「信玄餅」に勝るとも劣らないおいしさ
「信玄餅は知っているけれど、信玄桃って何?」という方は沢山いるのではないでしょうか。「信玄桃」とは桃の形をしたお饅頭です。表面は桃の皮の様な小麦粉生地で覆われ、中は桃の実をイメージした白餡が入っています。
しかし、ただ単に桃の形をしているのではなく、実際に白餡に桃の果肉の粒ゼリーが入っていて、桃の香りがします。山梨の代表的な土産菓子といえば「桔梗屋」の「信玄餅」ですが、この「信玄桃」も「桔梗屋」製造のお菓子で大変おすすめです。第二十回全国菓子博覧会名誉総裁賞を受賞しており、れっきとした甲州銘菓なのです。
本物の桃の香りがする「信玄桃」
「信玄桃」は「ふじやま」さんも実際に食べた事がありますが、一番驚いたのが「桃の香り」がする事です。「信玄桃」が桃の形を忠実に真似ている事も驚きですが、何より本物の桃の香りがする事にビックリしました。桃の皮の色使いといい、本物の桃にソックリなのには感心しましたが、匂いをかいでみると本物の桃の香りがするのです。形だけでなく香りにも本物志向な「信玄桃」はまさに山梨の土産にふさわしい品です。味もピーチゼリーを使い、中の白あん身と絶妙にマッチして程よい甘さで美味しかったです。
「信玄桃」のパッケージ
「信玄桃」の本物そっくりの形や香りもさることながら、さらに素晴らしいのはパッケージです。果樹王国山梨では観光客が本物の桃をお土産として買う場合、桃が白ダンボール箱に入っていて、その箱を紐で縛って持ち帰る場合が普通です。「信玄桃」はお土産処や果樹園で本物の桃を持ち帰るイメージでパッケージを作ってあり、桃の産地として素晴らしいアイデアのお菓子だと思います。
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