富士山「天母の湯」(あんものゆ)(静岡県富士宮市山宮)

天然トロン温泉、薬草風呂が人気

 「天母の湯(あんものゆ)」は国道139号線と富士山スカイラインを結ぶ県道71号線沿いにある天然トロン温泉です。手頃な料金で富士宮市民をはじめとする地元の人達の憩いの場となっています。大浴場、露天風呂、薬湯(漢方薬・薬草)、サウナ、売店、食堂、休憩所と一通りの施設が揃っています。露天風呂からは富士宮、富士の町並みと駿河湾の風景を一望できます。隣には世界中の珍しい石を集めた「奇石博物館」もあり、地域の観光スポットになっています。富士山の登山シーズンの7月から8月には登山客で賑わい、登山の疲れを癒す温泉となっています。

「富士急行」が施設指定管理者

 「天母の湯」は元々は富士宮市の直営施設でしたが、平成18年より公募により「富士急行」が指定管理者として施設を運営しています。富士宮市は近年の厳しい財政状態の為、経費削減と効率化を目的に民間企業に市施設の管理運営を委託しています。その一つが「天母の湯」ですが、民間企業に委託する事でサービスの向上を期待されています。富士急行は同様に山梨県笛吹市の3つの温泉、「みさかの湯」、「ももの里温泉」、「なごみの湯」と「明野温泉太陽館」も指定管理者として運営しています。

「食堂ささゆり」で食事を楽しむ

「天母の湯」の「食堂ささゆり」では和食を中心に美味しい料理を提供しています。うどん、そば、ラーメンなどの麺類をはじめ、親子丼やカレーなど各種料理を用意しています。温泉の楽しみの一つが食事ですが、「天母の湯」では庶民的ながらも手軽で美味しい料理が楽しめます。おでん、枝豆、落花生などのおつまみも豊富にあり、風呂上りにビールの一杯でも飲めば幸せなひと時を楽しめます。

時間制の利用料金

「天母の湯」の利用料金は1時間、3時間、1日と利用時間に合わせて3種類あり、延長1時間につき料金がかかります。1時間410円、3時間720円、1日券1,020円で、延長1時間券200円です。温泉の利用料金は一般的には1日券のみの一律料金が多いですが、「天母の湯」は幅広いニーズにあわせて時間制料金を設けています。温泉は1日ゆったりのんびり過ごすという方もあれば、風呂だけ入ってすぐに帰る方もいるわけで、その意味で「天母の湯」は短時間利用の方には便利な風呂です。ただ、1時間だけだと本当に風呂に入るだけですので、のんびりしたい方はやはり3時間券を購入した方が良いかもしれません。尚、JAF会員の方は会員証を提示すれば延長1時間が無料になるサービスがありますので、400円で2時間入る事もできます。また、頻繁に通う方や大人数で何回も行く方は回数券もあり、例えば1時間券11枚綴りで4,100円で販売されています。

駿河湾を見渡せる眺望の「露天風呂」

露天風呂は南側に設けられており、富士宮市、富士市の先に広大な駿河湾を眺望できます。富士宮市の温泉なので本当は富士山が見えれば最高なのですが、女湯からは見えても、男湯からは見えないそうです。男湯からは富士山が見えないのは残念ですが、代わりに駿河湾と手前の町並みの絶景を見ることができます。日没後に訪れれば、富士の町並みの夜景を楽しむことができます。「露天風呂」は「ひのき風呂」と「薬湯風呂」の2種類があります。「ひのき風呂」は大人数人が入れるスペースで、檜の香りがする贅沢な風呂です。一方、「薬湯風呂」は漢方薬や薬草からなる薬湯の露天風呂です。お湯は薬湯の成分で褐色に濁っていますが、薬湯の香りがして健康に良いお湯だなという感じです。

ゆったりと綺麗な「内風呂」

 「天母の湯」の一番大きな風呂は「内風呂」ですが、湯加減はとても良いです。こじんまりした地元の温泉なのでそれほど大きいわけではありませんが、10人でもゆったり、20人でも十分入れます。湯加減は熱くもなくぬるくもなく、丁度良い加減でゆったりと入る事ができます。両端に手すりのついた座る場所が設けられており、全部で6人座る事ができます。

大広間の無料休憩所

 お風呂でゆっくり汗を流した後は、大広間の無料休憩所でくつろぎましょう。畳敷きの180人収容可能な休憩所はとっても広く、足を崩してゆったりと休む事ができます。大広間には大型のデジタルテレビもありますので、テレビを見ながらゆったりくつろぐ事もできます。館内は飲食物の持ち込みも可能なので、弁当を持って行くのもおすすめです。もちろん、食堂で料理を注文したり、売店で菓子を購入して大広間で食べる事もできます。

富士宮観光の合間に立ち寄ろう

 「天母の湯」は「奇石博物館」の隣にあり、両施設がある富士山麓の富士宮市には数々の観光名所があります。「白糸の滝」「富士山本宮浅間大社」「朝霧高原」「富士花鳥園」など見所がたくさんです。短時間でも気軽に立ち寄れるので、富士宮観光の合間に立ち寄るのも良いと思います。富士宮市の温泉は他にも「風の湯」富嶽温泉「花の湯」と芝川「ユートリオ」がありますので、こちらも機会があれば寄ってみましょう。もちろん、「富士山」にも近いので、観光や登山の帰りにも旅の疲れを癒す事ができます。夏の富士登山のシーズンになると登山帰りの立寄り客で大変賑わいます。

詳細情報

住所
静岡県富士宮市山宮3670-1
電話
0544-58-8851
URL
http://www.anmonoyu.com/
施設概要
調査中
営業時間
10:00~20:00
休業日
月曜 (祝日の場合は翌日休) 年末年始(12月27日~1月1日)
駐車場
54台
アクセス
①東名高速富士IC国道139号線、富士山スカイラインを上り白糸の滝方面へ
料金
大人1時間410円3時間720円1日1,020円延長1時間200円

周辺地図

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