されています。
1-3 通称と歴史的な呼び名
国道52号線は、単なる「国道番号付きの道」ではなく、古くから人の往来を支えてきた街道の記憶を受け継ぐ道でもあります。
資料では、次のような通称・呼び名が挙げられています。
- 身延道(みのぶみち)
- 日蓮宗総本山・身延山久遠寺への参詣道としての性格が強い区間。
- 富士川街道(ふじかわかいどう)
- 富士川沿いを走る街道としての呼称。
- 甲西道路(こうさいどうろ)
- 甲府盆地西側、南アルプス市〜韮崎方面のバイパス的性格を持つ区間。
さらに歴史をさかのぼると、国道52号のルートは江戸時代の「駿州往還」や「身延路」に由来することが指摘されています。
- 江戸時代には、駿河国(静岡側)と甲斐国(山梨側)を結ぶ脇往還として機能しており、
- 富士川沿いを通る物流路・参詣路として、人や物資が行き交っていました。
近代以降の“国道52号”としての歴史は、次のような流れで整理されています。
- 1953年(昭和28年)
- 静岡県清水市〜長野県上田市を結ぶ「二級国道141号清水上田線」の一部として国道指定。
- 1963年(昭和38年)
- 国道網再編により、二級国道141号の南半分(清水市〜韮崎市)が分離・昇格し、「一級国道52号」として独立。
- 一級国道は「県庁所在地クラスの都市同士を結ぶ」ことが要件とされていたため、
- 終点が韮崎市ではなく、国道20号と重複して甲府市まで延びるルートに再設定された。
その後、中央自動車道のルートが身延経由案から現在の北回りルートへ変更された際、
身延側への「配慮」として国道52号の整備が進められた、という政治的な背景も資料の中で触れられています。
このように、国道52号線は
- 富士川に沿う山岳路線としての地形的な個性と、
- 江戸時代の街道から現代の国道網へと至る長い歴史、
- そして静岡―甲府を結ぶ国家的幹線としての役割
を併せ持つ、奥行きの深い道路です。
次の章では、実際に走るときのイメージが湧くように、静岡・興津から甲府市街までの区間をいくつかに分けて、ドライブガイド形式でご紹介していきます。
2.区間別ドライブガイド|静岡から甲府までの走り方
ここからは、実際にクルマで走るイメージが湧くように、
静岡・興津から甲府市街地までをいくつかの区間に分けてご紹介します。
2-1 興津〜新清水IC周辺|海辺から山へ入る入口区間
国道52号線は、静岡市清水区・興津中町交差点で国道1号と分かれ、内陸へ向かって北上を始めます。
このあたりはまだ海に近く、標高も低いので、
・道幅も比較的広く
・信号もそれなりにあり
・大型車・通勤車・地元の生活交通が混ざる
いわゆる「郊外の幹線道路」といった雰囲気です。
やがて新東名高速道路・新清水ICの近くにさしかかると、
周囲の景色はだんだん山がちになり、「これから山に入っていく入口」という印象に変わっていきます。
- 新清水ICでは、新東名と国道52号を乗り継ぐことができ、
・東京・名古屋方面から高速で来て
・ここで降りて山梨方面へ一般道で抜ける
といったルートにもよく使われます。
ポイント
- 交通量は多めなので、合流・車線変更は落ち着いて行う
- コンビニやガソリンスタンドもまだ多い区間なので、早めの燃料補給・トイレ休憩に向いています
2-2 新清水IC〜小河内・宍原・芝川〜静岡・山梨県境|山間部と峠区間
新清水ICを過ぎると、いよいよ本格的な山間部に入っていきます。
- カーブが増え
- 勾配(上り下り)も出てきて
- トンネルや橋が多くなる
「山の中を縫って進む道路」という印象が強くなり、
運転にも少し集中力が必要になる区間です。

途中に現れる代表的なエリアが、
- 小河内(おごうち)周辺
- 宍原(ししはら)工業団地周辺
- 芝川エリア
などです。
このあたりには道路管理者のライブカメラが多く設置されていて、
雨の降り方や路面の様子、冬の積雪状況を確認するのにとても役立ちます。
さらに北へ進むと、静岡県と山梨県の境界に到達します。
富士川の谷が深く、両側に山が迫る区間で、冬はとくに路面凍結に注意したいエリアです。

この区間の注意点
- カーブと勾配が続くので、スピードを出しすぎない
- 橋の上・トンネル出口・日陰カーブは、冬季は凍結しやすい
- 雨の日や夜間は見通しが悪くなるので、早めのライト点灯・車間距離を十分に
2-3 山梨県南部町エリア|富沢・相又周辺「山梨の玄関口」
静岡・山梨県境を越えると、山梨県南部町に入ります。
富士川に沿って続く谷あいのまちで、国道52号線にとっては「山梨側の玄関口」的な存在です。
代表的な地名としては、
- 富沢(とみざわ)地区
- 相又(あいまた)周辺
などがあります。
このエリアの特徴は、
- 国道52号のすぐ近くに中部横断自動車道(E52)・富沢IC/南部ICがあり、
一般道と高速道路を行き来しながら走りやすいこと - 南部町はお茶やタケノコなどの産地でもあり、
道の駅や直売所を中心に、地元らしい雰囲気を楽しめること
などです。

ドライブのポイント
- 高速道路を長く走ってきた場合、富沢IC・南部IC付近で一度降りて、
国道52号沿いの道の駅で休憩するルートもおすすめです。 - 南部町は山あいとはいえ標高はそれほど高くないので、
雪は「降る年もある」程度ですが、冷え込みの強い日には早朝の凍結に注意しましょう。
2-4 身延町・富士川町エリア|富士川沿いを快走する区間
南部町からさらに北へ進むと、
国道52号線は身延町(みのぶちょう)・富士川町(ふじかわちょう)を通過していきます。

このあたりは、まさに富士川沿いを走る「川沿い快走路」という感じで、
- 山と川に挟まれたダイナミックな景色
- 比較的見通しのよい直線〜ゆるいカーブの道
- 所々に広い河原や集落が開けるポイント
など、走っていて気持ちの良い区間が続きます。
一方で、沿線には
- 日蓮宗総本山・身延山久遠寺
- 温泉地やキャンプ場、フルーツ農園
などへの分岐も多く、観光目的のクルマの出入りもあります。
また、山間の狭い市街地を避けるために、
- 身延バイパス
- 西島(にしじま)バイパス
といったバイパス道路も整備されており、
- 「なるべく早く通り抜けたい場合」はバイパス
- 「町並みを眺めながらゆっくり走りたい場合」は旧道
といった走り分けもできます。
この区間のポイント
- 富士川の景色がよく見える場所では、脇見運転に注意
- 観光シーズン(お花見・紅葉・連休など)は、寺社や温泉方面への右折車が増える
- 雨量が多いときは、富士川や支流の増水・土砂災害情報にも気を配る
2-5 南アルプス市〜甲斐市〜甲府市街地へ|甲西道路と市街地渋滞
身延町・富士川町エリアを抜けると、
国道52号線は次第に山間部を離れ、甲府盆地の南側へと入っていきます。
このあたりで重要なのが、いわゆる「甲西(こうさい)道路」と呼ばれるバイパス区間です。
- 南アルプス市内を東西に走り、
- 旧来の狭い市街地ルートを避けて、
- 比較的走りやすい線形で整備された道路
という位置づけで、
並行して走る中部横断自動車道(E52)とセットで、甲府盆地西側の交通を支えています。
さらに北へ進むと、甲斐市〜甲府市街地へと入り、

- 交差点・信号の数が増える
- 右折レーン・複数車線区間が出てくる
- 通勤・買い物・業務車両など、生活交通が一気に増える
いわゆる「市街地の国道」という雰囲気になっていきます。
終点は、甲府警察署前交差点付近。
ここで国道20号・358号・411号などとつながり、
甲府市街からさらに中央自動車道方面・精進湖方面・柳沢峠方面などへ分かれていきます。
この区間のポイント
- 盆地特有の「冬の底冷え」があり、放射冷却で路面温度が下がることもあるので、早朝の橋・高架部は注意
- 渋滞が発生しやすい時間帯(朝夕の通勤時間・週末の買い物時間帯)は、時間に余裕を持った計画を
- 慣れない交差点では、無理な右折・車線変更を避け、直進してから落ち着いて迂回するくらいの気持ちで
このように、国道52号線は
「海沿いの郊外路」→「山間部の峠道」→「川沿い快走路」→「盆地の市街地国道」
と、区間ごとに性格が大きく変わる道路です。
次の章では、この国道52号線と高速道路・他の国道とのつながりを整理し、
どんなときにどのルートを選ぶと走りやすいのかを解説していきます。
3.高速道路・他の国道とのつながりと、ルート選びのコツ
国道52号線は、それ単体で完結する道というよりも、新東名高速道路・中部横断自動車道(E52)・国道1号・20号などをつなぐ“ハブ”のような存在です。
ここでは、「どこで何とつながっているのか」「どう組み合わせると走りやすいのか」を整理します。
3-1 新東名・中部横断自動車道(E52)との関係

まず押さえておきたいのが、新東名+中部横断自動車道(E52)との連携です。
- 静岡側では
- 新東名高速道路・新清水IC
- ここで新東名と国道52号が直接つながっており、
「東名・新東名 →(新清水ICで下りる)→ 国道52号で山梨方面へ」
という使い方ができます。
- 山梨側では、中部横断自動車道(E52)が国道52号とほぼ並走しており、
- 富沢IC/南部IC/増穂IC/南アルプスIC/白根IC などのIC付近で
「高速を降りて国道52号に合流」
「国道52号から高速に乗り直す」
といった行き来が可能です。
- 富沢IC/南部IC/増穂IC/南アルプスIC/白根IC などのIC付近で
こんな使い方が便利
- 静岡⇔甲府を“できるだけ速く”移動したいとき
→ 新東名・中部横断道をメインに使い、
一部区間だけ国道52号を補助的に使うルートが基本。 - 時間に余裕があり、景色や寄り道も楽しみたいとき
→ 片道は国道52号でのんびり富士川沿いを走り、
帰りは中部横断道+新東名で一気に戻る、といった組み合わせもおすすめです。
3-2 他の国道との接続ポイント
国道52号線は、両端および途中のいくつかの地点で、他の主要国道とつながっています。
ざっくり整理すると、次のようなイメージです。
- 起点側(静岡市清水区)
- 国道1号(東海道の大動脈)
→ 静岡市街・焼津・浜松・名古屋方面/富士・沼津・箱根・東京方面へ
- 国道1号(東海道の大動脈)
- 終点側(甲府市)
- 国道20号(甲州街道)
→ 甲府から大月・八王子・新宿方面、あるいは諏訪・塩尻方面へ - 国道358号(精進ブルーライン)
→ 精進湖・本栖湖・富士五湖方面へ - 国道411号(青梅街道)
→ 塩山・柳沢峠を経て奥多摩・青梅方面へ
- 国道20号(甲州街道)
- 途中区間での主な接続
- 国道300号(本栖みち)
→ 身延町から本栖湖・富士五湖方面へ抜ける山道ルート - 国道140号(雁坂みち)
→ 甲府盆地東側から秩父・本庄方面へ - 国道469号
→ 富士宮市側で富士山麓・富士市方面へ向かうルート
- 国道300号(本栖みち)
行き先別・ざっくりルートイメージ
- 「静岡(清水)→ 富士五湖方面」
→ 国道52号で北上 → 国道300号(本栖みち)で本栖湖へ → 各湖へ展開 - 「静岡(清水)→ 甲府 → 諏訪方面」
→ 国道52号で甲府へ → 国道20号で諏訪・塩尻方面へ - 「甲府 → 富士宮・富士市方面」
→ 国道52号南下 → 富士宮・芝川周辺で国道469号などへ分岐
このように、国道52号は「どこへ向かうにしても一度は通る“幹”」になりやすい道路です。
3-3 バックアップルートとしての国道52号

近年とくに注目されているのが、中部横断自動車道(E52)が通行止めになったときの“バックアップルート”としての役割です。
中部横断道はトンネルが長く、山あいを通る高速道路のため、
- 夜間工事や点検で計画的に通行止めになることがある
- 大雪・事故・土砂災害などで緊急的な通行止めになることもある
こうした場合、高速道路からの公式な迂回ルートとして国道52号が指定されることが多く、トラックを中心に、普段よりもはるかに多くの車が国道52号へ流れてきます。
通行止め時に起こりやすいこと
- 大型車の通行量が一気に増える
- 追い越しがしにくい区間では、速度が全体的に低下する
- 夜間は、とくにトラックの割合が高くなる
ふだんは比較的マイペースで走れる区間でも、迂回路指定時には「思った以上に混んでいる・ペースが遅い」という状況になりがちです。
ドライバー側の心構え
- 高速道路の通行止め情報を事前にチェックし、「今夜は国道52号に迂回が集中しそうかどうか」を知っておく
- もし通行止め・迂回が予想される場合は、
- 出発時間をずらす
- 別ルート(東名+国道1号/中央道+国道20号など)を検討する
- そもそも移動自体を翌日に変更する
といった判断も視野に入れる
- やむを得ず通る場合は、
- 車間距離を十分にとる
- 無理な追い越しをしない
- 早め早めの休憩を心がける
「高速が止まったから、とりあえず国道52号へ…」というのは、他の多くのドライバーも同じことを考えています。
“国道52号はあくまで山間部の一般道”ということを忘れず、時間にも気持ちにも余裕を持って走ることが、安全につながります。
次の章では、国道52号を走る前にぜひ活用したい
「ライブカメラ」と「道路情報サイト」の使い方と、主なカメラ設置ポイントについて、
もう少し具体的にご説明していきます。
4.国道52号ライブカメラの使い方と一覧

国道52号線を安全に走るうえで、とても心強い味方になってくれるのが、道路管理者が設置しているライブカメラです。
「今、雨がどれくらい降っているか」「路面に雪が残っていないか」など、現地の“リアルな様子”を、出発前に自宅やスマホから確認できるのが最大のメリットです。
ここでは、
- ライブカメラを探す方法
- 区間ごとの主な設置ポイント
- 画面を見るときのチェックポイント
を順番にご紹介します。
4-1 まずは一覧ページから|「国道52号ライブカメラ」まとめの活用
国道52号沿いには多数のライブカメラが設置されており、それぞれ道路管理事務所や自治体のサイトから映像を閲覧できます。
本記事とあわせて、「国道52号 ライブカメラ」だけをまとめた一覧ページや「route52」などのタグページが用意されていれば、まずはそこを開き、
- 静岡側のカメラ
- 山梨側のカメラ
- 県境付近や峠区間のカメラ
といった形で、見たいエリアをざっくり把握するのがおすすめです。
そのうえで、
- これから通る予定の区間
- 凍結や大雨が心配な峠・山あい
- 代替ルートになりそうな区間
を中心に、個別のカメラ映像をチェックしていくと効率的です。
4-2 静岡側:小河内・宍原・芝川・県境エリアのカメラ
静岡県側の国道52号は、新清水ICから北の山間部にかけて、特にライブカメラが充実しています。代表的なポイントとしては、次のようなものがあります。
小河内(おごうち)周辺
- 小河内2・小河内3 など
- 山間部のカーブが多い区間で、雨・雪・路面状況の確認に便利
宍原(ししはら)工業団地周辺
- 宍原工業団地
- 宍原雪寒(せっかん)基地 など
- 冬季の除雪体制・積雪状況を把握しやすいエリア
芝川(しばかわ)エリア
- 芝川1
- 芝川3合目・5合目・6合目 など
- 標高が徐々に上がっていく区間を段階的に確認できるため、「どの高さから雪が付き始めているか」の目安になります。
静岡・山梨県境付近のカメラ
- 富士川に沿う谷が狭くなり、橋やトンネルが続く区間
- 県境周辺の天気・路面の様子を事前に知るのに便利
これら静岡側のカメラを一通り見ておくと、
- 「静岡市街は雨でも、山に入ると雪になっていないか」
- 「標高が上がるごとに、どのあたりから路肩に雪が残り始めているか」
といった、“平地との差”を具体的にイメージしやすくなります。
4-3 山梨側:南部町〜身延町〜富士川町エリアのカメラ
山梨県側でも、国道52号の要所となるポイントにライブカメラが設置されています。
とくに、雨量規制・土砂災害・凍結のリスクが高い区間では、映像が重要な手がかりになります。
代表的なポイントは次のとおりです。
南部町エリア
- 万沢(まんざわ)
- 切久保峠(きりくぼとうげ)
- 大和峠(やまととうげ)
- 相又(あいまた) など
→ 山間部の峠区間で、雨量・積雪・路面状況を重点的に確認したい地点です。
身延町〜富士川町エリア
- 古屋敷(ふるやしき)
- 箱原(はこはら)
- 清水端(しみずばた)
- 富士川大橋西交差点
- 増穂(ますほ) など
→ 富士川沿いの区間で、川の増水・路面の濡れ方・交通量の目安になります。
これらのカメラを順番にチェックすることで、
- 「県境から南部町までは問題ないが、身延町に入ると路面がびっしょり濡れている」
- 「古屋敷・箱原あたりで雪が多く、そこから先へ行くのは控えた方がよさそう」
といった判断を、出発前の段階である程度立てることができます。
4-4 南アルプス市内〜甲府市周辺のカメラ
甲府盆地に近づくと、国道52号は“峠道”というより、市街地を走る幹線道路という性格が強くなります。
このエリアでは、次のような地点にライブカメラが設置されているケースがあります。
南アルプス市内の交差点付近
- 白根IC西交差点
- 十五所(じゅうごしょ)交差点
- 南アルプスIC西交差点 など
甲府市内・甲斐市内の主要交差点
- アルプス通り沿い
- 貢川(くがわ)交番前交差点 周辺 など
これらのカメラでは、
- 雨の日の渋滞状況
- 夕方ラッシュ時の交通量
- 路面の濡れ具合・雪の残り具合
などを確認できます。
山間部ほどの“命に関わるような危険”ではないにせよ、
- 「雪は峠だけで、市街地は路面が出ているか」
- 「渋滞がひどそうなら、時間をずらす・別ルートにするか」
といった都市部ならではの判断材料として、活用価値があります。
4-5 ライブカメラを見るときのチェックポイント


最後に、ライブカメラをチェックするときに、どこに着目すればよいかを簡単にまとめておきます。
- 路面の色・質感
- 黒く濡れている → 雨・融雪水。気温が低いとスリップ注意。
- 白く見える → 雪が積もっている、またはシャーベット状。
- 一見乾いて見えても、日陰カーブや橋の上だけ凍っているケースもあるため、「カメラに写っていない場所のリスク」も頭に入れておきましょう。
- 路肩・ガードレール周辺の雪の残り方
- 路肩に◯cm単位で雪が積もっている場合、除雪したてでも再凍結しやすい状況です。
- 山肌や木の枝に雪がしっかり付いているときは、気温が低く、アイスバーンになりやすいと考えてください。
- 周囲の山の雪化粧具合
- 山の中腹まで真っ白になっている場合、その標高帯の道路ではスタッドレス+チェーン携行が前提と考えた方が安全です。
- 交通量・流れの速さ
- 明らかに車が少ない・ゆっくり走っている場合、「地元の人が慎重に走っている=悪条件」のサインであることも多いです。
- トラックが多い時間帯は、追い越しに無理をしないことが大切です。
- 時間帯と組み合わせて考える
- 同じ映像でも、
- 日中の+5℃ と
- 夜明け前の−2℃ では、路面状況がまったく違います。
- ライブカメラの更新時刻・撮影時刻を確認し、「何時間前の映像か」も必ずチェックしましょう。
- 同じ映像でも、
ライブカメラは、あくまで「数km〜十数km離れた一点の様子」を映しているだけですが、複数の地点を組み合わせて見ていくことで、国道52号全体のコンディションがかなり具体的にイメージできるようになります。
次の章では、ライブカメラと併せてチェックしておきたい公式の道路情報・雨量情報・規制情報の見方について、もう少し踏み込んで解説していきます。
5.道路状況・規制情報・雨量規制のしくみ
ライブカメラは「目で見る情報」ですが、あわせてチェックしたいのが、公式の道路情報・雨量情報・規制情報です。
ここでは、
- どんな情報をどこで確認できるのか
- 雨量規制とはどういう仕組みなのか
- 事故・規制が起こりやすい場面で、どう気をつければいいのか
をまとめておきます。
5-1 公式の道路情報サイトで確認できること
国道52号線のような直轄国道では、国土交通省や各道路管理事務所が最新の規制情報・通行止め情報を発信しています。
代表的には、次のような項目が確認できます。
- 規制の種類
- 通行止め(全面)
- 片側交互通行
- チェーン規制・冬用タイヤ規制
- 車線規制(工事・事故など)
- 規制区間
- 「○○町△△〜□□町××まで」といった区間表示
- IC間表示(例:増穂IC〜南部IC など)
- 国道52号のキロポスト(KP)表示が記載されている場合もあります。
- 規制の理由
- 大雨(雨量規制)
- 土砂崩れ・落石
- 事故
- 除雪・点検・工事 など
- 発生時刻・解除見込み
- いつから規制が始まったのか
- 解除の見通し・未定かどうか
こうした情報は、ライブカメラの映像とセットで見るのがポイントです。
- カメラ上は一見「普通に流れているように見えても」、その先の区間が通行止めになっていて進めないことがあります。
- 逆に、通行止め解除直後は、カメラには車が少なくても、走ってみたら除雪の雪山や路肩の障害物で走りにくい、という場合もあります。
「まずは公式の規制情報 → そのうえでライブカメラで具体的な様子を確認」
という順番でチェックするのがおすすめです。
5-2 雨量規制・土砂災害リスクが高い区間


国道52号は、富士川とその支流に沿った山あいのルートです。
その性格上、大雨が降ると土砂崩れ・路肩崩壊・落石のリスクが高くなる区間がいくつか存在します。
こうした区間では、あらかじめ「雨量規制」の基準値が決められていることが多く、
- 時間雨量(1時間にどれだけ降ったか)
- 連続雨量(一定時間内の累積雨量)
が一定の値を超えると、自動的に
- 通行止め
- 片側交互通行
- 速度規制
などが発動する仕組みになっています。
富士川の谷が狭く、斜面の急な場所ほど、比較的少ない雨量でも規制基準に達しやすい傾向があります。
ドライバーとしては、
- 「大雨警報・土砂災害警戒情報」が出ているときは、“規制が急に発生してもおかしくない状態”だと認識すること
- 出発前に、
- 雨雲レーダー
- 国&県の道路情報
- 河川の水位情報
をセットで確認し、「今、本当にこのルートを選ぶべきか?」を一度立ち止まって考えること
がとても重要です。
とくに、
- 南部町〜身延町〜富士川町の山間部
- 谷が深く、片側が山・片側が川になっている区間
などは、大雨時には「走らない」という選択肢も真剣に検討すべきエリアです。
5-3 事故が起きやすい場面と、安全運転のコツ
国道52号では、地形的な要因から、特定の「シチュエーション」で事故が起きやすいとされています。
代表的なパターンを、いくつか挙げておきます。
① 連続カーブ+下り坂での速度超過
- 山間部の下り区間で、
「直線でスピードが乗ったままカーブに入ってしまう」
→ 外側のガードレールに接触/対向車線にはみ出す
というケース。
対策
- 「先を見越して抑えめの速度」をキープする
- カーブの手前で十分に減速し、カーブの途中でのブレーキを減らす
- 雨の日・夜間・雪の日は、制限速度よりさらに余裕を持つ
② トンネル出入口・橋の上の凍結
- 気温が低い夜明け前・早朝、トンネル出口や橋梁部だけが「ツルっと」凍るケースがあります。
- カーブ+橋+日陰が重なると、見た目では乾いているように見えても滑ることがあります。
対策
- 気温が0℃前後の日は、「橋とトンネルの出口は凍っているかもしれない」と決めてかかる
- トンネル内でスピードを上げすぎず、出口の手前からごく軽く減速しておく
- 急なブレーキ・急なハンドル操作は厳禁
③ 前走車・大型車との車間距離不足


- 中部横断道の迂回指定時など、大型トラックが増えると、
「前が詰まっているのに、つい車間を詰めてしまう」
という状況が起こりがちです。
対策
- 一般道の山間部では、高速道路以上に車間距離をとるくらいの意識で
- 特にカーブ手前・集落の中・交差点付近では、前車のブレーキにすぐ対応できる距離を保つ
- 「後ろから急かされている」と感じても、無理をせず自分のペースを守る
④ 雨の日・夜間の「見えない落石・路肩崩れ」
- 山側の斜面から転がり落ちた石や、崩れかけた路肩の“き裂”が、雨+暗さで見えにくくなっていることがあります。
対策
- 対向車が少ないときは、こまめにハイビームを使い分ける
- 「山側の白線ギリギリ」を攻めて走らず、少しだけ余裕を持った走行ラインをとる
- 大雨の直後・警報発令中は、そもそも通行を控える判断も大切
こうしたポイントを踏まえると、国道52号線で大切なのは、派手なテクニックではなく、
- 速度を控えめに保つ
- 車間距離をしっかり取る
- 危険が増える条件(夜間・雨・雪・大雨警報時)には無理をしない
というごく基本的な安全運転だとわかります。
次の章では、冬シーズンに国道52号を走る予定のある方向けに、「どこが凍りやすいのか」「タイヤやチェーンはどう考えるべきか」といった冬期走行のポイントを、もう少し具体的に整理していきます。
6.冬の国道52号|雪・凍結への備えと走り方
国道52号線は「太平洋側のルート」で、豪雪地帯というわけではありませんが、峠・橋・トンネル周辺を中心に、冬はしっかり“雪道・凍結路”になります。
「静岡だから大丈夫でしょ」「盆地だからそんなに雪は…」と油断していると、思わぬアイスバーンに出会ってしまうこともあります。
ここでは、冬シーズンに国道52号を走るときに押さえておきたいポイントを、場所・装備・運転方法の3つの観点から整理します。
6-1 どこが凍りやすい?注意したい峠・時間帯


冬の国道52号でまず意識しておきたいのが、「どの区間がとくに冷えやすいか」です。
とくに注意したいのは、次のような場所・条件です。
◆ 静岡側の山間部〜県境付近
- 新清水ICを過ぎてからの、
- 小河内〜宍原〜芝川エリア
- 静岡・山梨県境付近の峠区間
- 谷が深く、日照時間が短い場所も多いため、
路面が一日中乾ききらない日も珍しくありません。
◆ 山梨側の峠区間
- 南部町の万沢・切久保峠・大和峠・相又周辺
- 標高が上がるにつれて気温が下がり、「甲府盆地は晴れているのに、峠はうっすら雪」という状況も起こりやすいエリアです。
◆ 橋梁・トンネル出入口
- 富士川を渡る橋の上
- トンネルの出口付近(寒い外気に一気にさらされる場所)
→ 地面からの熱が伝わりにくく、同じ気温でも路面が凍りやすいポイントです。
◆ 凍結しやすい時間帯
- 深夜〜夜明け前
- 冬の晴れた朝(放射冷却でキンと冷え込んだ日)
特に、最低気温が0℃前後になりそうな日の早朝ドライブは、
- 前日まで雪がなくても
- 濡れた路面がうっすら凍っている
といったケースが増えます。
「雪が積もっているかどうか」だけではなく、
「気温」と「時間帯」もあわせて判断するのがポイントです。
6-2 タイヤ・チェーンの目安|ノーマルタイヤはNG?
結論から言うと、「冬の国道52号をノーマルタイヤで走る」のはおすすめできません。
特に、以下の条件に当てはまる場合は、スタッドレスタイヤ+チェーン携行を前提に考えるのが安全です。
- 12月〜3月に、
- 早朝・夜間に峠区間を通る予定がある
- 静岡側の山間部〜県境、南部町〜身延町〜富士川町などの山あいを通過する
- 天気予報で「雪・みぞれ・冷たい雨」が予想されている
- ライブカメラで、路肩や山肌に雪が残っている様子が確認できる
◆ スタッドレスタイヤの基本的な考え方


- ある程度の積雪・凍結路では、スタッドレスタイヤが“最低限の前提条件”になります。
- ただし、スタッドレス=絶対に滑らない、ではありません。
- 気温が極端に低い
- 圧雪が磨かれてツルツルのアイスバーンになっている
といった条件では、スタッドレスでも十分に滑ります。
◆ チェーン携行の意味


- 「スタッドレスを履いていればチェーンは要らない」と考えがちですが、
- 大雪予報が出ている
- 急な坂道のある区間をどうしても通る
といった場合には、チェーンを持っているほうが安心です。
- チェーン規制(タイヤチェーン装着車以外通行止め)が出る可能性もゼロではなく、
そうしたときに「チェーンがないから先へ進めない」となるのを防ぐ意味もあります。
◆ ノーマルタイヤで行ってしまったら…
- 途中で明らかに雪・凍結が見えてきたら、「その先には進まない」という勇気を持つことが大切です。
- 無理をして峠区間に入り、「登れない・止まれない・引き返せない」という状況になると、自分だけでなく、後続車・対向車にとっても危険です。
6-3 実際の雪道運転のポイント


最後に、実際に雪や凍結がありそうな状況で国道52号を走るときの運転のコツを、いくつか押さえておきます。
① 「急」のつく操作を徹底して避ける
- 急加速
- 急ブレーキ
- 急ハンドル
これらはすべて、タイヤと路面のグリップを一気に失わせる原因になります。
- 発進は、アクセルを「そーっと」踏んで、じわじわ動き出すイメージで
- 減速は、早めにアクセルを戻し、ブレーキは軽く・長く
- カーブ前で十分に速度を落とし、カーブ中は一定の速度をキープ
② 下り坂はエンジンブレーキを活用
- シフトを1段〜2段落として、エンジンブレーキで速度を抑えながら下ると、ブレーキペダルに頼りすぎず安定した減速ができます。
- 特に、富士川沿いの下り坂や峠からの下りでは、「ブレーキを踏み続ける → タイヤロック → スリップ」というパターンになりがちなので注意が必要です。
③ 「ここが一番危ない」を想像しておく
雪道・凍結路で特に危険なのは、次のようなポイントです。
- 日陰のカーブ
- トンネル出口直後
- 橋の上・高架部
- 坂の途中にある交差点やカーブ
「この先にカーブ+坂+日陰があるかも」と想像しながら走るだけでも、アクセルの踏み方やブレーキのタイミングが自然と慎重になります。
④ 無理せず引き返す/予定を変える勇気
- ライブカメラや道路情報を見て「ギリギリ行けそうかな…」という状況なら、そもそもそのルート・時間帯を避けることも検討すべきです。
- 実際に走ってみて、
- ハンドルの感触がおかしい
- ちょっとブレーキを踏んだだけでABSが頻繁に作動するといった場合は、その時点で引き返す・別ルートに変えるのが賢明です。
⑤ 「時間と心の余裕」が最大の安全装備
- 予定を詰め込みすぎず、
- 早めの時間に出発する
- 悪天候なら「今日は行かない」という選択肢も持っておく
- 「何時までに絶対着かなきゃ」と焦っていると、どうしても速度超過・無理な追い越しにつながります。
冬の国道52号は、装備と心構えさえ整えておけば、澄んだ空気と雪化粧した山々・富士川の景色が楽しめる、魅力的なドライブコースでもあります。
次の章では、季節を問わず頼りになる沿線の道の駅や休憩スポットについて、それぞれの特徴とあわせてご紹介していきます。
7.国道52号沿いの道の駅と休憩スポット


国道52号線を安全・快適に走るうえで頼りになるのが、沿線に点在する「道の駅」や休憩スポットです。
ここでは、とくに利用頻度が高い代表的な道の駅をピックアップし、それぞれの特徴や、ドライブの中での“使いどころ”を整理してご紹介します。
7-1 国道52号沿線の主な道の駅
国道52号を静岡側から北上していくと、山梨県内で主に次のような道の駅があります。
- 道の駅とみざわ(南部町)
- 道の駅なんぶ(南部町)
- 道の駅みのぶ(身延町/富士川クラフトパーク内)
- 道の駅富士川(富士川町)
このほか、国道52号から少し横道に入る形で、
- 道の駅 にしじま(西嶋和紙の里/かみすきパーク)
- 道の駅しらね(南アルプス市側、盆地エリアの拠点)
なども、休憩や買い物の立ち寄りスポットとして活用できます。
7-2 各道の駅の特徴と楽しみ方
道の駅とみざわ(南部町)|巨大タケノコが目印の「山梨県第1号」


国道52号を走っているとひときわ目を引く、巨大なタケノコのモニュメント。
ここが、山梨県で最初に登録された道の駅「道の駅とみざわ」です。
- 山梨県の南の玄関口に位置し、国道52号ドライブの「最初の休憩スポット」として利用しやすい立地。
- 館内には、
- 南部町名産のお茶やタケノコ、竹細工
- 地元の野菜・農産物
- 郷土料理が味わえる食堂
が集まっており、地域の観光情報もまとめて入手できます。
こんな使い方がおすすめ
- 静岡側から山梨入りするときの「いったんここで一息」に最適
- タケノコシーズン(春)に、地元産タケノコや加工品を探す
- 早めに到着して、運転前にお茶で一服しながらルートを再確認
道の駅なんぶ(南部町)|南部茶テーマの「食のテーマパーク」


「道の駅なんぶ」は、国道52号南部バイパスと中部横断自動車道・南部ICに隣接する、南部茶をテーマにした道の駅です。
- 国道52号沿い+南部IC近くという立地で、高速道路からも一般道からもアクセスしやすいハブ的施設。
- 施設内には、
- 特産物販売所
- 茶そば・お茶スイーツなどが楽しめる食事処
- 南部氏ゆかりの歴史展示室
- 観光情報コーナー
- キッズルーム・授乳室・パウダールーム
- 広い芝生広場・ドッグラン など
ファミリーや愛犬連れでもゆっくり過ごせる設備が整っています。
こんな使い方がおすすめ
- 中部横断道と国道52号を乗り継ぐ際の「乗り換え休憩ポイント」として
- 子ども連れドライブで、トイレ休憩+ちょっと遊ばせたいとき
- 南部茶のソフトクリームやスイーツなど、「ここならでは」の味を楽しみたいとき
道の駅みのぶ(身延町)|富士川クラフトパーク内の広大な拠点
「道の駅みのぶ」は、富士川クラフトパーク内にある道の駅で、広大な公園と一体になったレジャースポットです。
- 富士川クラフトパークは、
- 芝生広場
- 遊具
- 体験工房
- 「切り絵の森美術館」など
1日ゆっくり遊べる総合公園。
- 道の駅機能として、
- 観光案内
- 地元特産品の販売
- 軽食・レストラン
が集約されており、峡南地域(南部・身延・早川・富士川・鰍沢など)の観光情報をまとめてチェックできます。
こんな使い方がおすすめ
- 身延山参拝やキャンプ・温泉と組み合わせて、「昼はクラフトパークでのんびり」
- 長距離ドライブの途中で、子どもを思い切り遊ばせたいとき
- 峡南5町(南部・身延・早川・富士川・市川三郷)の観光パンフレットを一気に集めたいとき
道の駅富士川(富士川町)|フルーツと絶景が楽しめる高台の駅
「道の駅富士川」は、富士川町にある道の駅で、高台からの眺望と、フルーツを中心とした直売所が魅力のスポットです。


- 館内には、
- 地元で採れた野菜や果物(とくにシャインマスカットなどのブドウが人気)
- お土産コーナー
- レストラン「富士川キッチン」などがあり、山梨らしい味覚を楽しむことができます。
- 晴れた日には、
- 甲府盆地や周囲の山並みを見渡せる景観スポットとしても知られ、ドライブ途中の「ひと休み+写真タイム」にぴったりです。
こんな使い方がおすすめ
- 午前中に立ち寄って、新鮮なフルーツや野菜をお土産に購入
- 高台からの眺めを楽しみながら、ランチやお茶休憩
- 甲府方面に向かう前に、トイレ・買い物・情報収集をまとめて済ませる拠点として
道の駅 にしじま(西嶋和紙の里)・道の駅しらね など
国道52号から少し外れますが、
- 道の駅にしじま(西嶋和紙の里・かみすきパーク)
→ 日本の伝統産業・西嶋和紙の体験や、紙すき体験、和紙製品の購入ができるスポット。 - 道の駅しらね(南アルプス市)
→ 果樹園地帯の玄関口となる道の駅で、フルーツやワイン・加工品などが充実。
といった施設も、国道52号ドライブに少し寄り道する感覚で立ち寄れる場所です。
- 富士川町から南アルプス市方面へ足を伸ばすとき
- 甲府盆地の果樹園・ワイナリーめぐりを組み合わせるとき
などに、合わせて覚えておくと便利です。
7-3 夜間・早朝利用時の注意点
道の駅は、24時間開いているのは基本的に駐車場とトイレのみで、売店やレストランにはそれぞれ営業時間があります。
- 多くの道の駅では、
- 売店・直売所:朝9時頃〜夕方17〜18時頃まで
- レストラン:昼前〜夕方まで
の時間帯に営業しているケースが一般的です。
- 夜間や早朝に利用する場合は、
- トイレ・自販機のみ利用可能
- 館内への立ち入りは不可
といった制限があるため、「食事は別の時間帯・場所で確保する」計画が大切です。
また、中部横断道の夜間通行止め時など、国道52号に交通が集中するタイミングでは、
- 道の駅の駐車場が大型車で埋まりやすい
- 休憩スペースが混雑し、静かに休みにくい
といった状況になることもあります。
- どうしても夜間に移動する場合は、
- 休憩場所の候補を複数用意しておく
- 早めに休憩・仮眠をとり、混み合う時間帯を外す
といった工夫も検討しておくと安心です。
このように、国道52号沿いの道の駅は、
- 安全運転のための「こまめな休憩ポイント」として
- ご当地グルメ・特産品・観光情報の拠点として
どちらの面からも非常に頼りになる存在です。
次の章では、これらの道の駅や周辺スポットも含めて、国道52号線を観光ドライブとして楽しむための、立ち寄りスポットやモデルプランのイメージを整理していきます。
8.観光ドライブにおすすめの立ち寄りスポット
ここからは、国道52号線を「通り抜けるための道」ではなく 「楽しむための道」 として眺めてみます。
富士川沿いの風景や、歴史ある寺社、温泉やフルーツなど、国道52号ドライブと組み合わせやすい立ち寄りスポットを、エリアごとにご紹介します。
8-1 富士川と山並みの景観スポット
国道52号線の大きな魅力のひとつは、富士川と周囲の山々がつくるダイナミックな景観です。
とくに、
- 川のカーブに沿って走る区間
- 高い場所から谷を見下ろす区間
- 橋の上から富士川を一望できるポイント
などでは、思わず車を停めて写真を撮りたくなるような景色が広がります。
楽しみ方の例


- 道の駅富士川や高台のパーキングから、盆地と山並みを見渡す
- 富士川の河川敷へ下りられる公園(富士川クラフトパーク付近 など)で、ドライブの途中に芝生でひと休み
- 夕方〜日没前の時間帯に走ると、逆光に染まる川面や山の稜線が美しく、「今日一日の締めくくり」にぴったりの風景を楽しめます
※写真を撮るときは、必ず 安全な駐車スペース がある場所で停車し、路肩や橋の上での急停車・駐停車は避けましょう。
8-2 身延町エリア|身延山と「ゆるキャン△」ゆかりの場所
国道52号線沿いの観光地として外せないのが、身延町エリアです。
身延山久遠寺と門前町


- 日蓮宗総本山「身延山久遠寺」へのアクセス路として、国道52号は古くから参詣者の道として利用されてきました。
- 国道52号から分岐し、身延駅や門前町を経て久遠寺へ向かうルートは、石段・杉木立・古い街並みなど、歴史散策が楽しめるエリアです。
- 春には桜、秋には紅葉が美しく、ドライブとあわせて「歩いて楽しむ時間」を取るのもおすすめです。
「ゆるキャン△」ファン向けの寄り道
キャンプ・アウトドアをテーマにしたアニメ『ゆるキャン△』の舞台としても、身延町周辺はたびたび登場します。
- 身延駅前や商店街
- 富士川沿いのキャンプ場・温泉
- 作品にインスパイアされたキャンプイベントやグッズ販売 など
作品の舞台を巡る「聖地巡礼」として、国道52号を走るファンも少なくありません。
楽しみ方のポイント


- ドライブの途中で、
- 身延駅周辺で軽く街歩き
- 門前町で名物グルメ(身延まんじゅう・湯葉料理 など)を味わう
- 時間に余裕があれば、
- 一泊キャンプや温泉入浴を組み合わせて、
「ゆるキャン△的」なゆるい旅程にしてみる
- 一泊キャンプや温泉入浴を組み合わせて、
8-3 富士川町〜南アルプス市|フルーツ&温泉エリア


国道52号が山間部を抜け、甲府盆地の南縁に出てくるあたりは、フルーツや温泉、里山の風景を楽しめるエリアです。
フルーツ王国・甲府盆地の玄関口
- 富士川町・南アルプス市周辺は、山梨を代表するフルーツ産地(桃・ぶどう・スモモ・サクランボなど)が広がるエリアです。
- 道の駅富士川や、南アルプス市・甲斐市の直売所・観光農園などでは、季節ごとの果物をその場で味わったり、お土産として購入したりできます。
シーズンのイメージ(目安)
- 春〜初夏:さくらんぼ・桃のシーズンがスタート
- 夏〜秋:ぶどう・梨・りんごなどのフルーツが順に登場
- 晩秋〜冬:干し柿やドライフルーツ、ワインなど加工品も充実
(※具体的な収穫時期は年や農園によって変動します)
温泉でホッと一息
- 甲府盆地周辺には、日帰り温泉や温泉旅館が点在しており、国道52号から少し足を伸ばすだけで、露天風呂や夜景を楽しめる温泉に立ち寄ることもできます。
- 長距離ドライブの途中で、「一度お湯につかってから、ゆっくり帰る」というプランにすると、疲れの残り方がまったく違います。
簡単なモデルコース例
(例)静岡・清水 → 国道52号 → 身延 → 富士川町 → 南アルプス市
- 朝:静岡・清水方面を出発
- 昼前:南部町〜身延町エリアで昼食+身延山門前町を散策
- 午後:富士川クラフトパークや道の駅富士川で景色と買い物
- 夕方:南アルプス市周辺の日帰り温泉でひと風呂
- 夜:中部横断道・新東名を利用して帰路へ
といったイメージで、1日〜1泊2日の「富士川回廊ドライブ」を組むこともできます。
このように、国道52号線は
- 富士川の景観
- 歴史ある寺社・門前町
- フルーツ・温泉・キャンプ
など、観光素材がぎゅっと詰まったルートでもあります。
次の章では、こうした魅力的な道である一方、大雨や災害時にどのようなリスクがあり、通行止めになったときにどう対応すればよいのかという視点から、迂回ルートや判断のポイントを整理していきます。
9.災害時・通行止め時の対応と広域迂回ルート
国道52号線は、富士川と山あいを縫うように走る道路です。
その性格上、大雨や台風、土砂災害が起きたときのリスクも、どうしても高くなります。
ここでは、
- 「危なそうなときは、そもそもどう考えるべきか」
- 「通行止めになったとき、どんなパターンがあるか」
- 「最初から広域迂回を選ぶ、という判断」
を整理しておきます。
9-1 大雨・台風・土砂災害時の基本行動


まず大前提として、「大雨警報・土砂災害警戒情報」が出ている地域を、あえて通り抜ける必要はほぼありません。
とくに、次のような条件が重なっているときは、「その日は国道52号を使わない」という判断も真剣に検討すべきです。
- 前日から50〜100mm以上のまとまった雨が降っている
- さらに当日も大雨予報が続いている
- 山梨・静岡両県に大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されている
- すでに国道52号の一部区間で通行止め・片側交互通行が始まっている
基本的なステップ
- まずは気象情報を確認
- 天気予報(降水量・風)
- 大雨警報・土砂災害警戒情報・洪水警報
- 次に道路情報を確認
- 国道52号および中部横断道の通行止め・規制の有無
- 雨量規制が発動しそうな区間の情報
- 最後にライブカメラで現地の様子を見る
- 川の水量
- 山肌の濡れ具合
- 路面の状態
この三つを見たうえで、「今日は行く」「時間をずらす」「ルートを変える」「日程を変える」という選択を落ち着いて決めるイメージです。
9-2 中部横断道 通行止め時の国道52号の役割
中部横断自動車道(E52)は、トンネルと山間部の多い高速道路です。
そのため、次のような理由で計画的・突発的な通行止めが発生することがあります。
- 夜間の点検・工事
- 事故処理
- 大雪・凍結
- 土砂災害・落石の危険性 など
このとき、高速道路からの公式な迂回路として指定されるのが、多くの場合「国道52号線」です。
その結果、ふだんよりも
- 大型トラックの台数が大幅に増える
- 速度の遅い列ができやすく、追い越しもしづらい
- 夜間は、ほとんどがトラック…という雰囲気になる
といった状況になります。
ドライバー側の備え
- 高速道路の通行止め予定(夜間工事など)は、旅行前・出発前に必ずチェックしておく
- 「その時間帯に52号を走ると混みそうだな」と感じたら、
- 出発時間をずらす
- 逆方向から回るルートを検討する
- そもそも移動日を変える
といった選択肢も含めて検討する
やむを得ず迂回時の国道52号を走る場合は、
- 無理に“流れに合わせよう”とせず、自分の安全なペースを守る
- 無理な追い越しは絶対に避ける
- 早め早めの休憩で、集中力を保つ
といった心がけが重要です。
9-3 国道・高速を使った広域迂回ルートの選び方
状況によっては、「国道52号そのものを避けてしまう」 という判断も有効です。
たとえば、静岡〜甲府間の移動であれば、ざっくり次のような「広域迂回」が考えられます。
① 東名・新東名+中央道ルート
- 静岡・清水 → 東名 or 新東名 →
- (新東名なら)新富士IC or 新清水ICから東名に接続 →
- 御殿場JCT → 東富士五湖道路/中央道 → 甲府方面
所要時間や料金は増えますが、
- 高速道路だけで完結しやすく
- 山間部の一般道(国道52号)を通らずに済む
というメリットがあります。
② 東名+国道1号+国道20号ルート
- 静岡・清水 → 東名 or 国道1号で沼津・富士・富士宮方面へ
- 御殿場・小田原側から中央道・国道20号に回り込む
時間はかかりますが、「南アルプスの山あいを避ける」という意味では安全性が高いケースもあります。
③ 中部横断道が動いている区間だけを使う
- たとえば、
- 静岡側〜富沢ICまでは国道52号
- そこから増穂ICまでは中部横断道
- 増穂IC以北は再び国道52号や別の国道へ
- 部分的に高速を活用し、最もリスクの高い区間だけ回避する という考え方もあります。
いずれの場合でも大切なのは、
「52号を通るのが当たり前」と決めつけず、
毎回、天気・道路状況・自分の体力や予定を踏まえて、ルートを選び直す ことです。
「いつもより時間はかかるけれど、安全な方を選ぶ」という発想が、結果的に一番ストレスの少ない旅につながります。
次の章では、ここまでの内容を踏まえ、「出発前にチェックしたいこと」をコンパクトにまとめたチェックリストを作り、国道52号線を安全に楽しむためのポイントを整理していきます。
10.国道52号を安全に楽しむためのチェックリスト


ここまでの内容をふまえて、「出発前〜走行中に、ここだけは押さえておきたい」ポイントをチェックリスト形式でまとめます。
印刷したり、スクショしてお手元に置いていただくイメージでご覧ください。
10-1 出発前チェック|道路情報・天気・装備
□ 1)天気・警報の確認
- □ 出発地・目的地・国道52号沿線(静岡〜山梨)の天気予報(雨・雪・気温)を確認した
- □ 大雨警報・土砂災害警戒情報・暴風警報などが出ていないかチェックした
- □ 最低気温が0℃前後になりそうな時間帯を把握した(早朝・夜間は特に注意)
□ 2)道路情報・ライブカメラの確認
- □ 国道52号・中部横断道(E52)の通行止め・規制情報を事前に確認した
- □ 予定しているルート上のライブカメラ映像をいくつか確認した
- 路面の濡れ具合
- 路肩や山肌の雪の残り具合
- 交通量・車の流れ方
- □ 「気になる区間」は、走行を見合わせる/時間をずらす/ルートを変えるという選択肢も検討した
□ 3)クルマの装備・コンディション
- □ タイヤの状態をチェックした
- 溝の深さ(スタッドレスの摩耗も含めて)
- 空気圧
- □ 冬期や悪天候の可能性があるときは、
- □ スタッドレスタイヤを装着している
- □ チェーンを積んでいる(使い方も一度確認)
- □ ウォッシャー液の残量と、冬用(凍結しにくいもの)かどうかを確認した
- □ ライト・フォグランプ・ハザード・ワイパーが正常に作動するかチェックした
- □ 燃料は十分か(山間部での“ギリギリ給油”は避ける)
□ 4)非常用品・安心グッズ
- □ 毛布・ブランケット・防寒具
- □ 飲み物・軽食(渋滞・通行止めで動けない場合に備えて)
- □ モバイルバッテリー(スマホの予備電源)
- □ 懐中電灯・簡易ランタン
- □ 三角表示板・ブースターケーブル など、
基本的な緊急用品
10-2 初心者・ペーパードライバーが注意したいこと
国道52号は、山間部の峠道+川沿いの快走区間+市街地国道が混ざった、“変化の大きい道”です。運転に不安がある方は、次のような点に気をつけてみてください。
□ 1)無理なスピードを出さない
- □ 制限速度ぴったりで走ろうとせず、「自分が安心してコントロールできる速度」を優先している
- □ カーブ・下り坂・トンネル前では、十分に減速するクセをつけている
□ 2)車間距離を“多め”にとる
- □ 前の車との車間を、普段より1台分以上多めにとっている
- □ トラックやバスの後ろでは、視界が遮られる分、さらに余裕を持っている
□ 3)車線変更・右折をあせらない
- □ 市街地での右折や車線変更は、無理せず「一度直進してから戻る」くらいの気持ちでいる
- □ 合流が不安な場所では、比較的交通量の少ない時間帯を狙う(朝夕ラッシュを避ける)
□ 4)苦手な条件を自覚して避ける
- □ 「夜間運転が苦手」「雨の日の高速は怖い」など、自分の苦手条件を把握している
- □ その条件が重なりそうな日は、出発時間やルートを変更することも検討している
10-3 子連れ・観光ドライブでのポイント
ご家族や友人との観光ドライブで国道52号を走る場合は、「安全+快適」を両立させる工夫が大切です。
□ 1)こまめな休憩計画
- □ 1〜2時間に1回は、道の駅・サービスエリア・コンビニなどで休憩する計画になっている
- □ 南部町・身延町・富士川町・南アルプス市周辺で、立ち寄れそうな道の駅・公園を事前にピックアップしてある
□ 2)車内環境の整え方
- □ 子ども用の飲み物・おやつ・タオル・着替えを、すぐ手が届く場所にまとめてある
- □ エアコンの温度・風量は、運転席だけではなく後部座席にも配慮している
- □ 長時間ドライブになりそうなときは、眠気防止にガム・タブレット・音楽なども準備した
□ 3)時間に余裕のあるスケジュール
- □ 観光スポットの数を詰め込みすぎず、「行けたらラッキー」くらいの余裕をもたせている
- □ 渋滞や休憩を見越して、到着時間に1〜2時間のバッファをとっている
□ 4)「やめる勇気」を共有しておく
- □ 同乗者とも、「天気が悪くなったら無理せず引き返す/別の日にする」という方針を事前に共有している
- □ 子どもがぐずって集中できないときは、無理に走り続けず、早めに休憩するつもりでいる
このチェックリストを一通り確認してから出発すれば、国道52号線ドライブの「安全マージン」をぐっと高めることができます。
11.まとめ|国道52号線とライブカメラの上手な付き合い方
静岡市清水区・興津から山梨県甲府市まで、富士川に沿って南北にのびる国道52号線は、
- 海沿いの郊外路
- 山間部の峠道
- 川沿いの快走路
- 甲府盆地の市街地国道
と、区間ごとに表情を大きく変える奥行きのある道路です。
古くは「駿州往還」「身延路」として人々の往来を支え、現在は新東名・中部横断道と組み合わさることで、静岡と甲府を結ぶ重要な幹線ルートとなっています。
一方で、富士川回廊という地形の性格上、
- 山あいのカーブ・勾配・トンネル・橋が多いこと
- 雨量規制や土砂災害リスクのある区間があること
- 冬季には峠や橋梁を中心に凍結・積雪が発生すること
など、注意して付き合うべきポイントも少なくありません。
そのリスクを少しでも減らすための強い味方が、
- 沿線に設置されたライブカメラ
- 国土交通省などが提供する公式の道路情報・雨量情報
です。
出発前に、
- 天気予報・警報
- 道路規制情報
- 主要ポイントのライブカメラ映像
を組み合わせてチェックし、「今日はどこまで行くか」「本当にこのルートで行くか」を落ち着いて判断することで、国道52号線はぐっと安全で頼もしい道になります。
さらに道の駅とみざわ・なんぶ・みのぶ・富士川などの拠点を活用すれば、
- こまめな休憩で疲れをリセットしながら走れる
- 地元ならではのグルメや特産品に出会える
- 身延山や富士川クラフトパーク、フルーツ狩り、温泉など
観光スポットと組み合わせた「富士川回廊ドライブ」を楽しめる
といった、旅の楽しみも自然と広がっていきます。
国道52号線は、知れば知るほど、「慎重に付き合えばとても魅力的な道」です。
- 無理をしないルート選び
- ライブカメラと道路情報の活用
- 余裕のあるスケジュールとこまめな休憩
この3つを意識しながら、季節ごとの富士川の景観や、沿線の街・人・食との出会いを、ぜひじっくり味わってみてください。
参考情報一覧
- 国土交通省 中部地方整備局|道路情報(規制・工事)
https://www.cbr.mlit.go.jp/road/ - 国土交通省|道路利用者支援(道路通行規制)
https://www.mlit.go.jp/road/riyou/ - 川の防災情報(雨量・河川カメラ・水位)
https://www.river.go.jp/ - 静岡河川事務所|雨量・水位・ライブカメラ
https://www.cbr.mlit.go.jp/shizukawa/ - 富士砂防事務所|土砂災害関連情報
https://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/ - 静岡県|道路通行規制情報
http://douro.pref.shizuoka.jp/kisei/program/ - 山梨県|道路規制情報(通行止め・工事)
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